野村総合研究所(NRI)は29日、東日本大震災の関連情報におけるメディア接触動向調査を発表した。震災発生後に重視している情報源としてテレビを挙げる意見が多かったほか、ツイッターなどソーシャルメディアが一定の支持を集めていることがわかった。関東地方の人々を対象にインターネットを利用して調査した。 重視している情報源としてNHKを挙げた回答者が80・5%、民放が56・9%と、1位、2位をテレビが占めた。ソーシャルメディアは18・3%と7位で、3位のポータルサイト(43・2%)、4位の新聞(36・3%)には及ばないものの、利用者の増加を裏付ける結果となった。震災関連の情報によって信頼度が上昇した情報源は、NHKが28・8%で1位、ソーシャルメディアは13・4%で3位だった。ただ、信頼度が低下した情報源でもソーシャルメディアは9・0%で3位だった。回答者が震災発生後に流れたデマやうわさに触れた結