広島市が8月6日の広島平和記念式典にイスラエルを招待していることが、波紋を広げている。雰囲気を悪くしているのが、松井一實・広島市長の記者会見における受け答えである。その高圧的な態度は「広島市長」のイメージに合わない、と多くの人々がSNSなどで表明している。 今年の式典では、立ち入り禁止地域を広げて、平和記念公園内だけでなく、原爆ドーム周辺でも集会等が開けないような措置をとることが決まっている。松井市長としては、一部の過激な左翼系の人々が騒ぐためだ、というストーリーで完結させたいところだろう。今後も、左翼勢力が、平和指揮敵の祈りを妨害した、といったストーリーを展開していくだろう。だが、長崎市がイスラエルの招待を見合わせたため、広島市がイスラエル招待に伴う問題を抱えていることは明らかとなっている。 私の知り合いには「イスラエルにも平和のために祈ってもらえばいい、だからパレスチナの人も呼べばいい