【読売新聞】 難民認定の申請中でも強制送還の対象とし、長期収容の解消を図る改正出入国管理・難民認定法が10日、施行された。難民認定申請は原則2回までとし、3回目以降は「相当の理由」を示す資料を提出しなければ強制送還が可能となった。
過激派組織IS=イスラミックステートが中東のイラクとシリアにまたがる広い地域を支配し、「イスラム国家」の樹立を一方的に宣言してから29日で10年となります。勢力は衰退した一方、過激な思想は世界に拡散し、ISに関連するテロも相次いでいて、専門家は脅威が続いていると強い危機感を示しています。 過激派組織ISは、シリア内戦などの混乱に乗じて勢力を拡大し、2014年6月29日に「イスラム国家」の樹立を一方的に宣言し、一時、シリアとイラクにまたがる広大な地域を支配しました。 イスラム教の極端な解釈に基づいて残虐な行為を繰り返し、2015年には拘束していた日本人2人を殺害したほか、世界各地でテロを繰り返してきました。 ISはアメリカ主導の有志連合やロシアなどによる攻撃も受け、2017年には「首都」と位置づけたシリアのラッカなどを制圧され、その2年後には、シリア東部の最後の拠点も失いました。 しかし、勢
難民申請中の人が強制送還される恐れのある改正入管難民法(入管法)が10日に施行されたことを受け、「難民鎖国」の実態を問う写真展が17日、東京都千代田区の日本教育会館で始まる。交流サイト(SNS)でのヘイトスピーチなど、いくつもの苦難に直面する在日クルド人の今を捉えた写真や、入管法の問題点の解説パネルなど40点が並ぶ。22日まで。(飯田克志) 住民との摩擦解消を図り日本の生活マナーを伝えるクルド人有志らの巡回や市民との交流、3月にさいたま市であった春祭り「ネウロズ」など、写真家の鈴木雄介さんの作品が並ぶ。主な被写体は、埼玉県川口市などに暮らすトルコ出身のクルド人難民ら。クルド人写真家がトルコでの抑圧の実態を撮った写真もある。
『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、衝撃的なニュースなど"情報の洪水"を浴び続ける現代人が持っておくべき「重要な視点」について考察する。 * * * かつて「虐殺」という言葉は、スターリンによる自国民の大粛清、カチンの森事件(ソ連のNKVDがポーランド将兵数千人を殺して森に埋めたとされる)、ホロコースト、場合によっては広島・長崎の原爆投下、ポルポト、ルワンダなどを形容する際に使われるものでした。 ただ、最近のニュース記事では、「虐殺」という言葉を使用するハードルが下がっているように感じます。例えば6月10日配信の時事通信の記事の見出しは、『イスラエル、人質救出で274人殺害か ガザ中部で「虐殺」――地元当局』というものでした。 確かに記事中では、パレスチナ自治区ガザの地元当局(つまりハマス)の発言として「虐殺」という言葉が
歴史は動いている。歴史の動く音を体感できる人もいるかもしれない。ただ、歴史は静かに動き、「あれは歴史的出来事だった」と後で気が付く場合が多い。パリサイ人がイエスに「神の国はいつ来るのか」と尋ねると、イエスは「ここにある、あそこにあるといえるものではない」と答え、人の子も同じように、誰も気が付かない時に現れるというのだ。 前口上が長くなった。当方は先日、「歴史が動いている」と感じたニュースがあった。それは新聞一面トップを飾るような大ニュースではなく、国際面の短信記事だったが、「ああ、歴史が確実に動いている」と感じたのだ。 そのニュースを紹介する。ウィーンの公立学校でイスラム教徒の家庭で生れた生徒がローマ・カトリック教教会の信者の親から生まれた生徒の数をとうとう上回ったのだ。イスラム教徒を親とする家庭の生徒数は全体の35%を占め、それを追って26%は無宗派の親からの子供、そしてローマ・カトリッ
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週末は驚くべき暑さでした。 都知事選で小池が再選されたのは予想通りとはいえ、残念でした。対抗馬の蓮舫は肝心の無党派層をとれなかったのだから仕方がありません。都議選の方はまだマシでしたが、候補者すら立てられなかった地域もあった立民/リベラルの地力の無さは感じました。まだ組織固めの段階でしょう。 www.tokyo-np.co.jp 問題はここからどのような教訓を得ることができるかです。 共産党と立憲民主が組んでも選挙には勝てないことははっきりした。良くも悪くも旧態依然とした野党共闘は有権者の変化についていけてない、ということでしょう。 無党派層は石丸が1位、2位が小池、3位が蓮舫氏。で、女性の支持は小池百合子が圧倒的。— SuehiroKa (@suehiro_ka) 2024年7月7日 ともかく、今回の選挙は共産党の連中のお行儀の悪さが目立ちました。蓮舫の写真を無断で使って党への寄付を呼び
2日、オランダのウィレムアレクサンダー国王(中央右)と並ぶ新内閣のスホーフ首相(中央左)ら=ハーグ(AP=共同) 【ブリュッセル共同】オランダのウィレムアレクサンダー国王は2日、反移民、反欧州連合(EU)の極右、自由党(PVV)主導の4党連立政権を承認し、昨年11月の下院総選挙から約7カ月を経てようやく新内閣が発足した。元情報機関トップのディック・スホーフ氏が首相に就任。 PVVは閣外協力をしたことはあるが、政権を担うのは初めて。4党連立政権は難民・移民政策を厳格化し、EUの規則を離脱して独自に国境管理を強化する方針。域内5番目の経済規模を誇るオランダとEUの関係悪化が懸念されている。 PVVのウィルダース党首は、連立相手の反発を考慮し首相就任を断念。4党の協議でスホーフ氏を指名した。
パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市東部トゥファ地区で、ロバに荷車を引かせて避難する一家(2024年7月8日撮影)。(c)Omar AL-QATTAA / AFP 【7月9日 AFP】ロバに引かせた荷車、自転車、徒歩──パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)最大の街、ガザ市から8日、大勢のパレスチナ人が避難した。 ガザ紛争が始まってから、イスラエルがガザ市に対し、退避を警告したのは3度目だが、今回は市の大部分からの退去を命じている。 しかし、すでに同市には、戦火で荒廃したガザ地区各所から無数の家族が避難している。 「もはや、どこに行けばいいんだ?」。そう嘆いたアブドラ・カマッシュさんは、最近身を寄せていた避難所を午前3時に後にした。 イスラエル軍の戦車は、戦闘機とドローン攻撃の援護を受けながら、ガザ市中心部へ入った。同軍報道官はサブラ(Sabra)、リマル(Rimal)、タル・ハワ(
北朝鮮で、このところ小康状態にあった韓流コンテンツの取締りが再び厳しくなっているのは、本欄で既報のとおりだ。 北朝鮮当局が規制強化に乗り出さざるを得なくなった理由のひとつは、現地で「儲かる商売」が見当たらないことにあると思われる。北朝鮮当局はコロナ禍以降、密輸の摘発を強化している。だが、市場での商いで生計を立てる庶民の多くは、何らかの形で密輸に依存して生きていたのだ。 それができないとなれば、いっそう非合法な商売に手を出さざるを得なくなる。そうでなくとも、韓流コンテンツは薬物と並び、以前から「儲かる商品」の代表格だったのだ。 (参考記事:「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃) たとえば以前、平壌市内の兄弟山(ヒョンジェサン)区域に50代のチャン氏と40代の妻の夫婦が暮らしていた。「偽タバコ」の製造販売で財を成したチャン氏夫婦は平屋の自宅を2階建てに改造し、隣家に立ち
パレスチナ自治区ガザのアルトゥファ地区で、イスラエル軍の空爆で親族を殺された人(2024年6月22日撮影)。(c)Omar AL-QATTAA / AFP 【6月23日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza)市で22日、イスラエル軍の空爆で少なくとも24人が死亡した。ガザ(Gaza Strip)の保健当局が発表した。 これに先立ち、保健当局は同日、過去48時間で少なくとも120人が空爆で死亡したとしていた。 ガザの民間防衛当局の広報担当者はAFPに対し、アルトゥファ(Al-Tuffah)地区で家屋が空爆を受け、少なくとも20人が死亡、アルシャティ(Al-Shati)難民キャンプでも4人が亡くなったと語った。 アルシャティ難民キャンプで空爆を目撃した人は、人々はいつも通りの生活を送っていたが、突然、空爆により「一帯が壊滅した」と話した。 アルトゥファ地区ではがれきの中、男性たちがロバにひか
イスラエル軍の攻撃を受けた家屋で負傷者を探す人たち=22日、パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市/Ayman Al Hassi/Reuters (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの報道部門によると、ガザ中部のガザ市近郊で22日、住宅などがイスラエル軍の空爆を受け、52人が死亡または安否不明となっている。 発表によると、ガザ市内の病院に38人の遺体が運ばれた。また、家屋やビルの下敷きになった14人の安否が確認されていない。 ガザの文民保護当局によれば、ガザ市東郊で民家がイスラエル軍機に攻撃され、今も数人ががれきの下敷きになっている。さらにガザ市近郊のシャティ難民キャンプでも攻撃が報告された。 イスラエル軍は22日の声明で、ガザ市周辺で戦闘機が「ハマスの軍事施設」を攻撃したとする短い声明を出したが、具体的な場所は示さなかった。 また赤十字国際委員会(ICRC)による
(このたび、外国人問題、経済安全保障問題のサイト「Journal of Protect Japan」を立ち上げた。エネルギー、環境政策の解説を行う「with ENERGY」と共に、利用いただきたい。双方向のやり取りを期待する。意見、感想をぜひ寄せていただきたい。) 改正入管法が24年6月10日に施行される。この改正により埼玉県南部に集住するトルコ国籍のクルド人の数が減る可能性がある。これまでの入管法の制約で多くが不法に滞在する彼らを強制送還できなかったのだ。これによって彼らが引き起こす日本人住民とのトラブル、犯罪・迷惑行為が減少することを、私は期待する。入管・警察が改正入管法を適正に実行をすることを、国民全体で求めていかなければならない。 難民と虚偽申告をして日本に居着く これまでの入管法では、難民申請中は送還が停止された。在日クルド人たちはトルコ政府に迫害されると主張して何度も難民申請を
イスラエル軍による避難命令を受け、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスの対象地区から逃れる人々(2024年7月1日撮影)。(c)Bashar TALEB / AFP 【7月4日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でイスラエル軍によるイスラム組織ハマス(Hamas)掃討作戦が続く中、同軍の避難命令を受け、各地で住民が新たに退避せざるを得ない状況に追い込まれている。 イスラエル軍は1週間前、北部ガザ市シュジャイヤ(Shujaiya)地区に避難命令を出した。1日には南部ハンユニス(Khan Yunis)や最南部ラファ(Rafah)の住民にも避難を命令。 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、南部では約25万人が命令の影響を受けている。 世界保健機関(WHO)によれば、ラファのヨーロッパ病院(European Gaza Hospital)には退去命令は出てい
「よくねた」の四文字が起きて即目の前に浮かぶほどよく寝ましたので、これは話題の『関心領域』を見るしかないなと覚悟を決めました。 ついでに、お高いおやきのお店に行って奮発してやろうとのっしのっし歩いて行ったら、おやきのお店はお休みでした。対決姿勢がいけなかったのかもしれません。それですごすごと駅そばを食べました。駅そばはつねに期待したよりおいしい。駅そば大好き。 満足 うすらぼんやりとおそばを食べていたら、電車の遅延的なものにひっかかって映画館入場がぎりぎりになりました。ぎりぎりに入ると、映画館の人がすごく優しくて……どうしてなんだろう。ひとりの人間として認識されるから? それはいいとして。こわいと噂の『関心領域』、つるっと見てしまいました。 特に眠くなることもなく、わからないこともなく、つるっと最初から最後まで同じテンションで見てしまいました。そうだよなあ、と。 こわがりのはずの私、どうし
イスラエル軍によるガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプへの軍事作戦後、建物の残骸を点検するパレスチナ人男性/Bashar Taleb/AFP/Getty Images (CNN) エジプトの当局者は10日までに、CNNの取材に対し、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで行った軍事作戦について、ガザでの戦闘終結に向けた交渉に「悪影響」を与えると語った。 停戦交渉に詳しいエジプトの当局者は、交渉が簡単なものにはならないとの見通しを示した。 イスラエルはガザ中部で4人の人質を救出する軍事作戦を実施した。ガザの病院によれば、この軍事作戦に伴い200人以上のパレスチナ人が死亡したほか、多数が負傷した。 CNNはこうして報道された死傷者数を独自に確認できていない。死傷者数については民間人と戦闘員の内訳も明らかでない。 エジプトはカタールとともに、イスラエルとイスラム組織ハマ
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イスラエル軍はガザ地区で、さらに攻撃を激化させており、避難民が集中するキャンプで犠牲者が多く出ている。 「ハマス」の指導者の家族も死亡 イスラエル軍は6月25日、ガザ地区全域にある5つの難民キャンプを意図的に攻撃したという。 ガザ地区北部のシャティ難民キャンプでは、イスラエル軍の空爆により、「ハマス」の指導者、イスマイル・ハニヤ氏の家族10人が死亡した。 また同じく北部の町、Beit Lahiyaでも、民間人の家が攻撃され、人々が瓦礫の下に埋まったそうだ。現在も救出活動が行われており、まだ犠牲者の数は明らかになっていない。 南部のハンユニスや、ラファ市の北西部にあるアル・マワシ地区にある避難民のテントにも、イスラエル軍の攻撃が行われ、少なくとも6人が死亡、または負傷した。 ガザ地区の保健当局は、これらの攻撃で少なくとも32人が死亡し、過去1日で139人が死亡したと伝えている。 Israel
日本政府および大阪・関西万博協会は、イスラエルに参加を要請するな! 私たち「関西ガザ緊急アクション」は、6月6日協会事務所に対して、日本政府がイスラエルに万博への参加を要請したことに、異議申し立てを行うべく以下の文書を提出いたしました。 しかしもとより回答なく、そのため私たちはあらたにオンライン署名により広く国内世論に訴え、集まった声をもって再度「イスラエルの参加不承認」を求めるべく行動したいと思います。 ぜひ、この要請署名に協力をお願いします。 【署名締め切りについて】 8月4日(日)23時締切りとして、第一次集約とさせていただきます。 【オンライン署名のURL】 https://chng.it/m2tfK4s4kg 【呼びかけ団体】 関西ガザ緊急アクション 【申し入れ書】 外務大臣 上川陽子 様 日本国際博覧会協会会長 十倉雅和 様 大阪・関西万博へのイスラエル参加不承認を求める要請書
トルコに対するデモのさなか、トルコのトラックを襲う人たち=1日、シリア・アレッポ/Bakr Alkasem/AFP/Getty Images イスタンブール(CNN) トルコ中部のカイセリで、シリア人の男が少女を性的に暴行したとされる事件が発端となって暴動が起き、シリア人の商店や車が襲撃された。 トルコ国営アナトリア通信によると、シリア国籍の男が市場の公衆トイレで、やはりシリア国籍の7歳のいとこを性的に暴行した疑いで逮捕された。 このニュースがSNSで瞬く間に拡散し、地元住民の暴動に発展。車やシリア人の経営する商店などが放火された。 トルコのイェルリカヤ内相は、「この問題については直ちに捜査を開始した。だが、その後我々の市民がこの地域に集まって違法に行動し、シリア人の住宅、職場、車両に損害を与えた」と発表。数十人が拘束され、群衆は未明になってようやく解散したと述べている。 地元カイセリの首
ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」 な「助手のなるこです」 ひ「太田啓子弁護士が被告事件2、「Colaboを支える会と言いつつアカウントを操作してたのはこの私太田啓子よと名乗り出たので訴えました事件」ですね」 な「そういえば支える会操作してたの太田啓子弁護士って変ですね」 ひ「ふしぎだよね」 ひ「というわけで被告長大お気持ち書面がズバッとでてきました」 ひ「本文で35ページあります」 な「ちょっとまってください、これ太田啓子弁護士が「Colaboを支える会のアカウントを操作して暇空ぶっ○したほうツイートをリツイートした件と、暇アノンツイートをした件ですよね?反論にそんな膨大な量必要ですか?」 ひ「裁判で何をどれくらい主張するかは自由だよ」 ひ「ゆめにゃんが明治学院大学から東日本大震災でColaboを立ち上げた話とかでてくるよ」 な「他の裁判でもこの流れ見ましたけど、これ東日本
コロナ対応を自画自賛する小池都知事だが、医療崩壊で人が死んでいる時に五輪をやっていた、と雨宮編集委員は批判する。生活困窮者は増加、食料品配布には長い列ができていた。 地下鉄を降り、地上に出ると、そこはゴジラのプロジェクションマッピングが映し出されて話題を集めた、巨大な東京都庁の庁舎がそびえる地帯。 6月1日12時50分、生活困窮者向けの食料品配布が始まるまでには1時間以上あるが、周辺にはすでに多くの人が集まっていた。ここでは毎週土曜日、認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」と支援団体「新宿ごはんプラス」が、食料品配布と相談会を開催している。 スタッフから食料品のセットを受け取る男性(左)。右は蓮舫氏。(撮影/竪場勝司) 午後1時、スタッフの声掛けで、食料品配布を受ける人々の列をつくる作業が始まった。都庁近くの広い通路スペースを利用して、スタッフが参加者を誘導し、会場に到着した順
今年に入って、20数年ぶりに拙著『ブラック・マシン・ミュージック』を読み返す機会があった。近い将来文庫化されるというので、加筆修正のためではあったが、20年以上前に自分の書いたものを読むというのはなかなかの重苦だった。その痛みに身悶えしながら、書き足りていないと思ったのは、デトロイト・テクノにおけるプリンスの影響の箇所である。本のなかではエレクトリファイン・モジョのところで少しばかり触れているが、あまりに少しばかりだ。デトロイトにおけるプリンスの人気はすさまじく、言うなれば、70年代のブラック・デトロイトのエースがPファンクだとしたら80年代のその座はミネアポリス出身のプリンスだった。取材するのが困難だった80年代の人気絶頂期にプリンスが快くインタヴューに応じたのがエレクトリファイン・モジョのラジオ・ショーだった。『サイン・オブ・ザ・タイムズ』の前年には、彼の誕生パーティをデトロイトで開い
イスラエル軍が6月8日に行ったガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプへの攻撃で、さらに犠牲者が増えたと報じられている。 パレスチナ人の負傷者は798人 ガザ地区の保健当局によれば、イスラエル軍が人質を奪還する作戦で、ヌセイラト難民キャンプに大規模な攻撃を加えた結果、死者数は274人に上り、負傷者は798人になったという。 殺害された274人のパレスチナ人のうち、少なくとも64人は子供で、女性が57人、高齢者が37人になるそうだ。 イスラエル軍は戦闘機やドローン、戦車などを使って難民キャンプに大規模な攻撃を加え、「ハマス」に捕らえられていた4人の人質を救出したが、EUなどはこの攻撃を「大虐殺」と呼んでいる。下の動画はショッキングなため、閲覧にはご注意いただきたい。 Israel’s operation to free four captives held by Hamas killed mor
6月19日、北朝鮮を訪問していたプーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長との間で「包括的戦略パートナーシップ」が締結された。軍事同盟に近い「互いの国が第三国から攻撃された場合には互いに支援する」という項目が盛り込まれたようだが、同時に合意文書には「豆満江(とまんこう)に架かる国境道路橋の建設に関するロシア連邦政府と朝鮮民主主義人民共和国政府間の合意」も謳われている。 豆満江は「中露朝」三ヵ国の国境に接する河で、日本海に注ぐ国際河川だ。 中国にとっては、旧ソ連以来塞(ふさ)がれていた豆満江の航行が自由化されることになる。それは立ち遅れていた「東北大振興政策」を大きく飛躍させ中国にとっては大きな収穫だが、日本にとっては厳しいダメージをもたらすだろう。 なぜなら貨物を運ぶコンテナ船だけでなく、中国海警局の大型船舶も北の豆満江から日本海に直行できるようになるからだ。 これらはアメリカによる
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5000人が避難を余儀なくされる イスラエル軍は28日から29日にかけて、ラファ北西部の「安全地帯」とされたアル・マワシ地区を夜通し攻撃し、絨毯爆撃を行ったという。 これにより多数の死傷者が出ており、約5000人がその地区から避難を余儀なくされたそうだ。具体的な死者数、負傷者数は明らかになっていない。 この攻撃を受け、パレスチナ赤新月社は、アル・マワシ地区にある臨時管理本部から避難したと発表。「建物に破片が落ち、直接砲撃を受けたため、内部で働く職員が危険にさらされたためだ」と説明している。 国連人権高等弁務官事務所によると、昨年の10月7日以降、ガザ地区では500人の医療従事者が殺害され、そのうち少なくとも33人は赤新月社の職員だったという。 南部のラファへもイスラエル軍が攻撃 イスラエル軍は南部のラファへも攻撃を行い、多数の死傷者が出ている。 ラファ北西部の Shakoush地区では、イ
税金を滞納するなどした場合に、外国人の永住許可を取り消せる規定を盛り込んだ入管難民法の改正案(6月14日に参院本会議で可決、成立)について、国連の人種差別撤廃委員会は日本政府に対し、「(市民ではない人たちにネガティブに作用する)不均衡な影響を懸念する」などとして、改正法の見直しや廃止措置などに関する回答を求める書簡を送付した。6月25日付。 書簡は、同委員会の「早期警戒・緊急措置手続き」(early warning and urgent action procedure)に基づいて出されたもの。この手続きに基づく措置には「決議」「声明」「書簡」がある。 許可取り消しの対象を拡大する法案法案には、永住許可を得ている外国人が故意に税を納付しなかったり、拘禁刑に処されたりした場合、永住資格を取り消すとの内容が盛り込まれた。在留カードの常時携帯など入管法上の義務を遵守しない場合も、取り消しの対象と
記事:明石書店 パレスチナ・ヨルダン川西岸地区の検問所(2023年9月撮影) 書籍情報はこちら 過去最悪の人道危機がガザ地区で起きた。 『パレスチナ/イスラエルの〈いま〉を知るための24章』の冒頭にあるこの一文は、2023年11月上旬に書いた。明石書店の長尾勇仁さんからこの本の企画を打診され、章立てがほぼ定まった頃である。ガザ地区でひたすら苛烈になっていく戦闘を見つめながら、本が刊行される頃には戦闘が収束状態になり、戦後復興が話題の中心になっていないだろうか、という願いを込めた。 しかし、この期待は、日々裏切られている。本の見本刷りが準備されていた2024年5月上旬に、イスラエル軍はガザ地区最南部のラファでの軍事作戦を、事実上開始した。地区全体の人口の半数以上が避難していたラファから、再びガザ北部に向けての人々の退避が始まっている。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、5月18日
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1: ゆううつちゃん 2024/07/07(日) 13:19:36.55 ID:??? TID:gundan 3年前に軍事クーデターが起きたミャンマーで苦しむ人々を支援するため、東京都内の街頭で募金活動を続けるミャンマー人の少年がいる。 区立中学2年のナインさん(13)。胸の中にある母国への思いを聞いた。 「森の中の避難民キャンプでは食料や薬、衣類が不足し、子どもたちの勉強道具もありません。皆さまの力が必要です」。 6月上旬の日曜、ナインさんはJR高田馬場駅前で在日ミャンマー人の仲間と声を上げた。 ミャンマーが軍政下の2010年、同国人の両親のもと、都内で生まれた。父(53)は1988年にミャンマーで広がった民主化運動に参加後、国軍の弾圧を逃れるため日本に来た難民だ。 ミャンマーはその後、いったん民政移管。2015年、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が総選挙で圧勝した。 ナ
「インクルージョン・センター」 とにかく最初に目にした途端に気になった施設名だった。移民や難民が社会に溶け込むようにと政策が議論されるとき、ノルウェーでは「統合」を意味する「インクルージョン」という言葉がよく使用される。その言葉をそのまま施設名にしているとは、なんとも大胆ではないか。 一体どんな場所なんだろう。市民の税金を使って、どのような「インクルージョン・センター」ができるのだろう。とにかく気になったので、取材に向かった。 ノルウェー第二の規模である都市ベルゲン中心部から車で12分ほど、観光地から離れて、坂が多い住宅街に施設はあった 筆者撮影 旧教員養成大学として残っていた建物を、これからどのように使おうか? ベルゲン市議会は話し合った。当時は中道左派の労働党が中心となり提案されたのが、「ノルウェー初の人権のための空間に」。 では、「人権を柱とした公的空間とは、なんだろう?」 市議会や
古今東西の平和思想をつなぐ歴史本『人類1万年の歩みに学ぶ 平和道』(インターナショナル新書)を出版したノンフィクション作家の前川仁之氏。手元にあるのは本書の創作ノート ロシアによるウクライナ侵攻は出口が見えず、イスラエルの進軍が続くガザではおびただしい数の犠牲者が増え続けている。戦争報道は日常の一部となり、平和実現を願うことは夢想にすぎないのか。そんな中、ノンフィクション作家、前川仁之(まえかわ・さねゆき)氏が異色の歴史本『人類1万年の歩みに学ぶ 平和道』(インターナショナル新書)を出版。古今東西の思想家、科学者、軍人らが残した平和構築の思想や実践をつなぎあわせ、今を生きる人類が目指すべき道を提示するという壮大な意欲作である。 ■映画『オッペンハイマー』で描かれなかったこと ――前川さんが過去に出版した2冊の本はノンフィクションの中でも紀行文学にカテゴライズできると思いますが、今回の『平和
いけがみ・あきら/1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中。著書は、『歴史で読み解く!世界情勢のきほん』(ポプラ新書)、『知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代…加速する分断(角川新書)、『池上彰の世界の見方 北欧 ~幸せな国々に迫るロシアの影~』(小学館)、『池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力』(講談社+α新書)など多数。 池上彰と増田ユリヤの世界最前線 ロシアのウクライナ侵攻、増え続ける移民・難民問題、食料・エネルギー危機で、国際秩序が揺らいでいる。世界で今何が起きているのか。世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰さんと増田ユリヤさんが解説する。 バックナンバー一覧
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