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領土防衛隊の検索結果1 - 40 件 / 60件

  • ウクライナ善戦。ウクライナ自身の理由(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    ウクライナの予想外の「善戦」 ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、すでに1ヶ月以上が経過した。ロシアが侵攻を開始した場合、72時間以内に首都キエフは陥落するという予測が、侵攻前は真実味をもって語られていた。しかし、キエフは未だに陥落せず、ロシア国境に近いハリコフもウクライナは保持している。逆にロシア軍は多数の兵士が死傷し、将官にも戦死者が出るなど苦戦が続いており、ウクライナ北部から撤退するなど再編を余儀なくされている。 大方の予想を覆したこの事態に対し、「ロシア軍の稚拙な作戦」などロシア側の不手際に原因を求める報道や、ウクライナ善戦の要因を欧米による支援、中でも携行対戦車ミサイル“ジャベリン”や携行対空ミサイル“スティンガー”、またはドローンといった装備の活用で説明される例も多い。しかし、ウクライナの「善戦」はそうした外部の要因だけで説明がつくのだろうか? 「善戦」の要因はなにか? 

      ウクライナ善戦。ウクライナ自身の理由(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 虐殺実行者は「残忍な」年配部隊 ブチャ住民が証言

      ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで、破壊された車両が残る路上で地雷の除去を行う非常事態庁の技術者(2022年4月5日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【4月6日 AFP】ロシア軍がウクライナの首都キーウ近郊ブチャ(Bucha)を占領して2週間ほどたった頃、地元住民のオレナさん(43)は、事態の悪化を予感した。それまでいた兵士よりも横暴な年配の軍人たちが現れ、街を恐怖に陥れ始めたのだ。 「彼らは私の目の前で、スーパーに食料品を買いに行こうとする男性を撃った」。名字を伏せてAFPのインタビューに応じたオレナさんはこう語った。 オレナさんは、ブチャがロシア軍の管理下にあった先月、7歳と9歳の子どもや他の住民たちと共に、4階建ての団地にある電気の通っていない地下室で暮らしていた。ロシア軍が来る前にはウクライナ軍はおらず、武器を持たない地元企業の警備員を中心とした領土防衛隊がいる

        虐殺実行者は「残忍な」年配部隊 ブチャ住民が証言
      • ロシア軍拷問か、子供の遺体も「あるのは悲しみだけ」

        道のあらゆる場所に、遺体が横たわっていた。建物の地下室では体の一部が切断され、拷問されたとみられる子供の遺体も。「うれしさは感じない。あるのは犠牲者への悲しみだけだ」。ウクライナがロシア軍からの「解放」を宣言したキーウ州の惨状を各国メディアが3日までに伝えた。 ある人は自転車に乗ったまま横倒れに、またある人は買い物袋を握りしめ、激戦地だった首都キーウ近郊ブチャの路上で息絶えていた。橋には対戦車用の地雷が散らばり、舗装道には不発弾が突き刺さる。別の村では1日の捜索で1500超の爆発物が見つかった。 「ここは地雷だらけだ。家の中も、庭も、道も」。英紙サンデー・タイムズによると、領土防衛隊としてキーウ近郊の警備に当たる庭師のトロビクさん(53)は、別荘地の地下室で18人の遺体を目にしたと証言。「(ロシア軍は)拷問していたんだ。一部は耳が切り取られ、ほかは歯が抜かれていた。14歳くらいの子供の遺体

          ロシア軍拷問か、子供の遺体も「あるのは悲しみだけ」
        • ウクライナでの戦争で見えてきた“10の軍事的教訓” | 兵力の差、指揮系統、情報戦、兵器の選択…開戦から3ヵ月でわかったこと

          ロシアが2月24日にウクライナに侵攻して以来、西側諸国の専門家や参謀本部は、諜報機関や衛星画像の分析に加えてSNSなどの公開情報も利用して日々、この武力紛争の展開を追ってきた。このような高強度の戦争に、複数の国家がかなりのリソースを割くという事態は、欧州では第二次世界大戦以来だ。 開戦から3ヵ月以上が過ぎたいま、今回の戦争から学ぶべき教訓がいくつか見えてきた。仏紙「ル・モンド」が詳しく解説する。 1 兵力の差は言われていたほど非対称ではなかった ウクライナの兵力はロシア軍を下回る──。それが世間一般の見方であり、ウクライナ政府もその見方を喧伝してきた。 だが、軍事の専門家がロシア軍とウクライナ軍の地上でのパワーバランスを分析したところ、その見方が正確ではないと指摘する人が少なからず出てきている。フランス軍の消息筋によれば、兵士の数だけを見れば「勢力はほぼ均衡している」とのことだ。 各種の推

            ウクライナでの戦争で見えてきた“10の軍事的教訓” | 兵力の差、指揮系統、情報戦、兵器の選択…開戦から3ヵ月でわかったこと
          • ロシアに反撃のウクライナ、米軍開発のレジスタンス戦法を活用

            ウクライナ首都にある領土防衛隊のオフィスで武器をチェックする民間の志願兵/Chris McGrath/Getty Images (CNN) ウクライナでの戦争は開始から6カ月の節目を過ぎた。欧米の当局者によると、ウクライナは米特殊部隊が開発したレジスタンス戦争の手法をたくみに駆使してロシアに反撃し、戦力で大幅に上回るロシア軍を足止めしている。 「レジスタンス作戦概念」は2013年、その数年前に起きたロシアとジョージアの戦争を受けて策定された。だが、その価値が認識されるようになったのは、ロシアによる14年のクリミア半島侵攻後のことだ。この作戦概念は小国が規模で勝る隣国の侵攻に効果的に抵抗、対抗するための枠組みを提供している。 ロシアによるほぼ無血でのクリミア制圧と併合はウクライナや西側を驚かせ、軍隊だけでなく民間人も含めた総動員防衛計画をどう構築するかという研究が本格化した。 しかし、プーチ

              ロシアに反撃のウクライナ、米軍開発のレジスタンス戦法を活用
            • 奪った兵器でロシア軍に反撃、ウクライナ軍の「再生工場」を取材 キエフ

              ウクライナ・キエフ(CNN) 遠方でロケット弾を発射する音がウクライナ首都キエフの朝の静寂を破る。 「あれは我々がホストメル付近のロシア軍の陣地を攻撃している音だ」。ロケット弾が一斉に発射される中、ウクライナ人兵士の1人がそう語った。 今回の場合、ウクライナ軍がロシアの侵攻軍を狙って使用しているロケット弾は、実はロシア製だ。 ウクライナ領土防衛隊の幹部を務める海軍退役軍人、ユーリ・ゴロドフ氏は「昨晩ウクライナ軍のもとにウラガンミサイル24発を送った。我が国の都市上空に飛ばす目的で運び込まれたものだ」と明かす。 「我々はミサイルを無傷の状態のまま奪取し、夜間にウクライナ軍に渡した。いまはウクライナ軍がミサイルを打ち返している」(ゴロドフ氏) ゴロドフ氏はロシア軍が放棄したり、同軍から奪ったりした軍装備品を再利用するうえで重要な役割を担う。 「ロシア軍から奪ったものは全てウクライナ軍に引き渡し

                奪った兵器でロシア軍に反撃、ウクライナ軍の「再生工場」を取材 キエフ
              • ウクライナに行ったアメリカの退役軍人たち 彼らに聞いた「誰のために、何のために」:朝日新聞GLOBE+

                元米海兵隊員のザカリー・A・バーガート(36)がウクライナに到着したのは3月1日、ロシアの侵攻開始から6日後のことだった。辺りには雪が降っていた。 ルーマニアから、陸路でウクライナ南西部に入った。持ち物は、綿のガーゼや包帯、火傷用のクリームといった医薬品など。柔術道場のオーナーで、同じく元海兵隊員のマーク・ターナーら2人と一緒だった。雪に覆われた野原を横切り、自動小銃「AK47」を携えた兵士たちのいる検問所を通過する。 バーガートの頭に浮かんだのは、第2次世界大戦だった。 「こんな寒い冬に、この地域で戦った人たちがいたのか。彼らはどれだけ嫌な思いをしたことだろう」 目的地は、米国からともにやってきた友人のユーリ・シュパレイの故郷だった。シュパレイはウクライナ出身で、現在は米国籍を取得している。 安全上の理由から、故郷がどこかは明らかにできない。シュパレイがその小さな町に着くと、母親も祖母も

                  ウクライナに行ったアメリカの退役軍人たち 彼らに聞いた「誰のために、何のために」:朝日新聞GLOBE+
                • ロシア予備役500人超死亡 手で塹壕掘り、砲撃で大隊全滅―ウクライナ:時事ドットコム

                  ロシア予備役500人超死亡 手で塹壕掘り、砲撃で大隊全滅―ウクライナ 2022年11月07日05時15分 6日、モスクワのバス停に掲示されたロシア軍人をたたえるポスター(AFP時事) ロシアの複数の独立系メディアは6日までに、ロシアが一方的に「併合」したウクライナ東部ルガンスク州で、動員令によって招集されたロシア軍予備役の1個大隊がほぼ全滅したと伝えた。500人以上が戦死した可能性が高いとされる。 受刑者500人以上戦死か プーチン氏に近いロ軍事会社 大隊は、ロシア中部ボロネジ州の予備役で編成されていた。生存者や親族の証言を総合すると、11月1日に「領土防衛隊」として前線の15キロ手前に到着し、深夜に前線へ展開。隊員らは塹壕(ざんごう)を掘るよう命じられたが、スコップは多くて「30人に1本」しかなく、手で掘らざるを得なかったという。 国際 ウクライナ情勢 コメントをする

                    ロシア予備役500人超死亡 手で塹壕掘り、砲撃で大隊全滅―ウクライナ:時事ドットコム
                  • 「まさか」の戦争始まった (後編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS

                    Published 2022/03/15 10:00 (JST) Updated 2022/03/15 15:16 (JST) 隣の「兄弟国」ロシアから侵攻を受けたウクライナ市民たちの故郷は凄惨な戦場と化した。20日間の現地取材を行った記者が見聞きした、人々の悲痛な訴えを報告する。(共同通信=津村一史) 前編はこちらhttps://www.47news.jp/47reporters/7523408.html ▽少女の涙、父と別れ 避難民であふれかえる駅前で泣きはらす少女を、父親とみられる男性が抱きしめていた。「次に何が起きるかもう分からない」―。ロシアのウクライナ侵攻開始から1週間がたとうとしていた。首都キエフはじめ各地で終わりの見えない激戦が続き、多くの市民が自宅を追われた。突如始まった戦争は、家族や恋人ら愛する者同士を離れ離れにしていく。 リビウの駅は、今やホームというホームを人が埋め

                      「まさか」の戦争始まった (後編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS
                    • ウクライナ軍、マリウポリでの「戦闘任務」を終了 守備隊救出を命令

                      製鉄所にいるウクライナ軍要員を乗せるためのバスが親ロシア派武装組織の護衛の下到着/Alexander Ermochenko/Reuters (CNN) ウクライナ軍は新たな声明で、ロシア軍の包囲下にある南東部マリウポリでの「戦闘任務」を終了したと明らかにした。 ウクライナ軍参謀本部は声明で「マリウポリの守備隊は戦闘任務を完遂した」と説明。「軍最高司令部はアゾフスターリ(製鉄所)に駐留する部隊の指揮官に対し、隊員の命を救うよう命令した」と述べた。 さらに「マリウポリの守備隊は我々の時代の英雄であり、永遠に歴史に残るだろう。この中には『アゾフ』特別部隊やウクライナ国家親衛隊第12旅団、第36独立海兵旅団、警察、義勇兵、マリウポリの領土防衛隊が含まれる」とした。 声明は締めくくりとして、「全てのウクライナ人と全世界に共通する最も重要な仕事はマリウポリの守備隊の命を守ることだ。我々はあなた方に劣ら

                        ウクライナ軍、マリウポリでの「戦闘任務」を終了 守備隊救出を命令
                      • ロシア軍迫るキエフ 写真と映像で追う - 日本経済新聞

                        ロシア軍がウクライナの首都、キエフに迫っている。ウクライナ軍は必死の防戦を試みる。ロイター通信によるとキエフ市内では27日午前に空襲警報が鳴り、直後に市中心部の西方で爆発音が聞こえた。市民は地下鉄駅構内に避難し、民間人で構成する領土防衛隊も臨戦態勢に入った。人々は市街戦に向け身構える。マンションに砲撃26日、キエフで砲撃を受けたマンションの消火活動をする消防士=ロイター緊迫するキエフ市街

                          ロシア軍迫るキエフ 写真と映像で追う - 日本経済新聞
                        • 「DIY兵器」、ウクライナ軍の戦力増強に一役

                          ウクライナ・クリビーリフで、手製の多連装ロケット砲システムの横に立つ同国兵(2022年9月29日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【10月7日 AFP】ウクライナ南部の工業都市クリビーリフ(Kryvyi Rih)にある金属工場で、手製の対無人機システムが軍用トラックに搭載されようとしていた。鉄の筒に重機関銃を溶接した物で、対ロシア戦で有効性が確認された「DIY兵器」の一つだ。 南部前線に近い作業場でAFPの取材に応じたセルヒー・ボンダレンコさん(39)は「われわれには技術も設備もあるし、アイデアにも事欠かない」と語る。がっしりとした体つきで、長い黒ひげを蓄えたボンダレンコさんは、ウクライナ軍に属する領土防衛隊の地元指導者だ。 ボンダレンコさんによると、ウクライナ軍の兵器庫に収められているのは無人機が存在しなかったソビエト時代の物が多く、この手製兵器のような物は存在しなか

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                          • ロシア最新型戦車T-90M撃破 無反動砲「カール・グスタフ」(AP通信) - Yahoo!ニュース

                            キーウ、ウクライナ、5月12日(AP)― ウクライナ国防省は5月10日、同国北東部ハルキウ州でロシア軍の最新型戦車を攻撃、撃破するドローン映像を公開した。 同国防省がツイッターに投稿した映像には、ハルキウ州領土防衛隊がスウェーデンが開発した携帯型無反動砲「カール・グスタフ」で、ロシア軍の最新型戦車を撃破したという説明を添えて、T-90Mが爆発する瞬間が捉えられている。 AP通信は、この映像の撮影日時および場所、またどのような条件下で撮影されたのかなどを独自に確認できていない。 T-90Mは旧ソ連時代に設計され、ロシアが開発した第3世代の主力戦車で、ウクライナ戦線で初めて実戦投入された。 *本文の誤字を訂正しました。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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                            • ウクライナ、マリウポリ降伏要求を拒否

                              ウクライナ・マリウポリで、激しく損傷した集合住宅を撮影した衛星画像。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月18日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO / Satellite image ©2022 Maxar Technologies 【3月21日 AFP】ロシア国防省は20日、ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)に対し、21日午前5時までに降伏するよう要求した。ウクライナ政府は21日、これを拒否するとともに、市民数十万人を安全に脱出させるようロシア側に求めた。 イリーナ・ベレシチューク(Iryna Vereshchuk)副首相は降伏要求期限が数時間後に迫る中、ニュースサイト「ウクラインスカ・プラウダ(Ukrainska Pravda、ウクライナの真実)」に対し、「武器を手放すことはあり得ない。ロシア側にも既に伝えた」と語った。 また、人道回廊を開設してマリウポ

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                              • キエフ西郊の集落、廃虚に ロシア軍が最後のあがき

                                ウクライナの首都キエフ西郊、ストヤンカの検問所で、巡回する志願兵(2022年3月27日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP 【3月29日 AFP】ウクライナの首都キエフ西郊、ストヤンカ(Stoyanka)の集落入り口の交差点。今なおロシア軍の狙撃兵が潜んでおり、人けはない。アンドリー・オスタペツ(Andrii Ostapets)さん(69)はしかし、取り残された住民に、そしてまだ生きているなら、自身の飼い猫にも食べ物を届けようと試みている。 私設の博物館を運営するオスタペツさんは1週間前、妻と共にストヤンカから避難した。自宅の庭に砲弾がさく裂し、妻が吹き飛ばされたためだ。その後、ウクライナ軍がロシア軍を撃退しつつあると聞き、戻ってきた。 「住民が殺され、家々が焼け落ちるのを見た。地獄だった」。ロシア軍に占領された時のことを振り返る。「きのう、連中は私たちの農場から追い払われた。

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                                • 「戦争で生活が激変」、奮闘する女性たち ウクライナ

                                  ウクライナ・ミコライウで自宅アパートの室内に立つジュリアさん(2022年10月3日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【1月8日 AFP】ウクライナ南部ミコライウ(Mykolaiv)生まれのスビトラナ・タラノワさんは、ロシアがウクライナ侵攻を開始したその日にミコライウで入隊した。 50代のタラノワさんは以前、建築会社で管理職に就いていた。 タラノワさんは「2月24日午前11時、領土防衛隊との契約書にサインした。それ以外に選択肢は存在せず、犠牲だとは考えていない」と話した。 ロシア軍が黒海(Black Sea)沿岸の要衝オデーサ(Odessa)を掌握するためには、東方にあるミコライウを制する必要があった。オデーサはミコライウから車で2時間ほどだ。 ロシア軍はミコライウに対し大規模かつ入念な砲撃を始めた。現在歩兵隊に所属するタラノワさんは、しばしばロシア軍と近接戦になり、「初

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                                  • U2ボノさん、キーウ地下鉄駅でサプライズコンサート

                                    ウクライナの首都キーウの地下鉄駅構内でパフォーマンスを披露する「U2」のボノさんとジ・エッジさん(2022年5月8日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【5月9日 AFP】アイルランドのロックバンド「U2」のボノ(Bono)さんとジ・エッジ(The Edge)さんが8日、ウクライナの首都キーウの地下鉄駅でサプライズコンサートを行い、「自由」を求めるウクライナの戦いを称賛するとともに、同国国民に「平和」が訪れるよう祈った。 ボノさんらは空襲警報が断絶的に鳴り響く中、市民や疲労の色濃い兵士を前に、代表作「サンデイ・ブラッディ・サンデイ(Sunday Bloody Sunday)」や「ディザイアー(Desire)」、「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(With Or Without You)」などを披露。一人の兵士とは「スタンド・バイ・ミー(Stand By Me)」を歌い

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                                    • ウクライナ、趣味用ドローン数百台が偵察作戦で活躍|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

                                      民間人で構成されるウクライナ領土防衛隊が、モロトフカクテル(火炎瓶)を落下させるために改造したドローン REUTERS/Mykola Tymchenko <ウクライナ国防省の呼びかけに応じ、数百台の小型ドローンが寄贈された。熟練の市民ユーザーたちが軍に協力し、上空からロシア勢力の動向を監視している> ウクライナ国防省はFacebookへの投稿を通じ、同国内の趣味のドローン・ユーザーたちに協力を要請した。ドローンを所持している、あるいは操縦技術の腕に覚えのある市民に対し、軍の偵察活動への協力を呼びかけている。 愛好家たちは、この要請に続々と反応。ドローン搭載のカメラでロシア軍を捉え、その位置と動向をリアルタイムでウクライナ軍に伝えている。近年小型ドローンは戦地でも運用されているものの、国家が正式に民間のドローン活用を要請するのは世界初とみられる。 市販品とはいえ、暗視カメラや熱感知、そして高

                                        ウクライナ、趣味用ドローン数百台が偵察作戦で活躍|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
                                      • ウクライナ人の半数「武器を手に戦う」 世論調査

                                        ウクライナ西部リビウ近郊で、演習に参加するウクライナ領土防衛隊の隊員(2022年3月16日撮影)。(c)Yuriy Dyachyshyn / AFP 【3月27日 AFP】ノルウェーのオスロ国際平和研究所(PRIO)が行った世論調査で、18~55歳のウクライナ国民の約半数が、ロシアから国を守るため戦闘に加わる用意があることが26日、明らかになった。男性は70%、女性も30%が武器を手に戦うと答えた。 PRIOはウクライナの世論調査会社インフォサピエンス(Info Sapiens)の協力を得て、ロシアの侵攻開始から2週間が経過した3月9~12日に調査を実施。オンライン形式で1000人以上(男女比は半々)に4種類の抵抗の仕方について意識を聞いた。 49%が「戦争が続けば、ロシア軍や親ロシア派との野戦に参加して抵抗に協力する」と答えた。 また、約47%が「ウクライナ軍の要塞(ようさい)化された防

                                          ウクライナ人の半数「武器を手に戦う」 世論調査
                                        • ウクライナ軍で痛恨の「内紛」発生、要衝の部隊入れ替え 火力弱体化 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                          ウクライナ軍は何年もの間、極右の過激派の一掃に努めてきた。ウクライナ国防省と過激派の最新の衝突は、これ以上ないほど悪いタイミングと場所で起きてしまった。 数週間のいざこざの末、国防省はこの週末、陸軍の第67独立機械化旅団を配置転換し、同旅団の幹部も入れ替えた。第67旅団は、ウクライナ東部ドネツク州でロシア軍に最も狙われている都市の、最も狙われている地区を保持していた。チャシウヤール市の運河地区だ。 現在、第67旅団(の残存部隊)は後方に移され、運河地区の防衛はウクライナ領土防衛隊の旅団が引き継いだもようだ。 問題は、領土防衛隊のどの旅団も、機械化旅団に匹敵するほどの火力を持たないという点だ。しかも、運河地区を守る部隊は、はるかに大規模なロシア軍部隊が迫ってくるなかで、多くの火力が必要な状態にある。国防省は、ドローン(無人機)部隊の増援に望みをかけているようだ。 チャシウヤールは重要な場所だ

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                                          • 陽動か本格攻勢か ロシア軍の巧妙な作戦、ウクライナを翻弄 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                            ロシア軍によるウクライナ北東部ハルキウ北方面への越境攻撃が本格的な攻勢の始まりなのか、それともウクライナ軍の兵力分散を狙った陽動なのかは、まだはっきりしたことを言える段階でなない。 とはいえ、ハルキウの北東40kmほどにあり、ロシアとの国境からわずか数kmしか離れていないボウチャンシク市の住民にとっては、どちらであろうとあまり関係ないかもしれない。故郷が再び戦場になっているのだ。 ロシアの2022年2月の全面侵攻前におよそ1万7000人が住んでいたボウチャンシクは、侵攻開始直後にロシア軍に占領された。その7カ月後、ウクライナ軍の最初の反転攻勢の過程で解放された。だが今、ロシア軍の3個連隊の部隊に再び狙われている。数千人の住民が避難を余儀なくされており、なかにはこの2年あまりで2回目の避難になる人もいる。 ボウチャンシクの戦いは、ロシア軍による北方からの新たな作戦で最初の大きな戦いのひとつに

                                              陽動か本格攻勢か ロシア軍の巧妙な作戦、ウクライナを翻弄 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                            • 虐殺実行者は「残忍な」年配部隊 ブチャ住民が証言(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                                              ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで、破壊された車両が残る路上で地雷の除去を行う非常事態庁の技術者(2022年4月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ロシア軍がウクライナの首都キーウ近郊ブチャ(Bucha)を占領して2週間ほどたった頃、地元住民のオレナさん(43)は、事態の悪化を予感した。それまでいた兵士よりも横暴な年配の軍人たちが現れ、街を恐怖に陥れ始めたのだ。 【写真】ブチャで、一部が焼かれた6人の遺体を収容する警察や市当局 「彼らは私の目の前で、スーパーに食料品を買いに行こうとする男性を撃った」。名字を伏せてAFPのインタビューに応じたオレナさんはこう語った。 オレナさんは、ブチャがロシア軍の管理下にあった先月、7歳と9歳の子どもや他の住民たちと共に、4階建ての団地にある電気の通っていない地下室で暮らしていた。ロシア軍が来る前にはウクライナ軍はおらず、武器を

                                                虐殺実行者は「残忍な」年配部隊 ブチャ住民が証言(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                                              • ウクライナ領土防衛隊の報道官になった米トランス女性

                                                米国出身でウクライナの領土防衛隊の報道官を務めるトランス女性のサラ・アシュトンシリロ氏(2023年9月7日撮影)。(c)Roman PILIPEY / AFP 【9月21日 AFP】米ネバダ州出身のトランス女性、サラ・アシュトンシリロ(Sarah Ashton-Cirillo)氏(46)は2022年3月、難民取材のためウクライナを訪れた。滞在予定は2週間だった。 しかし、滞在予定期間が過ぎてもアシュトンシリロ氏はウクライナにとどまり、同国軍で戦った後、侵攻について英語で発信する領土防衛隊の報道官の任に就いた。 ウクライナ軍は20日、アシュトンシリロ氏を停職処分にしたと明らかにした。大統領府が承認していない発言があったためとしている。 アシュトンシリロ氏は停職前の今月上旬、自身が管理するキーウのスタジオでAFPの取材に応じた。所属していた部隊の合言葉は「ロシア人の憎しみを受け入れる」だったと

                                                  ウクライナ領土防衛隊の報道官になった米トランス女性
                                                • ポーランド、ノルウェー人の「ネオナチ」拘束、義勇兵としてウクライナ入り試み

                                                  ウクライナ・チェルニヒウ州で軍事演習に参加するウクライナ兵(2023年10月13日撮影、資料写真)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【10月31日 AFP】ポーランドは30日、ノルウェーの「ネオナチ(Neo-Nazi)と直接つながりがある」男を拘束したと発表した。男はウクライナ領土防衛隊に外国人義勇兵として加わろうとしていた。 このノルウェー人の男は9月、ウクライナに入国しようとしたところ拘束され、ポーランドの治安を脅かした疑いで勾留された。 ポーランドの国内保安局(ABW)男について、「ウクライナの領土防衛隊外国人軍団に加わるつもりだった」「前回のウクライナ滞在時には、複数のロシア兵の遺体から装備品(ワッペンや軍服、武器)を入手したとされる」と説明した。 男の身柄はノルウェーへ引き渡される予定。 ABWによれば、警察は男の拘束時、違法薬物や「過激主義や進歩的急進主義に関

                                                    ポーランド、ノルウェー人の「ネオナチ」拘束、義勇兵としてウクライナ入り試み
                                                  • 2022/2/24 ロシア、ウクライナ聖戦の覚書:1、(開戦~キューイ侵攻まで) - 宇奈月ブログ

                                                    ロシアが2022年2月24日にウクライナに 侵攻して1年4か月が過ぎました。 ロシアのウクライナの侵攻は突然で 世界の何人もよそうしませんでした。 でその幕は切って落とされました。 ただ歴史を振り返ると、ロシアと ウクライナとは2014年には戦果を 交えています。 発端は、ウクライナに親派の大統領から 親米派の大統領に代わったことから、 小競り合いの中で、軍隊を出兵させて クリミア半島を自国(ロシア)の 国民を助けると称して併合に至りました。 併合に至った経緯には、当時ジョウジアから 分離独立を求めてきた南オセアニアとの間には 紛争がありました。その流れに乗ってロシアは 軍事介入して、クリミア半島の 併合となったのです。 そんな流れの中で、ウクライナの東部では 昔からのロシアの国民が、住み着いていて ウクライナを良しとしない親ロ派は ロシアの援助を行い内戦となりました。 その後は、お互いは

                                                      2022/2/24 ロシア、ウクライナ聖戦の覚書:1、(開戦~キューイ侵攻まで) - 宇奈月ブログ
                                                    • ウクライナの鉄工職人、志願兵部隊にストーブや改造車を無料提供

                                                      改造した車の横で話すウクライナの鉄工職人アントン・ザイカさん(右、2022年8月1日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【8月15日 AFP】鉄工職人のアントン・ザイカさん(32)は、バズーカ砲とベレッタの銃の区別はできないが、職人ならではのやり方で自国ウクライナの戦争に貢献している。 腕利きの職人であるザイカさんは、欧州の裕福な顧客に金属製家具を販売するビジネスで、質素ながらも成功を収めていた。だが5か月前に始まった戦争で、仕事の優先順位が変わった。 現在、製作しているのは北東部の前線都市スムイ(Sumy)でロシアの侵攻と戦う領土防衛隊を守る対戦車障害物と、塹壕(ざんごう)で暖を取れる特製ストーブで、これらを無料で提供している。さらに中古車を買い上げ、装甲兵員輸送車に改造することも始めた。 人口26万人のスムイは、ロシア国境まで25キロしか離れていない。戦争が始まって以

                                                        ウクライナの鉄工職人、志願兵部隊にストーブや改造車を無料提供
                                                      • 「私はこうして殺されかけた」ロシア国内で戦争報道に尽力した女性記者が告発…プーチン政権による「言論統制」 | 文春オンライン

                                                        プーチン政権の言論統制によって、苦境に立たされているロシアのメディア。ノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフ氏が編集長を務めた独立系新聞「ノーヴァヤ・ガゼータ」も例外ではなく、これまでに同紙の記者・寄稿者6名が不審な死を遂げている。 命をかけて報道に取り組むロシア人ジャーナリストたちは今、何を思うのか。ここでは同紙の記者として長年活躍してきた、エレーナ・コスチュチェンコ氏によるエッセイを特別公開。ウクライナ侵攻後、戦争報道に尽力してきた彼女の身に起きた恐ろしい出来事をふりかえる。(全2回の1回目/続きを読む)【翻訳:高柳聡子】 私は長い間、この文章を書きたくないと思っていた。忌まわしく、恐ろしく、恥ずかしい。 私の命を救ってくれた人たちを守らなければならないから、知っていることをすべて書くことはできない。 2022年2月24日に、私の国がウクライナを攻撃した。 2月24日、私は17年

                                                          「私はこうして殺されかけた」ロシア国内で戦争報道に尽力した女性記者が告発…プーチン政権による「言論統制」 | 文春オンライン
                                                        • 「自殺も考えた」 ヘルソン住民、ロシアによる拷問の日々語る

                                                          ウクライナ南部ヘルソンで、取材に応じたアナトリー・ストツキーさん(2022年11月15日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP 【11月19日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)に暮らすアナトリー・ストツキーさん(50)は、同市を占領したロシア軍と親ロシア派武装勢力により数週間にわたり拘束され、殴打や電気ショックなどの虐待を受けた。尿には血が交じり、体重は25キロ減った。「自殺も考えた。それでも家族のことを考えると、耐えられた」 ロシア軍が8か月にわたる占領を終えて先週撤退した後、ヘルソンでは虐待や拷問に関する証言が次々と出てきている。ヘルソン中心部の自宅でAFPの取材に応じたストツキーさんは、ロシア軍と親ロ派勢力により2度拘束された際の体験を語った。 ウクライナ領土防衛隊に所属するストツキーさんは3月2日、ヘルソンがロシア軍に占領される様子を目の当たりにした。そ

                                                            「自殺も考えた」 ヘルソン住民、ロシアによる拷問の日々語る
                                                          • 「砲撃のなかで私はコンドームをつかんだ」 レイプ被害を告発するウクライナ女性たち(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                                                            ロシア軍が撤退したキーウ近郊ブチャでは路肩に多くの遺体が放置されており、民間人への無差別殺りくの証拠が次々と明らかになっている PHoto: Ivor Prickett/The New York Times ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)から撤退後、性暴力が横行していた証拠が次々と明らかになり、女性たちは戦争の武器として用いられるレイプの脅威と闘っている。 【画像】ロシア軍が去った後のキーウ近郊ブチャ(閲覧注意:衝撃的な内容が含まれます) 4月3日、写真家のミハイル・パリンチャクがキーウから20キロ離れた高速道路で撮影した一枚に、世界は震え上がった。男性1人と女性3人の遺体が毛布の下に積み上げられていた写真だった。女性たちは裸で、体の一部が焼かれていたと、パリンチャクは言う。 このおぞましい写真は、ロシアの支配下にあった地域で処刑、レイプ、拷問が市民に対して行われていたことを示

                                                              「砲撃のなかで私はコンドームをつかんだ」 レイプ被害を告発するウクライナ女性たち(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                                                            • 北京パラリンピックも態度を一転【続:ロシアがウクライナ侵攻】スポーツ界が次々とロシア、ベラルーシの除外決定。 - ioritorei’s blog

                                                              プーチン大統領の暴挙によって奪われるロシアスポーツ界の明るい未来 ロシアがウクライナ侵攻を断行してからというもの、あらゆる方面で対ロシア制裁について議論されている。 ウクライナ侵攻は戦争なのだから、経済制裁は当然のことだ。 だがスポーツ界の制裁については、当然のことだと思いながらも胸が痛くなる。 各方面に非常に優秀な選手を輩出するロシアスポーツ界は、本来ならば明るい未来に満ちているはずだ。 それがたったひとりの独裁者の手によって、すべてが失われる恐れがある。 果たしてプーチン大統領は、このあまりに大きすぎる代償を理解しているのだろうか。 プーチン大統領の暴挙によって奪われるロシアスポーツ界の明るい未来 北京パラリンピック サッカー ロシア代表のカタールW杯出場が消滅 欧州チャンピオンズリーグ決勝の開催地が変更 F1ロシアGP開催を断念 ボクシング テニス バドミントン アイスホッケー 空手

                                                                北京パラリンピックも態度を一転【続:ロシアがウクライナ侵攻】スポーツ界が次々とロシア、ベラルーシの除外決定。 - ioritorei’s blog
                                                              • 最前線の隠れた戦力、おなかポッコリ中年兵たちの「ウクライナ領土防衛隊」 ロシアとの圧倒的な兵力差をカバーする一般市民の愛国心 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                (国際ジャーナリスト・木村正人) 英TVドラマ『お父さんの軍隊』そのもの [ウクライナ中部クリヴィー・リフ発]決して屈強とは言えない中年太りの男たちが草むらに身を隠し、訓練用の旧ソ連製AK-47の模擬銃を構える。17人の領土防衛隊員は攻撃と防御チームの二手に分かれ、突撃訓練を行っていた。 摂氏22度の快晴。男たちの顔は赤みを帯び、「ハー、ハー」と息が上がる。くたびれたカーキー色のTシャツに汗がにじむ。 AK-47を発射する時は「タタタタタッ」と口で音を出し、石ころが手榴弾代わりだ。爆発音は「ボーン」と大きな声を出す。攻撃チームの7人は模擬のAK-47と旧ソ連製対戦車擲弾発射器RPG-22を使いながら、防御チームを後退させ、建物内に逃げ込んだところを手榴弾で無力化させるという想定だ。「訓練」というより「戦争ごっこ」に近い印象だった。

                                                                  最前線の隠れた戦力、おなかポッコリ中年兵たちの「ウクライナ領土防衛隊」 ロシアとの圧倒的な兵力差をカバーする一般市民の愛国心 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                • 米ジャーナリスト、銃撃受け死亡 キエフ近郊で取材中

                                                                  ウクライナ首都キエフ北西のイルピンから避難する人々を警護するウクライナ軍兵士(2022年3月13日撮影)。(c)Aris Messinis / AFP 【3月14日 AFP】ウクライナの首都キエフ近郊のイルピン(Irpin)で13日、取材中の米国人ジャーナリストが銃撃を受け、死亡した。一緒にいた米国人フォトグラファーも負傷した。 米誌タイム(Time)によると、死亡したのは、同誌傘下の映像制作会社タイム・スタジオズ(Time Studios)の企画に参加していた、映像ドキュメンタリー作家のブレント・ルノー(Brent Renaud)氏(50)。同誌は編集長名で追悼文を出し、「ウクライナで起きている侵攻と人道危機をジャーナリストが安全に取材できることが不可欠だ」と訴えた。 国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、米国人フォトグラファーのフアン・アレドンド(Juan Arredondo)氏も負傷し

                                                                    米ジャーナリスト、銃撃受け死亡 キエフ近郊で取材中
                                                                  • ウクライナ領土譲歩、国民の82%が反対=国内世論調査

                                                                    5月24日、ウクライナ国民の82%が、戦闘が長期化して国家の独立性への脅威が高まることになってもロシアとの交渉で領土を割譲すべきでないと考えていることが世論調査で分かった。写真は4月、キーウ近郊で行われたウクライナの領土防衛隊の訓練で撮影(2022円 ロイター) [24日 ロイター] - ウクライナ国民の82%が、戦闘が長期化して国家の独立性への脅威が高まることになってもロシアとの交渉で領土を割譲すべきでないと考えていることが、24日発表の世論調査で分かった。

                                                                      ウクライナ領土譲歩、国民の82%が反対=国内世論調査
                                                                    • 片道切符でウクライナへ、外国人兵士を助ける衛生兵に 米女性

                                                                      ウクライナ・ハルキウ近郊(CNN) でこぼこの未舗装の道路を車で移動し、地元警察の付き添いを受けながら、外国人部隊が拠点にしているという雑木林の中に入った。ウクライナのこの地域によくあるような村だった。家屋は破壊され、砲撃の痕が見て取れる。 木々に覆われた場所の下を歩くと、遠くの迫撃砲の音が聞こえる。小さなヘビがはい寄ってきたが、すぐに姿を消した。取材班は小さな斜面に歩み寄り、中庭に入った。そこでは、兵士たちが車両の荷造りをしていた。兵士たちはこれに乗り前線へ向かうことになっている。無線のやり取りからは米国のアクセントが聞こえる。 兵士たちは、記者の集団を目にして驚き、当惑したようで、取材班を手で追い払った。明らかに兵士たちには差し迫った問題があるようだ。しかし、指揮官とのやり取りの後、部隊で「ベビードッグ」として知られる米国人女性の衛生兵(21)を見つけるように言われた。 ベビードッグは

                                                                        片道切符でウクライナへ、外国人兵士を助ける衛生兵に 米女性
                                                                      • 動員失敗でウクライナ軍部隊は人員の共食状態、動員システムにも課題が

                                                                        ゼレンスキー大統領は不正を正すため「軍事委員会の解任」を決断したものの、予備役将校のミロスラフ・ガイ氏は「失敗した動員のせいで各旅団は人員の共食いで運用されている状況で、大統領の決断は問題を解決するどころか軍の士気とやる気を低下させただけだった」と指摘した。 参考:Провалена мобілізація 大統領の決断は問題を解決するどころか軍の士気とやる気を低下させただけだったウクライナは憲法によって18歳から27歳までの男子に義務的兵役(徴兵)を課しており、18ヶ月間(専門過程や修士課程で高等教育を受けている者は12ヶ月間)の兵役を終えると予備役軍人の地位を獲得する仕組みで、健康的なウクライナ人男性は60歳になるまで予備役軍人として登録され、ゼレンスキー大統領が発令した厳戒令に基づいて総動員の対象になっている。 ウクライナの徴兵制度や予備役軍人の管理などはソ連時代のものを継承し、この

                                                                        • ウクライナの工房で続々生産される即席兵器 ロシア軍の侵攻を食い止める創意工夫、進取の精神が本領発揮 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                          ウクライナの領土防衛隊が作った酒瓶を転用した火炎瓶を投下するドローン兵器(3月10日撮影、写真:ロイター/アフロ) ◆特別公開中◆ (*)本記事は、プレミアム会員向けの特別記事ですが、期間限定で特別公開しています。(この機会に、JBpressのすべての記事をお読みいただける「JBpressプレミアム会員」のご登録をぜひお願いいたします。) (英エコノミスト誌 2022年3月12日号) 間に合わせの武器は侵略者に不快な環境を生み出している。 ウクライナ西部のリビウにあるおしゃれな地ビール工場「プラウダ」が、作業をビールの醸造から火炎瓶の調合に切り換えるのに時間はかからなかった。 ロシアの侵攻を受けた翌日の2月25日には、即席の焼夷弾を作り始めていた。 火炎瓶や鉄ビシを作る地ビール工場 ブリュッセルやミュンヘン、プラハなどの品評会で数々の賞を獲得してきたビールの製造に使われていた機械は今、機械

                                                                            ウクライナの工房で続々生産される即席兵器 ロシア軍の侵攻を食い止める創意工夫、進取の精神が本領発揮 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                          • 市街戦訓練に励む女性たち ウクライナ南部ザポリージャ

                                                                            カラシニコフ銃の使い方をインストラクター(右)から教わる女性。ウクライナ南部ザポリージャの訓練センター「シックスセンス」で(2022年6月17日撮影)。(c)Marina Moiseyenko / AFP 【6月26日 AFP】壁の後ろで身をかがめ、遠くの標的を狙った後、小走りで移動する──ウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)にある射撃場で、6人の女性がカラシニコフ銃の使い方を学んでいる。 今日の参加者にとって講習は3回目。「シックスセンス(Sixth Sense)」という名のセンターでは、女性たちに銃の扱い方や市街戦の戦術を教えている。 ロシア軍の攻撃が近づく中、ナタリア・バソワ(Natalia Basova)さん(47)は、娘のウリヤナ・キバシコ(Ulyana Kiyashko)さん(29)と一緒に迷わず受講を申し込んだ。バソワさんの夫と息子、そして義理の息子も今は前

                                                                              市街戦訓練に励む女性たち ウクライナ南部ザポリージャ
                                                                            • “ブチャでの市民虐殺はフェイク” ロシア最大の嘘を暴く決定的映像と証言(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

                                                                              ウクライナの首都キーウ近郊の街ブチャ。ロシア軍が撤退した今年4月、街の至る所で市民の遺体が見つかった。今も「市民虐殺などやっていない」と言い続けるロシア。しかしロシアが虐殺に関わったことを示す決定的映像、そして虐殺の現場から奇跡的に生還を果たした男性の証言が、ロシア最大の嘘をあぶり出す。 === 【写真を見る】決定的瞬間をとらえた防犯カメラ映像 “ブチャでの市民虐殺はフェイク” ロシア最大の嘘を暴く決定的映像と証言 4月上旬、ウクライナの首都キーウ近郊の街ブチャ。至る所で、市民の遺体が見つかりました。「市民虐殺」と報じられると、ロシア側は・・。 ロシア・ラブロフ外相:「ブチャでフェイクニュースが作られました」 プーチン大統領も… 「フェイク!」 「遺体はウクライナ側が置いた」もので、「虐殺はフェイク」だと主張しているのです。 ■遺体現場には銃痕 家族の慟哭私たちは今回、ブチャに入り、真相を

                                                                                “ブチャでの市民虐殺はフェイク” ロシア最大の嘘を暴く決定的映像と証言(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
                                                                              • ドローンはゲームチェンジャーではなく、バイラクタルTB2は銀の弾丸ではない(JSF) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                ウクライナでの戦争では各種の無人機(ドローン)が使われています。しかし無人機はピンからキリまで多種多様です。全てを混同したまま理解することはできないので、先ずは大きさや用途で分けて考えます。 ウクライナの戦争で使われている無人機中高度長時間滞空(MALE)・・・固定翼。偵察攻撃用の中~大型機小型固定翼無人機・・・固定翼。弾着観測用自爆無人機・・・固定翼。徘徊型兵器市販ドローン・・・回転翼。歩兵偵察用 ウクライナの戦場で使われている無人機は、大まかに分けるとこの4種類です。一口に無人機と言っても市販ドローンの重量は数百グラム程度に対し、中高度長時間滞空型無人機の重量は1トン以上の物もあるので、完全に別種の機械です。また市販ドローンにしても通常は1機10万円の機種であっても、高級なカメラを搭載するなどして軍隊向け特別仕様にすると、同系統の機種でありながら1機100万円になることもあります。(例

                                                                                  ドローンはゲームチェンジャーではなく、バイラクタルTB2は銀の弾丸ではない(JSF) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • ロシアの軍事損失3兆円超 プーチンの無謀な戦争で財政破綻へ 民間人虐殺で娘2人も制裁(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  ■ロシアの直接軍事損失は3兆1900億円[ロンドン発]ウクライナに侵攻したロシアのウラジーミル・プーチン大統領は一体どれだけの損失を被ったのだろう。ウクライナの首都キーウに拠点を置く非営利シンクタンク「イージー・ビジネス」経済回復センターの試算では37日間の直接の軍事的損失は258億ドル(約3兆1900億円)以上と推定されている(4月2日まとめ)。 破壊された装備の損害は134億ドル(約1兆6600億円)。残りは発射された巡航ミサイルや破壊された短距離弾道ミサイルシステム、砲弾、死亡した兵士1万7800人がもたらす今後40年間の国内総生産(GDP)の潜在的損失だ。装備の修理費用、負傷した兵士の避難と治療費、弾薬、燃料、予備部品、特殊装備は含まれないため、低い見積もりになっている。 直接の軍事的損失の内訳は戦闘機・戦闘無人航空機(ドローン)364機91億ドル(約1兆1250億円)。大砲・ミサ

                                                                                    ロシアの軍事損失3兆円超 プーチンの無謀な戦争で財政破綻へ 民間人虐殺で娘2人も制裁(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース