赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか(1/4 ページ) コンビニ業界4位のミニストップが苦戦している。2018年2月期をピークに店舗数は縮小へと転じ、コロナ禍でも打撃を受け赤字が膨らんだ。国内事業はその後の回復にも出遅れ、国内より店舗数が多かった海外事業はそのほとんどを手放した。 日販(1店舗当たりの売り上げ)も、業界水準よりかなり低い。そんな中、今期は新業態の「ニューコンボストア」を新たに出店し、営業益の黒字化を狙うという。新業態店は従来店よりも広く、生鮮品や冷食が充実しているのが特徴だ。低迷するコンビニビジネスの打開策となるのだろうか。 以前から利益が減少傾向、客離れも進んでいた ミニストップは6月末時点で国内に約1850店舗を展開し、コンビニ業界で4位に位置する。1位は約2万1500店のセブン-イレブン、2位は約1万6200店のファ