京都府八幡市長選は12日投開票され、元京都市職員で無所属の川田翔子氏(33)=自民、立憲、公明推薦=が、いずれも新顔の元京都府議で日本維新の会公認の尾形賢氏(43)と、元八幡市議で無所属の亀田優子氏(62)=共産推薦=を破って初当選した。全国市長会によると女性市長では全国最年少。2020年4月の徳島市長選で初当選した内藤佐和子氏の36歳を更新した。投票率は43・67%(前回29・64%)だった。 川田氏は奈良市出身で京都大経済学部卒。京都市役所で生活保護のケースワーカーなどとして働いた後、山東昭子参院議員(自民)の私設秘書を務めた。 政治家としての経験はない川田氏は「人生の経験は浅いが、その分、素直な気持ちで市民、関係者の意見を聞くことができる」と支持を訴えた。推薦を受けた各党の八幡市議らと企業や団体へのあいさつ回りなどを重ね、組織票にも支えられた。 一方、尾形氏は「3党相乗りで談合政治を