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Bioの検索結果281 - 320 件 / 472件

  • 脳や心臓さえも再生するウーパールーパーの「再生遺伝子」が特定される

    by Seánín Óg ペットとしての人気も高いウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)は、四肢だけでなく尾・目・卵巣・肺組織・脊髄・心臓や脳の一部でさえも再生できるという驚異の再生能力を持っています。そんなウーパールーパーが持つ「再生能力に関わる遺伝子」を、イェール大学の研究チームが発見しました。 Multiplex CRISPR/Cas screen in regenerating haploid limbs of chimeric Axolotls | eLife https://elifesciences.org/articles/48511 Tiny salamander's huge genome may harbor the secrets of regeneration -- ScienceDaily https://www.sciencedaily.com/relea

      脳や心臓さえも再生するウーパールーパーの「再生遺伝子」が特定される
    • 絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト

      図1. 今回新たに発見されたコウベタヌキノショクダイ「妖精のランプ」の名にたがわず暗い林床を照らす灯火のようにみえる。 撮影:末次健司 タヌキノショクダイの仲間は、植物の本懐である光合成をやめた植物の一群で、キノコと見紛うばかりの奇妙な花をつける特殊な植物です。神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授 (兼 神戸大学高等学術研究院卓越教授) らの研究グループは、コウベタヌキノショクダイ (タヌキノショクダイ科) を30年以上の時を経て兵庫県三田市で再発見しました。コウベタヌキノショクダイはこれまで花の一部が欠けている標本1個体が採取されているだけで、しかもその発見場所は既に開発により消失してしまっています。このためコウベタヌキノショクダイは既に絶滅したと考えられていました。タヌキノショクダイの仲間は、海外では「fairy lantern (=妖精のランプ)」と呼ばれていますが、コウベタヌキノ

        絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト
      • モデルナのmRNAがんワクチンと抗体医薬品「キイトルーダ」の併用で悪性黒色腫の再発・死亡リスクが半減

        アメリカのバイオテクノロジー企業・モデルナが開発した実験用mRNAがんワクチンと、ドイツの医薬品メーカー・メルクの抗体医薬品「キイトルーダ」を組み合わせたところ、術後3年以内の悪性黒色腫の再発または死亡のリスクが49%減少したことが示されました。 Moderna And Merck Announce mRNA-4157 (V940) In Combination with Keytruda(R) (Pembrolizumab) Demonstrated Continued Improvement in Recurrence-Free Survival and Distant Metastasis-Free Survival in Patients with High-Risk Stage III/IV Melanoma Following Complete Resection Versus

          モデルナのmRNAがんワクチンと抗体医薬品「キイトルーダ」の併用で悪性黒色腫の再発・死亡リスクが半減
        • 法政大学島野教授がTwitterの一般ユーザ投稿写真から偶然新種の海岸性ダニ類を発見.学名はTwitterに由来.

          • 「沖縄は大麻の『地産地消』状態」 22年の摘発は181人 人口比は全国の3.3倍で最多 若者がスマホで簡単に入手 | 沖縄タイムス+プラス

            今回の全県調査の土壌調査について、今後の調査の展開のためにまずコメントしておきたい。調査が科学的な調査足りうるには「再現性」が必要である。再現性とは、他の人が同じ方法で再現できるような調査をし、その手法を示すことである。 県が実施した実態調査の土壌調査では示されている場所は市町村のみで、採取場所が示されていないため、再現性が担保されていない。調査では、地点の選定理由を示し、選定の妥当性を示すことも必要だが、地点を特定していないので、必然的にそれもない。 また、場所の選定過程も不明であり、県と市町村の「調整」が入るのも、不透明さに拍車がかかっている。「風評被害の恐れ」ということで情報を出さないことが、どのような結果を生むのか、続報の、相対的に高い値で検出された久米島の報道(「久米島PFAS役場敷地 県調査で検出 町発表『水源は安心』2024年4月3日)でわかる。非公開による憶測が、実質的な経

              「沖縄は大麻の『地産地消』状態」 22年の摘発は181人 人口比は全国の3.3倍で最多 若者がスマホで簡単に入手 | 沖縄タイムス+プラス
            • 「画期的」ワクチン発表のファイザーが、トランプ資金を受け取らなかった理由

              Why Pfizer Avoided R&D Funds From Trump's Operation Warp Speed <科学者たちを「政治的な圧力」から守るために米政府の補助金は受けず、研究開発費は全額自社で賄ったという資金力と矜恃> 新型コロナウイルスのワクチン開発に期待がかかる米製薬大手ファイザーは11月9日、ワクチンの開発にあたって、米ドナルド・トランプ政権が推し進める「ワープ・スピード作戦」からの助成金は受け取っていないことを明らかにした。 ワープ・スピード作戦は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃にトランプ政権が発足させた、ワクチン開発・供給の迅速化を図るための計画。契約企業と協力の上、2021年1月までに安全かつ効果的なワクチンを開発し、3億回分の供給をめざす内容だ。 ファイザーは同計画の下、少なくとも1億回分のワクチンを約20億ドルで政府に供給することに同意して

                「画期的」ワクチン発表のファイザーが、トランプ資金を受け取らなかった理由
              • 小笠原諸島固有のチョウ「オガサワラシジミ」繁殖用個体全滅 | 環境 | NHKニュース

                小笠原諸島でしか生息が確認されておらず、絶滅の危険性が極めて高いチョウ「オガサワラシジミ」について、環境省と東京都は繁殖を続けてきましたが、27日までに繁殖用の個体がすべて死んだと発表しました。野生でもおととし以来、生息が確認されておらず、環境省は「種の保存にとって非常に危機的な状況だ」としています。 「オガサワラシジミ」は、小笠原諸島でしか生息が確認されていない固有種のチョウで、国の天然記念物に指定されています。 外来種の影響などで急激に数が減ったため、平成12年には環境省が絶滅危惧種に指定しました。 種の保存に向けて東京都が15年前に繁殖させる取り組みを始め、環境省も都から個体を譲り受けて去年10月から繁殖を続けていましたが、今月25日までにすべての成虫と幼虫が死んだということです。 環境省は、近親交配によって有害な遺伝子が蓄積され、オスの精子の量が極端に減ったことが原因の一つではない

                  小笠原諸島固有のチョウ「オガサワラシジミ」繁殖用個体全滅 | 環境 | NHKニュース
                • 朝ドラでも“生理”の話題に切り込むNHK、「またかよ」と言われても続ける理由を広報に聞いた(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

                  NHK連続テレビ小説『虎に翼』の第11話が15日に放送され、番組半ばで、布団から起き上がれなくなって学校を4日休んだ主人公・寅子(伊藤沙莉)の様子が描かれた。その原因は、寅子の生理が人より重いせいだという。 【写真】ハイブランドの服とバッグを身に着けてキメている伊藤沙莉、隣には蓬莱竜太 「驚きましたよ。これまでの朝ドラで、主人公が生理でつらそうにしているシーンが描かれることなんて、一度もありませんでしたから」(テレビ誌ライター、以下同) 朝ドラ『虎に翼』で生理シーン、なぜ? 朝ドラといえば、見ている人に「今日も一日がんばろう」と活力を与える番組。たしかに、生理のシーンはあまり見た記憶がないが、『虎に翼』で生理の話題が持ち出されるのは、この日の放送だけではないようだ。 「今週、何回か出てくると聞いています。もっと直接的な表現のセリフもあるらしいので、『虎に翼』の制作スタッフはかなり意識して、

                    朝ドラでも“生理”の話題に切り込むNHK、「またかよ」と言われても続ける理由を広報に聞いた(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
                  • 全身の骨格筋をヒトの筋肉に置き換えた「ヒトとブタのキメラ」を造ることに成功 - ナゾロジー

                    ヒトの筋肉を持ったブタが誕生しました。 3月29日に『Nature Biomedical Engineering』に掲載された論文によると、全身の骨格筋を人間のものに置き換えた「ヒトとブタのキメラ」の作成に成功したとのこと。 この技術が普及すれば、ヒトの骨格筋を無限に製造できるようになり、これまで困難であった骨格筋の移植が可能になるかもしれません。

                      全身の骨格筋をヒトの筋肉に置き換えた「ヒトとブタのキメラ」を造ることに成功 - ナゾロジー
                    • ‘If it’s alive, it sleeps.’ Brainless creatures shed light on why we slumber | Science | AAAS

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                      • 雌に不妊もたらす蚊を“大量生産”中国の感染症対策(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

                        「世界最大の蚊の工場」と呼ばれる中国の研究所で、感染症対策として雌の蚊の不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊を大量生産する試みが始まっています。 おびただしい数の蚊が飼育されているのは広東省・広州市の研究所です。 中国メディアによりますと、この研究所では不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊が一日あたり500万匹生産され、世界最大の蚊の工場と呼ばれています。 感染した雄と交尾した雌が不妊になることから蚊の数を減少させる効果が期待されています。 この蚊を使い、広東省の複数の島で行った実験では、デング熱などを媒介するヒトスジシマカをほぼ全滅させることに成功したということです。 研究所の担当者は、この細菌に感染した蚊に刺されても人間が不妊になる可能性はないと説明しています。

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                        • 「培養鶏肉」の販売、シンガポールが承認 世界初 - BBCニュース

                          シンガポールは2日、動物の細胞から人工培養でつくる「クリーンミート」(屠殺された動物のものではない食肉)の販売を、世界で初めて承認したと発表した。

                            「培養鶏肉」の販売、シンガポールが承認 世界初 - BBCニュース
                          • 【プレスリリース】⾼純度の砂糖を⽣産する「砂糖イネ」の開発に成功 -砂糖きび、砂糖大根(甜菜)に続く、「第3の製糖作物」を作成- | 日本の研究.com

                            • 大麻の鎮痛効果は単なる思い込みか、メディアが期待を煽りすぎ

                              カンナビノイドの鎮痛効果に関する臨床試験を分析した結果、プラセボ効果と十分な違いは示されなかったと、研究者たちは結論付けた。(PHOTO ILLUSTRATION BY KURT MUTCHLER) 「大麻を試した方がいいと思いますか?」 米ボストンのマサチューセッツ総合病院で慢性痛を専門とする医師のデビッド・ハオ氏は、重度の慢性痛に悩む新規の患者から、こんな質問をされることが多いという。ステロイド注射、痛みを感じる神経の切除、鍼治療、理学療法、手術など、考えられる治療法を一通り説明し終えたあとにだ。 おそらく、家族や友人、またはメディアなどで、大麻あるいはそれに含まれる物質のカンナビノイドが痛みに効くという話を聞いているのだろう。そんなときハオ氏は、科学者として正直に答えることにしている。 「現在出されている研究の結果に基づけば、大麻の有効性には疑問があります」。今のところ、信頼できる研

                                大麻の鎮痛効果は単なる思い込みか、メディアが期待を煽りすぎ
                              • 海底の岩石中に1立方センチメートル当たり100億個の微生物が生息していると判明、火星に生命がいる可能性が急上昇

                                東京大学が主導した発掘調査と分析により、海底の地下深くにある岩の中には、1立方センチメートル当たりの細胞数にして100億個もの微生物が存在していることが分かりました。温度が低く、エネルギー源も少ないため生命がほとんどいないと考えられてきた場所で豊かな生態系が確認されたことから、同様の環境である火星にも生命がいるとの期待が高まっています。 Deep microbial proliferation at the basalt interface in 33.5–104 million-year-old oceanic crust | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-020-0860-1 「常識覆す成果」海底地下の岩石1cm3当たりに100億細胞の微生物 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部 http

                                  海底の岩石中に1立方センチメートル当たり100億個の微生物が生息していると判明、火星に生命がいる可能性が急上昇
                                • 犬、東アジアで進化か ニホンオオカミが最も近縁 | 共同通信

                                  Published 2022/01/08 04:46 (JST) Updated 2022/01/08 10:06 (JST) 犬は東アジアに生息していたハイイロオオカミから進化した可能性が高く、20世紀初めに絶滅したニホンオオカミが最も近縁だとする研究結果を、総合研究大学院大や岐阜大などのチームが8日までにまとめた。ハイイロオオカミの亜種とされるニホンオオカミの残された骨からDNAを調べ、系統関係を分析した。 査読前の論文をウェブに発表した。チームの寺井洋平・総研大助教(進化生物学)は「東アジアのハイイロオオカミが、犬とニホンオオカミの祖先に分岐したと考えられる」と指摘。 犬が人と暮らすようになった地域の解明に役立つ可能性があるという。

                                    犬、東アジアで進化か ニホンオオカミが最も近縁 | 共同通信
                                  • 「私は喜んで犯罪者になる」自然を愛する女性を何がここまで追い詰めたのかー | 沖縄のニュース|RBC 琉球放送

                                    ことし8月に県知事選挙の演説中、候補者に向けて複数の空包を投げつけたとして、書類送検されたチョウ類研究家の宮城秋乃さん。10月18日には初公判が行われました。「犯罪者でいい」と語る宮城さんを何がそこまで…

                                      「私は喜んで犯罪者になる」自然を愛する女性を何がここまで追い詰めたのかー | 沖縄のニュース|RBC 琉球放送
                                    • 心肺蘇生法(CPR)実施時の生存率は思ったより低い

                                      「救急車を待つ間に一刻も早く心肺蘇生法を行うことが、救命率を大きく左右することとなります」と厚生労働省の健康情報サイト・e-ヘルスネットに記載のある、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせて行う「心肺蘇生法(CardioPulmonary Resuscitation:CPR)」について、世の中の人がイメージしているよりも生存率が低いことを、作家であり救急医でもあるクレイトン・ダルトン氏が指摘しています。 CPR's true survival rate is lower than many people think : Shots - Health News : NPR https://www.npr.org/sections/health-shots/2023/05/29/1177914622/a-natural-death-may-be-preferable-for-many-than-end

                                        心肺蘇生法(CPR)実施時の生存率は思ったより低い
                                      • 6つの小分子を削除するだけでオスマウスをメスにすることに成功! - ナゾロジー

                                        Y染色体を持つオスマウスの胎仔がメスの体になる哺乳類の性決定システムは、胎児の発生過程で性別を決定する重要なメカニズムとして知られています。 人間を含む多くの哺乳類では、この性別の決定はX染色体とY染色体によって制御されています。 一般的に、XYの性染色体を持つ個体は男性(オス)に、XXの性染色体を持つ個体は女性(メス)になります。 そのため多くの人々は、「Y染色体があればオスになる」と考えがちですが、実はこれにはもう少し複雑な仕組みが関わっています。 Y染色体が存在するだけではなく、その中にある特定の遺伝子が適切に機能することが必要なのです。 特に重要なのが、Y染色体に存在するSRY(Sex-determining Region Y)遺伝子です。 この遺伝子がスイッチを入れることで、胎児の精巣の発達が始まり、結果としてオスの性別が決定されます。 このSRY遺伝子の働きは、性決定のスイッチ

                                          6つの小分子を削除するだけでオスマウスをメスにすることに成功! - ナゾロジー
                                        • 中英の研究者、大量絶滅後1000万年かけて陸地生態系が回復したことを解明

                                          今回の研究の代表的な化石。A〜C:魚糞、DとE:魚糞の切片、FとG:甲虫、H:魚、Ⅰ:貝虫、J:カブトエビ類(撮影日不明)。(c)Xinhua News 【4月6日 Xinhua News】中国と英国の古生物学者は、地球史上最大規模の生物絶滅事件について、10年にわたる研究の末、大量絶滅から湖や森林などの陸地の生態系が回復するまでに1千万年かかったことを解明した。 地球の歴史上、5回の生物大量絶滅が起きたことがわかっている。中でも2億5200万年前のペルム紀末に起きた大量絶滅が最大規模で、これにより海洋生物の80%以上と陸上生物の75%以上が急速に絶滅。その後、現在まで続く生物群が地球上に現れた。 今回、中国科学院南京地質古生物研究所率いる国際チームが、中国オルドス盆地におけるペルム紀末大量絶滅後の堆積層について、体系的な調査研究を実施。高精度の年代測定と、一連の地質学や古生物学の研究を通

                                            中英の研究者、大量絶滅後1000万年かけて陸地生態系が回復したことを解明
                                          • 地球最深マリアナ海溝で微生物の群集を発見か

                                            2012年に行われたマリアナ海溝の海底探査で、水深約1万677mのシレナ海淵の露頭で見つかった微生物群集と考えられる繊維状構造物。(PHOTOGRAPH BY KEVIN PETER HAND) 有毒ガスが充満する水中洞窟から海底の1億年前の岩石の中まで、地球上のあらゆる過酷な場所で「極限環境微生物」が見つかっている。そして今回、2012年に行われたマリアナ海溝の海底探査「DEEPSEA CHALLENGE(ディープシー・チャレンジ)」の結果から、地球で最も深い海の底にも、多様な微生物の群集らしきものがあることが明らかになった。 マリアナ海溝の泥の中からは、これまでにも微生物や、エビに似た端脚類(たんきゃくるい)などが見つかっていた。しかし、これらの生物がマリンスノー(海中を沈降する有機物の塊)を栄養源としているのに対して、今回見つかった微生物は、海底の岩石が水と反応してできる化学物質を栄

                                              地球最深マリアナ海溝で微生物の群集を発見か
                                            • 「送電線の下はチョウの楽園」 農工大などの調査で明らかに

                                              「送電線の下はチョウの楽園」――東京農工大学、東京大学、クィーンズランド大学(オーストラリア)による研究チームは9月3日、送電線の下には、周囲のエリアより多くの種類のチョウがいることが、調査によって分かったと発表した。 日本の人工林を通る送電線の下は、樹木が送電線に触れないよう定期的に伐採が行われ、草地になっている。このため、草原を主な生息エリアにするチョウが、周りの樹林などより多くいるという。チームは「送電線下がチョウ全体の保全に寄与する可能性も示された」としている。 調査地の各環境。a.送電線の下、b.植栽直後の人工林(幼齢の人工林)、c.人工林内の道路(林道)、d.植栽から時間が経過した人工林(壮齢の人工林) 戦前の日本では、野焼きや薪の採取などで人工的に草地が維持され、草地を主な生活場所とするさまざまな生物が生活してきたが、戦後以降はそういった活動が激減し、草地が減少した。さらに、

                                                「送電線の下はチョウの楽園」 農工大などの調査で明らかに
                                              • 「接ぎ木」の可能性は無限大? 仕組みの一端が明らかに:朝日新聞デジタル

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                                                  「接ぎ木」の可能性は無限大? 仕組みの一端が明らかに:朝日新聞デジタル
                                                • カリブ海の島で巨大細菌発見 糸状の単細胞、長さ1センチ超―新種に分類・仏米チーム:時事ドットコム

                                                  カリブ海の島で巨大細菌発見 糸状の単細胞、長さ1センチ超―新種に分類・仏米チーム 2022年06月24日07時05分 カリブ海の島で発見された糸状の巨大細菌。単細胞で成長すると長さは平均約1センチになる(米ローレンス・バークリー国立研究所提供) カリブ海にあるフランス領グアドループ諸島のマングローブ林で、糸状の巨大細菌が発見された。単細胞で成長すると長さは平均約1センチ、最大で2センチになり、これまで見つかった細菌で最大。仏アンティーユ大や米ローレンス・バークリー国立研究所などの研究チームが顕微鏡による詳細な観察や全遺伝情報(ゲノム)解析で新種に分類し、24日付の米科学誌サイエンスに発表した。 〔写真特集〕ミクロの世界 細菌のほとんどは大腸菌などのように肉眼で見えない。しかし、アフリカ南部ナミビア沖で発見され、1999年に論文が発表された「チオマルガリータ(属)・ナミビエンシス(種)」は直

                                                    カリブ海の島で巨大細菌発見 糸状の単細胞、長さ1センチ超―新種に分類・仏米チーム:時事ドットコム
                                                  • タコ 人間に似た2段階の睡眠サイクル OISTなどの研究チーム | NHK

                                                    OIST=沖縄科学技術大学院大学などの研究チームは、タコが人間に似た2段階の睡眠サイクルを持つことが明らかになったと発表しました。脊椎動物以外で2段階の睡眠サイクルが明らかになったのは初めてで、人間が夢を見るのと同じような現象が、タコに起きている可能性もあるということです。 この研究結果は、OISTとアメリカ・ワシントン大学の共同研究チームが科学誌「ネイチャー」で発表し、睡眠中のタコの脳の動きなどを調べたところ、「静的睡眠」と「動的睡眠」の2種類があることが分かったということです。 このうち、 ▽「静的睡眠」では人間などの哺乳類が深い睡眠をしているときに、 ▽「動的睡眠」では浅い眠りである「レム睡眠」のときに似た脳の動きがタコの脳でも見られたということです。 レム睡眠は急速な眼球の運動を伴う睡眠のことで、人間などの哺乳類は、多くの夢はレム睡眠中に見ると考えられています。 タコは「動的睡眠」

                                                      タコ 人間に似た2段階の睡眠サイクル OISTなどの研究チーム | NHK
                                                    • ランダムの力 ― 民主主義・科学・社会実装 - 🐴 (馬)

                                                      科学の助成金をランダムに配分する(不確実性への投資) 課題 解決策 実行性 社会実装の助成金をランダムに配分する(不確実性への投資) ビジネスにランダム性を活かす その他の議論:民主主義でランダムな市民に参加してもらう(公正性) まとめ 皆さんがアートに興味を持って、何かを買おうと思ったとします。アートには絵もあれば彫刻や音楽もあります。最初は自分の興味すら分かりません。どれも良く見えますし、悪くも見えます。アートに詳しい友人らに相談してコメントをもらったりレビューしてもらっても、様々な評価軸で評価を返してくるので評価が一定しません。 一つ一つはそれなりの値段がしますし、場所も取るので、1年に2, 3個買うのが限度です。そこで様々なものを比較しながら慎重に選ぼうとします。でも次第に選ぶのに疲れて「もういいや」となって、買うのをやめてしまうかもしれません。 そんなとき、「とりあえずランダムに

                                                        ランダムの力 ― 民主主義・科学・社会実装 - 🐴 (馬)
                                                      • 浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! - ナゾロジー

                                                        浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! / Crerdit:Canva . ナゾロジー編集部かつて、うんちの浮沈は脂肪分の量によって決まると考えられていました。 確かに脂肪は水よりも比重が軽いため、うんちに含まれる脂肪が多ければ、水に浮かせることが可能になります。 しかし脂肪を多く含む「脂肪便」の多くは、脂肪をとりすぎたり、膵臓がんなどが原因で膵臓から分泌される脂肪分解酵素が出にくくなるために発生します。 一方、全く健康であっても10~15%の人は常に浮くうんちを生成することが知られており、健康問題とうんち浮沈の実態は矛盾していました。 ですが今から50年ほど前の1972年、ミネソタ大学病院の2人の医師の何気ない会話がキッカケで事態は大きく動き始めます。 1970年代の初頭、ミネソタ大学病院の消化器系内科医であるドゥエイン氏は同僚であるレヴィット氏に「自分のうんちが常に浮いている

                                                          浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! - ナゾロジー
                                                        • イベルメクチンは何に効くのか? - 船引宏則|論座アーカイブ

                                                          イベルメクチンは何に効くのか? 新型コロナウイルス感染症に対する治療薬としての可能性とリスク 船引宏則 ロックフェラー大学教授(細胞生物学) ツイッターを眺めていると、新型コロナウイルスへのイベルメクチンの効果を熱狂的に信じている人たちが日米にいることが分かる。イベルメクチンは寄生虫の駆除薬として人間や家畜に広く使われてきているものだ。元となるエバーメクチンを放線菌から発見した大村智博士は、その功績によりノーベル賞を受賞されており、抗寄生虫薬としての効果に疑いはない。 しかし、なぜ寄生虫の特効薬がウイルスに効果があると考えられているのだろう? イベルメクチンをめぐる意見は疫学調査や臨床試験の結果をもとに盛んに発信されているが、イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症に効く根拠となる分子メカニズムを解説した日本語解説記事を目にしたことはなかった。 私は染色体を研究する細胞生物学者であるが、日

                                                            イベルメクチンは何に効くのか? - 船引宏則|論座アーカイブ
                                                          • 太陽系の外からの珍しい訪問者「ボリソフ彗星」各地で観測 | NHKニュース

                                                            太陽系の外から来た「すい星」が近づいていて、各地の天文台では太陽系の外から来た珍しい訪問者の観測を始めています。 来月にかけて太陽や地球に近づくのを前に、各地の天文台が観測を始めていて、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が先月12日に捉えた画像では、直径が数キロと見られるすい星の核が白く輝き、その周りをちりが取り巻いている様子が観測されました。 また、東京大学の酒向重行助教のグループが今月16日に観測した動画では、明るさが16等星程度に増していて、すい星の「尾」もはっきりし、しし座の方角を移動していることが確認されました。 「ボリソフ彗星」は一般的なすい星とは軌道が大きく異なり、太陽系を貫くように火星と木星の間を通過してその後、太陽系の外へと遠ざかっていくことがわかっています。 太陽からの距離が最も近くなる来月8日ごろは、明るさが15等星程度と、経験の豊富なアマチュア天文家ならば観測できるように

                                                              太陽系の外からの珍しい訪問者「ボリソフ彗星」各地で観測 | NHKニュース
                                                            • “Muse細胞”脳梗塞患者の身体機能が改善

                                                              iPS細胞・ES細胞に続く万能細胞『Muse細胞』の効果が明らかになりました。 Muse細胞は、ヒトの骨髄に存在し、さまざまな細胞に置き換わることができます。傷ついた細胞から出るSOSシグナルを静脈から投与されたMuse細胞がキャッチ。すると損傷のある場所へ向かい自ら置き換わって修復します。 今回、発表されたのは、脳梗塞で介助なしの生活が困難になった患者にMuse細胞を投与した治験の結果です。 東北大学医工学研究科・新妻邦泰教授:「70%近くの患者が日常生活自立まで到達。31.8%の方が職場復帰を達成」 有効性を見るため偽薬を投与したグループと比べると、Muse細胞を投与した患者は1年後に運動機能が大きく改善していました。 Muse細胞の発見者の出澤教授は、現在、進められているほかの病気に対する治験にも期待を寄せています。 東北大学医学系研究科・出澤真理教授:「今回の脳梗塞の治験結果は、非

                                                                “Muse細胞”脳梗塞患者の身体機能が改善
                                                              • 【解説】月経の歴史と変遷

                                                                生理用品のイラスト。インド西部プネで(2020年2月9日撮影)。(c)Indranil MUKHERJEE / AFP 【6月8日 AFP】女性は何千年にもわたり、月経と付き合ってきた。時代と共にタブー視される度合いが変わり、向き合い方も変わった。 ■タブーではない時代も 人類の歴史において、ごく最近まで月経のメカニズムはほとんど理解されていなかった。 古くは否定的に捉えられることも多く、経血は不浄、月経は呪いだと考えられることもあった。 フランスの歴史家ナエマ・アナフィ(Nahema Hanafi)氏はAFPに対し、15世紀以降、規則正しい月経周期を促すため「かん腸などの治療を受けたり、運動をしたり、通経作用のあるハーブを摂取してきたりした」と話した。 月経について教えるのは、初潮を迎える年齢の少女の家族や共同体の仕事だった。 中世や近世では、月経は一族全体に関わる重要な健康問題とされ、

                                                                  【解説】月経の歴史と変遷
                                                                • 猫がマーキングする時の尿、なぜ臭い 岩手大学が解明 - 日本経済新聞

                                                                  岩手大学の宮崎雅雄教授と上野山怜子大学院生らは、ネコがマーキングする時の尿が通常の尿よりもにおいが強い理由を解明した。尿の成分は同じで、スプレー状に広く壁に吹きかけることで、においを広がりやすくしていた。研究成果は消臭方法の開発などに役立つと期待している。ネコは通常の尿以外に、尻尾を上げて壁などにスプレー状に尿を吹きかけて、縄張りを示す。生後7〜8カ月の性成熟するころから始まり、去勢していない

                                                                    猫がマーキングする時の尿、なぜ臭い 岩手大学が解明 - 日本経済新聞
                                                                  • 恐竜の始まりからその終わり、さらに「現代の恐竜」まで、一冊でみっしりまとまった快作──『恐竜の世界史──負け犬が覇者となり、絶滅するまで』 - 基本読書

                                                                    恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで 作者: スティーブ・ブルサッテ,土屋健,黒川耕大出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/08/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの『恐竜の世界史』はいい! 実は恐竜は羽毛が生えてたんじゃね、実はティラノサウルスって走るのそんなに早くなかった説、実は鳥、恐竜であるとか、いわゆる恐竜学もこのうん十年で化石発掘、コンピュータでの解析が進みこれまでの定説と異なる意外な真実が明らかになってきた。本書は、恐竜、その誕生から終わりを、現代最新の研究成果でアップデートし一冊でコンパクトに描き出す、非常な快作である。 それこそが、私がこの本で語りたい物語だ。恐竜はどこから来て、どうやって支配者に成り上がったのか。どのようにして巨大化し、あるいは羽毛と翼を発達させて鳥に進化したのか。そして、なぜ鳥以外の恐竜が滅び、その結果として現代の

                                                                      恐竜の始まりからその終わり、さらに「現代の恐竜」まで、一冊でみっしりまとまった快作──『恐竜の世界史──負け犬が覇者となり、絶滅するまで』 - 基本読書
                                                                    • 生態系の頂点?深海魚ヨコヅナイワシ発見 体重25キロ:朝日新聞デジタル

                                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                        生態系の頂点?深海魚ヨコヅナイワシ発見 体重25キロ:朝日新聞デジタル
                                                                      • 教えて先輩! 土研究者 藤井一至さん【後編】|NHK就活応援ニュースゼミ

                                                                        「世界中の土を自分の目で見てみたい!」とスコップ片手に世界を飛び回ってきた土壌学者の藤井一至さん。人々の貧しさの根底に土の問題があると気づき、研究に向き合う姿勢に変化が。土から世界を救うことはできないか?藤井さんに聞いてみました。

                                                                          教えて先輩! 土研究者 藤井一至さん【後編】|NHK就活応援ニュースゼミ
                                                                        • 新種の細菌 東京理科大キャンパスの池にいた 世界4例目の仲間発見:朝日新聞デジタル

                                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                            新種の細菌 東京理科大キャンパスの池にいた 世界4例目の仲間発見:朝日新聞デジタル
                                                                          • 微生物、宇宙空間で3年生存 東京薬科大教授ら発表、生命地球外起源説に信ぴょう性か

                                                                            地球の大気圏上に広がる星空。米航空宇宙局(NASA)提供(2020年1月5日入手、資料写真)。(c)AFP PHOTO /NASA/HANDOUT 【8月27日 AFP】日本の研究者らが微生物の放射線耐性菌を宇宙空間にさらす実験を行い、少なくとも3年生き延びることを確認した。無防備の状態でも生命が地球と火星の間を移動できる可能性を示した形で、論文は26日付の学術誌「Frontiers in Microbiology」に掲載された。 実験に携わった研究者らは結果について、微生物が惑星間を移動でき、移動先で生命の起源となるという「パンスペルミア説」に信ぴょう性を与えるものだと説明している。 研究者らは説を実証するため、デイノコッカス・ラジオデュランスと呼ばれる細菌を地球から高度400キロの国際宇宙ステーション(ISS)の外の宇宙空間にさらした。 宇宙空間という厳しい環境に加え、強力な紫外線、さ

                                                                              微生物、宇宙空間で3年生存 東京薬科大教授ら発表、生命地球外起源説に信ぴょう性か
                                                                            • 光合成細菌を窒素肥料に

                                                                              理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター バイオ高分子研究チームの沼田 圭司 チームリーダー(京都大学 大学院工学研究科 教授)、シャミタ・ラオ・モレ-ヤギ 客員研究員(京都大学 大学院工学研究科 特定助教)、京都大学 大学院農学研究科の木下 有羽 助教、元木 航 助教(研究当時)らの共同研究グループは、破砕・乾燥処理した海洋性の非硫黄紅色光合成細菌[1]のバイオマス[2]が作物栽培の窒素肥料として利用可能であることを明らかにしました。 本研究成果は、既存の窒素肥料に替わる持続可能な窒素肥料の開発に貢献すると期待できます。 海洋性の非硫黄紅色光合成細菌であるRhodovulum sulfidophilumは窒素と二酸化炭素の固定が可能であり、これを破砕・乾燥処理したバイオマスは11%(重量比)もの窒素を含有しています。共同研究グループはそのバイオマスを肥料として利用し、植物がバイオマス

                                                                                光合成細菌を窒素肥料に
                                                                              • 初期の動物の行動、酸素が制御 約5億5000万年前の生痕化石から解明

                                                                                約5億5000万年前、酸素濃度変化の影響を受けた古生物が、海底面の藻類の間を「上下に潜り込む」ことで残した生痕化石(提供写真)。(c)Xinhua News 【11月11日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所の早期生命研究チームはこのほど、米バージニア工科大学(Virginia Tech University)の古生物学者と協力し、三峡地区で約5億5000万年前の古生物の生痕化石を発見した。化石には古生物の独特な「上下に潜り込みながら進む運動」の痕跡が記録されており、研究者は初期の動物が酸素によって行動を制御されていたことと関係しているとの見方を示した。 【関連記事】1億年前の毛の生えたカタツムリ化石を発見 中国国内外の研究者 生痕化石とは、古生物が堆積物の表面や内部に残した痕跡により、さまざまな生命活動が記録された化石を指す。生物そのものの化石とは異なり、主に生物の足

                                                                                  初期の動物の行動、酸素が制御 約5億5000万年前の生痕化石から解明
                                                                                • 【解説】最大級の淡水魚ハシナガチョウザメが絶滅

                                                                                  生きたハシナガチョウザメ(Psephurus gladius)は2003年を最後に目撃されておらず、絶滅したと考えられる。捕獲や目撃例が少なく、写真をほとんど残さないまま早すぎる死を迎えた。(PHOTOGRAPH BY QIWEI WEI) ハシナガチョウザメ(Psephurus gladius)や近い仲間が地球上に登場してから2億年以上になる。中国、長江(揚子江)を生息域とし、体長7m以上になるこの魚は、想像を絶する大変動を生き抜いてきた。恐竜や首長竜などが大量絶滅した時代にも耐えた。顕花植物(花を咲かせる植物)が進化したのも彼らの登場以後であり、長江の川岸にも繁茂するようになった。 それから竹が、もっと後にはジャイアントパンダが登場した。さらにここ数千年で(進化の歴史ではほんの一瞬だ)陸地は人間であふれ、中国の人口は世界一になった。一方、ハシナガチョウザメは太古の昔と変わらず、長江の濁

                                                                                    【解説】最大級の淡水魚ハシナガチョウザメが絶滅