宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ2」について地球帰還に向けた計画を発表し、「初代とは比べようもないほど元気」と飛行が順調であることを明らかにした。 小惑星「リュウグウ」から地球に向かって飛行中の探査機「はやぶさ2」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、機体を加速するイオンエンジンを計約2500時間運転する計画を明らかにした。2020年末の地球帰還に向け順調に飛行しているという。 はやぶさ2は11月中旬にリュウグウを離れ、12月3日にイオンエンジンの連続運転を開始して加速。既に約250時間運転した。計画では20年2月上旬までに約600時間、さらに5~9月に約1900時間運転する。 その後は姿勢制御用エンジンで軌道を微調整しながら飛行。地球の上空に来たら、リュウグウの砂を納めたカプセルをオーストラリアの砂漠に向けて切り離す。 津田雄一プロジェクトマネジャーは会