中国・北京の天安門広場で行われた建国70周年記念パレードで披露されたUAV(無人航空機)(2019年10月1日撮影、資料写真)。(c)GREG BAKER / AFP 【1月27日 AFP】スウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は27日、兵器生産量に関する報告書を発表し、中国がロシアを抜き、米国に次ぐ世界第2位に浮上したと明らかにした。 SIPRの報告によると、これまでは透明性の欠如により謎に包まれていた中国の兵器生産量は増加しており、兵器生産企業上位10社のうち3社を中国企業が占めるまでになった。 年間売上高は推定700億~800億ドル(約7兆6000億~8兆7000億円)。その大部分を人民解放軍(PLA)のさまざまな部門や部隊が購入している。 以前はロシアとウクライナから大量の兵器を輸入していた中国は、この10年間で劇的な転換を見せており、報告書の共著者