5行共同利用システムの運用にServiceNowを適用、作業時間を83%削減も NTTデータ:金融機関の勘定系とSaaS、DevOpsツールが連携 FISC安全対策基準もクリア 次期リリースでオープン系への刷新が予定されているNTTデータの地銀共同利用システムで、SaaSと連携したオペレーションの自動化効率化が進む。セキュリティ要件を維持しながらSaaSをつなぐ点が特徴だ。今後、勘定系のオペレーションなどにも広く適用する計画だという。 セキュリティ要件が厳しい金融機関の勘定系システムにもオープン化やSaaS連携による自動化を試みる動きが出てきた。NTTデータは2021年8月10日、自社が運用する地域金融機関5行の共同利用システム「MEJAR」において、システムの維持および運用にSaaS型の業務自動化支援ツール「ServiceNow」を適用したと発表した。MEJARは横浜銀行と東日本銀行、北