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  • 『人口減少社会のデザイン』「人口減少社会」に直面する日本に残された選択肢とは - HONZ

    厚生労働省は12月24日、2019年の人口動態統計の年間推計を発表し、それが大きなニュースになっている。2019年の日本人の国内出生数は、最少だった2018年の91万8400人を下回り、前年比5.92%減の86万4千人となり、1899年の統計開始以来初めて90万人を下回った。出生数が死亡数を下回る人口の自然減も51万2千人と初めて50万人を超えて、2017年4月の国立社会保障・人口問題研究所の将来推計に比べると、人口減少ペースは2年も早まっている。 未来予測の中で最も確度が高いのが人口予測であるというのは、未来学者(フューチャリスト)のピーター・ドラッカーが以前から指摘していたことであり、人口の大幅な減少が今さら話題になるというのもおかしな話ではある。これだけ長期にわたる経済停滞が続き、社会がこれだけ若者と女性を痛めつければ、その結果がどうなるかは誰でも分かりそうなものだが、分かっていても

      『人口減少社会のデザイン』「人口減少社会」に直面する日本に残された選択肢とは - HONZ
    • 「動作」に特化した創作者のためのシソーラス『動作表現類語辞典』

      文章を書いていて、似たような表現をくりかえすことがないだろうか。 わたしは、よくある。そんなとき役立つのは、シソーラス・類語辞典だ。関連するワードや概念を別の言葉で表現することで、ボキャブラリーを広げ、マンネリに陥らぬようにする。 よく使うのは名詞や形容詞の言い換えだが、所作や行動に特化した『動作表現類語辞典』が斬新なり。これ、小説やシナリオを書く人にとって、強力な一冊になるだろう。 見出しは全て「動詞」で、五十音順に並んでいる。 たとえば、「教える(teach)」だと……アドバイスする、補助する、承知させる、文明化する、コーチする、調子を整える、忠告する、開発する、監督する、規律に従わせる、改善する、叩き込む、強化する etc……とある。 かなりのバリエーションだが、「教える」は様々な行動になる。ありがちな「アドバイスする」から、状況により「叩き込む」こともありだ。えっちなシーンだと、「

        「動作」に特化した創作者のためのシソーラス『動作表現類語辞典』
      • コラボ企画!映画「マレフィセント」で使われる英単語を分析&再会の旅~分析編~ - 塾の先生が英語で子育て

        海外映画を使って楽しく英語学習ができれば最高ですね。 これまで8つの映画で使われる英単語を分析してきました。www.jukupapa.com ディズニー映画は英語学習に最適です。 世界中の人に分かりやすいように作られています。 大人にも子どもにも、非ネイティブにとっても分かりやすい英語が使われています。 今回はコラボ企画第一弾として、英語講師ブロガーのBossさんの人気シリーズ 「出会い」と「再会」を求める「Boss流の英単語の旅」 www.yurutabieigo.com と私、塾パパの映画で使われる英単語を分析してみましたシリーズで、ひとつの映画を題材にそれぞれの記事を展開していきたいと思います。 今回題材にした映画はディズニー映画「マレフィセント」(Maleficent)です。 マレフィセント (字幕版) 発売日: 2014/12/03 メディア: Prime Video 2019年

          コラボ企画!映画「マレフィセント」で使われる英単語を分析&再会の旅~分析編~ - 塾の先生が英語で子育て
        • 「これしかやらない」超アナログな大手スーパーのデジタル化が成功 きっかけはトップの“ひと言” | 文春オンライン

          コロナ禍で多くの国民が実感したデジタル化の遅れ。それがいまコロナの影響を大きく受け、官民ともにデジタル社会の基盤づくりにようやく本腰を入れた段階に入った。そこにはデジタルの力によって社会や組織に変革を起こすDX(デジタルトランスフォーメーション)と正面から向き合い、本気で未来を変えようとしている人たちがいる。 6月に刊行された「ルポ 日本のDX最前線」(集英社インターナショナル)は、霞が関から小売、飲食、金融、製造、エンタメまでDXに取り組む企業の試行錯誤をノンフィクションライターの酒井真弓氏が追ったルポルタージュだ。経産省や金融庁、日清、コーセー、セブン銀行、コープさっぽろ、イカセンターなど、幅広い分野の組織のDXの現状を取材し、その現実に迫っている。(前後編の後編。前編「官公庁編」はこちら) ◆ ◆ ◆ 古いシステムに50億円かけて「サグラダ・ファミリア状態」に ——第2章ではまず「コ

            「これしかやらない」超アナログな大手スーパーのデジタル化が成功 きっかけはトップの“ひと言” | 文春オンライン
          • 「悪役令嬢」ラノベ席巻 不幸からの逆転、読者が期待 - 日本経済新聞

            ライトノベル市場で次のブームを探る動きが始まっている。いわゆる「異世界転生もの」から派生した作品に人気が出ており、その筆頭が「悪役令嬢」を主人公とするものだ。本来はバッドエンドを迎えがちな悪役令嬢がいかに逆転するかに、読者の期待が集まる。読者層が広がるなか、ヒットジャンルになるのか注目が高まっている。悪役令嬢ものがマニア向けコンテンツの市場を徐々に席巻するようになっている。悪役令嬢とは、本来の

              「悪役令嬢」ラノベ席巻 不幸からの逆転、読者が期待 - 日本経済新聞
            • 法令読解と法制執務の学び方 : おすすめの本を中心に - 猫に夢研究所

              ぼくのかんがえたさいきょうの法令読解と法制執務の学び方。 目次 法令には、読み方・つくり方がある レベル1 : 法学・法令全般の入門書 『法令入門―法令の体系とその仕組み』 『プレップ法学を学ぶ前に <第2版> (プレップシリーズ)』 『伊藤真の法学入門 補訂版 講義再現版 (伊藤真の入門シリーズ)』 レベル2 : 法令読解・法制執務の入門書 『新版 絶対わかる法令・条例実務入門』 レベル3 : 法令読解・法制執務の基本書 『法令用語の常識 改訂版 (セミナー叢書)』 『法令解釈の常識 (セミナー叢書)』 『法令作成の常識 (セミナー叢書)』 『最新 法令の読解法 四訂版』 レベル4の1 : 法令読解の専門書 法令そのものの読解に挑戦する 定評のある専門書に取り組む レベル4の2 : 法制執務の専門書 『新訂 ワークブック法制執務 第2版』 『法制執務詳解 新版III』 おわりに おまけ

                法令読解と法制執務の学び方 : おすすめの本を中心に - 猫に夢研究所
              • ヤクザに非常識と言われた男が書く『喰うか喰われるか 私の山口組体験』 - HONZ

                いまから15年ほど前のこと、「週刊現代」編集部に戻って、まっさきに執筆を依頼したのが溝口敦さんだった。そのときの様子を、溝口さんは自伝的ノンフィクション『喰うか喰われるか 私の山口組体験』(5月13日刊、講談社)でこう書いている。 二〇〇六年三月、講談社の加藤晴之さんに会ったとき、彼から「細木数子について四回くらい連載できないか」といわれた。彼はこの年の二月、「週刊現代」の編集長に就いたばかりだった。 細木数子に特別関心があるわけではなかった。何か目障りな女がいるなぐらいの認識で、テレビで彼女が登場する番組に出合うと、チャンネルを替えていた。彼女を見る気がしなかったのだ。 当時の細木数子は、自ら考案したという占星術と、「地獄に落ちるわよ」「あんた死ぬわよ」など啖呵売のような喋りで人気者となり「視聴率の女王」の異名をとるテレビタレントだった。だが業界筋では、陽明学者で政界のご意見番・安岡正篤

                  ヤクザに非常識と言われた男が書く『喰うか喰われるか 私の山口組体験』 - HONZ
                • 『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』膨大な弱いつながりを見つめ直し人間らしく生きる哲学 - HONZ

                  我々はSNSやソーシャルゲームに備わる巧妙で強い依存性のある仕掛けに心を絡め取られている――というのは、評者が先月レビューしたアダム・オルター『僕らはそれに抵抗できない』(ダイヤモンド社)の主張である。記事への反応を見るに、こうしたテクノロジーの利用法にモヤモヤしている方は大勢いるんだなあ……と思わずにはいられなかった。 さて本書『デジタル・ミニマリスト』は、上述のアダム・オルターの研究等を踏まえ、フェイスブックやツイッターといったデジタルテクノロジーから距離を置くメソッドを紹介し、孤独に思惟思索をしたり趣味に耽溺したりする時間をつくって人間らしく生きようと提起する一冊である。デジタル・ミニマリズムとは以下のように定義される。 自分が重きを置いていることがらにプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず手放

                    『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』膨大な弱いつながりを見つめ直し人間らしく生きる哲学 - HONZ
                  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く 松本 敏治(著/文) - KADOKAWA

                    紹介 【発売直後から話題】 ★読売新聞 2020年10月18日「文庫新書欄」掲載 ★J-CAST BOOKウォッチ 同10月21日「デイリーBOOKウォッチ」掲載 ★朝日新聞 同10月24日「山田航が薦める文庫この新刊!」掲載 ★honto ブックツリー 同10月30日「『言語』に興味をもっている人へ」(選:高野秀行氏)掲載 ★ダ・ヴィンチニュース 同11月6日書評(文:いのうえゆきひろ氏)掲載 ★毎日新聞 同11月7日「今週の本棚」(評:渡邊十絲子氏)掲載 ★東京新聞 同11月14日「酒井順子さんの3冊の本棚」掲載 ★北海道新聞 同11月14日著者インタビュー掲載 ★要約サイト「フライヤー」 同12月16日掲載 「今日の健診でみた自閉症の子も、お母さんバリバリの津軽弁なのに、本人は津軽弁しゃべんないのさ」――津軽地域で乳幼児健診にかかわる妻が語った一言。「じゃあ、ちゃんと調べてやる」。こ

                      自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く 松本 敏治(著/文) - KADOKAWA
                    • 「30年で58冊の名著を量産」天才社会学者がやっていた無駄にならないメモの取り方 だれでも天才になれるすごい方法

                      ただメモを取っていても無意味 時は1960年代、場所はドイツ。とある役所にビール醸造人の息子がいました。 その名は、ニクラス・ルーマン。法学部に進んだものの、弁護士として依頼人のために働くのは気が進まず、公務員の道を選びました。しかし、行政のキャリアも人間関係が重要なので向いていないと自覚したルーマンは、9時から5時まで働いたらすぐに家に帰り、いちばんの楽しみに没頭しました。読書をして、哲学、組織理論、社会学への幅広い関心を満たすことです。 彼は印象深いことがらに出会ったり、何かを考えついたりしたら、すぐにメモに書き留めました。現代では、多くの人が夜になると自分の関心を追って読書をします。メモをとる人もいます。でも、読書によってルーマンのように途方もないキャリアを送った人はほとんどいません。 しばらくふつうの人と同じようなメモをとり、本の余白にコメントを書いたり、トピック別に手書きのメモを

                        「30年で58冊の名著を量産」天才社会学者がやっていた無駄にならないメモの取り方 だれでも天才になれるすごい方法
                      • 【2022年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                        今月は歴史専門書の数が多いです 2022年1月~3月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回は50冊あります。 高校で「歴史総合」が始まるにあたって、歴史をどう見るかといった視点の本が今回は多い印象でした。 ※追記 昨今のウクライナ情勢も踏まえて、やや趣旨が異なりますが、ウクライナの歴史やロシア・ウクライナ関係史の書籍も記事末にまとめておきます。 新書 今期はあまり世界史関連の新書はあまり多くありませんでした。個人的な注目はこの二冊です。 リヒトホーフェン―撃墜王とその一族 中国思想史 1. 『リヒトホーフェン―撃墜王とその一族』 中公新書 森貴史 著 2022/1/19 税込968円 リンク 「赤い男爵」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンは、真紅の機

                          【2022年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                        • 本ーくじけないで - 綾なす

                          貯金 私ね 人から やさしさを貰ったら 心に貯金をしておくの さびしくなった時は それを引き出して 元気になる あなたも 今から 積んでおきなさい 年金より いいわよ ことば 何気なく 言った ことばが 人を どれほど 傷つけていたか 後になって 気が付くことがある そんな時 私はいそいで その人の 心のなかを訪ね ごめんなさい と 言いながら 消しゴムと エンピツで ことばを修正していく 本:「くじけないで」からの抜粋 ***** 母の為に買ってあげた本。 形見分けで私の手元に戻ってきました。 なかでもこの2つの詩を読むと涙が出てきてしまいます。 心が折れそうになった時 心に優しさが足りなくなった時 読むのにお薦めです。

                            本ーくじけないで - 綾なす
                          • 漫画で英語の多読!漫画なら楽しみながら英語が学べる!おすすめの漫画もご紹介! - 塾の先生が英語で子育て

                            英語を話せるようになりたい! 海外ドラマ、映画、アニメを英語で見られるようになりたい! 英語を使った仕事をしてみたい! などなど。 憧れますよね。 でもなにからすればいいの? もう一度英語の勉強をするのは大変。 そんな方におすすめの方法のひとつは英語の多読です。 多読とは文字通り英語の文章をたくさん読むことです。 日本が海外に誇るコンテンツである漫画は、世界中で愛され様々な言語で出版されています。 以前は英語の漫画を購入しようと思うと、海外に行ったときに購入したり、専門の業者で購入するのなど、手間もかかり、価格もお手頃ではありませんでした。 最近は日本国内でも、英語の漫画も簡単に手に入るようになっています。 Amazonで「英語 漫画」と検索すれば、20000件以上の商品がヒットします。 ドラえもん、ドラゴンボールなどはもちろん「君の名は」(your name)や「鬼滅の刃」(Demon

                              漫画で英語の多読!漫画なら楽しみながら英語が学べる!おすすめの漫画もご紹介! - 塾の先生が英語で子育て
                            • 【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                              2020年12月〜2021年3月の世界史関連の新刊の紹介 恒例の世界史関連の新刊紹介です。 今回は安価な新書と高額な専門書が多めになっています。 こちらの記事ですが、特に全部読む必要はなく、ザッと中身を見たりブックマークしたりして、気になる本をメモするためにお使いください。個人的にも、書店に行ったときにこの記事を見返して探したりします。 今回は50冊あります。それではどうぞ。 1. 『太平天国』 菊池 秀明 著 岩波新書 2020/12/18 税抜860円 太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明 発売日: 2020/12/19 メディア: 新書 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へ

                                【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                              • 『時間とテクノロジー』雑感、それと自由のゆくえ - シロクマの屑籠

                                時間とテクノロジー 作者:佐々木俊尚発売日: 2019/12/17メディア: 単行本(ソフトカバー) 週末、佐々木俊尚さんの近著『時間とテクノロジー』を読んだ。自動車運転やVRも含めた情報通信テクノロジーに私たちが完全に包まれて、お膳立てされ、環境そのものが知能を持つようになった近未来について考えさせてくれる本だ。 近未来が、この本に書いてあるとおりになるかはわからない。それでも、「テクノロジーの進歩によって人間の世界の捉え方が変わる」というテーマの大筋は間違っていないだろうし、いくつかの具体例には説得力を感じた。 たとえばレコードを買っていた時代からストリーミング配信の時代に変わったことで音楽の受け止め方が変わり、「古い時代の曲も新しい時代の曲も懐かさを伴わなくなる」というのはわかる話だ。また、デジタル録画が鮮明になればなるほど、鮮明すぎる過去の録画から郷愁を感じとることは難しくなる。

                                  『時間とテクノロジー』雑感、それと自由のゆくえ - シロクマの屑籠
                                • 東大合格者の"合理的すぎる"英単語の超暗記法

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                                    東大合格者の"合理的すぎる"英単語の超暗記法
                                  • 大学生活の勉学まわりの回顧録

                                    大学生活も終わりを迎えようとしているので、過去6年間の大学生活で勉強したことを大まかにまとめつつ振り返ろうと思います。 当時読んだ書籍に沿って書こうと思うので、タイトルを拾うことで僕と近しい進路の人が学ぶことの一例を垣間見えるかもしれません。 各本に付属する本文は思い出話で書評ではないので留意してください。 書籍は大学の講義に直接関係あるか、或いは専門である情報系の物とその周辺分野(機械学習に用いる数学/物理など)で、記憶にもある物に限定します。 オンラインリソースや論文などは基本的に割愛します。 また、情報系の書籍でもソフトスキル系の話は省きます。 繰り返しになりますが、この文章全体は広義の日記で、何かを薦めたり批評したりする意図はありません。 大学1年 所属は理科一類でした。 初めての一人暮らしやサークルなどに時間を取られ最初の数週間は講義から置いていかれがちだったことを覚えています。

                                      大学生活の勉学まわりの回顧録
                                    • 【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                      2019年12月〜2020年3月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナの影響で外出を控え自宅にいがちな方も多いのではないでしょうか。 本屋に行くのもためらわれるという方もいるかもしれません。 世界史関連の新刊の最新の情報をまとめましたのでぜひご参考にしてください。 1. 「シリーズ中国の歴史②江南の発展:南宋まで」 丸橋充拓 著 岩波書店 2020/1/21 江南の発展: 南宋まで (岩波新書) 作者:丸橋 充拓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2020/01/23 メディア: 新書 ユーラシアを見わたせば、中国は、北は遊牧世界、南は海域世界へと開かれている。第二巻は、長江流域に諸文化が展開する先秦から、モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観。中原と対峙・統合を重ねながら、この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を、社会の重層性にも着目しつつダイナミ

                                        【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                      • 挫折した海外文学選手権 - ボヘミアの海岸線

                                        これまでたくさんの小説に挫折してきた。いったいどれほどの本を手に取り、本棚に戻したことだろう。 これは、私と、私と本棚を共有してきた妹による、とりわけ思い出深い「挫折した海外文学」の記録である。 この記事は、主催している「海外文学・ガイブン アドベントカレンダー」12月1日分として書いた。12月1日から25日まで、ガイブンにまつわることを、いろいろな人が書いてくれる予定。 海外文学・ガイブン Advent Calendar 2020 - Adventar マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 ウィリアム・ギャディス『JR』 ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』 ナサニエル・ホーソーン『緋文字』 ウィリアム・ フォークナー『響きと怒り』 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 まとめ:人によって感想と挫折は違う。挫折もまた読書である みんなの #挫折した海外文学選手権 マルセル

                                          挫折した海外文学選手権 - ボヘミアの海岸線
                                        • 防衛費5年間で大幅増の43兆円、実際は60兆円近くに膨張 そのわけは…:東京新聞 TOKYO Web

                                          5年間で43兆円という金額は、政府が今月に閣議決定した安全保障関連文書の一つ「防衛力整備計画」で示した。現計画の1.6倍近い大幅増となる。内訳は自衛隊員の給与や食費など「人件・糧食費」11兆円、新たなローン契約額のうち27年度までの支払額27兆円、22年度までに契約したローンの残額5兆円となっている。 5年間に組む新たなローンの総額は、現計画の17兆円から43兆5000億円へ2.5倍にはね上がる。27年度までに支払う27兆円を差し引くと、16兆5000億円が28年度以降のローン払いで、政府が5年間の規模とする43兆円と合わせれば、59兆5000億円になる計算だ。 国の予算は、その年の支出はその年の収入や借金を充てる単年度主義が原則だが、高額な装備品や大型公共事業は1年で賄えないため「後年度負担」と呼ばれる分割でのローン払いが認められている。安倍政権はこの仕組みを使って、米国製兵器の購入を大

                                            防衛費5年間で大幅増の43兆円、実際は60兆円近くに膨張 そのわけは…:東京新聞 TOKYO Web
                                          • 『最期の言葉の村へ──消滅危機言語タヤップを話す人々との30年』 言語とともに消え去っていくものたち - HONZ

                                            タヤップ語。それは、パプアニューギニアの熱帯雨林の奥深くにある小さな村で話されている言語である。そして、その言語はいままさにこの世界から消え去ろうとしている。 「言語はなぜ消滅してしまうのか」。1980年代、当時大学院生だった本書の著者は、その謎を明らかにしたいと切望し、単身で熱帯雨林の奥地に潜り込む。当時、どんな地図にも載っておらず、そこを訪れた白人もほとんどいなかった、湿地の村ガプン。その村では、非常に古い歴史を有した言語が、ごくわずかな村人たちによって話されていた。本書は、その言語と村人たちの行く末を30年にわたって追跡した研究書であり、ルポルタージュである。 先に明かしてしまうと、本書のおもしろさは次の2点にある。まずひとつは、言語研究の本来的な務めとして、ひとつの言語の消滅過程をしっかり記録していること。そしてもうひとつは、奥地での仰天話あり、九死に一生のエピソードありで、全体と

                                              『最期の言葉の村へ──消滅危機言語タヤップを話す人々との30年』 言語とともに消え去っていくものたち - HONZ
                                            • 『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』 - HONZ

                                              突拍子もない質問に科学で答える『ホワット・イフ?』、科学絵本『ホワット・イズ・ディス?』(ともに早川書房刊)に続く、元NASAエンジニアの人気ウェブ漫画家、ランドール・マンローの新しい本、『ハウ・トゥー』が登場した。『ハウ・トゥー』は、「川を渡る」、「ピアノを弾く」、「スマホを充電する」、など、一見日常的な課題を解決するために、あえて「とんでもない」方法を科学を使って探っていく。たとえば、川を渡る場合。「歩いて渡る」や「跳び越える」にはじまり、「川の表面を凍らせる」から、ついには「川を沸騰させて干上がらせる」に至る。そんなことは実際にはできません。本書は、何かを最も効率的に行なう方法を教える実用書ではないのだ。 熱力学の第2法則を説明するのに、川を凍結する話をする必要はない。しかし、この法則のおかげで、川を凍結するには、川の流れほどのガソリンで製氷装置を稼働しなければならないとわかれば、仰

                                                『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』 - HONZ
                                              • 生活にどれだけ深く砂が関わっているのかという視点から世界を捉え直すきっかけとなる一冊──『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』 - 基本読書

                                                砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか 作者:バイザー,ヴィンス発売日: 2020/03/02メディア: 単行本砂なんてどこにでも溢れていて(都心に住んでいると砂と触れ合う機会はないが)いかにして砂が文明を変容させたか、と言われてもピンと来ないかもしれない。砂は砂だろうと。だが、実際には砂は現代文明を存続させるために必要不可欠な天然資源であり、大規模な砂の採取によって地球環境や地政学、国家のパワーバランスも大きく変わりつつあるのである──という話が展開していくのがこの『砂と人類』である。 実は、砂は、現代の都市を形づくる主原料なのだ。都市にとっての砂とは、パンにとっての小麦粉、人体にとっての細胞にあたる。この、目には見えないけれども基本となる材料によって、私たちの多くが暮らす建築環境の大部分がつくられている。砂は私たちの日々の暮らしの中心にある。今いる場所で、あたりを見回してほしい。

                                                  生活にどれだけ深く砂が関わっているのかという視点から世界を捉え直すきっかけとなる一冊──『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』 - 基本読書
                                                • 巡航戦車になったおぷ on Twitter: "『戦争における「人殺し」の心理学』という、かなり読まれておりそして評価も高い本がある。あれはかなりおかしなところがあるものなんだけれども指摘する声は無いようだ。さて…"

                                                  『戦争における「人殺し」の心理学』という、かなり読まれておりそして評価も高い本がある。あれはかなりおかしなところがあるものなんだけれども指摘する声は無いようだ。さて…

                                                    巡航戦車になったおぷ on Twitter: "『戦争における「人殺し」の心理学』という、かなり読まれておりそして評価も高い本がある。あれはかなりおかしなところがあるものなんだけれども指摘する声は無いようだ。さて…"
                                                  • 『経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策』(草思社) - 著者:デヴィッド・スタックラー 翻訳:橘 明美,臼井 美子 - デヴィッド・スタックラーによる前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                    不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、人々の健康、生死に大きな影響を与える。世界恐慌から最近の「大不況」までの各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証した最新研究。… 不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、人々の健康、生死に大きな影響を与える。世界恐慌から最近の「大不況」までの各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証した最新研究。長年の論争に、イデオロギーではなく、「国民の生死」という厳然たる事実から答えを導く一冊。 緊縮財政が著しく国民の健康を害して死者数を増加させるうえ、景気回復も遅らせ、結局は高くつくことを論証する。 昨今のコロナウイルス対策における政府の対応をめぐり、様々な議論が日々交わされています。その中でも、経済対策の在り方は、経済だけでなく人の生き死ににも直結する最も重要なトピックの1つであり、各国の対応や日本における動向が常に注目されています。こ

                                                      『経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策』(草思社) - 著者:デヴィッド・スタックラー 翻訳:橘 明美,臼井 美子 - デヴィッド・スタックラーによる前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                    • 歴史の影で忘れ去られていた女性暗号解読者たちの活躍に光を当てるノンフィクション──『コード・ガールズ――日独の暗号を解き明かした女性たち』 - HONZ

                                                      歴史の影で忘れ去られていた女性暗号解読者たちの活躍に光を当てるノンフィクション──『コード・ガールズ――日独の暗号を解き明かした女性たち』 近年、ロケットのための計算に明け暮れていた女性たちを描き出したノンフィクション『ロケットガールの誕生』や、ディズニー初期の女性アニメータたちの活躍を取り上げた『アニメーションの女王たち』など、歴史の影で見過ごされてきた女性たちの活躍を取り上げるノンフィクションが増えてきている。今回紹介したい『コード・ガールズ』も、第二次世界大戦中にアメリカ軍に所属し暗号解読に従事した女性たちの活躍を取り上げた、流れに連なる一冊だ。 第二次世界大戦時に暗号解読分野で女性が活躍していたという話は、本書を読むまでまったく知らなかったが、実は1945年にはアメリカ陸軍の暗号解読部門1万500人のうち、約7000人、つまり70%ほどが女性だったし、海軍にも4000人もの女性暗号

                                                        歴史の影で忘れ去られていた女性暗号解読者たちの活躍に光を当てるノンフィクション──『コード・ガールズ――日独の暗号を解き明かした女性たち』 - HONZ
                                                      • 「空気を読む」のがうまい人が、なぜか絶対にやらない「意外なこと」(中野 信子)

                                                        職場でも学校でもネットでも、「空気が読める」ことが必須の日本人。それが、どうしようもなく生きづらいと感じる要因になることもある。脳科学者の中野信子さんの新刊『空気を読む脳』では、そんな日本人の「空気を読む脳」が私たちにどのような影響を与えているかを分析していて興味深い。今回、そんな中野さんへの特別インタビューを敢行。日本では、空気を読む力が強い人として「エリート」「体育会系」などが多いしたうえで、空気を読む人たちの意外な側面を浮かび上がらせていった――。 「ステレオタイプな人」ほど空気を読んでいる 日本には「ステレオタイプ」という言葉があります。 ステレオタイプとは「社会に広く浸透している固定的な概念やイメージ」というような意味ですから、ステレオタイプの人というのはもっとも空気を読む力が強い人たちとも言えるでしょう。 そしてほとんどの日本人が、実は無意識に空気を読んでステレオタイプの行動を

                                                          「空気を読む」のがうまい人が、なぜか絶対にやらない「意外なこと」(中野 信子)
                                                        • 9割の人が知らない「本を集中して読み続けられない」を解決するスゴ技

                                                          ダイヤモンド社書籍編集局が、話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや、本のメッセージなどを深掘りして紹介する。 だから、この本。 ダイヤモンド社の話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや執筆動機、読んでほしい理由を深掘りするインタビュー連載。著者・訳者・デザイナー・編集者など、本に関わるさまざまな人たちの「だから、この本を書きました」「作りました」をお届けします。連載の詳細・記事一覧はこちら。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』。この税込3000円超、788ページの分厚い1冊が、今爆発的に売れている。発売わずか1ヵ月半で7万部を突破し、書店店頭やネット書店でも売り切れが続出。ただ読むだけでなく、多くの人がSNSで「こんな風に学んでいます」「実践しています」と報告する、稀有な本だ。 興味深いのは、本書の著者が学者でも、ビジネス

                                                            9割の人が知らない「本を集中して読み続けられない」を解決するスゴ技
                                                          • 翔泳社、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしいIoTの教科書」を刊行 |fabcross

                                                            本書は、 VOSTが開催する技術者向けIoT講座を書籍化したものだ。読者対象は、 IoT関連のサービスやプロダクトを実務で利用したいエンジニア。本書では、センサーから集めたデータをもとに、Pythonを利用したデータの扱い方(データ収集)やAIとの連携(データ分析)、セキュリティについて、サンプルを動かしながら学習できる。 全9章構成。冒頭2章でIoTの概要や仕組みについて説明した後、第3章から最終章にかけては、Raspberry Piのセットアップと基本操作、センサーによるデータの取得、クラウドストレージへのデータ保存に加えて、IoTによるデータの可視化やアクチュエーターの遠隔操作などについて解説する。また、付録ではAzure Machine Learningを利用した人工知能の作り方や、Pythonの基礎についても取り扱う。 著者はVOST。A5判240ページ、価格は2800円(税抜)

                                                              翔泳社、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしいIoTの教科書」を刊行 |fabcross
                                                            • 『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』 - HONZ

                                                              「意志の強さは成功するかどうかと無関係」と喝破するビジネス書が現れた。確かに仕事がうまくゆかないとき、「自分の意志が弱いから」と落ち込む人は少なくない。「意志力の不足」が一番の原因と考える経営者も多い。 しかし、気合いを入れても集中力が続かないことはよくある(恥ずかしながら私自身、しょっちゅうそうだ)。本書はそうした悩みを持つ人に一筋の光をもたらす優れた自己啓発書である。 本書の原題は『Willpower Doesn’t Work』(「意志力など役に立たない」)である。著者は米国の組織心理学者で、成功するために「意思の力」を用いるのは大間違いだと説く。意思に頼っても過去の自分からは脱却できないからだ。 その反対に著者は、自己の内部ではなく外部の環境を変えることで、無理なく状況を変化させるテクニックを指南する。表紙裏のページには「環境を作りコントロールしないと、環境に作られコントロールされて

                                                                『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』 - HONZ
                                                              • 自由人がいま最高だな、と思うマンガ5作+α|竹村響 Hibiki Takemura

                                                                出版社に所属していたときはあんまり特定の作品について言及したりすることをしていませんでした。ある作品を褒めるっていうことは、また違ったある作品を褒めていないことにもつながるじゃないですか。 でも当然、普段読んでいるマンガでこの作品がめっちゃ好きとか、あるわけです。自分の出版社の本しか読んでないわけじゃないんですそりゃ。 せっかく会社辞めたので、この年末、自分的このマンガがすごい、みたいなnoteでも書いてみようかと。 これもまた自由というものですね。 振り返ってみたらいまめっちゃ好きだなこのマンガ、っていうのが5作品ありました。順番ではないです。順不同。 ① リサの食べられない食卓 黒郷ほとり 小学館さんのサンデーうぇぶりで読めます。ぼくはコミックス派なのでこれに限らず連載は追っかけてないですが。 主人公のリサちゃんは吸血鬼です。この作品の中の吸血鬼は食事をしません。栄養補給は人の血のみ。

                                                                  自由人がいま最高だな、と思うマンガ5作+α|竹村響 Hibiki Takemura
                                                                • 医学の発展に貢献したにもかかわらず、歴史から抹消されてしまった人々を掘り起こす──『帝国の疫病 - 植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか』 - 基本読書

                                                                  帝国の疫病――植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか みすず書房Amazon「疫病(えきびょう)」とは、集団発生する伝染病などのことを指す。少し前ではコレラや赤痢。最近ではコロナウイルスなどのような病のことである。同様の病は昔からあったが大きな問題になるようになったのは多文化がより頻繁に交錯するようになったこの数百年のことで、疫病の広がりと共に疫学もまた発展を遂げてきた。 本書は主に疫病に対抗する疫学がどう発展してきたのかの歴史をたどるわけだが、そこからさらに踏み込んで「疫学の発展に大きな貢献を果たしてきたにもかかわらず、これまで歴史からその存在を抹消されてきた人たち」に光を当てた一冊である。どういうことかといえば、1700年〜800年代はまだまだ観測技術や遺伝子についての理解も進んでいなかったから、医学の理論や検証のために用いられてきた主な手段は現場を観察し法則を見つけたり検証を

                                                                    医学の発展に貢献したにもかかわらず、歴史から抹消されてしまった人々を掘り起こす──『帝国の疫病 - 植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか』 - 基本読書
                                                                  • 税金が驚くほどムダに…大震災から9年、「復興予算流用問題」を問う(福場 ひとみ) @gendai_biz

                                                                    私たちの税金はどこへ? 私たちの税金はどのように使われているのだろうか? 納税者なら一度ならず考えてしまう疑問だ。どうせ税金として取られてしまうのならば、ちゃんと然るべきところで適正に使ってほしい。 そんな納税者のささやかな期待が国家が見事に打ち砕いてくれた経験として、東日本大震災の復興予算流用問題というものがあった。 復興予算の大部分が被災地とは全く関係の無いところに流用されたのである。増税した途端に、派手な流用が繰り広げられていたのだから、納税者の怒りを買ったのだ。 震災の直後、津波により数々の家が流れてしまったこと、そしてあの原発事故……。思い出すだけでも心が締め付けられる情景はあの時、間違いなくあった。 被災地の人たちを支えようと、25年間に渡る所得税増税と10年間の住民税引き上げを受け入れた。今も、そしてこれからも増税分を私たちは毎年コツコツと支払い続けていく。 私は復興予算の流

                                                                      税金が驚くほどムダに…大震災から9年、「復興予算流用問題」を問う(福場 ひとみ) @gendai_biz
                                                                    • 「角川文庫・ラノベ 読み放題」の対象作品が突如として削減。理由は「諸般の事情」【やじうまWatch】

                                                                        「角川文庫・ラノベ 読み放題」の対象作品が突如として削減。理由は「諸般の事情」【やじうまWatch】
                                                                      • ムット on Twitter: "前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな"

                                                                        前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな

                                                                          ムット on Twitter: "前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな"
                                                                        • 読書メモ:統計学を哲学する(大塚淳 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

                                                                          統計学を哲学する 作者:大塚 淳 発売日: 2020/10/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 発売後すぐに入手し、夢中になって読んだ『統計学を哲学する』。とても大事な本だと感じ、Twitterで次のような(押しつけがましい)投稿もした。 大げさに聞こえるかもしれないことを言います。大塚淳『統計学を哲学する』は、自然科学・情報科学に従事する日本語圏のすべての学生や研究者が、まる一週間手元の勉強や研究を止めてでも読む価値のある本だと思います。https://t.co/DHQ1SwnuKb — R. Maruyama (@rmaruy) 2020年10月28日 ところがその後、書店で『統計学を哲学する』を眺めたという知り合いから、次のようなことを言われた。 「哲学者が統計学を語る意味がよくわかりません。」 「数ページ読んでみたけど、哲学用語が頭に入ってこず、やめてしまいました。」 これに

                                                                            読書メモ:統計学を哲学する(大塚淳 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
                                                                          • 探求型小説についてのメモ - TBCN

                                                                            はじめに 以下はmurashitさんの次の記事に触発されて書くものです。 murashit.hateblo.jp そういえば私もこのへんのハナシが好きだったはずだけど、最近読んでなかったな、と思って、じゃあ自分の好みをまとめておこうかな、という気持になったのです。 タイトルに挙げた「探求型小説」というのは仮につけたものです。この手の作品はけっこう多いので、たぶんもっと適当なネーミングをしている人がすでにいるはずですが、私は以下、この名称のもとにいくつかのジャンルに当てはまる特徴をまとめてみたいと考えています。 近いことはこれまで、「歴史ミステリ」についてだとか、「メタフィクション」についてだとかの中で、書いてきました。今回書くのは、それらの考え方を敷衍したものです。 探求型小説の特徴 私が「探求型小説」と呼ぶ型の特徴は、次の三つです。 ①主人公がある対象(謎、事件、人物など)について調査探

                                                                              探求型小説についてのメモ - TBCN
                                                                            • 書評についてちょっとだけ余談 - 誰がログ

                                                                              下記の記事で言及もいただきましたのでちょっとだけ。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp ちなみに,私はどちらも未読なのでここで取り上げられている本とその書評(?)の評価などはしません。 書評の対象 ブコメにも書きましたし,この記事のツリーにも似たような指摘がありますが,学問分野の専門書ではかなり厳しい書評が書かれることもそれほど異例ではないと思います(少なくとも酷評されたということだけを根拠にトンデモと判断するのは難しい)。詳しい研究トピックに関するものだと「かなり抑えて書いてるけどそうとうお怒りだ」のように感じ取れることもあったり。どれぐらい厳しい表現を使うかは研究者によるといったところでしょうか(過激すぎると表現に対する修正のお願いが入ることもあるとかないとか)。 ただ,研究者が書く書評に誉めているものが多いと見える場合もあるでしょう。分野にもよるで

                                                                                書評についてちょっとだけ余談 - 誰がログ
                                                                              • 『ヴァイキングの歴史――実力と友情の社会』熊野聰 著/小澤実 解説 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                                                                ヴァイキングは概ね八世紀から十一あるいは十二世紀まで活動した北欧の人々で、一般的なイメージではロングシップに乗った赤ら顔の海賊であるが、このイメージは見直されて久しい。本書は名著として名高い1983年に刊行された『北の農民ヴァイキング――実力と友情の社会』の改題・増補改訂版で、ヴァイキングの歴史を知る上でぜひ読んでおきたい一冊である。 本書の元となった『北の農民ヴァイキング――実力と友情の社会』の意義について、解説を寄せている小澤実氏は『略奪者であるはずのヴァイキングを「農民」ととらえ直すことにより、日本の学界と読書界にヴァイキングの実態の再定位を求めた』(283頁)、『強固な理論性と実証性』(287頁)を備えた啓蒙書であるという。その上で、本書の三つの特徴として『アイスランドとノルウェーが主たる舞台となっていること』(289頁)、『史料としてサガが多用されていること』(290頁)、『個人

                                                                                  『ヴァイキングの歴史――実力と友情の社会』熊野聰 著/小澤実 解説 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                                                                                • Koji Yamamoto 山本浩司 on Twitter: "読んで衝撃だった読み物として、思想 2020年1月号に入ってる姫岡とし子「ジェンダーの視点からみたヨーロッパ近代の時代区分」があるんですが、オンラインで入手できないものですかね。授業でも読んだのですが、「常識を覆された」と学生からも評判でした。多くの人に読んでほしいです。"

                                                                                  読んで衝撃だった読み物として、思想 2020年1月号に入ってる姫岡とし子「ジェンダーの視点からみたヨーロッパ近代の時代区分」があるんですが、オンラインで入手できないものですかね。授業でも読んだのですが、「常識を覆された」と学生からも評判でした。多くの人に読んでほしいです。

                                                                                    Koji Yamamoto 山本浩司 on Twitter: "読んで衝撃だった読み物として、思想 2020年1月号に入ってる姫岡とし子「ジェンダーの視点からみたヨーロッパ近代の時代区分」があるんですが、オンラインで入手できないものですかね。授業でも読んだのですが、「常識を覆された」と学生からも評判でした。多くの人に読んでほしいです。"

                                                                                  新着記事