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  • 気鋭のマイナー音楽系出版社・カンパニー社とは? 音楽批評の現在地を探る特別対談・前編

    カンパニー社という音楽系出版社をご存知だろうか。2019年に1冊目の書籍としてジョン・コルベット著『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』を世に送り出すと、リスナーのための即興音楽の入門書という国内では類例のない内容が一部界隈で大きな話題を呼んだ。 その後もアメリカの奇才芸術家ハリー・スミスのインタビュー集『ハリー・スミスは語る 音楽/映画/人類学/魔術』、フリー・ジャズのディスクガイドの体裁をとった自由爵士音盤取調掛編纂『日本フリージャズ・レコード図説』など、知る人ぞ知る話題作を次々に刊行している。 筆者は縁あって2021年1月に刊行されたカンパニー社5冊目の書籍『AA 五十年後のアルバート・アイラー』で編者として関わらせていただいた。またカンパニー社は出版事業のほかに音楽レーベルも運営しており、これまで大里俊晴『間章に捧げる即興演奏』とhikaru yamada hayato k

      気鋭のマイナー音楽系出版社・カンパニー社とは? 音楽批評の現在地を探る特別対談・前編
    • フジロック×サマソニ運営対談2022 洋楽フェス復活への「試練と希望」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

      左からフジロック、サマーソニックのメインビジュアル(Photo by 宇宙大使☆スター / ©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.) 2019年に本誌WEBで、フジロック/サマーソニック両陣営による対談企画が実現。ライバル企業のスタッフである2人が「これからは協力すべき時代」と頷き合い、洋楽文化に対する危機感、お互いのフェスに対するシンパシーを語ったことで大きなバズを生んだ。あれから3年。状況はすっかり様変わりしてしまったが、両者はコロナ禍の困難をどのように受け止め、洋楽フェス復活に向けてどんな思いを抱いているのか。前回に引き続き、スマッシュの宣伝/ブッキング担当・高崎亮さん、クリエイティブマン宣伝部・安藤竜平さんに話を伺った。 【前回記事】フジロック×サマソニ運営対談 フェスと洋楽文化を支える両者のリアルな本音 2021年までの成果と苦悩 ―今年のラインナ

        フジロック×サマソニ運営対談2022 洋楽フェス復活への「試練と希望」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
      • 「僕らの音楽は批評精神が全てだった」 ヤング・マーブル・ジャイアンツが今語る“憂鬱の渋滞”たる美学 | TURN

        なんと、ヤング・マーブル・ジャイアンツ(YMG)のスチュアート・モクスハムとアリソン・スタットンの最新インタビューである。ダメもとでレーベルを通じてオファーしたら受けてくれただけでなく、こんなにもしっかり当時のことを振り返って話をしてくれた。しかも、彼らが話しているのはただの昔話などではなく、行き詰まりと突破を繰り返してきたポップ・ミュージックの、その絶対的な推進力となってきた不変のスタンス、意識ではないか。残念ながら現在の新しい音楽についての話を聞く時間はなかったが、そんな質問はもはや野暮だということがわかる。 スチュアート・モクスハム、フィリップ(フィル)・モクスハム、そしてアリソン・スタットンによるヤング・マーブル・ジャイアンツがウェールズの首府、カーディフで結成されたのは1978年のこと。尻切れとんぼのように終わる2分台を中心とした短い曲、ドラムマシンを使用した無機質で乾いたビート

          「僕らの音楽は批評精神が全てだった」 ヤング・マーブル・ジャイアンツが今語る“憂鬱の渋滞”たる美学 | TURN
        • 「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          ここ数年におけるUKジャズの隆盛において、エズラ・コレクティヴ(Ezra Collective)はリーダーとしての役割を担ってきた。鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズ、ドラマーのフェミ・コレオソといった、シーンを支える重要人物たちも在籍するこのグループは、「ロンドンらしさ」を鮮やかに体現。ジャズを軸にしながらグライム、アフロビート、レゲエ、スピリチュアルといった近年のロンドンを感じさせる要素を盛り込み、ダンサブルなサウンドに昇華してきた。 特にグライムとジャズを融合させる手法は特徴的で、そのハイブリッドなサウンドが新たな観客をジャズのライブへと誘ってきた。実際、彼らが2019年にBoiler Roomで行ったライブ動画を見ると、近年、ロンドンでどのようにジャズが演奏され、それがどのように受容されてきたのかがよくわかる。ロンドンにおけるジャズは“ダンス・ミュージック”であり、同時に“パー

            「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • 元祖ロック漫画『ファイヤー!』著者・水野英子インタビュー「時代が変わろうとしているのを実感した」

            水野英子の『ファイヤー!』は、「日本初の本格的なロック漫画」といわれている作品だ(「週刊セブンティーン」1969年1号〜1971年28号連載作)。 【写真】 “元祖・ロック漫画”と言われる『ファイヤー!』の中面を見る 主人公は、純粋な心を持っているがゆえに破滅に向かうしかなかったボーカリストのアロン。そんな彼の熱い歌声と、自由を掴みとるための壮絶な闘いを描いた同作は、技法的にも、内容的にも、のちのロック漫画の“型”の1つを作ったといっていいだろう(じっさい、『DESPERAD』、『BECK』から『ウッドストック』、『ぼっち・ざ・ろっく!』にいたるまで、『ファイヤー!』の後続作品の多くが、ナイーブな少年ないし少女がロックと出合って自分を解き放つ、というものである)。 さて、その伝説的な作品が、先ごろ全2巻の単行本として、文藝春秋より復刻された。そこで今回のインタビューでは、作者である水野氏に

              元祖ロック漫画『ファイヤー!』著者・水野英子インタビュー「時代が変わろうとしているのを実感した」
            • 小西康陽が語るPIZZICATO ONEのライブ盤『前夜』 | Mikiki by TOWER RECORDS

              小西康陽の新たなる深化。あるいは新たなる出発点。そう言ってもいいだろうエポックメイキングなアルバムだ。PIZZICATO ONE名義での最新作である『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』。これは確かに昨年10月にBillboard Liveで開催されたパフォーマンスを収録したライブ・アルバムではある。だが、それ以上の意味を持った重要作だと言っていい。 小西康陽がPIZZICATO FIVE時代を含めてもライブ盤を発表すること自体極めて珍しいし(『インスタント・リプレイ』など例外はあるが)、ヴィブラフォン(香取良彦)、ピアノ(矢舟テツロー)、ギター(田辺充邦)、ベース(河上修)、ドラムス(有泉一)によるクインテット編成であることの魅力もある。昨年、このライブに足を運んだ方の中には、小西が好きなティム・ハーディンやローラ・ニーロのライブ・アルバムと同じ編成であることにニヤリとした人も多かっ

                小西康陽が語るPIZZICATO ONEのライブ盤『前夜』 | Mikiki by TOWER RECORDS
              • 老舗CLUB三宿web閉店の真相をナガサワさんが自らが語る! | GetNavi web ゲットナビ

                1994年の開店から、長年多くの芸能人たちからも愛された老舗「三宿web」。コロナ自粛のなか、ネットでの突然の「閉店発表」は話題になりました。そこで、今回は店長であるナガサワタケシさんから、閉店の真相や26年間の「三宿web」の歴史について語ってもらいました。 正直この店の閉店がこんなに騒がれると思ってなかった ──まずは、三宿Webが閉店する経緯を聞かせてください。 ナガサワ 色々ありますけど、やっぱりコロナの影響ですね。近年はクラブシーン自体が厳しくて、うちもよく26年続いたなって感じだったんですよ。それでコロナの問題が起きた。オーナーから連絡が来て「今まででギリギリだったのにコロナで当分先行き見えない状態で、これで店を続けるのは難しい」って話をされたんです。もちろん26年やってきましたし一抹の寂しさもありましたけど、オーナーが言わんとしてることもわかったので、しょうがないか……って自

                  老舗CLUB三宿web閉店の真相をナガサワさんが自らが語る! | GetNavi web ゲットナビ
                • 命の大事さは音楽で訴えることじゃない。いま折坂悠太が歌うこと | CINRA

                  新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの野外音楽フェスが開催を断念した2021年夏、『FUJI ROCK FESTIVAL』は大幅に規模を縮小するかたちで8月20日から22日にかけて開催された。 出演アーティストのなかには揺れ動く思いをステージ上から吐露する者もいたが、22日に出演を予定していた折坂悠太は直前に出演辞退を表明。「感染者が一人も出なかったとしても、直接的、間接的にもたらす影響が、遠い場所で、死角にいる一人の人生を変えてしまう」と記された表明文はこれまでにTwitterで1万件以上リツイートされ、各メディアでも取り上げられた。 前作『平成』からおよそ3年ぶりとなる折坂のフルアルバム『心理』。そこには迷い、格闘し、それでもなお音楽を奏でる折坂の姿が、一切の装飾や演出のないまま曝け出されている。近年活動を共にするバンド「重奏」の面々のほか、イ・ランやサム・ゲンデルも参加。 近年の

                    命の大事さは音楽で訴えることじゃない。いま折坂悠太が歌うこと | CINRA
                  • フジロックがグラストンベリーに学んだ「フェスのあるべき姿」 アジカン後藤正文が花房浩一に訊く | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    2023年のグラストンベリー・フェスティバルが6月21日~25日に渡って開催された。会場はイギリス南西部サマセット州にあるワーシー牧場。1100エーカー(東京ドーム95個分)もの広大な土地に約21万人の観客が訪れることから世界最大規模の野外フェスとして知られ、アークティック・モンキーズ、ガンズ・アンド・ローゼス、エルトン・ジョンがヘッドライナーを務めた今年は、わずか1時間でチケットが完売した。 フェスの歴史を辿ると、ワーシー牧場の持ち主であるマイケル・イーヴィスと、妻のジーン・イーヴィスが創設者となり1970年に初開催。当初は小規模なフリーコンサートだったが徐々に規模を拡大させ、1999年にジーンが亡くなると娘のエミリー・イーヴィスが共同主催者に。音楽のみならず演劇、ダンス、コメディ、サーカスから映画まで様々なアートが披露され、フジロックのモデルとなったことでも知られている。 そんなグラス

                      フジロックがグラストンベリーに学んだ「フェスのあるべき姿」 アジカン後藤正文が花房浩一に訊く | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回

                      誰よりもアーティストの近くで音と向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているサウンドエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。illicit tsuboiの前編ではエンジニアとしてのスタイルなどについて語ってもらったが、後編ではPUNPEE、ECD、ホフディラン、SUPER STUPID、RHYMESTER、KEIJU(KANDYTOWN)、踊Foot Works、CHEHONの作品のサウンドメイクに関する話をお届けする。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / cherry chill will. 構成 / 丸澤嘉明 PUNPEEは完璧主義者──それでは具体的なアルバム制作の話をお聞きしたいと思います。PUNPEEさんの1stアルバム「MODERN TIMES」(2017年リリース)のエンジニアを担当されていますよね。 彼は自分の目指す

                        ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回
                      • Cornelius、くるり、スピッツ、indigo la End、sumikaらを手がける高山徹の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第15回

                        誰よりもアーティストの近くで音と向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているサウンドエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。今回はCornelius、くるり、スピッツ、indigo la End、sumikaらの作品を手がける高山徹に、彼が拠点としているSwitchback Studioで話を聞いた。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / 藤木裕之 構成 / 丸澤嘉明 車のエンジンを分解していた幼少期──高山さんはどんな子供でしたか? もともと機械が好きで、目覚まし時計とかラジオとか、目についたものはほとんど分解していました。そのうち車のエンジンも分解し始めて、親が「それ以上は止めてくれ」って言って、代わりに親戚の農家から壊れた耕耘機のエンジンをもらってきてくれたんです。それを分解してきれいにして組み直したらエンジンかかっちゃって、か

                          Cornelius、くるり、スピッツ、indigo la End、sumikaらを手がける高山徹の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第15回
                        • クルアンビンの音楽に宿る魔法は、どこから生まれる?ライブ空間での人と人の交感がもたらす魔力を語る | CINRA

                          COVID‑19によるパンデミックが世界中で猛威を振るって丸3年。2023年現在、海外アクトを多数含む大型フェスのラインナップが続々と発表され、音楽の世界ではパンデミック以前の日常が少しずつ戻りつつある。しかしなぜ、私たちは「ライブ」の場に繰り出すのか、そしてそこには何があるのか。以前には考えもしなかったことにも思いをめぐらせてみたくなる。 2022年11月、およそ3年ぶりとなる来日ツアーを実現させたKhruangbin。大観衆を前にその一人ひとりと心を通わせるようなライブをする3人には、COVID‑19による突然のライブ活動休止を通じてあらためて気づかされたことがあった。ライブを通じてまるで魔法のような時間をつくりあげてきた3人にとって、それは音楽活動の核心とも言える大切なことだった。 Khruangbinのライブに宿る魔法は、いったいどこから生まれるのだろうか。直前の韓国公演も含む来日

                            クルアンビンの音楽に宿る魔法は、どこから生まれる?ライブ空間での人と人の交感がもたらす魔力を語る | CINRA
                          • 柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA

                            「これほどぎりぎりまで作業したのは、初めてでした」。7枚目のアルバム『Your Favorite Things』の制作について、柴田聡子はそう話す。 これまでにない試行錯誤を経て生まれたというこのアルバムの話を聞くなかで、パラフレーズしながら繰り返し話されたのは、「奇をてらわない」ということと「現実的に考える」ということ。奇をてらわず、現実的な方法でより力強い夢を見るために、音楽家、そして一人の大人として、自身について省みることや、変わってゆくことに、柴田聡子はいま、本格的に腰を据えて対峙しているようだった。 まっすぐで研ぎ澄まされた、けれども肩の力の抜けたこのアルバムが、これまで以上に音楽をつくることに邁進し、真摯に向き合おうとする姿勢から生まれたことが、インタビューを通じて垣間見えた。 ─今回のアルバムは、どんなふうにできあがっていったんですか? 柴田:前作までは自分のもの過ぎて、恥ず

                              柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA
                            • 大槻ケンヂ×ISHIYAが語る、80年代ハードコアの衝撃 「完全に『マッドマックス』の悪影響(笑)」

                              THE TRASH、GHOUL、BAD LOTS、MASAMI & L.O.X、SQWADでボーカリストを務め、1992年に34歳の若さでこの世を去った片手のパンクス・MASAMIの生き様に迫ったノンフィクション『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』(4月30日発売/blueprint)が、各所で話題を呼んでいる。FORWARD/DEATH SIDEのボーカリストとして国内外へジャパニーズ・ハードコアを発信し続けているISHIYAが、関係者への綿密なインタビューをもとに綴った同書は、これまであまり記録されてこなかった80~90年代のハードコアシーンを臨場感たっぷりに伝える一冊として、当時を知るアーティストたちからも様々な声が寄せられている。 筋肉少女帯や特撮のボーカリストであり、作家としても知られる“オーケン”こと大槻ケンヂもまた、同書についてTwitterなどで熱くレコメンドしてくれ

                                大槻ケンヂ×ISHIYAが語る、80年代ハードコアの衝撃 「完全に『マッドマックス』の悪影響(笑)」
                              • ヨエコ@公式インタビュー

                                [公式インタビュー]ヨエコが語る、15年間の過酷な日々と復活の経緯。「頭が回らなく記憶も悪くなり、できない事は沢山増えました。でも、ただ、声が出る。歌える。神様が声を返して下さった。」 2023/9/15 公開 ツイート facebookでシェア LINEで送る 倉橋ヨエコ、アーティスト廃業宣言。そして、2008年7月20日 東京キネマ倶楽部での解体ライブから15年──新たな“生きる価値観”をその身に宿し、名義を“ヨエコ”に変え、彼女が音楽シーンに帰ってきた! 廃業後も多くのリスナーやアーティストに影響を与え続けてきたヨエコさん。15年前、どんな想いで音楽活動に終止符を打ち、それからどんな人生を送り、再び音楽を生み出すことに至ったのか。当時のファンも、廃業後にファンになった人も、ツイッターでバズっていて「え、誰なの?」と思った人も、ニューアルバム『ニューヨエコ』と共にぜひこの10000字イ

                                  ヨエコ@公式インタビュー
                                • KERAが見てきた東京のインディ・アングラ音楽シーンを振り返る | CINRA

                                  劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチという顔も持つKERA。長らく演劇活動が中心だったが、近年は音楽活動が再び活発になり、ソロに加えて、ケラ&ザ・シンセサイザーズ、鈴木慶一とのユニットNo Lie-Sense、有頂天の再始動など、さまざまなプロジェクトで作品を発表し、ミュージシャンとして新たなピークを迎えている。 そんななか、ソロ名義の新作『まるで世界』は、本人いわく「つくる予定がなかったアルバム」だとか。度重なる緊急事態宣言で演劇や音楽活動が思うようにいかない、そんなドタバタ劇のなかから新作は生み出された。カバーアルバムとなった今作は、『NHKみんなのうた』に起用された子ども向けの歌から、歌謡曲、シティポップ、ロック、ニューウェイブなどさまざまなジャンルの曲が並んでいて、KERAによる「昭和のソングブック」のような趣もある。そこで今回は、収録曲の話を聞きながら、KERAの音楽人生も振り返っ

                                    KERAが見てきた東京のインディ・アングラ音楽シーンを振り返る | CINRA
                                  • フジロック×サマソニ運営対談2023 新時代に突入する2大洋楽フェス | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    左からフジロック、サマーソニックのメインビジュアル(Photo by 宇宙大使☆スター / ©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.) 本誌の人気企画、フジロック/サマーソニック両運営による対談インタビューが3度目の実現。洋楽文化の衰退に立ち向かうべくエールを送り合った2019年、ライブ市場に大打撃を与えたコロナ禍の苦悩、洋楽フェス復活への思いを赤裸々に語った昨年を経て、日本のフェスカルチャーを牽引してきたスタッフたちは今、何を思うのか。前年度の総括、来日公演にまつわるシビアな問題、今年のラインナップの見どころまで、スマッシュの宣伝/ブッキング担当・高崎亮さん、クリエイティブマン宣伝部・安藤竜平さんに話を伺った。 2022年の手応えを振り返る ―まずは昨年の話から。「特別なフジロックから、いつものフジロックへ」というのが2022年のテーマでしたが、改めていかが

                                      フジロック×サマソニ運営対談2023 新時代に突入する2大洋楽フェス | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • ノラ・ジョーンズ、音楽づくりを語る「その瞬間の感覚を捉えたい」 | NiEW(ニュー)

                                      「ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)はどんなアーティストなのか」という問いを投げられたとしたら、僕はうまく答えられる気がしない。言うまでもなくノラは“Don’t Know Why”の人ではあるのだが、それは最初期だけの話。その後、発表された作品群を聴いてみると、似たようなものがほとんどない。それぞれがその音楽性だけでなく、サウンドの質感なども含めて、いちいち異なっている。そのうえ、そこに傾向があるようにも思えない。プロデューサーやコラボレーターだって様々な人が起用されていて、その共演者に合わせて、大胆に変化もしている。それはノラのソロ作にも言えるし、The Little WilliesやPuss N Bootsなどのプロジェクトでも同様だ。おそらくノラは常に「そのときの自分」を表現してきた。それはまるでその時期のスナップショットのようなものにも思える。 しかも、そのときどきのノラの

                                        ノラ・ジョーンズ、音楽づくりを語る「その瞬間の感覚を捉えたい」 | NiEW(ニュー)
                                      • ハードオフに買取できないものは無い!?ハードオフの社長に気になることを全部聞いてきた - イーアイデム「ジモコロ」

                                        オフハウス・ブックオフとの関係は!?ジャンク品も買取りしてくれるけど売れないものはあるの?店内BGMの謎とは?ハードオフの永田って何者?そんなたくさんの疑問を、全国に900店舗展開するハードオフの代表取締役社長 山本太郎さんに伺ってきました! ハードオフに売りに行こう、ハードオフに売りに行こう、ハードオフに売りに行こう、ハードオフに売りに行こう♪ ハードオフが買い取ります。親切丁寧買い取ります♪ 売るならやっぱりハードオフ♪ハードオフ♪ というわけでハードオフ・オフハウス大泉学園店にやってきました。 ハードオフヘビーユーザーのマンスーンです。 ハードオフとはリユース商品を扱うショップで、いわゆるリユースショップとかリサイクルショップと呼ばれるお店です。 1993年に1号店をオープン後、フランチャイズも含め全国47都道府県に900近い店舗を展開している企業です。 ハードオフのお店を探す 高校

                                          ハードオフに買取できないものは無い!?ハードオフの社長に気になることを全部聞いてきた - イーアイデム「ジモコロ」
                                        • 歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA

                                          かつてコミュニティーを支えてきた人と人の関係性が失われ、あらゆる場所で分断が進む現代において、私たちはどのように「日本のうた」を歌い、耳を傾けることができるのだろうか。アイデンティティーを見失った現代日本ならではの歌とは、いったいどのようなものなのだろうか。 ここしばらくCINRA.NETでは、さまざまなインタビューをとおして現代における都市のフォークロアともいうべき「日本のうた」のありかを探ってきたが、その問いを解くヒントとなるかもしれない一枚のレコードが復刻される。それが1973年3月に発売された久保田麻琴の1stアルバム『まちぼうけ』だ。 近年、欧米では久保田とも交流の深い細野晴臣や金延幸子が高く評価され、久保田が1970年代に一時期参加していたサイケデリックロックバンド、裸のラリーズも伝説化されているが、『まちぼうけ』もまた「日本産アシッドフォークの傑作」として海外で「発見」されつ

                                            歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA
                                          • 灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS

                                            やりたいから乱入する ――ロスト・アラーフ加入前に参加した〈実況録音〉はブルース・ロックのバンドとのことですが、加入の経緯と活動内容を教えてください。 「加入の経緯は思い出せない。高校を辞めた後に、都内の別の高校に行っている友達に誘われて彼の同級生のバンドに参加して、彼の高校の学園祭で1回だけライブをした。学外のメンバーが参加するのは異例のことで少し揉めたけど。多分その時のライブを実況録音のドラマーの高橋さんが観てくれて誘ってくれたんじゃないかな。錦糸町でリーダーの伊藤(寿雄)さんを紹介してもらった記憶がある。 実況録音はフリートウッド・マックみたいなブルース・ロックをやっていた。ベースはのちにカルマン・マキ&OZに入る川上シゲさんだった。ビアホールやジャズ喫茶で演奏したけど、音がでかい、ヴォーカルがわけわからん、と言われていつも途中でライブを中断させされた」 ――ロスト・アラーフに加入す

                                              灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS
                                            • 西城秀樹、大滝詠一ら支えたミュージシャン 稲垣次郎 90歳の視点で語る日本ジャズ史と海外からの評価

                                              あなたは稲垣次郎という名前を聞いたことがあるだろうか。 実は近年、彼の作品は海外を中心に注目を集めている。 稲垣次郎は1933年生まれのジャズ・ミュージシャンで、世代的には渡辺貞夫や高柳昌行や白木秀雄と同世代で、宮沢昭や穐吉敏子らの少し歳下。ハナ肇とクレイジーキャッツの前身のハナ肇とキューバン・キャッツや、クレイジーキャッツの原型ともいわれるフランキー堺とシティ・スリッカーズにも在籍し、そのあとも、ジョージ川口とビッグフォーや白木秀雄クインテットにも在籍。日本のジャズ史の生き字引のような人だ。 そんな稲垣が注目を集めるきっかけは、2000年代に起こった日本のジャズの掘り起こしと再評価だった。レコードショップ Universoundsの尾川雄介が監修した『Deep Jazz Reality』シリーズで鈴木弘、石川晶、猪俣猛、杉本喜代志らとともにCD化されたことで国内で広まったあと、レコードで

                                                西城秀樹、大滝詠一ら支えたミュージシャン 稲垣次郎 90歳の視点で語る日本ジャズ史と海外からの評価
                                              • J・ディラを支えた敏腕エンジニアが語る「伝説の裏側」「音作りの秘密」「マカヤの凄み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                ニューアルバム『In These Times』が大きな評判を集めているマカヤ・マクレイヴン(Makaya McCraven)。ジャズ・ドラマーであり、コンポーザーであり、プロデューサーでもある彼の音楽は「ジャズとヒップホップ」もしくは「生演奏とポスト・プロダクション」の共存の最先端にあるもので、そこには様々な文脈を見出すことができる。 まずは拠点・シカゴとの繋がりでいうと、彼はアート・アンサンブル・オブ・シカゴから続く同地のジャズ史や、日本でシカゴ音響派と呼ばれてきたポストロックの系譜を継ぎ、所属レーベルのInternational Anthemがここ10年で築き上げたコミュニティを象徴するような存在といえるだろう。 かたや「ジャズとヒップホップ」の関係に目を向けると、マカヤは以前から影響源として、マッドリブとJ・ディラの名前を挙げてきた。彼は(多くのジャズ奏者と同様に)J・ディラのビート

                                                  J・ディラを支えた敏腕エンジニアが語る「伝説の裏側」「音作りの秘密」「マカヤの凄み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                • 【和田誠×和田唱 親子対談】絵を描くこととレコーディングは似ている?(前編) | イラストレーションファイルWebニュース

                                                  和田誠さんと平野レミさん夫婦の長男、和田唱さんはロックバンドTRICERATOPS(トライセラトップス)のヴォーカリストおよびギタリストとして音楽活動を行なっている。いつも音楽や映画が流れていた和田家で育った唱さん。今では親子で音楽談義になることもあるようで、音楽やレコードジャケットについて二人で話した初めての親子対談を「イラストレーション」No.210(2016年6月号)に掲載した。そのロングバージョンを前後編に分けてWEBでお届けする。 取材・構成:濱田高志、吉田宏子(撮影も) 取材協力:鈴木啓之 マイケルからビートルズへ 濱田(以下質問):お二人の音楽体験から聞かせていただけますか。 誠:唱の音楽体験、最初はマイケル・ジャクソンかな? 唱:いや、子どものときならヒーローものの歌。 誠:そっちのほうか。 唱:『太陽戦隊サンバルカン』(81年)とか、ああいう戦隊ものの主題歌。当時、下北沢

                                                    【和田誠×和田唱 親子対談】絵を描くこととレコーディングは似ている?(前編) | イラストレーションファイルWebニュース
                                                  • Speak - The language learning app that gets you speaking

                                                    The language learning app that gets you talkingTalk out loud, get instant feedback, and become fluent with the world’s most advanced AI language tutor. Get started for free You need to speak a language out loud to learn it.Speak’s core philosophy is centered around getting you speaking out loud, as much as possible. Introducing Speak Tutor. The world’s best English teacher.Speak Tutor is your very

                                                      Speak - The language learning app that gets you speaking
                                                    • Kan Sanoが語るコロナ時代の表現と暮らし「音楽と生活、政治が地続きなのは間違いない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                      世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中、いま音楽家はどのように生活をし、何を考え、行動を起こしているのか。それを伝えるため、Kan Sanoにオンラインでインタビューを行った。聞き手は『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆。 SKY-HIが4月7日に公開した新曲「#Homesession」にも“オリガミ付きのスキルはサビつかない”という一節があるように、コロナ騒動に揺れる音楽シーンにおいて、origami PRODUCTIONSの存在感はますます大きくなっている。ただ一挙一動にスピード感があるだけでなく、ミュージシャンやリスナーの視点に立って誠実に考え抜きながら、革新的なアクションを見せてきたことはもっと知られるべきだろう。 まずは3月30日に「origami Home Sessions」を始動。origami所属

                                                        Kan Sanoが語るコロナ時代の表現と暮らし「音楽と生活、政治が地続きなのは間違いない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                      • Mr.Children桜井和寿ソロインタビュー|「30周年は単なる入り口でしかない」ミスチルが見据える未来への道のり - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                                        ナタリー 音楽 特集・インタビュー Mr.Children Mr.Children桜井和寿ソロインタビュー|「30周年は単なる入り口でしかない」ミスチルが見据える未来への道のり Mr.Children「Mr.Children 2011 - 2015」「Mr.Children 2015 - 2021 & NOW」 PR 2022年5月10日 Mr.Childrenがデビュー30周年を記念したベストアルバム「Mr.Children 2011 - 2015」「Mr.Children 2015 - 2021 & NOW」をリリースする。 「Mr.Children 2011-2015」には「hypnosis」「足音 ~Be Strong」など2011年から2015年までにリリースされた楽曲が収められている。そして「Mr.Children 2015 - 2021 & NOW」には「ヒカリノアトリエ」「

                                                          Mr.Children桜井和寿ソロインタビュー|「30周年は単なる入り口でしかない」ミスチルが見据える未来への道のり - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                                        • 坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

                                                          坂本龍一のセカンド・ソロ・アルバム『B-2 UNIT』は、YMO人気が絶頂を極めていた1980年にリリース。当時の先端音楽シーンで注目されていたダブやアフロといった要素を、独自の解釈で取り入れた意欲作で、今なお聴き手に新鮮な驚きを与え続けています。そんな名盤『B-2 UNIT』に、リマスタリングが施されたリイシューが登場。e-onkyo musicでも本作初のハイレゾ音源の配信がスタートしています。この機会に、本作の革新性に迫るべく、音楽評論家の柳樂光隆さんをお迎えし、ハイレゾ音源を試聴しながらお話をうかがいました。 ■90年代末に『B-2 UNIT』と出会う ── 柳樂さんは1979年のお生まれですので、『B-2 UNIT』はリアルタイムではなく、後の時代になって聴かれたと思うのですが、どのようなきっかけで本作と出会ったのですか? 柳樂:時代としては再生YMOのころです。中学生のころ、『

                                                            坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
                                                          • 🗣️ Talk face-to-face with AI

                                                            Experience real-time conversations with Chat.D-ID

                                                              🗣️ Talk face-to-face with AI
                                                            • クラブの“現場”はどこにある? 「clubasia」鈴木店長×「GHOSTCLUB」0b4k3対談

                                                              日常的に開催されるようになったクラブやライブハウスによるライブ配信。以前から国内ではDOMMUNE、海外ではBOILER ROOMといった音楽プラットフォームが主導的な立場を担ってきたDJ配信も様々な形で進化している。 コロナ禍により系列3店舗の閉鎖を余儀なくされたclubasiaでは、店長の鈴木将氏が中心となり、DJ配信に取り組んできた。「いかにリアルの現場とは異なるDJ配信ならではの魅力を高めていくのか」をテーマにユニークな企画を立ち上げDJ配信を充実させることで、現在ではリアルのクラブだけでなく、配信のコミュニティもできあがり、盛り上がりを見せている。

                                                                クラブの“現場”はどこにある? 「clubasia」鈴木店長×「GHOSTCLUB」0b4k3対談
                                                              • ライブを制限された世界で、ロンドンの若き天才音楽家が実践する新しい方法論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                9月25日発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.12」。特集「音楽の未来」では、国内外の事例を紹介・分析しながら、最先端のテックやプラットフォーム、メンタルヘルス、教育や価値観など、様々な角度から音楽文化にとっての“よりよい未来”を探る。ここでは同特集より、ジェイコブ・コリアーのインタビュー(抜粋)を先行掲載。パンデミックでライブの制限が続くなか、ミュージシャンが活動を持続させ、クリエイティビティを発揮するための方法とは? 聞き手はジャズ評論家の柳樂光隆。 魔法のように高度な音楽理論と、突拍子もないアイデアを組み合わせてしまうジェイコブ・コリアー。アカペラの多重録音に楽器演奏も自らこなし、ベッドルームからのYouTube配信で名を馳せた彼は、ここ数年で世界観を広げるように大物たちとコラボを繰り広げ、ジャンルを超えた快進撃を見せてきた。それはコロナ以降も変わ

                                                                  ライブを制限された世界で、ロンドンの若き天才音楽家が実践する新しい方法論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                • フィル・スペクターの光と影 - インタビュー : Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                  今年1月16日、アメリカの音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが、新型コロナウイルスの感染に伴う合併症により、刑務所から移送された先の病院で死亡した。 スペクターといえば、多人数のスタジオ・ミュージシャンを起用し、深いエコーとモノラルミックスによって「ウォール・オブ・サウンド」、要するに音の壁のようなサウンドスケープを生み出し、ブライアン・ウィルソン(The Beach Boys)や大瀧詠一をはじめ、数多くのミュージシャンに多大なる影響を与えたポピュラーミュージック界の最重要人物の1人である。The Beatlesのラストアルバム『Let It Be』をはじめ、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンのソロ作にも深く関わり、Ramonesの名盤『End of the Century』のプロデュースを手掛けたことでも知られている。 しかしその一方で、スタジオで発砲したりマスターテープを持ち逃

                                                                    フィル・スペクターの光と影 - インタビュー : Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                                  • “キャンドル・ジュン式”記者会見で、望月衣塑子を撃退できるか?

                                                                    不倫騒動で活動休止を発表した女優の広末涼子さんの夫、キャンドル・ジュン氏が18日に行った記者会見が「斬新」な手法として注目されている。 スポーツ報知によると、自ら会見の受付を行い、記者の名刺を受け取ったほか、質疑応答も質問者がキャンドル氏の隣に座って行うという形で行われた。筆者も新聞記者時代から無数の記者会見を見てきて、また広報サイドで会見の設営に関わった経験もあるが、このようなスタイルは初めて見た。 メディアスクラムを「各個撃破」に 今回のようにネガティブな事象の記者会見では、「メディアスクラム」という言葉があるくらい、取材者側が「数の力」で会見する側を圧倒することが多い。これが取材者側に奇妙な集団心理や“安心感”を生んでしまうようで、中にはリミッターが外れてしまうためか、取材相手に対し、威丈高な言動に出る取材者もいたりする。 ところがキャンドル氏の手法は、ステージ上に取材者をあえて上げ

                                                                      “キャンドル・ジュン式”記者会見で、望月衣塑子を撃退できるか?
                                                                    • ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                                                      ・2019年を振り返ってどういう一年でしたか? 中川理沙(以下、中川) ザ・なつやすみバンドとしては小渕沢のスタジオで合宿をしてミニアルバム『Terminal』を作ったり、初めてビルボードでライブをしたり、1日3ステージを2日間やったり、町のお祭りでいつもの曲を盆踊りverにアレンジして演奏したり……色々チャレンジした1年でした。個人的には空気公団の山崎ゆかりさん、tico moonの吉野友加さんと『ユカリサ』というバンドを組んでライブやレコーディングを行ったり、ソロでプラネタリウムライブをしたりサポート的なこともいくつかしていたので新しい出会いや試みにずっとわくわくしていました。そしてあっという間に1年が過ぎ去りました。 MC.sirafu(以下、sirafu) 自分のバンド(ザ・なつやすみバンド、片想い)のリリースをひたすらやってた一年でした。まぁ毎年のことですが。 ・2019年に行か

                                                                        ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                                                      • 『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』出版記念対談 その1 | 『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』出版記念対談(三省堂 辞書編集部) | 三省堂 ことばのコラム

                                                                        話し手:飯間浩明[『三省堂国語辞典』編集委員] × 見坊行徳[『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』編著者] 飯間浩明(いいま・ひろあき) 国語辞典編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。 1967年10月21日、香川県高松市生まれ。辞書を作るため、新聞・雑誌・書籍・インターネット・街の中など、あらゆる所から現代語の用例を採集し、原稿を書く日々。著書に『辞書を編む』(光文社新書)、『知っておくと役立つ 街の変な日本語』(朝日新書)、『日本語をつかまえろ!』(共著・毎日新聞出版)、『つまずきやすい日本語』(NHK出版)、『ことばハンター』(ポプラ社・児童書)、『日本語はこわくない』(PHP研究所)などがある。 ツイッター:https://twitter.com/IIMA_Hiroaki 見坊行徳(けんぼう・ゆきのり) 辞書マニア、校閲者。 1985年神奈川県生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。在

                                                                          『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』出版記念対談 その1 | 『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』出版記念対談(三省堂 辞書編集部) | 三省堂 ことばのコラム
                                                                        • 新種はたくさんいる~平坂さんに記事になってない部分を聞く 5回

                                                                          平坂さんは生き物を捕まえるために離島や海外に行ってます。 記事ではいきなり海外から始まりますが、そこまでどうやって行っているのか、なにを持っていっているのか、普段はなにを食べているのかなど記事には書いてない部分を聞きました。 短期集中連載の第5回目です。 防水カメラでもだめにする 林: カメラはオリンパスですか? 平坂: TG-4とあとは一眼。そっちも防滴で。ちょっとは濡らしていいやつ。濡らしていいやつですらだめにしてしまう。 林: どうやったらだめになるんですか。 平坂: 濡らしすぎるとか。完全防水やつでも延々何時間も水につかっているとだめなんですよ。あと、やたら深くに入れちゃうとか。パッキンとかに髪の毛が挟まったりしても当然ダメ。 あとは単純に岩に落とすとか。 濡れてもいいやって思うと慢心して扱いがどんどん雑になってて。 林:メーカーも想定外でしょうね。 OLYMPUS STYLUS

                                                                            新種はたくさんいる~平坂さんに記事になってない部分を聞く 5回
                                                                          • Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika

                                                                            今年、結成30周年を迎えたヒップホップ界のパイオニア・RHYMESTER。そのMCにして、トラックメイキングを含めたソロ活動やユニット・マボロシなど、幅広い活躍を見せてきたのがMummy-Dだ。 今年49歳を迎えた彼は、卓抜したライミングや飄々としたキャラクターで人気を博す。しかし、どんな人間にだって葛藤はある。今回彼がリラックスしたムードで話してくれたのは、Fikaのテーマであるクラフトマンシップや、もの作りへのこだわり、そしてキャリアを積み重ねたからこそ、絶えず自問自答を繰り返し、一歩でも前を目指そうとする「現在地」についてだ。 365日24時間音楽と向き合い続けるミュージシャンが、唯一心安らぐ余暇は「歴史」 ―このインタビューは8月に行われていますが、RHYMESTER結成30周年を記念した47都道府県ツアーのお休み期間なんですよね? Mummy-D(以下、D):そうだね。夏はフェス

                                                                              Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika
                                                                            • v0.0.1-alpha0.1から始めた-CTO 藤村とフロントエンド 藤川のおしゃべり - STORES Product Blog

                                                                              heyで採用広報を担当しているえんじぇるです。 7月13日(火)にCTOの藤村 @ffu_ とフロントエンドエンジニアの藤川@ushiro_noko がTwitter Spacesでフロントエンドについておしゃべりしたので、その様子を一部お届けします。 人生で一番弱気なバージョニングをした 藤村:heyでCTOやってる藤村と申します。フロントエンド老人会という名前で、友達と飲んで、ずっとExt JSとか、Backbone.jsより前のUIライブラリの話をして盛り上がったりする、React以降には何にも役に立たないフロントエンドエンジニアです。 藤川:(笑)そんなことないでしょう。 藤村:(笑)で、藤川さんはheyで働いてくれているフロントエンジニアで、最近週に1時間ぐらい時間をもらって、一緒にコードを書いてるんですけど、その話を最初してみようかな。 藤川:そうですね。 藤村:僕ら、今、ST

                                                                                v0.0.1-alpha0.1から始めた-CTO 藤村とフロントエンド 藤川のおしゃべり - STORES Product Blog
                                                                              • Answer to Remember「Answer to Remember」特集 石若駿×岸田繁インタビュー|言葉とハーモニーを愛するドラマーの新プロジェクト - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                                                                ナタリー 音楽 特集・インタビュー Answer to Remember「Answer to Remember」特集 石若駿×岸田繁インタビュー Answer to Remember「Answer to Remember」 PR 2019年12月25日 King Gnuの前身バンドSrv.Vinciの初期メンバーで、現在も常田大希のプロジェクトmillennium paradeに参加しているジャズドラマーの石若駿。彼が7月に始動させたプロジェクト、Answer to Rememberの1stアルバム「Answer to Remember」が12月4日に発売された。 このアルバムにはermhoiをフィーチャーしたデビューシングル「TOKYO」をはじめ、7拍子、4拍子、5拍子が入り乱れるトラックにKID FRESINOの刺激的なリリックを乗せた2ndシングル「RUN」、中村佳穂Bandを迎えた

                                                                                  Answer to Remember「Answer to Remember」特集 石若駿×岸田繁インタビュー|言葉とハーモニーを愛するドラマーの新プロジェクト - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                                                                • 9月の特集「バッハ」|芸術を理解する必要はない。感じ、楽しむ——古楽奏法の革命家シギスヴァルト・クイケン

                                                                                  皆さんはラ・プティット・バンドという団体をご存知でしょうか? 古楽復興運動のパイオニアの一人、ヴァイオリニストのシギスヴァルト・クイケンが立ち上げたベルギーの名門古楽オーケストラです。 多くの若手古楽器奏者がそこで演奏し実力をつけ、巣立っていきました。例えるならば、ラ・プティット・バンドは老舗のお寿司屋さん。多くの板前さんが憧れて弟子入りし、そこで修行を積み、将来的には自分のお店を構えるために独立する、と言ったような感じでしょうか。 ところで、シギスヴァルト・クイケンの残した功績は? 一言で答えるならば、現在、古楽のヴァイオリン奏法として一般的な「顎当てなし(チン・オフ)で演奏を始めた人」です。そんな彼へのインタビューです。 ——顎当てなし(チン・オフ)で演奏し始めたきっかけを聞かせてください。 クイケン 私がチン・オフで演奏し始めたのは、私が20歳、1969年ごろだったと思います。その当

                                                                                    9月の特集「バッハ」|芸術を理解する必要はない。感じ、楽しむ——古楽奏法の革命家シギスヴァルト・クイケン

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