愛知県の2019年の交通事故の死者数は156人(前年比33人減)で、17年ぶりに全国ワーストを脱却する見通しとなった。愛知県警が1日、速報値を発表した。 全国の統計は出そろっていないが、19年12月26日現在で19年の交通事故死者数の全国ワーストは千葉県で、千葉県警による速報値は169人だった。愛知県の1日の速報値は千葉県を下回っていた。 愛知県警によると、愛知県は428人が亡くなった03年以降、16年連続で死者数が全国最多だった。県警は15年に「交通事故分析システム」を導入し、事故が起きやすい場所や時間帯を絞った取り締まりを実施。18年には68年ぶりに交通事故死者が100人台まで減少した。19年末は「ストップ・ザ・ワースト」を合言葉に、飲酒の機会が多い年末に啓発と取り締まりを強化していた。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","