小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルの地球帰還に向けて、ライブイベントが行われたJAXA相模原キャンパスで、管制室などを中継で見守る報道陣ら。カプセル分離の確認が取れ、中継先の管制室で立ち上がってガッツポーズする人たちの姿が映し出された(右上)。左上は「はやぶさ2」の模型=5日午後、神奈川県相模原市(佐藤徳昭撮影) 「完璧な数字だ。分離したと判断できる。おめでとう」 探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料が入ったとみられるカプセルの分離に成功した5日午後2時半すぎ、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室で、機体から届くデータを確認していた責任者の津田雄一プロジェクトマネージャはメンバーにこう呼びかけ、拳を突き上げてガッツポーズをした。 管制室では同日午前11時すぎから、カプセル分離に向けた最終作業が始まった。予定時間が近づくにつれて、飛行データなどが時々刻々と表示され
![はやぶさ2「完璧だ。おめでとう」 カプセル分離、喜びに沸く管制室](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9caa7b1f74f7ea78abe356803abb5cb3e72fded9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FQjybW9jlglqH4Y3np77AItBNDTY%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FKJEGIFXBZJOJHCYMWJQ55CZZUI.jpg)