【▲ 月を周回する「CAPSTONE」の想像図(Credit: Illustration by NASA/Daniel Rutter)】アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月6日付で、超小型衛星「CAPSTONE」との通信が再確立されたことを明らかにしました。CAPSTONEとの通信は一時途絶していましたが、再び通信できるようになったことで、延期されていた1回目の軌道修正操作も無事実施されています。 CAPSTONEは全長61cm・重量25kgと比較的小さな衛星(CubeSat規格の12Uサイズ、電子レンジくらいの大きさ)です。NASAが建設を計画している月周回有人拠点「ゲートウェイ」が飛行する予定の月長楕円極軌道(NRHO:Near Rectilinear Halo Orbit)での6か月間にわたる運用テストを目的とした、有人月面探査計画「アルテミス」の先導役と言えるミッションのために打ち