日本共産党の市田忠義書記局長は21日、鹿児島市内での演説会で、安倍晋三首相による靖国神社への真榊(まさかき)奉納や新藤義孝総務相、古屋圭司国家公安委員長らの同神社参拝について、「靖国神社は、アジアで2000万人、日本人310万人もの犠牲者を出した侵略戦争を、『自存自衛の正義の戦争』と内外に宣伝する特殊な役割をもった神社だ」と指摘し、安倍内閣による同神社礼賛を厳しく批判しました。 市田氏は、安倍内閣が強める改憲の動きについて、「日本は、侵略戦争の反省を踏まえ、二度と『戦争はしない』『軍隊は持たない』と定めた憲法を掲げて国際社会に復帰した。憲法はいわば国際公約だ」と強調。「憲法9条の改悪は、日本が世界で生きていく地位を失ってしまう絶対にやってはならないことだ」と述べました。
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