(写真)核兵器廃絶へ世界で運動を広げることを誓い合った原水爆禁止2016年世界大会ヒロシマデー集会=6日、広島市中区 「核兵器のない世界」への扉を開こうとする新たな動きが生まれている―。原水爆禁止2016年世界大会国際会議(広島市)が4日に採択した「宣言」はこう述べて、国連の場で核兵器禁止・廃絶条約の実質的議論が始まっていることに注目しました。 「宣言」は、ジュネーブで開催中の国連核軍縮作業部会の議長あてに送付されました。 世界大会実行委員会が「宣言」に添付した書簡には、作業部会の「人類史的な任務の緊急性、重要性を理解しており」、「真摯(しんし)な討論に心からの敬意を表する」とのべています。そして、国連総会に提出する報告に、「核兵器禁止・廃絶の条約の交渉開始を」という「宣言」の提案をぜひ反映してほしいと要望しています。 現地の市民社会の仲間が、各国代表団に「宣言」を配布する一方、作業部会の