東京学芸大学附属高校。中学、高校受験の塾関係者、保護者から「ガクダイフ」と呼ばれることがある。 1990年代まで、女子がもっとも多く東京大に進学する学校だった。一学年が約330人で男女比率が半々だったこともある。『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)で遭遇した学大附OGは才気煥発で「強い人」という女性が多かった。 2017年で旬な人と言えば、山尾志桜里(1993年卒)、望月衣塑子(1994年卒)であろう。 神童は大人になっても受験生気分が抜けきらず…… 山尾志桜里は保育園不足を追及する側から、不倫疑惑で追及される側に立たされた。小学生のとき、ミュージカル「アニー」のオーディションに合格する。アニーを演じながら、通知表ではオール5を通し、東京学芸大学附属大泉中学校に合格した。勉強はいつでも、どこでもできる。10分で参考書の1ページぐらいはできる、それには気合いだと豪語して、当時、受