昨夜(21日)、キャンドルアクションから帰ってNHKのニュースウオッチ9を見たら、約20分間にわたってマレーシア機撃墜の真相究明の報道をしていた。途中、アメリカの女性特派員が出て来て、アメリカはかつての世界の警察官の役割から、今や火消し役に回っていて、一国だけでは大変だというおかしな論議を展開していた。その言外には今こそ集団的自衛権の発動をというニュアンスが漂っていた。アメリカにいる大越キャスターも神妙にうなづいている。この解説者はまさに現在の政府の皆様のNHKを代表するお茶の間の顔である。 その後、5、6分ほどガザの様子が映し出されて終わりである。どうだ、これでバランスはとっただろうという感が否めなかった。 ニューヨークでのウクライナ人による反ロシア・プーチンデモの様子は伝えながら、ロンドンやパリでのイスラエルへの大規模抗議は伝えない。もちろん、私たちのキャンドルの灯も。 298人の無惨