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ブックマーク / michihito-ando.hatenablog.com (24)

  • 認可保育園と認可外保育園における児童死亡率の差の検証 - 2013-03-23 - 研究メモ

    ほんの数時間で書こうと思ったら、思いっきり半日はかかってしまった。。。長くなったので、PDFバージョンも作って、エセ論文っぽい体裁にもしてみた(PDFのほうが読みやすいです)。とはいえ半日で勢いで書いたので、各種誤りがあるかもしれないので、ご指摘あればどうぞよろしく。 PDFバージョン:認可保育園と認可外保育園における児童死亡率の差の検証 https://sites.google.com/site/dojinsites/dojin20130709_ver3.pdf 著者名を実名化したPDFバージョンを作成しました(2020年9月10日) https://www.dropbox.com/s/e4y8qkd1ruivfdv/130323hoikuen_shiboritsu.pdf?dl=0 追記情報 2013.3.24 「認可外保育施設の現況取りまとめ」http://www.mhlw.go.j

    認可保育園と認可外保育園における児童死亡率の差の検証 - 2013-03-23 - 研究メモ
  • 続・最近の田中秀臣氏の言動について - 研究メモ

    昨日、 最近の田中秀臣氏の言動について http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100720#p1 と書いたが、ついに最悪の事態に。 無期限休筆宣言 http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100721/p1 田中氏はその後も ただやはりここでも書いたが関心がないのでとりあえず不特定の読者にはスルーしたんだが。これからもスルーするつもり。自分で正体ばらしておきながら(それ以外にどうやって知ることができる?)、僕のせいにされてもなあ。 http://twitter.com/hidetomitanaka/status/19077012786 と真意がよくわからないつぶやきを書いていてるが、少なくとも彼は、bewaad氏を当の意味でスルーしたことなどなかったし、それどころか名前と所属うんぬんのくだりなど、非生産的な形で最大限にコミットしていたといえる。

    続・最近の田中秀臣氏の言動について - 研究メモ
    rajendra
    rajendra 2010/07/22
    「就職活動をする自分の学生の行く末を案じる想像力があるならば」そこにすら疑問符をつけられかねないな。本当に不毛。
  • 子どもの最貧国・日本 - 研究メモ

    子どもの最貧国・日 (光文社新書) 作者: 山野良一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/09/17メディア: 新書購入: 9人 クリック: 60回この商品を含むブログ (56件) を見る のタイトルは扇情的だが、中身は、児童福祉司のソーシャルワーカーとしての著者の現場経験と、統計的・計量的分析を中心とした欧米や日の調査研究レビューを踏まえた堅実な良著。 豊富な事例紹介や研究紹介をベースとした著者の考察には説得力がある。巻末にはきちんと参考文献の出典が掲載されており、紹介されている実証研究をさらにチェックすることも容易だ。久々に読み応えのある新書だった。 ただし、政策分析や政策提言は弱い。だが、著者が実務家であることを考えると、そこまで望んではいけないだろう。むしろ、実務家であるにもかかわらず、自らの経験に埋没せず、冷静に学術的研究に依拠して考察している姿勢は貴重かもしれない

    子どもの最貧国・日本 - 研究メモ
  • 財政負担と経済成長(追記あり) - 研究メモ

    http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20080906/p1 svnseeds氏の推論について。id:mojimoji氏の当初の問題意識からはかなり離れるのかもしれないが。 ●まずは、(※)税収が減少していく中、必要な政府支出を賄うために、「富裕層」への課税がどんどん強化されることになるでしょう ●その結果、縮小する経済と重税のため、「あればうれしいがなくてもいいぜいたく品」を消費できる「富裕層」はほとんどいなくなるでしょう ●同時に「あればうれしいがなくてもいいぜいたく品」を生産する産業も(輸出向けを除き)その規模を減少させていくでしょう ●「富裕層」がほとんどいなくなりましたが、「基的ニーズの分野が満たされた社会」の維持は必要なため、税収は必要です。そのため、いなくなった「富裕層」のすぐ下の階層の人々を新たに「富裕層」と定義し、重い税を課すことにします ●(※

    財政負担と経済成長(追記あり) - 研究メモ
  • 『ケアを支えるしくみ』 - 研究メモ ver.2

    ケアその思想と実践 〈5〉 ケアを支えるしくみ 作者: 上野千鶴子,大熊由紀子,大沢真理,神野直彦,副田義也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/06/27メディア: 単行購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (7件) を見るhttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/0281250.html 目次はこちら。 http://www.bk1.jp/webap/user/DtlBibCollectionList.do?bibId=3020904 ケアを支えるしくみ 神野直彦 著 1−25 サービス格差に見るケアシステムの課題 訓覇法子 著 27−52 自治体改革と介護保険 沼尾波子 著 53−78 自治体福祉の光と影 大友信勝 著 79−106 ケアを支える国民負担意識 武川正吾 著 107−123 ケア市場化の可能性と限界 平岡公一

    『ケアを支えるしくみ』 - 研究メモ ver.2
  • NPOと公共サービスの関係についてメモ - 研究メモ

    『なぜ全国の小児科医は目の前のこどもと共に働く家庭を救わないのか?〜病児保育の新たなモデルによる「社会起業」と「ソーシャルイノベーション」〜』 http://komazaki.seesaa.net/article/83238569.html#more あいかわらず文章が上手い。内容も説得力がある。 私はゆえあって駒崎氏と何度かお会いしたことがあり、彼の人となりと(いい意味での)計算高さに魅了されており、目指すべき社会のビジョンにも共通点は多い。しかしNPOなどの非営利組織が果たす役割についての見解には若干の温度差がある。これは何より彼はNPOの実務家で戦略家、私はただの研究者の卵(というより今はただのリーマンだが)ということで、ものを見ている視点もやや異なることもあるが、それだけではないだろう。 こういった温度差の原因については、ここ↓ 「社会的企業の近辺メモ」 http://d.hate

    NPOと公共サービスの関係についてメモ - 研究メモ
    rajendra
    rajendra 2008/02/11
  • 消費税の逆進性と再分配効果について - 研究メモ ver.2

    「飄々と始まった増税論議(経済アナリスト 森永 卓郎氏)」 消費税は、低所得者ほど実質負担が大きい逆進的な税制だと言われる。低所得者は収入のなかから消費に回す割合が大きいから、税率は同じでも、所得の低い層ほど実質的な負担が大きくなってしまうのだ。 ところが、総会前に開かれた2日の企画会合の議論のなかで吉川洋主査(東大大学院教授)は、消費税増税は逆進的ではないかという指摘に対して、次のように主張したと報じられている。 「社会保障は低所得者ほど給付が大きい。生涯にわたる所得でみれば(消費税の逆進性は)深刻ではない」。 つまり、年金にしろ何にしろ社会保障は低所得者に手厚くなっているのだから、取るときも低所得者からとって問題はないというわけだ。これが当に東大教授の発言なのだろうか、唖然としてしまう。 わたしが改めて言うまでもないが、低所得者に手厚く分配するから社会保障なのである。そうした再分配効

    消費税の逆進性と再分配効果について - 研究メモ ver.2
  • 2007-10-25

    「消費税論議がかまびすしいが。」 http://heiwawomamorou.seesaa.net/article/62007217.html 誰でも知っている(そしてソラで言えてしまう)、日の典型的左翼の「あるべき税財政改革」5か条を見事に踏まえている。 1.徹底的な歳出削減をすすめるべし。 2.消費税増税は反対すべし。 3.法人税を強化すべし。 4.所得税の累進性を強化すべし。 5.軍事費を大幅に削減すべし。 これらは、一つ一つは真剣な検討に値する。しかし、十年一日のごとく、これを反復する(そしてこれ以上のなんら具体的な議論にいかない)思考停止状態はやはりまずい。 その思考停止ぶりを如実に示すのは次の一言。 もし、今後社会保障費への利用を考えるなら、まず現在の5%の消費税を全て社会保障に充てるべきだ。 では(消費税の一定割合が当てられることになっている)地方交付税はその分さらに切り詰

    2007-10-25
    rajendra
    rajendra 2007/10/26
    社会保障と税制の関係については、民意もまだ明確な解に至ってないのだろう。
  • 研究メモ - NPO・社会企業家の近辺メモ

    うわっと、間違えて全部削除してしまった。。。うぅ(涙)。また暇なときにでも書きます。。。トラバ飛ばした方々、すみませんでした。。。 追記:稲葉先生にハッパをかけられ、いろいろいじってたら、完全ではないけど原稿が見つかったので、加筆修正してアップ↓お騒がせしました。加筆しすぎた。話があっちいったりこっちいったりしててすみません。 追記2:個人的には社会(的)企業家(Social Entrepreneur)という表現がよいと思うのだけれど、既存の日の文献では社会起業家という表現が多いようなので、そっちに統一しました。でもそしたら、社会的企業の二代目リーダーは社会起業家ではないではないか、という細かいつっこみが。。。 追記3:「社会的企業の近辺メモ①ーー日の学者編ーー」に新しいリンクを追加。 最近、社会的企業とか社会起業家がとにかくはやっている。どこで流行っているかというと、一部の若者の間で

    研究メモ - NPO・社会企業家の近辺メモ
  • 研究メモ - やまのいメーリスより。

    民主党議員やまのい和則氏のメーリングリスト(5/28 0:31)より。 どこまでが昔からあった問題で、どこからが自立支援法の帰結なのかは慎重な検討が必要だろうけど、それはともかく、こういうことが起こっているということだ。 また、障害者自立支援法の影響で、 私の地元でも通所施設が危機に陥っています。 また、今まで作業所に通えていた精神障害者の方々が、 負担増により、作業所への通所を断念されつつあります。 実際、5月21日月曜日に発売された週刊現代には、 「美名の新法 障害者自立支援法は、 心中支援法という天下の悪法だ」 (48ページ)と題する記事まで出ています。 その記事によれば、自立支援法による負担増や将来不安など が原因となった悲劇が数々報告されています。 昨年7月9日、埼玉県で知的障害がある次男(32歳)を 72歳の父親が包丁で胸を刺して殺害。「痛いよ」と泣く次男に、 父親は「後から行

    研究メモ - やまのいメーリスより。
  • 研究メモ - フローレンスモデルについてのメモ。

    先日の「ガイアの夜明け」で東京都内で病児保育に取り組むNPO法人「フローレンス」が取り上げられた。 「起業家はいま・・・ 〜ライブドアショック後のベンチャー像〜 」 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview070522.html NPO法人「フローレンス」 http://www.florence.or.jp/ フローレンスは、ETICとか「社会企業家」とか、まぁそこらへんに興味があったり近しい学生や若者にはそこそこ有名なNPO法人で、私もフローレンス代表者の駒崎弘樹氏のブログをたまにチェックしている。 病児保育のNPO法人フローレンスを運営している駒崎弘樹のblog http://komazaki.seesaa.net/ フローレンスのビジネスモデルは、サイトをざっと見る限り、簡易な民間保険という感じである。 http://www.

    研究メモ - フローレンスモデルについてのメモ。
    rajendra
    rajendra 2007/05/24
    "税源涵養(あるいは保険料でもよいが。税か保険かの論争はおいておくとして)をしっかりしないと、高齢者・障害者・子どもの間での不幸なケア予算争奪戦がおきかねないことには注意が必要だ。"
  • 2007-05-06

    id:sunaharayさんの一連のエントリ 分権委員会第二回会合 http://d.hatena.ne.jp/sunaharay/20070418/p1 第三回 http://d.hatena.ne.jp/sunaharay/20070426/p1 第四回 http://d.hatena.ne.jp/sunaharay/20070502/p1 一月経過 http://d.hatena.ne.jp/sunaharay/20070505/p1 に触発されて、自分も全資料にざっと目を通してみた(さすがに映像は見ていないが)。 http://www.cao.go.jp/bunken-kaikaku/iinkai/kaisai/kaisai-index.html まだまだわからないことは多いのだけれども、一つ気になったのは、ナショナルミニマムというブラックボックスは、ブラックボックスのまま議論され

    2007-05-06
  • 研究メモ - 尊厳死についてもう少しだけ。

    もう書かないし書けないと思ってたけど、この続きを少し。 過剰で貧困な想像力 http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070317#p1 ロックトインについて語ることについて(追記1と追記2あり) http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070326 実は、ここで宣伝されているを購入してざっと読んだ。 http://blog.m3.com/Visa/ 小説としての評価は置いといて、内容に対する感想を少しだけ。まずは、基的に上の二つの記事と変わらない感想を持った。やはり、もう少し慎重に考え、書くべき記述が散見された。もう少し小説に対する評価っぽく書くとすると、各キャラクターに与えられている役割がはっきりしすぎており、尊厳死を巡る微妙な問題がややすっとばされているように感じた。でもまた議論を蒸し返すのはよくないので、とりあえずmojimojiさんのタメ

    研究メモ - 尊厳死についてもう少しだけ。
  • ロックトインについて語ることについて(追記1と追記2あり) - 研究メモ ver.2

    「過剰で貧困な想像力」 http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070317#p1 に対して応答が来た。 ブログ批判 http://blog.m3.com/Visa/20070325/2 尊厳死反対の方たちへ http://blog.m3.com/Visa/20070326/2 それは「批判」というよりは、「誹謗中傷」と言っていいものでした。誹謗中傷に当たる箇所は「過剰で貧困」、「安易」、「無知」、「軽率」などです。私はこのブログ主を特定して名誉毀損で訴えることもできる(?)のでしょうか。 いや、端的にいって反省しました。私の中ではこれらの言葉は誹謗中傷ではないのですが、確かにそういうふうに思われる方もいることでしょう。もともと私は言葉がキツイところがあるので、こういうときには損ですね。今後は気をつけたいと思います。また、名誉毀損で訴えてもかまいません。私にメールを下さ

    ロックトインについて語ることについて(追記1と追記2あり) - 研究メモ ver.2
  • 研究メモ - 介護福祉士メモ

    資格強化・厳格化の動きが強いため、私も念のため、今年の介護福祉士試験を受けた。筆記は通ったものの、実技はあまり出来がよくなかったからダメかもしれないが。 最近のニュースより。 『介護職の確保に四苦八苦 景気回復などで若者減少』 http://www.shinmai.co.jp/news/20070305/KT070301FTI090001000022.htm 高齢者の介護職を目指す人が減り、特別養護老人ホーム(特養)やデイサービスなどの事業者が職員確保に四苦八苦している。少子化に加え、景気回復で一般企業の求人が増え、若者が「きつい割に賃金が安い」とのイメージがある介護職場を避けていることが背景にある。近い将来、「団塊の世代」の介護で担い手が大量に必要になると予測され、県内の事業者からは「職員不足で制度が破たんしかねない」と危ぶむ声が出ている。 (中略) 厚生労働省福祉基盤課は「介護職の処遇

    研究メモ - 介護福祉士メモ
  • 研究メモ 続・リバタリアン宣言

    前回のエントリ リバタリアン宣言 http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070213 に対して、著者の蔵研也氏からメールを頂いた。ありがとうございます。主内容は以下のとおり。 一言、身障者の「自由」について。 この点についてはアイザイア・バーリンの『二つの自由』が 参考になると思われます。 小生は身障者問題についてあまり深く考えたことはありませんでしたが、リバタリアンとしては、そのような「自由」はやはりないと言わざるを得ません。 人道主義的には納得しますが、しかし、世の中には、身障者福祉などしたくないという人もいることは間違いないからです。小生には道徳的にこのような人たちから国家という強制装置を使って、資源を強制的に奪ってまで福祉にあてることが正当だとは思われないのです。 リバタリアンである小生は、福祉に携わる人はそれに応じて社会で尊敬なり、寄付なりをえることで満足す

    研究メモ 続・リバタリアン宣言
  • 研究メモ - リバタリアン宣言

    リバタリアン宣言 (朝日新書) 作者: 蔵研也出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/02メディア: 新書購入: 3人 クリック: 43回この商品を含むブログ (31件) を見る 最近は、ロールズ正義論の原書をすこーしずつ読んでいる以外は、思想系はこういう飛ばし読みしながら1時間くらいで読めるものしか読んでいない。 こういうはたまにあったらいいけれども(リバタリアン、というか私が読んだ数人のリバタリアンの啓蒙書は、いい意味でもわるい意味でも一貫しているところがあって、いろいろ整理する際には便利だし、なるほどなぁとも思うことがけっこうある。)、あまりありすぎたら困るな、リベラリズム側はある程度反論して牽制して欲しいな、という題に入る前にいっておくと、まずこのは実証的な観点からは突っ込みどころ満載。「NPOは資金をできるだけ目的の実現に効果的に使うインセンティブを持ってい

  • 研究メモ - 私の階層経験

    今日はちょっと息抜きに、屋でいろいろ立ち読み飛ばし読み。 下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち 作者: 内田樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/31メディア: 単行購入: 6人 クリック: 96回この商品を含むブログ (666件) を見る 商売上手が思いつきで気軽に書いてみたエッセイ。飯田氏のいうところの「ダメな議論」の典型かもしれない。前にも書いたけど、きっと確信犯なのだろう。 妄想の爆発 http://d.hatena.ne.jp/dojin/20060225#p1 自画自賛しているあたりもなぁ。 http://blog.tatsuru.com/2007/01/28_1347.php 何がダメなのかを指摘するのも面倒くさいけど、若者論をしたいなら、フィールドワークでもアンケート調査でも数量データでもなんでもいいけれど、書く対象となる事柄について「若者は

    研究メモ - 私の階層経験
    rajendra
    rajendra 2007/02/02
    「あっち」と「そっち」には断絶がある。
  • 研究メモ - 榊原英資の「経済教室」(06.12.29)の論旨が理解できない。

    日経新聞の「経済教室」や「やさしい経済学」は、経済学者(たまに経営学者や社会学者も)が自分の研究テーマを絡めながら政策動向などについてわかりやすく考察したり政策提言したりしていて、いつも勉強になる。でもたまにヒドイのがある。今日の榊原英資もその一つ。 まずは冒頭の要約から。 階層の固定化を伴いながら若い世代ほど格差が拡大していることは否めない。教育を中心に悪平等主義がまん延したことが原因であり、ポスト産業資主義の時代には、こうした悪平等を拝し、高い教育を受ける機会を与え、公平な競争を進めて、格差論議を乗り越えるべきである。 次に文からの抜粋。 ポスト産業資主義における能力主義、知識重視と二代目・三代目の跋扈(ばっこ)は、実は、かなり矛盾する現象である。一部欧州諸国のように階級社会が長期に継続した国と違って、明治維新以来の日の階層間の流動性はかなり高かった。しかし、このところポスト資

    研究メモ - 榊原英資の「経済教室」(06.12.29)の論旨が理解できない。
  • 2006-12-26

    >> 「改革」のための医療経済学 作者: 兪炳匡出版社/メーカー: メディカ出版発売日: 2006/07/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (28件) を見る 著者は、北海道大学の医学部を卒業して臨床研修を行ったあと、ハーバード大学で医療政策・管理学の修士号を取得してジョンズ・ホプキンス大学で医療経済学の博士号を取得して現在はロチェスター大学で助教授を務める医療経済学者である。 第一章「忙しい読者のための総括」だけでも、医療政策や医療経済学に関心のある人には必読だと思われる。実は自分も、いま第一章を読んだばかり。全章の内容が要約されている。 まず著者は、「医療費高騰の犯人探し」としてよく挙げられる①人口の高齢化、②医療保険制度の普及、③国民所得の上昇、④医師供給数増加(ないし医師誘発需要)、⑤医療分野と他の産業分野の生産性上昇格差は、いずれも「小物

    2006-12-26