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学問に関するrandompoleのブックマーク (13)

  • 経済学者は「役に立たない職業」なのか

    2007~09年の世界金融危機および不況以降、経済学者への批判が強い。危機を予測できた経済学者はごくわずか。人々の幸せな生活にこれほど重大な影響を与える出来事を予測できなかった人たちが、何の役に立つのか? 経済学者は20世紀の主要な危機の予測にことごとく失敗している。1920~21年の深刻な不況しかり、1980~82年の連続不況しかりだ。何よりも1929年の株式市場の暴落に端を発した大恐慌。これら不況の1年前には、経済学者からの警鐘は数えるほどだった。 経済学者は未来を予測できない その中で最も警鐘らしいのは、1980~82年の景気低迷の前に発せられていた。1979年、当時のボルカー・米国連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米議会に、米国は「不快な経済状況」に直面しており、「難しい決断、自制、そして犠牲さえも必要」と発言している。急速に進むインフレをい止めるためのFRBによる劇的な手段の

    経済学者は「役に立たない職業」なのか
    randompole
    randompole 2015/02/08
    全ての経済学者を否定はしないけど、予想できないことを予想して見せたり、外れても反省しない人を見てると、部外者としてはまとめて話を聞くに値しないと判断するよ。
  • 秀樹のばか-日本初のノーベル賞受賞者の愚問はいかに人々を活気づけたか?

    ソースはあの森毅なので真偽のほどに自信はないが、たとえばラ・フォンテーヌの寓話詩がたとえ事実と一致しなくとも(狂ったデモクリトスを診察したヒポクラテス、二人が親友になったというのは史実だろうか)人を真実に導く何事かを語っているように、この逸話も聞き留むべきものを備えているように思うので、いつのもましてうろ覚えのままに書き出してみる。 森毅は、晩年の湯川秀樹の人柄をしのばせるエピソードをいくつか紹介している。 最初のは森敦が森毅に教えてた話。 おそらく少人数を前にしての講義だったのだろう。 よくできる学生が、湯川が黒板で展開する数式に誤りを見つけた。 それを指摘すると、湯川はうーんとうなり、しばらく考えたが何ともすることができず、立ち往生してしまった。 それから「ちょっと待っとき」と言って、ぷいと教室を出た湯川は、しばらくすると岡潔(数学者)を連れて教室に戻ってきた。 「これなんやけど」 と

    秀樹のばか-日本初のノーベル賞受賞者の愚問はいかに人々を活気づけたか?
  • 渡邊芳之 on Twitter: "研究者個人がバカでもバカなことを言わせないシステムを持っているのが科学。研究者がバカだといくらでもバカなことが言えるのが人文学。"

  • 考えるイヌ on Twitter: "たぶんフィールドに入ったりする社会科学とは違って、実験室にこもって仕事ができる人達にはあまり馴染みのない考えなんだと思う。専門家(研究者)はこれからは基本、「社会性のあるオタク」でないと支持されないということに、学問の意義が問われ一年が経つというのに未だに気づけていないのだろう。"

    たぶんフィールドに入ったりする社会科学とは違って、実験室にこもって仕事ができる人達にはあまり馴染みのない考えなんだと思う。専門家(研究者)はこれからは基、「社会性のあるオタク」でないと支持されないということに、学問の意義が問われ一年が経つというのに未だに気づけていないのだろう。

    考えるイヌ on Twitter: "たぶんフィールドに入ったりする社会科学とは違って、実験室にこもって仕事ができる人達にはあまり馴染みのない考えなんだと思う。専門家(研究者)はこれからは基本、「社会性のあるオタク」でないと支持されないということに、学問の意義が問われ一年が経つというのに未だに気づけていないのだろう。"
    randompole
    randompole 2012/03/28
    脳内理系研究者乙としか。「フィールド」=「社会」という認識ならあまりにもお粗末。
  • 第一種過誤を恐れる物理学者、第二種過誤を恐れる経済学者 - himaginary’s diary

    CERNが光速を超えるニュートリノを観測したという今話題の発見に事寄せて、Econospeakでピーター・ドーマンが経済学者と物理学者の統計的過誤への態度の違いについて論じている。 以下はその概要。 今回のOpera(Oscillation Project with Emulsion-Tracking Apparatus)チームの発見について、プロジェクトに関わっていたメンバーの中には自分の名前を出さないように要請した者もいたという。 その理由は、これだけ常識を覆す発見だと、誤りである可能性もまた大きいからである。測定誤差が12メートルあれば、結果は引っ繰り返る。 後に誤りと判明した発見に自分の名を連ねた物理学者は、経歴に回復不能に近い傷を負う。以前説明したように、自然科学者は第一種過誤(偽陽性)を非常に深刻に受け止めるのだ。反面、第二種過誤(偽陰性)はそれほど問題にならない。 一方、経済

    第一種過誤を恐れる物理学者、第二種過誤を恐れる経済学者 - himaginary’s diary
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    randompole 2011/09/25
    要するに科学と工学(積み上げる学問と対処する学問)の違い? まあ経済学の人がその辺に無自覚で無反省だと思うことはよくある。
  • 僕も数学を専攻している身なのですが、「純粋数学は役に立たない」、更には「純粋科学は役に立たない」といった言葉を耳にするたび、数学が大好きな僕は反論に困ります。相手(たとえ

    微積分は人類を月まで連れて行き、フーリエ解析はCTスキャンによる癌の早期発見に貢献し、、というように数学が実生活に貢献している例を挙げることはいくらでもできます。しかしそれが数学の価値だとか、数学を学ぶ事の意味だと言ってしまうのは(間違いとは言えないにしろ)かなり偏った考え方だと思います。ガウスは暗号技術に応用しようと整数論を作ったわけではありませんし、オイラーはネットワーク環境を向上させるためにグラフ理論を考案したわけではありません。ほとんどの場合「数学のための数学」が誰も予期せぬ形で現実に歩み寄り、その応用を見いだしていったに過ぎません。 「数学なんて役に立たない」というロックな若者の主張に対する同じくらいロックな(そして質的な)反論は「So What?(それがどうした)」だと思います。何故役に立たなければならないんだ。音楽にしろ、映画にしろ、芸術にしろ、君の人生にとって大切なもの

  • Twitter / 西田三郎: 経済学に明るいと、世の中すべてが語れるような気がする ...

    経済学に明るいと、世の中すべてが語れるような気がする。法学や国際政治学に明るいと、またそれで世の中すべてを語れるような気がする。物理学や化学、機械工学に明るいと、それはそれでまた世の中すべてを語れるような気がする。でも、広大な暗闇の中で、ぽつぽつと蝋燭が灯っている、その程度だ。 約6時間前 webから

    randompole
    randompole 2011/04/17
    その通りだけど、特に経済学に明るいと自称する一部の人は目に余る。
  • 「なんの役に立つんですか?」の暴力性 - 最果タヒ.blog

    テレビで魚に右利き左利きがあることを発見した教授が出ていて、その話がすごすぎた。餌をとるのに右にばかり曲がる魚とか、魚にも利きというのがあるらしく、しかもそうした魚を干物にすると、右利きは右に曲がって干からび、左利きは左に曲がって干からびる、つまり骨格から利きが決まっているらしい。その比較を見せてもらったときは鳥肌がたったわけで、偉大すぎるだろ、とびびっていたのだけれど、アナウンサーさんは変な研究、と言いたげに苦笑していて、しまいには「なんの役に立つんですか?」という自然科学でもっとも野暮な質問をしてしまっていた。 うーん。「なんの役に立つんですか?」という言葉は、実はいろんなことに投げかけられている。「マンガなんて読んで、なんの役に立つの?」「宇宙なんて研究して、なんの役に立つの?」「絵画なんて観て、なんの役に立つの?」大衆にとってもっとも価値があるのは「利便性」だ。「利便性>娯楽性>芸

    「なんの役に立つんですか?」の暴力性 - 最果タヒ.blog
    randompole
    randompole 2010/04/17
    学問とは本質的には娯楽や芸術のようなものだと思う。それを続けるために、役に立てたり面白さをアピールしたりする。
  • 「言論」の耐えられない軽さ。 - アニメばっかり観てたら馬鹿になるわよ。アニメ作ってるなんてったら相当な馬鹿よ。

    randompole
    randompole 2009/05/10
    "「言論プラットフォーム」なるものは要するに「起業セミナー」でしかないという寒さ"
  • 修士論文の代わりに退学願を提出してきた

    退学って「お願い」するもんなんだと初めて知りました.というわけで,前々から 言っていた通りに,大学院に退学願を提出してきました.専攻ではすでに修士論文の提出も 発表も終わっているそうです.いつ行われたのかも知りません.とりあえず 4 月からはちゃんと就職して働きますのでご心配なく.日はやさしい国ですね. さて,ここで大学に対する恨みつらみを書いてもしょうがないので, これから(日の一般的な)大学・大学院を目指すという方に対して, これは考えておいた方がいいんじゃないかということを書き連ねておきます. 大学に入って 6 年しか経っていないし,学会にも行ったことのない人間の 戯れ言ですので聞き流しておいて下さい. **【さらに追記】**2 年ぶりになぜか注目されました Twitter が一般にも浸透したんだなぁと勝手に感慨にふけっています。@su319 さんが Toggeter にまとめて

    修士論文の代わりに退学願を提出してきた
    randompole
    randompole 2009/02/28
    10年前にこの文章に出会っていれば。
  • 慰労会 - 美徳の不幸 part 2

    午前中は博士論文審査会、午後は肉体労働と今日は働きまくったので、今日博士論文審査を受けたS川くんとT中くんを慰労すべく、大学近くの「くろ川」で一献。 飲み会でも、やっぱり学問の話になるわけだが、院生諸君の「勉強熱心さ」には頭が下がる。みんなちょっと偉そう過ぎだが(笑)。先行研究の批判はもちろんするべき。スタートラインはそこから。でも、先行研究の批判ばかりにエネルギーを費やしていると、実際今から研究しようかという時に立ち往生しちゃう危険性があるよ。批判・批評眼ばかりが肥えちゃうと、「ああ、こんな程度では今まで俺が批判していた先行研究程度(もしくはそれ以下)ではないか」という思いに苛まれがち。一般にクリエーターとかが陥りがちな「病」ではあるけど。 だから、精神衛生上からも、無視できる程度(悪口を言うしかない程度)の先行研究はオミットして(まあ、註に入れておいて「知ってますよ」という振りくらいは

    慰労会 - 美徳の不幸 part 2
    randompole
    randompole 2008/03/18
    "一般にクリエーターとかが陥りがちな「病」"
  • 卒論と学問リテラシー? - 誰がログ

    以下、卒論を書かなくてよい学部、学科があることはもちろん承知の上で。 ほぼ一年、あるいはそれ以上の時間をかけて、大きな一つのテーマについて問題を絞り込み、調査し、論文や資料などを読んで、なおかつそれらに対する自分の思考をまとめ、一つの文章群にする、というのは貴重な体験ですし、やっておいて損は無いんじゃないかなとは思いつつも、学部在籍中から、研究の道に進まないのに卒論書かなきゃいけないなんて大変だよなあ、とも感じていました。 でも良く考えると、学問という営みがどういうものか理解し、それに直接触れる最初で最後の機会、と見ると意外とその意義は大きいのかな、と。 やはり一旦社会に出てしまうと、どんなに好きな分野のことでも専門の論文を片っ端から読むというのはかなりの動機付けと時間のやりくりが必要でしょうしね。あ、もちろんそれを実行されている方もいらっしゃるというのはわかっていますし、実際に何人か知っ

    卒論と学問リテラシー? - 誰がログ
    randompole
    randompole 2008/01/13
    "「この問題について”専門的に論じる”ためには最低これだけのものを読んで考えないといけないリスト」を目の前にして圧倒されるという経験が一度ぐらいあっていいのではないか"
  • 自然科学とリベラルアーツの統合:このままでは無理 - G★RDIAS

    「"自然科学"と"リベラル・アーツ"を 統合する会」というものが、多田富雄先生によって設立されたというのを新聞で読んで、そのサイトを訪れてみた。 http://www.insla.jp/ 多田先生はかつてNHKで対談させてもらったこともあるし、共著もあるしで、たいへんお世話になっている偉い先生である。この会の賛同人・実行委員会のメンバーも、多田先生の豊富な人脈のおかげで壮絶なメンバーが集まっている。このプロジェクトはいわゆる理系と文系の統合・融合を目指すものだ。その討論などの活動はすべてネットで行なうとされている。 はっきり言わせてください。無理です。まず賛同人・実行委員会の偉い先生方はネット時代以前の方々で、ウェブのことをたぶん肌で分かってない。その証拠に、上記のオフィシャルサイト、ありえんぐらいダサい。レイアウトもむちゃくちゃだし、PDFが散らばっているし、インタラクティブになってない

    自然科学とリベラルアーツの統合:このままでは無理 - G★RDIAS
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