世界約100カ国で活動する環境保全団体であるWWF。その日本における団体のWWFジャパンは、「企業の温暖化対策ランキング」プロジェクトをスタート。2014年8月5日に、最初の報告となる「電気機器」業種への調査結果を発表した。 この調査はWWFジャパンが、独自に企業の温暖化対策活動を調査するものではなく、各企業が開示する環境報告書やCSR報告書などの情報を元にする。特徴は「地球全体で見たときに温暖化対策の実効性があること」「長期的なビジョンに基づいていること」を重視する点だ。そして、各社がバラバラな内容で発表する環境報告書類を、同一の基準で評価するため、横一列で各企業のスタンス&取り組みを比較することができるのがメリットとなる。