仏北部アミアン近郊のコルビにあるリハビリ施設で、体の95%を覆うやけどから生還したフランクさん(右)と、フランクさんに移植用の皮膚を提供した一卵性の双子の兄弟エリックさん(左、2017年11月23日撮影)。(c)AFP/FAMILY HANDOUT 【11月23日 AFP】(写真追加)フランスの首都パリにあるサン・ルイ病院(Saint-Louis Hospital)で、体の95%にやけどを負って死の淵にあった男性が、一卵性の双子の兄弟から皮膚移植を受け一命を取り留めていたことが分かった。医師らが23日、明らかにした。双子の間で皮膚を移植する手術はこれまでも行われているが、医師によると、双子のきょうだい間でこれほど広い範囲の皮膚の移植が行われたのは世界でも初めてだという。 やけどを負い、皮膚の移植手術を受けたのはフランク(Franck)という名前のみ明らかになっている33歳の男性で、双子の兄