プロフェッショナル仕事の流儀「奥山 清行」 奥山清行:カーボンファイバーに魅せられて フェラーリのデザインを担当するカロッツェリアのピニンファリーナ社で デザイン・ディレクターを務めた奥山 清行氏に会うことができた。 サインももらった。 むちゃくちゃカッコいい人。 紡ぎ出す早口の的確な言葉には、一瞬の迷いも無い。 ■プロとしてデザイナーは良案が出た後にさらに考える。 枝分かれした 100案を出さなければいけない。 たとえその時、採用された案が 51番目だったとしても、 他の 99案は次の仕事に役立つ。 (素人は良案が一つできると満足してしまう。 また、ファインアートは数案から一つに絞っていく。 それはプロのデザイナーの仕事では無い) ■目の前のクライアントだけではなく、未来のクライアントのことも考える。 報酬をくれるのは目の前のクライアントかもしれないが、 実際に商品を使ってくれるのは「未