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ブックマーク / webronza.asahi.com (9)

  • 自滅に向かう政治主導と「内政の司令塔」不在が招いたコロナ対策の破綻 - 牧原出|論座アーカイブ

    自滅に向かう政治主導と「内政の司令塔」不在が招いたコロナ対策の破綻 抑えの効いた「官邸主導」と内政での「官僚主導」の再生が急務 牧原出 東京大学先端科学技術研究センター教授(政治学・行政学) 新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」)に対する政府の対策があまりにもお粗末だという声が、全国に満ち満ちている。 「第3波」を乗り越えたとして、年明けに発令した2度目の緊急事態宣言を3月に解除したのもつかの間、4月には再び宣言を発令し、5月7日には期限を5月末まで延長した。しかも菅義偉首相は、手続き上必要な国会での説明を自ら行わず、国民に向けた記者会見でも発言は精彩を欠いている。 振り返れば、2度目の緊急事態宣言を解除する時点で、東京都の一日あたりの感染者数が300人ほどだったから、解除後に感染者数が増えるのはある意味自然であろう。昨年来の懸案だった重症者用病床の確保は成功せず、ワクチンに至って

    自滅に向かう政治主導と「内政の司令塔」不在が招いたコロナ対策の破綻 - 牧原出|論座アーカイブ
    ringonouen
    ringonouen 2021/05/09
    この論考もまた内向きだなぁ…
  • 呉座勇一氏のフェミ・リベラル叩き問題で激化するバックラッシュに抗う - 勝部元気|論座アーカイブ

    呉座勇一氏のフェミリベラル叩き問題で激化するバックラッシュに抗う 「自己肯定感格差」と「課題直視力格差」が招く女性蔑視 勝部元気 コラムニスト・社会起業歴史学者の呉座勇一氏がTwitterで女性研究者等に対する誹謗中傷を繰り返していた問題について書いた『呉座勇一氏が溺れた「フェミリベラル叩き」というマノスフィアの“沼”』の記事に続く後編です。 呉座勇一氏が溺れた「フェミリベラル叩き」というマノスフィアの“沼” 前編では、インターネット上(主にTwitter)で、女性差別に声を上げる女性、フェミニズム、リベラル派に対するバッシングを“娯楽”とする「マノスフィア」(インターネット上における反フェミニズムコミュニティー)について、その特徴や拡大している現状等を紹介し、さらなる拡大に警鐘を鳴らしました。 ネトウヨやマノスフィアを生んだ「自己肯定感格差」社会 それにしても、なぜ呉座勇一氏は

    呉座勇一氏のフェミ・リベラル叩き問題で激化するバックラッシュに抗う - 勝部元気|論座アーカイブ
    ringonouen
    ringonouen 2021/04/14
    呉座界隈ってこれか
  • 「ドイツよ、お前もか」~メルケル後を迎える2021年、漂う不透明感 - 花田吉隆|論座アーカイブ

    16年間の「メルケル時代」終幕、世界の今後を左右 この秋、ドイツ連邦議会選挙が行われメルケル首相の引退が予定される。実に16年の長きにわたる治政だった。メルケル時代とも称される一時代を築き、数々の足跡を刻んできた。その引退はドイツ内政ばかりか、欧州政治の今後も左右する。 与党のキリスト教民主同盟(CDU)は1月16日の党大会で次期党首を選出する運びであり、次期党首が次の首相になる可能性が高い。しかし、一体誰が新党首の座を射止めるか、これからドイツはどう変化していくのか、まだ一向に先が見えてこない。 2回延期の与党党首選がいよいよ実施 党首選出のための党大会は、これまで2回コロナで延期された。今回、依然、コロナが猛威を振るう中、もうこれ以上延期するわけにもいかずオンラインによる開催となった。 当面3候補の名が挙がる。いずれもここ2,3年馴染みの顔だ。 一時、メルケル後継はクランプ・カレンバウ

    「ドイツよ、お前もか」~メルケル後を迎える2021年、漂う不透明感 - 花田吉隆|論座アーカイブ
  • 「密」な初詣はいつ生まれたのか/上 - 平山昇|論座アーカイブ

    コロナ禍で各地の寺社が、初詣にも「分散参拝」をよびかけている。警察庁が2009年まで公表していた全国の初詣の参拝者は、正月三が日で9939万人。のべ人数ではあるが、日国民の4分の3以上に当たる。ふだん神社にお参りすることがなくても、初詣だけは別という人も多いのではないか。正月くらいは、古来の習慣にしたがって由緒正しい伝統行事を・・・そう考えられているかもしれないが、初詣の「歴史」は意外に新しいという。『初詣の社会史』『鉄道が変えた社寺参詣』などの著書がある神奈川大学准教授の平山昇さんは「初詣の伝統を見つめ直して、それぞれの寺社の由緒や歴史を尊重すれば、自然と『分散参拝』は実現するはずだ」と説いている。(聞き手/樋口大二・朝日新聞オピニオン編集部) 「いつ・どこに」参拝するかの大転換があった ――大晦日の晩から元日にかけてに始まって、正月三が日に近所にあるのではない大きな神社やお寺に出かけ

    「密」な初詣はいつ生まれたのか/上 - 平山昇|論座アーカイブ
  • ナチスとの「同時代性」の終わりは克服できるか ホロコーストの記憶継承 - 藤田直央|論座アーカイブ

    ブッヘンバルト強制収容所跡の常設展にあった、ナチス時代の観光パンフレット。カギ十字のマークをアピールしている=2月、ドイツ・ワイマール。藤田撮影 【連載】ナショナリズム ドイツとは何か ドイツ中部のワイマール郊外、エッタースベルクの丘にあるブッヘンバルト強制収容所跡を2月19日に訪れた話を、前回から述べている。史料館の常設展「追放と暴力」で、強制労働とホロコースト(大量虐殺)というナチス政権の非人道性に加えて古都ワイマールにも焦点を当て、強制収容所との関わりを丁寧に示していたことに驚いた。 実はこの展示の構成は、2016年という最近の常設展のリニューアルで生まれたものだった。展示を解説する冊子の巻末で、史料館の学術諮問委員長でもあるイエナ大学のノーベルト・フライ教授がその経緯を述べている。 「ブッヘンバルトの恐怖を生き延びた最も若い世代も80代になる。史料館の展示に飽くなき貢献をしてきた人

    ナチスとの「同時代性」の終わりは克服できるか ホロコーストの記憶継承 - 藤田直央|論座アーカイブ
  • 本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ

    間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 スポンサー企業に名を連ねた新聞社に五輪監視は不可能だ 石川智也 朝日新聞記者 「もうやれないだろう」「それどころではない」 多くの人が内心そう思っているのではないか。 東京五輪・パラリンピックの延期決定からそろそろ半年。人々の会話から五輪の話題はもはや消えつつある。コロナ禍が経済と国民生活を蝕み続けるなか、なお数千億円の追加費用を投じ五輪を開催する正当性への疑問は膨らむばかりだ。 それでも国、東京都、大会組織委員会は、五輪を景気浮揚策にすると意気込み来夏の開催に突き進んでいる。 いや、突き進む、は不正確な表現かもしれない。組織委の現場ですらいまや疲労感が漂い、職員たちの士気は熱意というより惰性と日人的な近視眼的責任感によって支えられているようだ。 まだ日中に五輪への「期待」が充満していたころから東京五輪に反対してきた作家の間龍

    本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ
    ringonouen
    ringonouen 2020/09/28
    “メディアは、招致活動以来のこの五輪の問題点をきちんと検証し、後世のための教訓として残すべきです。さきの戦争での過ちを繰り返さないために。” それな
  • 「37.5度以上が4日以上」の目安は国民の誤解だったと言い放った加藤厚労相の傲慢 - 佐藤章|論座アーカイブ

    「37.5度以上が4日以上」の目安は国民の誤解だったと言い放った加藤厚労相の傲慢 PCR検査をなりふり構わず抑制して安倍政権が守りたかったもの 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 ある医師の痛切な体験と切実な訴えを紹介しよう。 東京・銀座で痛みを和らげるペインクリニックを開業する青木正美医師は、ゴールデンウィークの直前、患者の頸部に注射をしている最中にその患者から思い切り咳を浴びせかけられた。 ウイルスをほとんど通さないとされる医療用のN95マスクを着けてはいたが、接近して頸部に針を刺していたためにまったく動けず、飛沫をかなり浴びてしまった。患者が悪いわけではない。頸部に液を入れれば咳の出やすい場合がある。 診療が終わりこの患者が帰る時、家族の話が出た。患者によれば、同居しているこの家族は熱を出して寝ているという。 健康保健の点数を抑えるため? 不安を感じ

    「37.5度以上が4日以上」の目安は国民の誤解だったと言い放った加藤厚労相の傲慢 - 佐藤章|論座アーカイブ
  • 沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落から15年 - 桜井国俊|論座アーカイブ

    沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落から15年 求められる対等な日米関係の構築 桜井国俊 沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人 今日は8月13日。宜野湾市の沖縄国際大学(沖国大)に米軍大型ヘリCH53Dが墜落してから15年になる。当時、筆者は沖縄大学の学長職を務めており、沖縄県内の大学の学長が急遽集まり、日米両国政府に緊急の抗議声明を出したことを昨日のことのように覚えている。 墜落直後、隣の普天間基地から海兵隊員が大挙して大学構内に押し入り、学長以下の大学関係者、地元警察・消防などを排除して、機体から始まり蒸発したストロンチウム90で汚染されたと思われる土壌まで一切合財が米軍によって勝手に持ち出された。 そのときに筆者がすぐに想起したのは、1968年6月2日の九州大学の大型計算機センターに米空軍ファントムが墜落した事故であった。当時、全国の大学で学生たちが声をあげていたまさにその時に起きた事

    沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落から15年 - 桜井国俊|論座アーカイブ
    ringonouen
    ringonouen 2020/04/17
    日米地位協定の見直しを。今本土の人の生活があるのは、沖縄を捨て駒にし犠牲の上に成り立っている
  • 日本の公教育の崩壊が、大阪から始まる - 鈴木大裕|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    の公教育の崩壊が、大阪から始まる 子どもの学力テストの成績で教師が査定され、使い捨てされる時代がやってくる 鈴木大裕 教育研究者 土佐町議会議員 子どものテスト結果で教師を人事査定する 世の中を経済的な観点からしか見ようとしない狭く偏った価値観が世界を席巻している。公教育にもビジネス理論を積極的に導入し、学校や教員を競争させれば教育全体が良くなるという「単純で間違った答え」が今、世界規模で子どもたちの教育をダメにしている。 日も例外ではない。 子どもの学力を調べる目的ならば一部を抽出して調査すれば十分だが、第一次安倍政権は2007年に全国学力調査を悉皆式(全員参加)で復活させた。民主党政権で一度は抽出式になったが、第二次安倍政権はまたもや悉皆式に戻し、毎年約60億円もの予算を使って国内すべての小学6年と中学3年の子どもに全国統一のテストを受けさせている。 この全国学力調査の成績を、自

    日本の公教育の崩壊が、大阪から始まる - 鈴木大裕|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
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