<そもそも「一瞬で一生の会社を選ぶ」ことができる人なんているのだろうか......積もり積もった違和感は大きな波となり、仕事選びの常識を今、覆そうとしている。昨年発売から瞬く間にベストセラー入りした『転職の思考法』著者が明かす、新時代の就活とは?> 3月1日、口火を切った就活戦線。ツイッターの検索ワードに「#就活解禁」がたちまち躍り出て、この1週間、多くのメディアで、リクルートスーツに身を包んだ学生たちが就活イベントに殺到する様子が報じられた。 就活といえば、昨年、経団連の中西宏明会長から「通年採用への移行」が発表されて話題となったが、3月解禁と言われる就活も、水面下ではとっくに始まっている。一斉解禁を待たずして、インターンなど別口で青田刈りがあるのは、就活生の間では常識。今年1月1日時点ですでに内定率4.7%(日本経済新聞)と伝えられている 。 【関連記事】新卒採用で人生が決まる、日本は