最近の高級な言語を使ったネットワークプログラミングではソケットすら意識しなくてもプログラムができてしまいますが、実際にどんな仕組みで通信されているかを知ることは重要です。 そこで scapy という任意のパケットを生成するソフトを使ってパケットを一つ一つ作成し、echo サーバとTCP で通信してみたいと思います。 Scapy scapy のインストール scapy は Ubuntu ではパッケージになっているので apt で入りますが、CentOS6 ではパッケージになっていなかったので自分で取ってきて入れました。 # wget http://www.secdev.org/projects/scapy/files/scapy-latest.tar.gz # tar xvf scapy-latest.tar.gz # cd scapy-2.1.0 # ./setup.py install
以下の勉強会での資料(勉強会後、不備修正版)。 1.大和セキュリティ勉強会:Pythonでパケット解析 (7月22日)(日) https://yamatosecurity.connpass.com/event/87226/ 2.大和セキュリティ勉強会:Pythonでパケット解析 (8月26日)(日) https://yamatosecurity.connpass.com/event/88767/ PythonのScapyを利用してパケット解析をするための基本的な説明をスライドにまとめています。 VMはこちらにアップロード(容量大きいのでそのうち削除するかもしれません、お早めにどうぞ) https://drive.google.com/open?id=1iizlkyBdASh-_UstsQEvw9E-ShdSiavW
netmiko とは netmiko とは、ネットワーク機器にSSHでログインして操作するのを助けてくれるPythonのライブラリです。現在Cisco IOS、Juniper JunOS、Palo Alto PAN-OSなどに対応しています。ログイン、コンフィグモード移行、ログアウトなどがメソッドとして抽象化されていて、個別のコマンドは直接コマンドを指定するタイプのライブラリです。この点ではNAPALMより抽象度は低いです。 pip intall netmiko 等でインストール可能です。 GitHubリポジトリ ktbyers/netmiko: Multi-vendor library to simplify Paramiko SSH connections to network devices 自動検出機能 netmikoでは通常、コネクションオブジェクトを生成する際に、 device
Python 3.3 から __init__.py を省略して良いと思っている人が多いですが、 省略しないでください。 なぜ勘違いが起こったのか Python 3.3 から、 PEP 420 で Implicit namespace package が追加されました。 Namespace package とは普通の package ではありません。 特殊な用途のもので、ほとんどの人にとっては 知る必要すらない ものです。 どうしても知りたければ、上の PEP 420 と packaging guide を読んでください。 __init__.py を省略する弊害 普通の package で Implicit namespace package を乱用すると弊害があります。 import が遅くなる 通常の package とは違うので import が package 内のモジュールを探すの
「mahjong」 みなさん、Pythonに「mahjong」というライブラリがあるのをご存知でしょうか? ↓Pythonライブラリ「mahjong」 https://pypi.org/project/mahjong/ 名の通り、このライブラリは麻雀のライブラリです! (麻雀の英訳は"mahjong") 今回は、上記URLの内容をまとめて、実際に使ってみました! ライブラリ詳細 mahjongができる事を一言で表すと 「Mahjong hands calculation」 つまり、麻雀の手計算を行えます。 URLの記事に記載されているProject description部分を読んでいきましょう! Python2.7 and 3.5+ are supported. We support the Japanese version of mahjong only (riichi mahjong
この記事は Python Advent Calendar 2019 の 19 日目の記事です。 🐍 あらすじ Python のパッケージ管理。特にここ数年で新しいツールが多く出たこともあり、一体何を使うべきなのか、少し調べただけでは分からないと思います。本記事では、新しめの管理ツールを独断と偏見で比較します。著者は Poetry 信者なのでバイアスが掛かっているので悪しからず。 本記事で書いていること Pipenv、Poetry、Pyflow の違いと使い方 本記事で書いていないこと Pyenv、Venv、Virtualenv などの既存ツールの説明 著者の環境は以下の通り。 Ubuntu 18.04 Python 3.8.0 Pipenv 2018.11.26 Poetry 1.0.0 Pyflow 0.2.1 特に Poetry と Pyflow は開発途中なので、本記事の内容と違う
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 「ビルトインモジュールが色々あってぜんぜん分からない。俺達は雰囲気で並列処理を使っている」という状態だったので、良くないと思ってPythonの並列処理と並行処理をしっかり調べてみました。 少し長めです。細かいところまで把握するためのもので、仕事などの都合でさくっと調べて使いたい方は別の記事をご確認ください。 使った環境 Python 3.6.1 :: Anaconda 4.4.0 (64-bit) Ubuntu Jupyter notebook(一部マジックコマンドなども利用しています) ※Windowsの場合、マルチプロセスなどで直接
ctypesって?? ctypesとは、pythonでc言語のライブラリを操作するためのライブラリです. FFI(Foreign Function Interface)というんですね, こういうもののこと. ドキュメントはココにあります. このスライドも参考になりました. 似たようなものでCythonというのもありますが, 純粋なpythonスクリプトでCの関数を実行できることがctypesのメリットです. pythonのプログラムを高速化するのだ!!ということであればCythonかもしれませんが, ちょっとしたデバッグ用に使うようなときはctypesでサクっと書いた方が良さそうです. なんでctypes?? もともとAndroidのJNIで使用するためのCのプログラムを書いていました. で, デバッグの過程でそれを可視化したいなと思っていたのですが, 描画なんてpythonでサクっとやっ
はじめに この記事は「Unity #3 Advent Calendar 2019」の 12/9 の記事です 「Unity YAML Parser」を Python で使用することで Unity の .asset や .prefab、.unity などのファイルを編集できます 目次 はじめに 目次 検証環境 インストール方法 ProjectSettings.asset の編集方法 ソースコード解説 読み込み 基本的なパラメータの参照 構造型のパラメータの参照 配列のパラメータの参照 入れ子のパラメータの参照 保存 .prefab の編集方法 読み込み コンポーネントの検索 コンポーネントの編集 MonoBehaviour を継承したコンポーネントの取得 まとめ 検証環境 Unity 2018.4.8f1 Python 3.7 インストール方法 Unity YAML Parser のドキュメン
導入 Sourcetrailというコード可視化ツールがオープンソース化したということで早速試してみます。中々面白そうです。 Sourcetrailとは @ ITさんの記事(C++やPython向けのコード可視化ツール「Sourcetrail」がオープンソースに) Sourcetrailは、インタラクティブな依存関係グラフや簡潔なコードビュー、効率的なコード検索といった機能を組み合わせ、ソースコードの概要と詳細情報を提供する。 ソースコードを静的解析して可視化することで開発者は膨大な既存ソースコードの読み込みから解放される、というわけですね。SourcetrailはC、C++、Java、Python等に対応しており、Atom、EclipseやVSCodeといったエディタ、IDEとの接続も可能みたいです。 Sourcetrail × macOS × VSCodeを試してみた 0. 前提 以下の
はじめに 今回初めてVPCとEC2を触り、python3.7仮想環境を作成するところまで実施したため、皆さんにナレッジを共有します。(全て無料枠内です。) ちなみにアーキテクトは以下です。超絶シンプル。 アジェンダ VPC作成&設定 EC2作成&設定 EC2にPython3.7仮想環境構築 1. VPC作成&設定 大まかな流れとしては、以下です。 ①VPC作成 ②VPC内にパブリックサブネットを作成 ③インターネットゲートウェイを作成し、VPCに結びつける ④ルートテーブルを作成し、パブリックサブネットに割り当て ⑤ルートテーブルのデフォルトゲートウェイを、インターネットゲートウェイに設定 ①VPC作成 ・VPC(Virtual Private Cloud)とは? AWS上に作るプライベートなネットワーク環境。 (1)AWSマネジメントコンソールからVPCを開いて、以下の手順を実施。 (2
Sourcetrailがオープンソース化されました。 ソースコードの全体像と詳細を提供する検索エンジンです。 Home Page Git 対象言語 C C++ Java Python 他の言語は「SourcetrailDB」ツールで拡張出来るようです。 インストール Download Page 使用したいOS・形式をダウンロードする 今回はmacOSのzip形式 「Sourcetrail_2019_4_61_macOS_64bit.zip」(2019/11/20時点最新) ファイルを解凍する Sourcetrail.appが実行ファイル Applicationフォルダに移動する、またはそのまま使用 実行 Sourcetrail.appを実行 使用(Java) 起動画面 New Project選択 必要事項入力 Sourcetrail Priject Name:プロジェク名 Example:
My Python Development Environment: My Python Development Environment, 2020 EditionFor years I’ve noodled around with various setups for a Python development environment. A couple of years ago I wrote about a setup I finally liked; this is an update to that post. Bad news: this stuff still isn’t stable, and I’ve had to make some changes. Good news: the general concepts still hold, and the new tools
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