調査会社のIDC Japanは2015年11月5日、国内のマーケティング市場に関する調査結果を発表。2014年の同市場について、マーケティングオートメーション製品が多数投入され、クラウド型サービスの部門利用や、SFA(セールスフォースオートメーション)など他システムとのデータ連携などデジタルマーケティングの活発化を背景に、ECサイトを保有する企業などでIT活用が進んだと分析。2014年~2019年の同市場の年間平均成長率(CAGR)を10.5%と予測した。これは、同じ期間におけるアプリケーションソフトウエア市場全体のCAGR 3.1%と比較して7.4ポイントも高い。 同社は、同市場の堅調な推移の背景として、業績が好転した企業において、ビジネス分析を目的にした大規模なデータプラットフォームの刷新が行われていること、将来的なマイナンバーの企業利用などパーソナルデータの活用を視野に入れたデジタル