ホンダが世界に誇る、高性能5ドア・ハッチバック『シビックタイプR』の次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。シビックタイプRは今夏、現行改良モデルが発売される予定だが、今回スクープしたのはオールニューモデルだ。 初代シビックタイプRは、『NSX-R』、『インテグラタイプR』に続いて1997年に第三の「R」として設定された。その後2001年に2代目が誕生、2007年には3ナンバーサイズとなる3代目が登場した。 2015年の4代目では、ニュルブルクリンク北コースにて7分50秒63を記録。当時ルノー『メガーヌRS.275トロフィーR』のレコードを破り、量産FFモデル最速の称号を得た。現行型となる5代目は2017年から発売されており、5年ぶりにフルモデルチェンジを迎える。 ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真) 捉えたプロトタイプは、全身
日産が3月に大磯で実施した小型商用車(LCV)全ラインナップ公開で、全長6m、重さ3tのアメリカンピックアップを運転。慣れる間もなくタイムアウトしたが、そのエンジン、インテリア、サイズ感に、北米で売れてる“アメ車カテゴリ”を垣間見た(写真30枚)。 その名も、『タイタンXD』。今回、大磯ロングビーチの駐車場に連れ出されたこのアメリカンピックアップのグレードは「クルーキャブ・プラチナムリザーブ」という最上位グレードで、5万7470ドル(約645万円)。 このXDは、先代モデルから改良が加えられたラダーフレームに、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリーフのサスペンションが組まれ、カミンズ製5リットルV8ターボディーゼルエンジンが載る。310馬力を発揮するこのエンジンには、アイシン製のトランスミッションが組み合わさる。 全長6m17cm、全幅2m5cm、重さ3.3t。よじ登るように運
英国BBC放送の人気自動車番組、『Top Gear』(トップギア)の名司会者、ジェレミー・クラークソン氏。一時的に番組から降板させられていた同氏が、ついに同番組との契約を打ち切られた。 これは3月25日、BBC放送がゼネラルディレクター、トニー・ホール氏の声明として、明らかにしたもの。同氏は、「残念ながら、ジェレミー・クラークソン氏との契約は、更新しないことを決定した」と発表している。 『Top Gear』は、ジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイの3人の司会者が、自動車の様々な魅力を紹介する人気番組。世界200か国以上で放映され、視聴者も多い。 今回、ジェレミー・クラークソン氏が契約を打ち切られた理由は何か。それは、番組収録の後、プロデューサーに暴行を働いたためとされる。BBCは、当事者の双方から聞き取りを行い、熟考を重ねた上で、ジェレミー・クラークソン氏との契
ケータハムカーズは、4月1日より『セブン160』を日本でも発売を開始すると発表した。価格は365万円(消費税除き)。 ケータハムカーズの現状について、ケータハムUKチーフコマーシャルオフィサーのデイビッド・リドリー氏は、「現在、ケータハムを真のグローバルブランドにするために、市販車のレンジをより大きく広げようとしており、最新のフラッグシップとなるスポーツカーを開発中だ。また、SUVやシティカーも未来に向けて開発、努力を続けている」という。そのうえで、「我々のルーツである、伝説的な、そして、象徴的な“セブン”に関する開発は、まだまだこれからも継続をしていく」と述べる。 ケータハムカーズは昨年、485と620Rを発表した。「620Rは、筋金入りのスポーツドライビングエンスージァストの方々に向けて作ったクルマだ。しかし、多くのドライバーが、もっとユーザーフレンドリーで、日常の生活に使えるものが欲
インド自動車大手のタタモーターズが2009年、日本円で約20万円という超低価格で発売した『ナノ』。同車が、インドの衝突安全テストに「失格」した。 これは1月31日、英国ロンドンに本拠を置くグローバルNCAPが明らかにしたもの。インドで初となる公的な衝突安全テストを、インドで人気のコンパクトカー5車種を対象に実施。その結果を公表している。 今回、グローバルNCAPが行った衝突テストは、前面衝突のみ。64km/hで、バリアに車両の前面の40%をぶつけるオフセット衝突テストを実施した。そして、前席乗員(大人)の保護性能と、後席のチャイルドシートの子どもの保護性能を、5段階で評価した。 タタ ナノの結果は、前席乗員の保護性能と、後席のチャイルドシートの子どもの保護性能ともに、5段階評価で最低のゼロ星。インド初の衝突安全テストに、失格となった。 グローバルNCAPは、タタナノのエアバッグが未装備な点
マツダが発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比約20倍増の365億円と大幅増益となった。 主要市場での販売台数は、国内ではエコカー補助金制度終了による反動があったものの、新型『アテンザ』など、SKYACTIV搭載車の販売が好調に推移し、前年同期並みの5万台となった。北米は、『CX-5』の販売が好調な米国やメキシコでの販売増により、同5.5%増の9万5000台となった。欧州は、需要の低迷が長期化する中、新型『マツダ6』の本格導入により、ドイツや英国での販売が好調に推移し、同4.3%増の4万6000台となった。中国は、同19.6%減の3万7000台。その他の市場は、好調な販売が続くオーストラリアなどにより、同5.4%増の7万3000台となった。 グローバル販売台数は同0.4%増の30万1000台。この結果、売上高は同21.6%増の6159億円と大幅増収とな
ランボルギーニ、フェラーリ、アストンマーチンと、スーパーカーを次々とポリスカーとして導入している中東UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ警察。今度は同警察に、BMW『M6グランクーペ』が配備されたことが分かった。 M6グランクーペは2013年1月、デトロイトモーターショー13でデビュー。『6シリーズ グランクーペ』の最強グレードだ。『M5』や『M6』と共通の直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボを搭載。最大出力560ps/6000-7000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5750rpmを引き出す。 トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「M DCT」。M6 グランクーペは0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、リミッターの解除が可能。最高速は305km/hとなる。 足回りに
本田技術研究所の鈴木哲夫取締役常務執行役員は9日、高回転・高出力型の大型バイクについて「そういう時代じゃない。乗りにくいものを造ってもしょうがない」との認識を示した。鈴木常務は同日、ツインリンクもてぎで報道陣と懇談し語った。 鈴木常務は「どんどん高回転、高出力になり、排気量メリットは200km/h超えた領域で初めて意味があるようになってしまった。『CBR1000』などのクラスのオートバイは10年前にホンダ・レーシングが8時間耐久レースに出ていた車と全く同一スペックになっている。そんなものは街中で楽しいはずも無いし、そういう時代じゃない」と述べた。 ホンダは中回転域で最高出力に達する次世代グローバル700ccエンジンを新開発し、11月に開催されるミラノショーに、同エンジンを搭載した3つのモデルを出品する予定。鈴木常務は「今までの歴史を全部否定する行為なので、いろいろあるが」としながらも、「も
日産自動車の小型クロスオーバー、『ジューク』。同車に『GT-R』のエンジンを載せた『スーパージューク』(仮称)の開発計画が、メディアによってスクープされた。 これは26日、自動車メディアの『JALOPNIK』が報じたもの。同メディアが、「欧州日産の極秘プロジェクトとして、ジュークにGT-Rのエンジンを移植したスーパージュークの開発が進行中」と伝えたのだ。 同メディアによると、このスーパージューク、一部内装材などを省いて軽量化したうえで、GT-R用の3.8リットルV型6気筒ツインターボ(最大出力は改良前の480ps)を搭載。0-96km/h加速は、4秒以下の性能が与えられるという。 また、JALOPNIKの報道を受け、自動車メディアの『CARSCOOP』が、欧州日産に事実関係を確認。欧州日産のGabi Whitfield広報担当は、「プロジェクトが存在するのは事実。しかし、現時点ではこれ以上
ダイハツ工業は19日、9月発売予定の新型軽自動車に採用する低燃費技術「e:Sテクノロジー」を公開した。新型軽自動車は、ガソリン車でJC08モード30km/リットルの燃費を実現、価格は80万円を切る設定とし、“第3のエコカー”として提案する。 今回発表された低燃費技術「e:Sテクノロジー」は、エンジン・トランスミッション・ボディ構造などの既存技術を見直しや、エネルギー効率を最大化し、約40%の燃費向上を実現。 パワートレーンでは、燃焼効率向上とエネルギーロス低減を実現した新エンジンや、動力伝達効率を向上したCVTを採用。車両では、シェルボディの骨格合理化などにより約60kgの軽量化を実現し、空気抵抗や転がり抵抗などの走行抵抗を低減や、エンジンルーム内の熱マネジメントに配慮した。 また、停車前に作動してアイドリングストップ時間を増加する新アイドリングストップ機能や、減速エネルギー回生機能など、
ポルシェは、欧州向けの『911GT3』『911GT3 RS』『ボクスタースパイダー』の3車種に、軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーをオプション設定した。 リチウムイオンバッテリーは、EVやハイブリッド車の2次電池として注目を集めている。しかし、ポルシェが用意するリチウムイオンバッテリーは、通常のバッテリーと同じく、エンジンスターター用のバッテリー。その目的は、軽量化によって運動性能を高めることにある。 すでにポルシェは、コンマ1秒を競うモータースポーツ車両に、リチウムイオンバッテリーを搭載。そのノウハウを生かし、市販車の911GT3、911GT3RS、ボクスタースパイダーの3車種に、リチウムイオンバッテリーをオプション設定した。 このバッテリーは長さと幅は通常バッテリーと変わらないが、高さは70mm低い。通常の60Ahバッテリーと比較すると、重量は10kg軽い。「この10kgがサーキ
ホンダが2006年をもって、国内での販売を中止した『インテグラ』。同車が復活するとの情報をキャッチした。 これは5日、米国の自動車メディア、『モータートレンド』が報じたもの。同メディアによると、ホンダはアキュラ『RSX』(日本名:4代目インテグラ)の後継車の開発に着手したという。 インテグラといえば、1980〜90年代、若者向けのスポーツクーペ&4ドアハードトップとして一世を風靡。とくに、3代目と4代目に用意された「タイプR」のイメージが強烈だった。新生インテグラは、どのようなモデルとなるのだろうか。 同メディアによると、次期RSXは4月のニューヨークモーターショーでデビューを飾った9代目『シビック』とプラットフォームを共用。専用チューンの2.4リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジン(シビックでは最大出力201ps)、専用チューンのスポーツサスペンション、ウェッジシェイプが強調
ガソリン価格が高騰する中で政府は、ガソリンが高水準になった際のドライバーの負担を抑えるための減税措置を、廃止する方向で検討を開始した。 現在、ガソリン価格が3か月連続で1リットル=160円を超える水準になると、旧暫定税率分の1リットル=25円を減税する措置がとられる。暫定税率を事実上、温存した見返りとして民主党政権が2010年4月に導入した。 これまで1度も発動されていないものの、石油情報センターが発表したレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル=151.7円となり、減税措置の実現性が高まっている。 一方で、東日本大震災の被災地を復興するための多額の財源が必要な政府は、減税による税収減は避けたいところ。このため、ガソリン価格が高騰した際の減税措置を1度も実施しないまま廃止する意向だ。減税措置廃止には自民党も賛成しており、減税廃止が決まる可能性が高い。 《レスポンス編集部》
ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(HACI)は29日、小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』量産型初号機で最高速度425ノット(約787km/h)を記録したと発表した。 最高速度は、3月11日、米国連邦航空局(FAA)の型式認定取得に向けた飛行試験で達成したもので、高度3万フィート(約9100m)で目標性能値の最高速度420ノット(約780km/h)を上回る425ノットを記録した。 ホンダジェットの開発責任者である藤野道格氏は「飛行テストの初期段階で高性能を確認できたことをうれしく思います。エンジンを主翼上面に搭載する独自のレイアウトをはじめ、自然層流を実現する翼形状や胴体形状などが空気抵抗を大幅に軽減し、優れた性能や飛行特性に大きく貢献しています」と語った。 HACIは現在、2012年のFAAおよび欧州航空安全局の型式認定取得を目指し、量産型2号機を用いて強度などを
EVベンチャーのゼロスポーツが1日、負債総額11億7700万円を残し、近く破産申請をすることを発表した。 ゼロスポーツは2010年8月、日本郵便から集配用EVとして1030台約35億円の受注をしたことで注目された。契約では1月に20台、2月末に10台の計30台を本年度中に、その後、来年度末までに残りの1000台を納品する予定だった。しかし、1月21日の最初の納期に車両が間に合わず、日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である約7億円が違約金として発生する通告があった。 報告を受けたメインバンクは2月に運転資金の口座を凍結、月末の給与の支払および取引先への支払いが滞ったゼロスポーツは、日本郵便からの違約金請求の可能性がある民事再生の道をあきらめ、破産申請による倒産の道を選んだ。 なぜ、2001年からコンバージョンEVの制作経験を持ち、実証実験として日本郵便に合計10台のEVを納品実績が
『プリウスc』は、『プリウスv』とともに企画された『プリウス』の派生モデル。プリウスvはファミリー層を狙ったミニバンだったが、このプリウスcは、タウンユースを想定した小型ハッチバックタイプの入門ハイブリッド車だ。 車名の「c」とは、シティの意味。都市部に住み、エコに関心の高い若い独身層やカップルをターゲットに、低燃費で低価格、運転して楽しい新しいプリウスを提案する。 ボディは5ドアハッチバック。そのデザインは2010年のデトロイトモーターショーに出品したコンセプトカー、『FT-CH』の延長線上にある。FT-CHは完全なコンセプトモデルだったが、今回プリウスの名を冠したことで市販に一歩近づいたと見る事ができるだろう。 《ショーカーライブラリー》
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