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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (3)

  • 活字中毒R。 - 「ああ、アタシも和式は無理」と敬遠する女たち

    『幸菌スプレー』(室井滋著・文春文庫)より。 【2007年幕開けまであと数日という土曜、都内のデパートへ、仕事帰りに寄った。 時期的に混雑しているだとうと思ってはいたが、どのフロアーも想像以上。 プレゼントを買うにも、レストランフロアーのどの店に入るにも、気が遠くなるほど長い列に並ばなくてはならない。 いつもの倍以上の時間がかかったが、何とか買い物や事を終えると、私とマネージャーのタミちゃんはヤレヤレと溜め息をつき合った。 「こりゃあダメだね。どうしても必要な物だけは買ったから、あとは年が明けて、もっと落ち着いている時に来ようよ」 「大体、この時期の店員さんは臨時に雇われた人が混ざってるから、却ってややっこしい。馴れない人に当たっちゃうと、ラッピングもひどい上に時間もかかっちゃうもの」 そして、こんな会話を交わしながら、レストランフロアーの女子トイレに入ったのだが……。 「おお、何と」…

    sanbo-n
    sanbo-n 2010/08/10
    自分も和式は苦手。それと年配の方が和式に抵抗がないと思われるかも知れないが、年齢とともに足腰に負担のかかる和式を敬遠するという部分は大きい気がします。今や和式を見かけること自体が少なくなっているし。
  • 活字中毒R。

    Switch』VOL.27 NO.7 JUL.2009(SWITCH PUBLISHING)の「LONG INTERVIEW〜鶴瓶になった男の物語」より。取材・文は川口美保さん。 【実家の裏手に回った鶴瓶の姿を見かけたのか、誰かが声をかけた。 「マーちゃん! 帰って来たんか?」 「姉ちゃん、懐かしいなあ! 元気か?」 鶴瓶の間髪おかない声を聞いて、女は嬉しそうに言った。 「もう偉うなってしまって、口も利かれへんと思ってたわ!」 隣の姉ちゃんだった。一回りは年上だろうその人を前にすると、鶴瓶はすぐ昔に戻った。家族の話、近所の人の話、二人の会話からは次々に懐かしい人の名前が飛び出す。 姉ちゃんが息せき切るように言った。 「マーちゃんのお母さんはべっぴんさんやった。ここに来はったとき二十八か九だったと思うわ。スタイル良くて背も高かった。子供もぼちぼちできていったやろ。私な、子供のとき、あんなお

    sanbo-n
    sanbo-n 2009/08/03
    その努力を自然に出来るか苦痛を伴いながらなのかの違いはあるんでしょうけれど。あ!そこが才能なのか
  • 活字中毒R。「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」

    『経験を盗め〜文化を楽しむ編』(糸井重里著・中公文庫)より。 (「おしゃべり革命を起こそう」というテーマの糸井重里さんと御厨貴さん(オーラル・ヒストリー(口述記録)の研究者・東京大学教授)、阿川佐和子さんの鼎談の一部です) 【御厨貴:僕が10年来経験を重ねてみてわかったのは、聞く時には「自然体」が一番いいということです。こっちが「聞くぞ」と意気込んでると、向こうもなんとなく「答えないぞ!」みたいに構えますから。 阿川佐和子:力を抜く? 御厨:最初から自分は何でも知っているという姿勢で臨むのではなく、知らない、よくわからない、だから聞きたいというスタンスですね。 阿川:ニコニコなさる? 御厨:いえいえ、それはあまりやると向こうが嫌がるからしない。現場に行って、先に来ちゃったから、部屋でボケッと座っているような感じです。 糸井重里:あっ、その「ボケッと座ってる」という言い方、すでに好感持っちゃ

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