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舞城王太郎に関するsasakillのブックマーク (2)

  • 舞城王太郎『九十九十九』(迷宮旅行社)

    『九十九十九』 事件に先立つ推理があった? 舞城王太郎の『九十九十九』には決定的な評論が存在する。しかもそれは『九十九十九』に先立って書かれた!――まるで第4話の前に第5話があるごとく?。それが仲俣暁生の「「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか」だ。言ってみれば『九十九十九』の双子の兄。ウェブで全文が読める。 http://www.big.or.jp/~solar/unlocked.html 文芸誌『群像』に「現代小説・演習」というシリーズ企画がある。批評家のオーダーに応じて作家が創作するというもので、新鋭の書き手が入れ替わり登場する。3月号では仲俣暁生がこの「「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか」をまず示し、続いて舞城王太郎の短編「僕のお腹の中からはたぶん「金閣寺」が出てくる」が掲載された。 仲俣氏は『九十九十九』を読了するやいなや、サイトのBBSにこう記している。 《『「金閣寺」』は

  • BOOK HOLIC書評対談 舞城王太郎 豊崎由美×米光一成

    もう、舞城王太郎には驚きました。パワフルでセクシーでむちゃくちゃでござりまするのごっつい文体、その文体に全然負けてない驚天動地の物語! とにかく、熱いふたりの話を聞いてくれ!(2001年 10月発行号) 豊崎 2001年のしょっぱなに『煙か土がい物』で現われた舞城王太郎。わたしは評論家の大森望さんに「これは社長も好きだよ」と薦められて、即読みました。 米光 オレは2冊目が出てからまとめて読みました。 豊崎 近年デビューした若いミステリ作家の中では、際立ってお気に入りです。個人的には、2001年のベスト1に挙げてもいいと思っています。いわゆるバカミスに近いような格ミステリネタが仕込まれている作品なんだけど、『煙か土かい物』とニ作目の『暗闇の中で子供』に共通して印象に残るのが、奈津川家っていう超ド級に暴力的な家族で、これが事件や謎解きよりも強烈。『煙か土がい物』の語り手である四男の奈津

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