「知ったかぶり週報」で知って、すぐに買いに行きました。201X年に、テレビや新聞などのメディアとネットが融合した「eプラットフォーム」が出現するだろう。以降、新聞社も出版社もテレビ局もポータルサイトも、すべてeプラットフォームのコンテンツプロバイダーという位置づけになるだろう…と著者は書いています。 なぜ201X年かといえば、2011年の地上波のデジタル化(アナログ波完全停止)から数年後だろうという読みなわけです。本書はタイトルからもわかるように新聞、テレビといった既存のメディアが将来どうなるかというテーマが中心になっているから当然なんですが、今でも新聞とテレビを重視しているような世代に向けて書かれている感がありますね。既にネットがメインのメディアとなっている人にとっては、eプラットフォームという概念も、何を今さらと思ってしまうのでは? だってもうほとんどがネット上で実現しちゃってますしね