感染の急拡大でひっ迫する医療機関や保健所の負担を減らし、リスクが高い患者に対応を集中させようと、神奈川県は、重症化のリスクが低い人が市販の抗原検査キットなどで陽性になった場合、医療機関や保健所を介さずに療養することを選べる「自主療養」を始めました。 自己申告による療養を可能にする全国で初めての試みで、4日までに3200人余りが申請しています。 神奈川県では3日の時点で自宅療養者が6万1000人を超え、医療機関や保健所の業務のひっ迫が続いています。 県は、感染力は強い一方、若い世代は重症化しにくいとされるオミクロン株の特性に合わせた対策として先週、6歳以上49歳以下で基礎的な疾患がないなど、重症化のリスクの低い人が市販の抗原検査キットなどで陽性となった場合、医療機関や保健所を介さずに療養することを選べる「自主療養」を始めました。 希望する人は、オンラインのシステムに検査結果や年齢、既往症の有