大分県教委はこのほど、外国にルーツのある同県在住の児童生徒に、より良い指導と支援が行えるよう、「大分県帰国・外国人児童生徒受け入れマニュアル」を作成した。近年、増加傾向にある日本語指導が必要な外国人児童生徒らを、学校現場がスムーズに受け入れられ体制を構築するのがねらい。 マニュアルは、同県の実情に合うように、県内で帰国・外国人児童生徒教育に関わっている学校などの意見をもとに作成した。児童生徒への支援を充実させるために、学校管理職、担任教諭、市町村教委の役割分担などを示した。 また「学校がすること」「本人・保護者がすること」を示した同県版の受け入れ手順シートや、日本語能力のレベルや宗教上の配慮などを記入するパーソナルシートも掲載。その他、文科省の参考資料サイトも載せた。