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ブックマーク / bunshun.jp (28)

  • 「サメよりも怖い」と漁師が語る…身近な海にいる意外と知らない“超危険生物”〈国内での死亡事例も〉 | 文春オンライン

    アイゴ。刺されてしまうと釣りを続けていられないほどの痛みが 磯釣りではメジナやクロダイに混じって良く釣れる定番のゲスト魚だが、堤防や海釣り公園でも手のひらサイズから30cmを越える大型まで釣れることがある。ウキを一気に消し込み力強い引き味で楽しませてくれる一方で、鰭(ひれ)は鋭く尖っており刺されれば毒により釣り続行不可能なほど痛みを伴う場合がある。 背鰭、腹鰭、臀鰭(しりびれ)に棘があるため死角がなく素手で触るのは大変危険である。 あらゆる箇所に毒針が リリースする場合は魚掴み、プライヤー、ハサミが必須だ。まずは暴れないように魚掴みで挟んだのちプライヤーでハリを外す。25cmを越えるようなサイズだと抵抗も強く魚掴みから飛び出して刺される恐れがあるため、グリップ力のあるものでしっかり掴んで固定させたい。環境負荷を考えると望ましくはないが、想定外に釣れてしまってリリースアイテムがない場合は素手

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  • 韓国発・日本人シティポップ歌手が世界で注目 “黒幕”ゲーム会社社長が語った戦略 | 文春オンライン

    そんなYUKIKAさんのマネジメント会社「エスティメイト」の社長で、音楽家・ESTi名義で活躍するパク・ジンベ氏(40)。実は、ベテランのゲーム音楽作曲家で、「エスティメイト」はゲーム関連会社であり、YUKIKAさんは氏の会社が初めて契約したアーティストだ。 なぜゲーム会社の社長が、ひとりの日人女性を“シティポップ・クィーン”として世に送り出すことを決意したのか。その経緯と、日カルチャーから多大な影響を受けてきた人生について聞いた。(全2回の2回目/前編から続く) ◆◆◆ シティポップは、日が豊かな時代の音楽 ――日人のYUKIKAこと寺來可さんが、韓国発の“シティポップ歌手”として話題になっています。“シティポップ・シンガー”としての方向性を定めた背景は。 パク・ジンべ社長(以下パク) 意図的に「シティポップを作ろう」としたのではありませんでした。僕は、シティポップという明確な

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  • 2018年に名監督・小津安二郎の“狂気”がバズった理由 | 文春オンライン

    いま、小津安二郎が流行っている。 小津といえば、名実ともに日を代表する映画監督のひとりである。その独創的な映像表現は世界的にも高く評価されており、代表作の『東京物語』(1953年)は、2012年にイギリスの映画雑誌『Sight & Sound』が企画した世界の名だたる監督たちによる投票で第1位に選出された。 しかし、冒頭で言っているのは、そのような世界的かつ歴史的な小津評価の潮流のことではなく、もっと限定的な流行のことである。

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  • 田中将大、柳田悠岐……30歳になった「88世代」を年俸で比べてみた | 文春オンライン

    今年の第100回夏の甲子園は、例年以上に面白い大会でした。思い返せば、昨年の甲子園は広陵高校の中村(現カープ)のためにあったような大会でした。早稲田実業の清宮(現日ハム)が出場しなかったこともありましたが、総じて中村が話題の中心にいました。 一方、今年は金足農業高校の吉田君が話題の中心にいました。しかし、優勝した大阪桐蔭高校の強さは異次元で、藤原君、根尾君、柿木君を中心としたスターたちの、プロ野球と見間違えるほどのプレーは僕にとって勝敗よりも興味深いものでした。星稜高校と済美高校の延長戦逆転サヨナラ満塁ホームランで決着がついた試合は、個人的にはこの甲子園でベストゲーム。打った人がガッツポーズをうまく作れなかったり、喜びを表現できなかったりするあの状態こそ、極限まで集中力が高まっていることのあらわれだと感じました。 ああいう試合で、追いついては追いつかれる展開を繰り返すと、敵と味方という

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  • 90年代に『新世紀エヴァンゲリオン』の二次創作小説が大流行した理由 | 集まれ「インターネット老人会」 | 文春オンライン

    インターネット老人会特集」のお題を与えられたものの、自分は何を書けばいいか、少々悩みました。自分は2ch文化やFlash全盛期の直撃世代ですが、これは記憶している人が大勢いるので改めて書くのも憚られる。やはり、自分の原体験を書くべきと思いました。そこで今回は、1990年代後半に社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の、ネットを巡る昔話をしたいと思います。 エヴァと言ったら、つい先日、新劇場版最終作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の特報が公開され、2020年上映ということが大々的に報道されました。このスケジュール通り行くと、1995年のTVシリーズ開始以降、四半世紀もの間、庵野秀明監督の手のひらの上で踊らされ続けたことになります。なんて人生だ。 直撃した世代にとってエヴァは特別 思えば1995年の秋。なんとなくテレビのチャンネルを回してたら、ちょうどTVシリーズ

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  • 「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 | 文春オンライン

    高畑さんが亡くなり、「お別れの会」を終えたいまも、気持ちが収まる気配がありません。徳間康快や氏家齊一郎さん、あるいは親父やお袋が死んだときも、葬儀を終えてしばらくしたら、心の整理はついたんです。ところが、今回はなかなか落ち着かない。気がつくと、すぐそこに高畑さんがいるんですよ。こんなことは生まれて初めてです。それだけ強烈な人だったということなんでしょうけど、正直なところ困っています。 お別れの会でも話しましたが、高畑さんと僕は最後の最後まで監督とプロデューサーでした。ある種の緊張関係がずっとあったんです。 鈴木敏夫(スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー) ◆ ◆ ◆ 最初にじっくり話をしたのは、高畑さんが『じゃりン子チエ』を作っているときでした。当時の僕は『アニメージュ』の編集者。制作会社テレコムがあった高円寺の喫茶店でインタビューすることになりました。席に着くやいなや、高畑さんは先制

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  • ウナギ、マグロの次に消える魚は?――食卓から消える大衆魚 | 文春オンライン

    の漁業は、衰退の一途を辿っている。日漁業の生産性は低く、燃油の国際価格が上がるたびに、公的資金による燃油代の補填をもとめるデモが行われている。漁業で生計を立てるのが困難なことから、新規就業者が途絶えた状態が何十年も続き、その結果として、漁村の限界集落化と高齢化が進んでいる。 2025年までに、世界の漁獲量は17.4%増加する 国内だけを見ていると、漁業に未来は無いように見えるが、海外に目を向けると別の現実が見えてくる。国際連合糧農業機関(FAO)が、世界各国の漁業生産の将来予測をしたところ、現在から2025年までに、世界の漁獲量は17.4%増加するという結果が得られた。世界の漁業は、現在も成長を続けて、儲かる産業になっているのである。FAOの予測では、日の漁獲量は13.4%減少する見込みで、主要漁業国の中で最低の成長率であった。

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  • 「進次郎狂い」「くたばれよ」安倍チルドレンが美人前議員にストーカーメール1日200通 | 文春オンライン

    西日豪雨の被災地を精力的に視察し、フェイスブックで発信している前衆議院議員の中川俊直氏(48)が、かつての同僚であった前川恵前衆議院議員(42)に、〈死ね〉〈バカ野郎〉〈くたばれ〉といった嫌がらせメールを現在も大量に送り続けていることがわかった。 「実は、前川先生は2年8カ月以上にわたって中川先生から酷いメールをほぼ毎日のように送りつけられているんです。日に200通を超える日も多く、昼夜問わず届いている状態」(事務所関係者) 当時、農林部会に所属していた前川氏が、関連イベントに農林部会会長であった小泉進次郎議員と一緒に参加した際には、こんなメールが届いた。 〈進次郎、進次郎、進次郎、進次郎……。くたばれ。進次郎狂いのきちがい。死ね。お前も進次郎も何のために政治家になったんだろう?〉(2016年10月2日) 前川氏はストレスにより体調不良に陥った。 「1日200通程度の人格を否定するような

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  • 日本軍兵士の過酷すぎる実態 語り継がれていないアジア・太平洋戦争  | 文春オンライン

    『日軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』(吉田裕 著) アジア・太平洋戦争による日人死者は、民間人が80万人、軍人・軍属が230万人の計310万人。日露戦争の戦没者が9万人であることを踏まえると、とてつもない数字だ。さらに驚くべきことに、その9割が戦争末期、1944年以降のわずか1年ほどのあいだに亡くなったと推算されるという。短期間に甚大な死を引き起こす要因となった、日軍兵士たちのおかれた苛酷な肉体的・精神的状況の実態を、豊富な資料に基づき緻密に描き出した新書が売れている。 「被爆や空襲、沖縄戦のような体験は、いまなおよく語り継がれています。しかし戦場の話は、多くの人が従軍したにもかかわらず、あまり語り継がれていない。関連したも最近の作品は漠然とした内容が多い。そこを具体的に、詳細に書いたことが、驚きをもって多くの読者に受け止められたのではないでしょうか」(担当編集者の白戸直人さん

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  • 母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか | 文春オンライン

    2018年3月、愛媛県松山市を活動拠点にする農業アイドル「愛の葉Girls(えのはがーるず)」メンバーだった大萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)が、自宅で首を吊り亡くなった。 「愛の葉Girls」はご当地アイドルブームが盛り上がりをみせていた2012年12月に、“歌って、踊って、耕すアイドル”としてデビュー。JAや自治体が主催するイベントなどで精力的に農業の魅力をPRする活動を続けてきたが、萌景さんの死を受けて、3月末で活動を自粛。デビュー以来、レギュラーメンバー・研修生を含めて10人以上が卒業や活動を辞退するなどして、最終的には5人編成となっていた。萌景さんの死から約2カ月。まだ心の整理がついていないという萌景さんの母親が、現在の思いを初めて語った。 ◆ ◆ ◆ ももクロが大好きで、アイドルに憧れていた 3月21日に萌景(ほのか)が亡くなってから、私たち家族の明るさ、家の光が失わ

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  • かわいいだけじゃない、セントポールプラザ書籍店の看板猫の貪欲 | 文春オンライン

    屋さんに行くと、フリーペーパーが気になる。「週末の旅は屋さん」でも、大盛堂書店の「大盛堂書店2F通信」、TSUTAYA寝屋川駅前店の「ぶんこでいず」、丸善津田沼店でゲットした「晴読雨読(はれどく)」などを紹介してきた。 最近、あちこちの屋で、「屋でんすけ にゃわら版」というフリーペーパーを見かけるようになってきた(進駸堂中久喜店)。店名も作り手の名前も書いていないが、気合いの入ったイラストと手描き文字の、ていねいな作り、中身も、パンのレシピから政治学、外国文学まで幅広い。伝手をたどっていくと、立教大学池袋キャンパス内の書店員さんが作っているという。連絡を取ってみると、お名前も年齢・性別も非公開なら、という条件付きで取材OKが出たため、セントポールプラザ書籍店にペンネーム「でんすけのかいぬし」さん(「でんすけ」はフリーペーパーに登場するキャラクターの名前)を訪ねた。

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  • 論壇の“異分子”三浦瑠麗が告白「私は人間失格だ」と思ったとき | 文春オンライン

    炎上騒ぎで時にバッシングを受けながらもTV各局に引っ張りだこの三浦瑠麗さん。東大卒の華やかな経歴の陰で、実は意外すぎる回り道をしているのだが、彼女はここでも「異色」であり、「異分子」だった。遠回りの末に、三浦さんが辿り着いた境地とは?(#1、#2より続く) ◆ 21歳まで総理大臣の名前もよく知らなかった ──三浦さんは東大理科一類に入学後、2001年に農学部生物環境科学課程に進学されますが、のちに国際政治学に転身されます。1980年生まれの三浦さんですが、初めて社会科学のを読んだのは2001年の21歳のころで、それまでは総理大臣の名前もよく知らないくらいだったそうですね。 三浦 極端ですよね(笑)。社会科学のが家になかったんですよね。ほとんどが文学。せいぜい哲学や思想ぐらいで。夫と出会った時に、最初は、なんて乱暴な議論をする人なんだと思っていたんです。元文学少女からすると、チャーチル好

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  • 中国の爆笑B級ニュースが減ってきた理由が笑えない | 文春オンライン

    私見だが、現代の日における中国情報の消費には複数のパターンがあると考えている。まずは中国政治・経済への真面目な関心で、これは19世紀から続くかなり伝統的な切り口だ。また、漢詩や中国史への関心も、近年は存在感が薄れてきたが古くから脈々と続いている。 いっぽう、もうひとつ大きなトピックがB級ニュースだろう。有名どころでは段ボール肉まんや「チャイナボカン」シリーズ、比較的マニアックなところでは、ゼロ年代のネット黎明期に人気が爆発した中国製ロボット「先行者」、北京五輪時のパクリ・パンフレットの「涼宮ハルビン(通称)」、遊園地のニセキャラクター……といったユルめの笑える話題である。 10年間中国のB級ニュースを探し続けてきた筆者が感じた異変 私はライターになる以前の2008年から中国のネット掲示板の翻訳ブログを運営して彼の国のトホホな話題を探し続け、最近でも大連の上場ダッチワイフメーカーだの深セ

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  • 西部邁自殺 警視庁が事件性の疑いで再捜査 | 文春オンライン

    今年1月21日に多摩川で入水自殺を遂げた評論家の西部邁氏(享年78)。西部氏の死をめぐって、警視庁捜査一課が再捜査に動き始めたことが「週刊文春」の取材で分かった。 「事件当初、警視庁田園調布署は、現場に遺書が残されていたことから自殺と判断しました。しかし、その後、いくつもの不可解な点が見つかった。自殺を手助けした人物がいる可能性が高いと見て、捜査一課の捜査が続いています」(捜査関係者) 遺体発見の前夜、西部氏は新宿の行きつけのバーでウォッカを痛飲。深夜11時過ぎ、長女をタクシーで帰した西部氏は7時間後、帰らぬ人となって発見された。 最大の謎が西部氏の遺体の状況だ。多摩川から引き上げられた遺体は、工事現場用のハーネスで固定され、白いロープが結び付けられていたという。 西部氏の親族が語る。 「邁さんは手が不自由で、事をするときは箸ではなくスプーンです。それにシャツのボタンを留められず、長女が

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  • デジタル産業革命が生んだ格差をどう解消すべきか | 文春オンライン

    デジタルと人工知能で社会も経済も激変――そんな煽りはいまや一山いくら。みんな機械に仕事奪われお先真っ暗、大量失業の格差拡大で社会崩壊! 果ては人類を凌駕したシンギュラリティ後に人類と機械の一大決戦などという三文SFまがいの主張すら散見される。そしてその解決策として挙がるのは、機械打倒のラッダイト議論、人間様の心だけは機械にわからないといった無知な手前味噌、あるいは機械に負けないお勉強で抜け駆けをといった目先談義ばかり。 書は、その視野の総合性も対応案も、そうした志の低いとは一線を画する。二十世紀初頭も、産業革命で生じた格差を前に、所得の再分配手法の模索が課題だった。いまや再びそれを考えよう、と書は主張する。 書の手柄は、かけ声だけに終らず、その根拠づけを実際にやってみせたことだ。社会や会社の成功は、構成員の教育水準や法制度だけでは決まらない。やる気や遵法精神など、社会や企業の風土

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  • 2017年末の「賞味期限切れ」ニュース 紅白、スター・ウォーズ、貴乃花…… | 文春オンライン

    『最後のジェダイ』と対照的に、大ロングランの『日馬富士暴行事件』 おぐら 今年もあっという間に年末ですね。 速水 年末の風物詩と言えば、紅白の出場歌手発表と『スター・ウォーズ』。 おぐら 最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、公開2週目にして早くも観客動員のペースダウンが伝えられてます。 速水 へぇそうなんだ。日馬富士の暴行事件を巡る相撲界のごたごたは、6週間経っても、いまだにワイドショーの話題の中心と大ロングラン。 おぐら 昼間にテレビのワイドショーを見ていると、当にずっとやってますよ。相関図を示したパネルが一体何枚作られたことか。 速水 正直、そこまで話題にすべきものかな? 相撲の世界や協会が閉じてようが、開かれてようが、関係ないでしょ。 おぐら 情報公開と説明責任の時代ですからね。相撲の世界は神聖視され、伝統の名の下にアップデートをしないまま、ここまできてしまった。 速水 

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  • 伝説のベストセラー作家・五島勉の告白「私がノストラダムスを書いた理由」 | 文春オンライン

    五島 6月頃からいろんな病気をしましてね、最後は心不全にまでなりました。心不全というのは死に至る病で、程度にもよりますが、たいてい生き返らないんだそうですよ。 ―― 無事に復活されたわけですね。 五島 ようやく退院して、退院後間もなく88歳になりました。 ―― 米寿を迎えられたということで、おめでとうございます。 五島 いえいえ、とんでもないです。何がめでたいって話ですよ。友達ももうずいぶん死んでますし。週刊誌で一緒に仕事した仲間も、たいてい辞めるか、亡くなるかしてますからね。 母に受け継がれた話の中に、黙示録や予言の話があった ―― 今日は、五島さんが週刊誌のライターとして活躍していた時代についても伺いたいのですが、まずはやはりノストラダムスから始めさせてください。1973年に出版された『ノストラダムスの大予言』は大ベストセラーになりましたが、最初から予想されてましたか? 五島 いや、私

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  • 私のAVデビュー作のギャラ100万円は、何に対して支払われたのか | 文春オンライン

    2017年は、前年からくすぶっていた「AV強要問題」が社会問題化した1年でした。政府は3月に内閣府や警察庁などでつくる対策会議を設置。全国の警察に専門官を配置して被害防止に取り組んでいます。鈴木涼美さんがこの1年を振り返り、女子大生のころから抱えている「ギャラ100万円の対価は、何に支払われていたのか」問題について考察しました。 ◆ AV業界がこれまでにないほどに「叩かれた」年の年末に 当時まだパカパカと開くタイプだった携帯電話の着信画面に、2ヶ月ほど前の飲み会で出会ってから仲良くしている男の名前が光った。二人きりで会ったのはまだ3回くらいだったのだが、同じ飲み会にいた彼の同僚たちとバーベキューの計画も立てていた。大学院生の私から見るとあまりに忙しい人で、こちらから誘うのは憚られるので、いつも向こうからお誘いの電話が来るのを待っていた。急いで通話ボタンを押すと、「今仲間と超盛り上がってるよ

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  • “かつ初め”するなら久が原「自然坊」湯島「ますだ」で揚げましておめでとうございます | 文春オンライン

    「このあたりは住宅街で近くに大きな会社があるわけでもないですから、都心のとんかつ屋さんのようにお勤めされている方のお昼の需要はあまりなく、むしろ昔から夜の方がお客さんがいらっしゃいますね。もちろんお昼から少しお酒を、という方のために、夜のメニューは昼もべられるようにご用意してあります。ゆっくりお事を楽しみに来てくださる方がほとんどなので、奥の座敷には中庭も作ってあるんですよ。「自然坊」という店の名前も、唐津焼の中川自然坊からとっていて、うちの器はこちらのものを使っているんです」 たしかに店には、都心のとんかつ屋のような慌ただしい雰囲気はまったくない。器の美しさ、店内のスペースの使い方など、ゆったりとした時間を演出するような作りになっている。 ふろふき大根でまず一献 日酒でオールドスクールなとんかつをサックリと メニューの品数は決して多くはないが、すべて味は確か。お酒も伊勢志摩サミット

    “かつ初め”するなら久が原「自然坊」湯島「ますだ」で揚げましておめでとうございます | 文春オンライン
  • 話題の「日本が中国に完敗」記事を中国ライターがマジメに語る(後篇) | 過剰な「中国スゴイ」論に物申す スマホ決済、無人コンビニのトホホな現実 | 文春オンライン

    近日、講談社『現代ビジネス』上で発表されて大いに話題となった藤田祥平さんのウェブ記事「日中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」。この記事を肴に、中国ライターの安田峰俊と中国ITライターの山谷剛史が引き続き語る(前編より続く)。 ネトゲ廃人に希望はあるのか 山谷 ところで藤田さんの記事には、深センのネトゲ廃人村「三和」の話が出てきます。これって明らかに、安田さんが今年の夏ごろに現地取材して、SAPIOとか文春オンラインでバリバリ書いていた内容の後追いだと思うんですが、ソースへの言及が全然ないですよね。藤田さんの独自取材みたいに読めてしまう。たとえばこういう部分です。 >たとえば私は、三和地区という深センのスラム街に分け入った。ネットカフェで3日間ゲームをやり、1日だけ肉体労働をして暮らす「廃人」たちに、取材をするためだ。 >その地区に降り立ったとき、「人力資源市場」

    話題の「日本が中国に完敗」記事を中国ライターがマジメに語る(後篇) | 過剰な「中国スゴイ」論に物申す スマホ決済、無人コンビニのトホホな現実 | 文春オンライン