FIFA=国際サッカー連盟は、女性のスタジアムでのスポーツ観戦を禁止しているイランに対して「いまこそ変革の時だ」として、来月のサッカーの国際試合に向けて改善を求める声明を発表しました。 こうした中、首都テヘランでサッカーの試合を観戦するために男性に変装してスタジアムへの入場を試みて拘束された女性が、今月、懲役刑になると聞かされた直後、焼身自殺をはかって死亡しました。 FIFAは19日、インファンティーノ会長の名前で声明を発表し、「われわれの姿勢は明確で揺るぎない。女性はイランのスタジアムで入場を許されるべきだ」と改善を求めました。 そのうえで「いまこそ変革の時だ。来月行われるイランの次のホームゲームで、前向きな変化が始まることを期待している」とコメントしました。 イランは、来月10日にテヘランで、元日本代表の本田圭佑選手が実質的な監督を務めるカンボジアとワールドカップ、カタール大会のアジア