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  • 日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

    私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。 私がアルバイトでイラクの建設現場に行くことになったのは、1980年の七月半ばのことだった。サダム・フセインが大統領になった翌年である。当時、大学を中退した私は、金がなくなると高田馬場の職安前の公園内にできる寄せ場に行き、日雇い労働で食いつなぐ生活をしていた。 そんなある時、顔馴染みの手配師が、「にいちゃん、外国の現場があるんだけど、行かねかぇかい?金はいいよ」と誘ってきた。聞くと、契約期間は七月末から三か月。旅費は勿論、衣食住付きで三百万円を支払う。仕事は日本の大手建設会社が建てているビルに資材を運び入れる外国人労働者の監督をするのが仕事だという。 「こんなにうまい話があるのかな……」と多少疑心暗鬼にはなったが、「前金として百万円払う

      日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄
    • FSB内部告発文書(信憑性注意)

      id:Vorspiel Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009 -- Twitterで流れていた以下の文書を翻訳したものです。 https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937 最初はTwitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳を修正し、追加情報を入れて清書しました。 なお、この文書の真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリスの情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による) https://twitter.com/christogrozev/statu

        FSB内部告発文書(信憑性注意)
      • イラク・地獄アルバイトの件は創作でしょ

        日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄 https://m.job-list.net/articles/195 なんでこんな怪しいエントリがチヤホヤされているのかわからない。これは明らかな創作か、優しくいえば著者が記憶を捏造しているかだろう。 色々と突っ込みどころはあるのだが、まずイラン・イラク戦争の開戦日である1980年9月22日に、著者がいたモスルに戦闘機が飛んできて、イラン空軍による空爆が行われているという点。これは絶対にありえない。そもそもあの戦争はイラクがイラン南部のホッラムシャフルに進行したことではじまったのである。モスルはイラク北部の都市であり、戦線からは1000km近くも離れている。しかもイラクは奇襲を仕掛けた側で、イランはそれを立て直すのに2ヶ月ほどもかかっており、北部の、それも国境付近に戦線が拡大したのは1982年の話だ(モスルは国境付近でもない)。奇襲を受け

          イラク・地獄アルバイトの件は創作でしょ
        • イラク北部でダムの水が引き約3400年前のミタンニ帝国の宮殿遺跡が発見

          2019年6月27日発表のテュービンゲン大学プレスリリースによると、2018年秋、イラク北東部クルディスタン地域にある、ティグリス川東岸のモスル・ダム(1980年建設)の貯水池の水が引いたところ、青銅器時代の宮殿が発見された。考古学的に非常に重要な発見として海外でもCNN、BBC他各ニュースで報じられている。 動画:テュービンゲン大学/ Eサイエンスセンター制作 クルド人実業家の資金援助を受けてドイツ・テュービンゲン大学とクルディスタン考古学機構(Kurdistan Archaeology Organization (KAO))の合同チームが調査を行い、同宮殿(ケムネ宮殿”Kemune Palace”)が紀元前15世紀から14世紀にかけてメソポタミア北部とシリアの大部分を支配していたミタンニ(ミッタニ)帝国の時代にさかのぼることができることが判明した。 クルド人考古学者ハサン・アフメド・カ

            イラク北部でダムの水が引き約3400年前のミタンニ帝国の宮殿遺跡が発見
          • 米軍が殺害、ソレイマニは大量殺人テロの親玉だった 「米国vsイラン」危機の深層 | JBpress (ジェイビープレス)

            米軍に殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官(2018年7月資料写真、写真:Abaca/アフロ) (黒井 文太郎:軍事ジャーナリスト) 2020年1月3日、米軍の無人機がイラクの首都バグダッドにあるバグダッド国際空港を攻撃し、イラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官と、親イラン派民兵「人民動員隊」(PMF)のアブ・マフディ・ムハンディス副司令官を殺害した。 コッズ部隊はイラン革命防衛隊の特殊工作部隊で、主に海外での破壊工作を担当している。PMFはそんなコッズ部隊の指揮下にあるイラクのシーア派民兵の集合体である。ムハンディス副司令官は、その中でも最強硬派の「カタイブ・ヒズボラ」の司令官だ。 発端はイラクの「反イラン」デモ カタイブ・ヒズボラは2019年12月27日にイラク北部・キルクークの米軍基地をロケット砲で攻撃して軍属の米国人1人を殺害するなど、イラク駐留米軍への攻撃を

              米軍が殺害、ソレイマニは大量殺人テロの親玉だった 「米国vsイラン」危機の深層 | JBpress (ジェイビープレス)
            • 馬から落ちて死んだ世界史の国王15人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

              多くの人の命を奪った落馬事故 現代の交通事故に類する事故が、昔では落馬事故にあたったのかもしれません。 不注意や追突、飲酒運転などもあったでしょうし、今の自動車にはない「馬の機嫌」というものもあったので、自動車よりもよっぽど危険です。 落馬で死んでる人は歴史上数限りなくいますが、今回は国王を15人リストアップします。事前に申し上げますが、この15人だけというわけではなく、もっともっとたくさんいます。独断と偏見で15人に絞らせていただいています。 1. ルイ3世(865-882) 女の子を追いかけて落馬 ルイ3世はカロリング家出身の西フランク王国の王で、弟のカルロマン2世と共同統治を行いました。彼の治世は879年から882年とわずか3年しかないのですが、881年8月に北のヴァイキングを倒すなど、軍事的な成功があります。 ルイ3世は882年、17歳のときに、領地のサン=ドニで馬に乗って少女を追

                馬から落ちて死んだ世界史の国王15人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
              • イスラエル軍のガザ攻撃で「今世紀類をみない」民間人死者数の背景:米・イスラエル・メディアが分析(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                イスラエル軍によるガザ攻撃での民間人の死者があまりに多すぎるという指摘が11月下旬に米ニューヨーク・タイムズが検証記事を出し、12月9日にはイスラエルの有力メディアのハアレツも問題視する検証記事を出した。イスラエルのネットメディア「+972」の調査報道がイスラエル軍が生成AIによる標的生成システムで自動的に多くの攻撃目標をつくっていることの問題点も指摘されており、イスラエル軍の「今世紀類をみない」破壊的攻撃にメディアからの圧力が強まっている。 9日付のハアレツ紙の検証記事は「イスラエル軍はガザでの自制を失い、前例のない殺戮がデータで明らかに」という見出しで、2012年以降の11年年間のイスラエル軍によるガザ空爆を比較して、今回のガザ攻撃で、イスラエル軍が発表している死者全体のうちの民間人の死者が占める割合が突出して高いことを指摘している。 記事では「イスラエルに対する国際的な連帯の表明が消

                  イスラエル軍のガザ攻撃で「今世紀類をみない」民間人死者数の背景:米・イスラエル・メディアが分析(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • イラク・地獄アルバイトの件は創作でしょ

                  日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄 https://m.job-list.net/articles/195 なんでこんな怪しいエントリがチヤホヤされているのかわからない。これは明らかな創作か、優しくいえば著者が記憶を捏造しているかだろう。 色々と突っ込みどころはあるのだが、まずイラン・イラク戦争の開戦日である1980年9月22日に、著者がいたモスルに戦闘機が飛んできて、イラン空軍による空爆が行われているという点。これは絶対にありえない。そもそもあの戦争はイラクがイラン南部のホッラムシャフルに進行したことではじまったのである。モスルはイラク北部の都市であり、戦線からは1000km近くも離れている。しかもイラクは奇襲を仕掛けた側で、イランはそれを立て直すのに2ヶ月ほどもかかっており、北部の、それも国境付近に戦線が拡大したのは1982年の話だ(モスルは国境付近でもない)。奇襲を受け

                    イラク・地獄アルバイトの件は創作でしょ
                  • イスラエル軍、ガザで大型爆弾を多用 ベトナム戦争以来の規模とも

                    イスラエル軍の攻撃で破壊されたガザ北部のジャバリヤ難民キャンプ/Stringer/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で軍事衝突が始まった今年10月7日以降の最初の1カ月間でイスラエル軍が数百発の大型爆弾を使い、多くは1000フィート(約305メートル)以上離れた住民らも死傷させる破壊力を持っていたことが28日までにわかった。 CNNとAI(人工知能)企業「シンセティック」による衛星画像などの分析で判明した。これら爆撃によって地面に刻まれた穴の直径は12メートル超で、500カ所以上にできていた。 この直径は、2000ポンド(約907キロ)爆弾が着弾した際に生じる規模と一致している。同爆弾は、米軍がイラク・モスルで以前に実行した過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で用いたものより4倍の重さともなっている。 ISIS

                      イスラエル軍、ガザで大型爆弾を多用 ベトナム戦争以来の規模とも
                    • 3,400年前に失われた古代都市「ミタンニ王国」が干ばつで姿を現す : カラパイア

                      image credit:University of Tubingen メソポタミア北部にあった3400年前のミタンニ王国の古代都市は、ティグリス川に沈んでいたが、極度な干ばつのせいで、再びその姿を現した。 イラクのクルジスタン考古学研究チームとドイツのフライブルグ大学とチュービンゲン大学の考古学者たちが、この広大な都市の大部分を発掘・記録した。 今年、イラク南部は、気候変動のせいで極端な旱魃に何ヶ月もさらされ、作物のためのモスル貯水池の水が12月以降、どんどん干上がってしまった。

                        3,400年前に失われた古代都市「ミタンニ王国」が干ばつで姿を現す : カラパイア
                      • バイデン大統領 軍事作戦で過激派組織 IS指導者が死亡と発表 | NHKニュース

                        アメリカのバイデン大統領は、アメリカ軍がシリアで軍事作戦を行った結果、過激派組織IS=イスラミックステートの指導者が死亡したと発表し、引き続きテロの脅威に向き合っていく姿勢を強調しました。 バイデン大統領は3日、ホワイトハウスで演説し、アメリカ東部時間の2日夜、アメリカ軍がシリアで軍事作戦を行った結果、過激派組織IS=イスラミックステートの指導者、アブイブラヒム・ハシミ容疑者が自爆して死亡したと発表しました。 この中でバイデン大統領は「今回の作戦は彼らが世界のどこに隠れようが、アメリカはテロの脅威を取り除くことができることを証明するものだ。世界中のテロリストに『われわれは追跡し、探し出す』という強いメッセージを送った」と述べ成果を強調するとともに引き続きテロの脅威に向き合っていく姿勢を強調しました。 バイデン政権の高官によりますとシリア北西部で行われた軍事作戦はおよそ2時間にわたり、ハシミ

                          バイデン大統領 軍事作戦で過激派組織 IS指導者が死亡と発表 | NHKニュース
                        • 日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

                          私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。 私がアルバイトでイラクの建設現場に行くことになったのは、1980年の七月半ばのことだった。サダム・フセインが大統領になった翌年である。当時、大学を中退した私は、金がなくなると高田馬場の職安前の公園内にできる寄せ場に行き、日雇い労働で食いつなぐ生活をしていた。 そんなある時、顔馴染みの手配師が、「にいちゃん、外国の現場があるんだけど、行かねかぇかい?金はいいよ」と誘ってきた。聞くと、契約期間は七月末から三か月。旅費は勿論、衣食住付きで三百万円を支払う。仕事は日本の大手建設会社が建てているビルに資材を運び入れる外国人労働者の監督をするのが仕事だという。 「こんなにうまい話があるのかな……」と多少疑心暗鬼にはなったが、「前金として百万円払う

                            日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄
                          • 米軍、イスラエルに全面地上侵攻の回避促す イラク戦争の教訓引き合いに

                            イスラエルによる空爆で廃墟となったガザ地区のビル群/Mohammed Zaanoun/Middle East Images/AFP/Getty Images ワシントン (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を準備するイスラエルに対し、米軍関係者はイラク戦争で米国が反乱勢力を相手に闘ったような激しい市街戦を回避するよう促している。民家を一軒一軒しらみつぶしにする血みどろの戦闘にイスラエルが引き込まれるのを避けるためだという。事情に詳しい複数の情報筋がCNNに明らかにした。 イスラエル入りしている米軍の顧問団はイスラエル国防軍(IDF)に対し、ガザ地区を実効支配するハマスを撃退する様々な戦略の立案を支援している。その際に特に引き合いに出しているのが、イラク戦争有数の激戦となった2004年のファルージャの戦闘で得られた教訓だ。 ガザ地区に全面地上侵攻を仕掛けた場合、人質や民間人を危険にさ

                              米軍、イスラエルに全面地上侵攻の回避促す イラク戦争の教訓引き合いに
                            • 2600年手付かずの古代帝国レリーフを発見、ISが破壊した現場から

                              イラク、モスル近郊にあるニネベ遺跡のマシュキ門で、約2600年前からだれの目にも触れてこなかった石板のレリーフからそっと土を払う、イラクと米国の合同考古学チームのメンバー。(PHOTOGRAPH BY ZAID AL-OBEIDI, AFP/GETTY) 過激派組織「イスラム国」(IS)が破壊した古代遺跡を調査していたイラクと米国の合同チームが、約2600年もの間だれの目にも触れてこなかった見事な芸術作品を発見した。 見つかったのは、精巧な浮き彫りが施された7枚の石板。もとはイラク北部の古代都市ニネベの南西宮殿に使われていたもので、新アッシリア帝国の王センナケリブ(在位紀元前705〜681年)の時代に作られたと考えられている。「まったく予想外の発見でした」と、イラク、モスル大学考古学部の元学部長で、発掘チームの一員であるアリ・アル=ジャブーリ氏は言う。 「革命的」な作品 英国の大英博物館に

                                2600年手付かずの古代帝国レリーフを発見、ISが破壊した現場から
                              • 中東は戦争に向かうのか? 米国によるイラン・スレイマニ司令官殺害が意味するもの(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                米国がイラクでイランの革命防衛隊のクドス部隊のスレイマニ司令官を無人攻撃機のミサイルで暗殺したことで中東全域に緊張が高まっている。暗殺作戦について、トランプ大統領は声明を出し、「我々は戦争を止めるために行動した。戦争を始めるためではない」と述べたが、イランの最高指導者ハメネイ師は「厳しい報復を行う」と表明している。中東は新たな戦争に向かいかねない危機に直面している。 トランプ大統領は「スレイマニは20年にわたってテロ活動に関わり、中東の安定を乱してきた。イランの革命防衛とクドス部隊は彼の下で、数百人の米国人の軍人や民間人を標的とし、傷つけたり、殺害したりしてきた。今回の措置はずっと前に行われるべきだった」と述べた。20年というのはスレイマニ司令官が1998年にクドス部隊の司令官に就任してからのことである。 スレイマニ司令官を単にイランの軍司令官の一人と捉えると、今回の米軍による暗殺作戦の重

                                  中東は戦争に向かうのか? 米国によるイラン・スレイマニ司令官殺害が意味するもの(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 黒いパンツだけは持って行ってはいけない。紛争地赴任時の我がオキテ | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                  2020年10月5日、緊急派遣出発に対応できるか、という打診が入った。 アルメニアが実効支配するアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州で両国の軍隊が衝突し、緊張が高まっていた。国境なき医師団(MSF)は、被害状況と医療ニーズのアセスメントをするチームをすでに派遣しており、同時に、必要があればいつでも出発できる外科チーム編成に取り掛かった。私はその外科チームメンバーの1人、手術室看護師としていつでも出発に応じられる待機要員となった。そして、すぐに色柄ものの下着と靴下を買いに走った。 初めての派遣、あれもこれも詰め込み失敗 紛争地派遣には、いったい何を持っていくのかと興味津々に聞かれることが多い。実はみなが普通に海外旅行に行く準備とあまり変わらないのではないだろうか。 MSFの多くのスタッフはバックパック一つでやってくる。中身は着替えと日用品が中心だ。 私たちは現地で野宿をするわけではない

                                    黒いパンツだけは持って行ってはいけない。紛争地赴任時の我がオキテ | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
                                  • ISから隠すため埋められた古代神像、無事を確認 イラク

                                    【10月26日 AFP】イラク北部でこのほど、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に破壊されないよう土に埋めて隠されていた、紀元前8世紀のラマッス像が無事掘り起こされた。 ラマッスは人間の頭と雄牛の体、鳥の翼を持つアッシリアの神。像はアラバスター製で縦3.8メートル、横3.9メートル。重さ18トン。頭部が欠けていることを除けばほぼ無傷だった。 調査を率いたフランス人考古学者パスカル・バタラン(Pascal Butterlin)氏によると、頭部は1990年代に密輸されそうになったところを阻止され、現在は首都バグダッドのイラク国立博物館(Iraq Museum)に収蔵されている。 バタラン氏によると、像は紀元前722~705年に一帯を支配したサルゴン2世(Sargon II)の命で、モスル(Mosul)の北15キロにあった古代都市コルサバード(Khorsabad)の入り口に守り神として建立

                                      ISから隠すため埋められた古代神像、無事を確認 イラク
                                    • タリバン、政府軍から米供与の武器奪取 勢力拡大の一因に

                                      アフガニスタン第3の都市ヘラートで警戒に当たる旧支配勢力タリバンの戦闘員(2021年8月14日撮影)。(c)AFP 【8月15日 AFP】アフガニスタン各地で、政府軍は旧支配勢力タリバン(Taliban)にやすやすと投降している。タリバンは米国が政府軍に供与した武器を手に入れ、勢力拡大を加速している。 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は米軍を撤退させ、タリバンとの戦いをアフガン政府軍にゆだねる決断を正当化する際、「われわれはアフガンのパートナーにすべてのツールを提供した…強調しておきたい。すべてのツールだ」と述べていた。 しかし、政府軍の士気は極めて低く、数万人の兵士が武器を捨て、その武器がタリバンの手に渡っている。 タリバンのソーシャルメディアには、戦闘員が武器庫から武器を奪う動画が多数投稿されている。こうした武器の大部分は、欧米諸国が供与したものだ。 北部クンドゥズ(Ku

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                                      • ロシア大使館「誤情報」と指摘のツイートを削除も… 日本の報道は「フェイク」と批判

                                        ロシアのウクライナ侵略をめぐり、駐日ロシア大使館がTwitterで「ウクライナが自国民に対するジェノサイドを行っている」などとして投稿した写真が、イラクにおける米兵の写真だった問題。 撮影者が直接、指摘をするなど、誤情報であるという声がSNS上で上がり、BuzzFeed Newsなどが報じたのちに、投稿は削除された。 BuzzFeed Newsがこの経緯について大使館側に取材を申し入れたところ、同館は直接は応じず、BuzzFeed Newsの報道を「公然と事実を改ざん」「意図的に歪曲」などと批判する内容の声明を公式Facebookで発表した。 まず、経緯を振り返る 問題となったロシア大使館のツイートは3月24日付。ウクライナ侵略への日本政府の対応を批判する文脈で投稿された連続ツイートのひとつだ。 自民党の政治家が「ロシアがウクライナで戦争犯罪を犯した」と発言したとし、日本の同盟国である米国

                                          ロシア大使館「誤情報」と指摘のツイートを削除も… 日本の報道は「フェイク」と批判
                                        • 【2023年6月中の署名のお願い】シリアで強制失踪させられている10万人について、調査を専門的に行う国際機関設置を求める請願文を日本語化しました。署名をお願いします。 - Hoarding Examples (英語例文等集積所)

                                          今回は日本語化した請願文のご紹介と署名の要請です。広く拡散してください。期間は「6月中」とのことです(詳細は書かれていないので私にはわかりませんが、「なるべく早く」の案件です)。 6月8日、立法の根拠すらぐだぐだだったことが露見しているにもかかわらず、強引に委員会採決に持ち込まれた入管法の件*1で、私が見る画面が埋め尽くされているときに: #新着記事公開 #D4P 「入管法、毎日色んな情報入ってくるけど、どうなってるの?」という方にも是非オススメ!問題点、矛盾など、これまでの記事を整理してまとめました。強行採決間近という今、是非お読みください!https://t.co/wKrO8BTZQy — 認定NPO法人 Dialogue for People(D4P) (@dialogue4ppl) 2023年6月6日 どんどん崩れていく立法事実 明るみになっていく嘘と隠蔽 ボロが出てまくってる入管

                                            【2023年6月中の署名のお願い】シリアで強制失踪させられている10万人について、調査を専門的に行う国際機関設置を求める請願文を日本語化しました。署名をお願いします。 - Hoarding Examples (英語例文等集積所)
                                          • ISIS最高指導者のバグダディ容疑者、米軍の急襲で死亡か シリア

                                            過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のメディア部門が公開した最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者のものとされる画像/ISIS (CNN) 米軍部隊が26日、シリア北西部で過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者を標的とする急襲作戦を遂行し、同容疑者が死亡したとみられることがわかった。 米国防総省高官と作戦などの情報に通じる消息筋が明らかにした。死亡の最終確認は、DNA検査や生体認証検査の結果待ちとしている。国防総省高官は同容疑者は急襲を受け、自殺用ベストを起爆したとみられると述べた。 潜伏先の把握については米中央情報局(CIA)が協力したという。トランプ大統領は26日夕、「非常に大きなことがさっき起きた!」とツイッターに書き込み、憶測をかき立てていた。 米ホワイトハウスのギドリー副報道官は、大統領が米東部時間の27日午前9時に重

                                              ISIS最高指導者のバグダディ容疑者、米軍の急襲で死亡か シリア
                                            • 「トランプ氏は平和主義者」って本当?―4年間の「実績」から検証(志葉玲) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              トランプ氏ほど評価が真っ二つに分かれる政治家も珍しい。「史上最悪の米国大統領」とこき下ろされる一方、「救世主」として崇める「信者」というべき熱烈な支持者達もいる。それは米国でのみならず、奇妙なことに日本においても、リベラルと見られる層にもトランプ支持者が少なからずいる。それは、「トランプ氏は米国の大統領としては、戦争を行わなかった平和主義者だから」との理由だそうだ。だが、本当にトランプ氏は「戦争しない大統領」であったのか。 ○ドローン攻撃を多用したトランプ政権 米国の歴史は常に戦争と共にある。独立戦争に始まり、アメリカ先住民族との戦争、南北戦争、二度の大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、そして、アフガニスタンやイラクなどでの対テロ戦争と、常に米国は戦争を行ってきた。イラクから米軍の大部分を撤退させたオバマ元大統領ですら、ドローン(無人攻撃機)によるテロ容疑者への攻撃で、罪のない現地民間

                                                「トランプ氏は平和主義者」って本当?―4年間の「実績」から検証(志葉玲) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • ISIS少年兵殺害の罪に問われた米隊長、軍法会議で無罪に

                                                (CNN) 2017年にイラク北部モスルで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の少年兵を殺害した罪などに問われていた米海軍特殊精鋭部隊シールズの隊長が、2日の軍法会議で無罪を言い渡された。 エディー・ギャラガー隊長は当時、イラク軍に拘束されて米衛生兵の手当てを受けていた12歳のISIS戦闘員をナイフで刺し殺したとして、軍法会議にかけられた。 隊長はその後、少年兵の遺体のそばでポーズを取って写真撮影し、「私がナイフでやっつけた」というコメントを付けて別の人物に送信したとされる。さらに帰国後、部下に口止めして捜査を妨害した罪にも問われた。 軍法会議では現場にいた米兵2人が証言したが、このうち1人は証人としての免責を認められて供述を翻し、少年兵を殺害したのは自分だと主張。イラク軍の拷問を受けるのはかわいそうだと考え、呼吸用のチューブをふさいで窒息死させたと話した。 陪審員はギャラ

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                                                • 日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

                                                  私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。 私がアルバイトでイラクの建設現場に行くことになったのは、1980年の七月半ばのことだった。サダム・フセインが大統領になった翌年である。当時、大学を中退した私は、金がなくなると高田馬場の職安前の公園内にできる寄せ場に行き、日雇い労働で食いつなぐ生活をしていた。 そんなある時、顔馴染みの手配師が、「にいちゃん、外国の現場があるんだけど、行かねかぇかい?金はいいよ」と誘ってきた。聞くと、契約期間は七月末から三か月。旅費は勿論、衣食住付きで三百万円を支払う。仕事は日本の大手建設会社が建てているビルに資材を運び入れる外国人労働者の監督をするのが仕事だという。 「こんなにうまい話があるのかな……」と多少疑心暗鬼にはなったが、「前金として百万円払う

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                                                  • 【記者コラム】「二都物語」、イラク・モスルとシリア・ラッカ

                                                    イラク・モスルの旧市街にある市場が再開する式典に向かう、国旗を手にした少女たち(2018年1月11日撮影)。(c)AFP / Ahmad Muwafaq 【6月18日 AFP】「この路地には住民がいます」──イラク・モスル(Mosul)の主要道路につながる狭い通りに張り出されたぼろぼろの布切れには、赤、黒、青のペンキで、こうした意味のアラビア語が手書きで記されていた。この路地は、人が住めるような場所にはとても見えない。戦闘が終わって2年近くになるが、路地を囲む建物の壁には今も弾痕や迫撃砲のへこみが残り、ひび割れた舗道には下水がごぼごぼと音を立てながら流れ込んでいる。通りに掲げられた表示は、生活物資を届けに来た支援グループに住民らの居場所を示すためのものだ、AFPの同僚たちがそう教えてくれた。荒廃した迷路のようなモスル西部では、住民たちが人目につかずに細々と暮らしている。 私がモスルを訪れる

                                                      【記者コラム】「二都物語」、イラク・モスルとシリア・ラッカ
                                                    • IS幹部の元妻、CIAによる最高指導者捜索を手助け 暴行された米女性にも言及

                                                      5年ぶりにプロパガンダ動画で姿を現したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者。アルフルガン・メディアが公開した映像より(撮影日・場所ともに不明)。(c)AFP PHOTO / SOURCE / AL-FURQAN 【6月2日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」幹部の元妻で、身柄を拘束されているイラク人の女が、米中央情報局(CIA)に対して、IS最高指導者であるアブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者の捜索に手を貸していたと、英紙ガーディアン(Guardian)が先月31日に報じた。 【記者コラム】この「結末」を誰が予想した……崩壊した国シリア 「ウム・サヤフ(Umm Sayyaf)」として知られる、ニスリン・アサド・イブラヒム(Nisrine Assad Ibrahim)容疑者(29)は、ガーディアンと

                                                        IS幹部の元妻、CIAによる最高指導者捜索を手助け 暴行された米女性にも言及
                                                      • 「暗く、恐ろしく、狭苦しい」、ハマスのトンネル内部の様子とは

                                                        (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区にイスラム組織ハマスが築いたトンネルは、イスラエル軍の主要な標的となっている公算が大きい。同軍は先月7日に起きたイスラエル南部へのテロ攻撃を受け、ガザへ攻勢をかけている。ハマスは相当数の戦闘員と武器を地下に収容しているとみられる。特定されない人数の人質もそこにいると考えられる。イスラエル政府は239人の人質がハマスにより拘束されていると推計する。 トンネルの専門家の1人に、ダフネ・リシュモンバラク博士がいる。同氏の著書「Underground Warfare(仮訳:地下の戦争)」に関心を寄せていたのは、3週間前までの時点では主として軍事史を専攻する学生たちだった。 イスラエルの都市ヘルツリーヤにあるライヒマン大学ローダー政府・外交・戦略大学院の教授を務めるリシュモンバラク氏は、地下での交戦に関する国際的な作業部会を立ち上げた。 ベトナム戦争中、南ベトナム

                                                          「暗く、恐ろしく、狭苦しい」、ハマスのトンネル内部の様子とは
                                                        • 米特殊部隊の「英雄」、IS少年兵捕虜殺害は無罪に 軍法会議

                                                          米カリフォルニア州サンディエゴで、軍法会議に向かう米海軍特殊部隊「シールズ」の特殊作戦部隊を率いていたエドワード・ギャラガー隊長(2019年6月21日撮影)。(c)SANDY HUFFAKER / AFP 【7月3日 AFP】米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)で2日、イラク派遣中に犯した戦争犯罪で2週間にわたる軍法会議にかけられていた米海軍特殊部隊「シールズ(SEALs)」のエリート隊長に、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の少年兵捕虜殺害について無罪が言い渡された。 シールズ特殊作戦部隊を率いていたエドワード・ギャラガー(Edward Gallagher)隊長(40)は、イラク市民に対する殺人未遂2件についても無罪となったが、IS戦闘員の遺体のそばでポーズを取って写真撮影を行った罪では有罪となった。 この罪の最も重い刑罰は禁錮4月だが、軍法会議開廷前に既に9か月勾

                                                            米特殊部隊の「英雄」、IS少年兵捕虜殺害は無罪に 軍法会議
                                                          • 「イスラム国」崩壊後のイラク 隔絶された妻たちの今 過去から逃れ 行き着いた場所 #ニュースその後(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                            残虐なテロで世界を震撼させた過激派組織「イスラム国」(IS)。最盛期にはイラク、シリアの領土の一部を実効支配し、一般市民を斬首したり、人質に生きたまま火をつけたりして殺害し、女性を性奴隷にするなどの蛮行を繰り返した。2015年1月には日本人ジャーナリストらも犠牲になり、こうした凄惨さは日本人にも大きな衝撃を与えた。イラクでの最大拠点だったモスルが2017年に陥落し、勢力は衰えたとされるが、さまざまな事情で「イスラム国」に関わった人たちが各地で隔絶され、今も孤立した状況にあるという。イラクで20年以上、人道支援を行う高遠菜穂子さんの実態調査に同行した。(文・撮影:ライター、ディレクター・伊藤めぐみ/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 故郷を離れ 郊外の荒地が残された「居場所」に過激派組織「イスラム国」がかつてイラク側の拠点とした北部の街・モスル。その南西の郊外の地区に、コンクリー

                                                              「イスラム国」崩壊後のイラク 隔絶された妻たちの今 過去から逃れ 行き着いた場所 #ニュースその後(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                                            • チグリス・ユーフラテス川の水位低下 イラク南部

                                                              水位が著しく低下したイラク南部ナシリヤを流れるユーフラテス川(2023年2月27日撮影)。(c)Asaad NIAZI / AFP 【2月27日 AFP】イラク当局は26日、南部でチグリス(Tigris)川とユーフラテス(Euphrates)川の水位が大幅に低下していると明らかにした。至急対策を講じるという。 AFPの写真記者は南部ジーカール(Dhi Qar)州の州都ナシリヤ(Nasiriyah)で、ユーフラテス川の川底が露呈している様子を捉えている。 チグリス・ユーフラテス川の源流は共にトルコにある。イラク当局は長年、トルコのダムが水をせき止めているため、イラクに流入する水量が劇的に減っていると非難している。 昨年のイラクの公式統計によると、イラクを流れるチグリス川の水位は過去100年の平均水位の35%ほどにまで低下している。 イラクはしばしばトルコにダムの放流を要請している。また、農業

                                                                チグリス・ユーフラテス川の水位低下 イラク南部
                                                              • 第二書簡 イスラム国をめぐって – 晶文社スクラップブック

                                                                日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 「ひとごと」ではないイスラム国 飯山陽 ISが米軍撤退のシリアで「復活中」、米当局が報告書(2019年8月7日) 2014年にカリフ制再興を宣言し、イラクとシリアで戦闘を繰り返した結果、広大な領土を支配してイスラム法による統治を行い、日本人二人を含む多くの外国人を処刑し、各国で頻繁にテロを実行することで世界を震撼させた「イスラム国」。2017年に米国主導の有志連合軍などがイラクとシリアの領土を「イスラム国」から「奪

                                                                  第二書簡 イスラム国をめぐって – 晶文社スクラップブック
                                                                • ISの性奴隷にされた女性たちが証言する、想像を絶する「地獄」 | 子供なのに家族と引き裂かれ、売られ…

                                                                  法、その一。「いかなる女も、配偶者あるいは所有物、召使いでないなら、性交は合法でない」 法、その二。「女が召使いや奴隷になるのは戦争を通じてである」 法、その三。「ジハードで戦った男が女性捕虜を手に入れるのは、司令官から与えられたときか、買ったときである」 いまから10世紀前の征服活動のときに書かれたこの中世の文章には、戦利品として獲得した性奴隷の正しい取り扱い方について、もっと具体的な記述もある。たとえば性奴隷の「利用」開始時期は、月経を1回見送ってからだとされている。獲得した性奴隷が妊娠している場合は、出産後だ。いまから見れば鬼畜の所業だが、これがかつてのイスラム帝国における「宗教的な立場から出された見解」だった。 IS(いわゆる「イスラム国」)がイラクとシリアに支配領域を持っていた2014年から2019年までの時期、その支配領域では性奴隷の拉致と酷使が横行したが、それを正当化する拠り

                                                                    ISの性奴隷にされた女性たちが証言する、想像を絶する「地獄」 | 子供なのに家族と引き裂かれ、売られ…
                                                                  • CA2017 – 動向レビュー:文化機関における3次元計測・記録データの管理・公開の意義と課題 / 野口 淳

                                                                    CA2016 – 動向レビュー:“Controlled Digital Lending”を巡る動向:CDLに羽化した図書館サービス理念と米国出版界の主張 / 山本順一 文化機関における3次元計測・記録データの管理・公開の意義と課題 金沢大学古代文明・文化資源学研究センター:野口 淳(のぐちあつし) はじめに 3Dが話題である。コロナ禍におけるオンライン・シフト、デジタル・トランスフォーメーションへの要請、クロスリアリティ(XR)やメタバースへの注目も追い風として、3Dの波は、ゲームやアニメ、映画などエンタメ寄りのビジネスセクターから博物館等の文化機関へ押し寄せている。しかし時流にのった話題性や技術的な新規性だけでなく、本来、3Dは文化機関においてこそ、その効果が強く発揮されるものである。本稿では、3次元計測の原理・技術・データに関する基礎的事項について概説するとともに、文化機関においてデー

                                                                      CA2017 – 動向レビュー:文化機関における3次元計測・記録データの管理・公開の意義と課題 / 野口 淳
                                                                    • トランプ氏は「戦争しない大統領」だったのか? - 志葉玲タイムス

                                                                      トランプ氏ほど評価が真っ二つに分かれる政治家も珍しい。「史上最悪の米国大統領」とこき下ろされる一方、「救世主」として崇める「信者」というべき熱烈な支持者達もいる。それは米国でのみならず、奇妙なことに日本においても、リベラルと見られる層にもトランプ支持者が少なからずいる。それは、「トランプ氏は米国の大統領としては、戦争を行わなかった平和主義者だから」との理由だそうだ。だが、本当にトランプ氏は「戦争しない大統領」であったのか。 ○ドローン攻撃を多用したトランプ政権 米国の歴史は常に戦争と共にある。独立戦争に始まり、アメリカ先住民族との戦争、南北戦争、二度の大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、そして、アフガニスタンやイラクなどでの対テロ戦争と、常に米国は戦争を行ってきた。イラクから米軍の大部分を撤退させたオバマ元大統領ですら、ドローン(無人攻撃機)によるテロ容疑者への攻撃で、罪のない現地民間

                                                                        トランプ氏は「戦争しない大統領」だったのか? - 志葉玲タイムス
                                                                      • IS新指導者の素性特定、ヤジディー奴隷化を指揮 英紙報道

                                                                        イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の外国人戦闘員の家族らが収容されているシリア北東部ホルの避難民キャンプ(2020年1月14日撮影)。(c)Delil SOULEIMAN / AFP 【1月21日 AFP】英紙ガーディアン(Guardian)は20日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の新しい最高指導者の素性が情報当局によって特定されたと報じた。 同紙は匿名の情報当局者2人に取材。ISの新指導者は同組織の創始メンバーの一人で、イラクで少数派ヤジディー(Yazidi)教徒の奴隷化を指揮したアミル・モハメド・アブドル・ラーマン・マウリ・サルビ(Amir Mohammed Abdul Rahman al-Mawli al-Salbi)容疑者だと報じた。同容疑者は世界各地での作戦も監督しているという。 ISは昨年10月に最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Bagh

                                                                          IS新指導者の素性特定、ヤジディー奴隷化を指揮 英紙報道
                                                                        • 「盛大な祝い」を IS最高指導者殺害に安堵するモスル住民

                                                                          イラク・モスルの旧市街で、破壊された建物のがれきに立つ男性(2019年10月27日撮影)。(c)Zaid AL-OBEIDI / AFP 【10月28日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、イラク北部モスル(Mosul)を制圧してから5年、米国はISの最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者の殺害を発表した。2017年までの3年間、ISの支配にあったモスルの住民はこの知らせを受けて安堵(あんど)しており、一部からは「盛大なパーティー」を開いて祝うべきとの声も上がっている。 バグダディ容疑者は2014年6月、モスルでシリア・イラク両国にまたがるIS支配地域での「カリフ制国家」樹立を宣言した。以降、一連の暴力が始まり、数千人が死亡、数万人が避難を余儀なくされ、モスルを含む域内の町は破壊された。 ドナルド・トランプ(Donald Trum

                                                                            「盛大な祝い」を IS最高指導者殺害に安堵するモスル住民
                                                                          • ロシア大使館「ウクライナのジェノサイド」と無関係の写真を投稿。実際は米兵、カメラマンも否定

                                                                            Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. ロシア大使館「ウクライナのジェノサイド」と無関係の写真を投稿。実際は米兵、カメラマンも否定ロシアは2014年以降、ウクライナ東部で同国軍によるロシア系住民の「ジェノサイド(大量虐殺)」が起きていると主張。ゼレンスキー政権をナチス・ドイツになぞらえて批判し、今回の侵略を正当化している。そのなかで用いられていたのが、2005年にイラク・モスルで撮影された米兵の写真だった

                                                                              ロシア大使館「ウクライナのジェノサイド」と無関係の写真を投稿。実際は米兵、カメラマンも否定
                                                                            • 山尾大『紛争のインパクトをはかる』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                              タイトルからは何の本かわからないかもしれませんが、副題の「世論調査と計量テキスト分析からみるイラクの国家と国民の再編」を見れば、ISの台頭など、紛争が続いたイラクの状況について計量的なアプローチをしている本なのだと想像がつきます。 近年の政治学では、こうした計量的なアプローチがさかんに行われており、イラクのような紛争地域に対してもそうした研究が行われることに不思議はないのですが、実は著者は計量分析を専門にしている人ではなく、本書は紛争の激しいイラクでなかなか現地調査を行えないことから生まれた苦肉のアプローチなのです。 しかし、その苦肉の策から見えてくるのは、イラクの意外な姿です。 「イラクでは国家が信用を失い、代わって宗教指導者や部族長が人びとを導いている」、あるいは、「宗派対立が激しく、イラクという国はシーア派とスンニ派とクルド人の住む地域で分割したほうが良い」といったイメージを持つ人も

                                                                                山尾大『紛争のインパクトをはかる』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                              • 【ロシア:日本語訳①】ロシアの諜報機関のFSB分析官が書いた内部告発レポート3/4 | 海外ニュース翻訳情報局

                                                                                By Mariko Kabashima こちらのレポートは、ロシアの諜報機関のFSB分析官が書いたレポートで、元はロシア人権団体「GULAGU NET」創設者ウラジミール・オセチキン氏がFBに公開した文書です。 信ぴょう性については調査報道チーム「Bellingcat」がFSB関係者複数に照会し「同僚が書いたもので間違いない」の回答を得たとのことなので本物だろうとのことです。 今回は、ロシア語翻訳に挑戦しました。結構骨の折れる作業で時間がかかってしまいました。 大変読み応えのあるレポートですが、ぜひ読んでみてください。 《引用記事 FB Vladimir Osechkin 》 率直に言って、パンドラの箱は開いてしまった。この夏、本当の恐怖が始まる。世界的な飢饉は避けられない(ロシアとウクライナは世界への主要供給国だったが、今年の収穫は少なく、物流の問題で災害はピークに達するだろう)。 何が

                                                                                  【ロシア:日本語訳①】ロシアの諜報機関のFSB分析官が書いた内部告発レポート3/4 | 海外ニュース翻訳情報局
                                                                                • 「誰も買いたがらない」 モスル旧市街の家 元IS拠点

                                                                                  【2月16日 AFP】2017年、イラク北部の都市モスル(Mosul)は激しい戦闘の末、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配から解放された。しかし、それから3年が経過した今も旧市街はがれきの中にある。再建のめどは立っておらず、また経済も冷え込む中、家の持ち主らは買い手を必死に探している。 ISの恐怖を生き延びたものの、今度は不動産を売却できないという問題に多くが直面している。周囲はまだ戦場のような様相を呈しているのだ。 旧市街の通りにはがれきが山積みにされ、破壊された建物が町の雰囲気を台無しにしている。ここはかつて、モスクや教会、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)、そして迷路のように入り組んだ由緒ある通りで名高かった。 地域一帯には悪臭が漂っている。住民らは、いまだに未収容の遺体があること、下水システムが機能していないこと、ごみが不法投棄されていることが原因だと話す。 「何か月も前から

                                                                                    「誰も買いたがらない」 モスル旧市街の家 元IS拠点