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音楽研究 大学の検索結果1 - 40 件 / 78件

  • 「学費と知は等価交換してはいけない」大学の講義に潜ることに関して、大学教授の意見→同じ教員や潜った経験など様々な感想が集まる

    増田聡 @smasuda その辺によくいるタイプの量産型の人文系周縁学者。右翼です。酒と凧揚げと競馬とうどんと温泉とスケボーが好き。Bluesky: bsky.app/profile/smasud… ではもう少しマシなことをゆうてます less.music.coocan.jp リンク Wikipedia 増田聡 増田 聡(ますだ さとし、1971年4月5日 - )は、日本の美学者、大阪市立大学教授。専門は音楽美学、ポピュラー音楽研究、メディア論。 北九州市に生まれ、福岡県立小倉高等学校から大阪大学文学部に進む。2000年、「現代ポピュラー音楽の美学的研究 : 「作品」「作者」概念を中心に」により、大阪大学から博士(文学)を取得して、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程を修了し、鳴門教育大学学校教育学部芸術系(音楽)教育講座助手となった。2003年に鳴門教育大学を退職して拠点を関東

      「学費と知は等価交換してはいけない」大学の講義に潜ることに関して、大学教授の意見→同じ教員や潜った経験など様々な感想が集まる
    • マツケンサンバⅡ、正確には「マツケンマンボ」か「マツケンルンバ」?音楽学者が解説(まいしろ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      12月31日に放送される「第72回 NHK紅白歌合戦」の企画枠で「マツケンサンバⅡ」が歌唱された。 松平健が歌う楽曲のシリーズ「マツケンシリーズ」として2004年にリリースされた「マツケンサンバⅡ」は、一度聴いたら忘れられない陽気なメロディと、インパクトのあるPVで注目を集めた楽曲だ。紅白歌合戦の中でも大きな注目を集め、懐かしさを感じたファンも多かっただろう。 「サンバという名前だが実はサンバではない」とも言われる「マツケンサンバⅡ」だが、実際どれくらいサンバで、どれくらいサンバでないのか。 『踊る昭和歌謡 リズムから見る大衆音楽』の著者として知られるポピュラー音楽学者の輪島裕介さんに「マツケンサンバⅡ」を考察してもらった。 <輪島裕介プロフィール> 大阪大学大学院文学研究科教授(音楽学)。専門は大衆音楽研究、近現代大衆文化史、アフロ・ブラジル音楽研究。近年は台湾ほかアジア圏における日本ポ

        マツケンサンバⅡ、正確には「マツケンマンボ」か「マツケンルンバ」?音楽学者が解説(まいしろ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」

        暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい

          後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」
        • 23/1/4 重い腰を上げて10年前に積んだ女性主人公ラノベ83冊を崩した【1/4】 - LWのサイゼリヤ

          10年前に積んだラノベの山と向き合う 女性主人公と百合がマイナー性癖だった時代 終わっていた人権感覚 読んだ女性主人公ラノベリスト 女性主人公ラノベレビュー わりとヌルめのハードSF 境界知能×お世話係の共依存SM百合 DTMものニッチ需要 ゼロ年代ノベルゲームオタク特攻 マジで主人公が雑魚すぎ 真犯人判明したときこいつ誰?って思った 陰毛の有無に六万賭けるタイプのマリみて 福島県白河市在住者のみ必読 「エロゲーを作るわよ!!」のやつ ゼロ年代夢女の理想郷 魔法少女史を変えていたかもしれない 無のラノベ1 無のラノベ2 10年前に積んだラノベの山と向き合う 中高生の頃は貪るように読めるライトノベルだが、成人するあたりから一気に読むのがキツくなることで知られている。 俺もかつて若さに任せてラノベを買いまくったはいいものの、いざ手を付ける前に読むのがキツイ年齢に突入してしまう。それから長きに渡

            23/1/4 重い腰を上げて10年前に積んだ女性主人公ラノベ83冊を崩した【1/4】 - LWのサイゼリヤ
          • BTSはビートルズかもしれない 「アメリカ音楽の新しい地図」大和田俊之さんインタビュー|好書好日

            大和田俊之さん 大和田俊之(おおわだ・としゆき) 慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史——ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社)で第33回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。長谷川町蔵との共著に『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)。最新刊は『アメリカ音楽の新しい地図』(筑摩書房)。 それは文化の盗用じゃないか? ――『アメリカ音楽の新しい地図』では、2010年代のポピュラー音楽からアメリカ社会を分析されていますが、本書を読んでその複雑さを改めて痛感させられました。 僕は2011年に出した『アメリカ音楽史』で、“アメリカのあらゆる音楽――とりわけアフリカ系アメリカ人の音楽がヒスパニックの貢献を強調する歴史に書き換えられていくはずだ”と予想しました。実際アメリカのヒスパニック人口は増えた。2016年

              BTSはビートルズかもしれない 「アメリカ音楽の新しい地図」大和田俊之さんインタビュー|好書好日
            • 大学の授業中、学生が鍋を食べる...驚きの光景にSNS賛否両論 許可した教授が明かす「自由」めぐる深い理由

              大学の授業中に鍋を食べる学生が現れた――。大阪公立大学の教授がX(旧ツイッター)に投稿したそんな写真がSNSで話題になった。 投稿したのは、ポピュラー音楽研究者で同大学教授の増田聡さん。以前から「自分の授業では教室で鍋をやってもいい」と許可しているという。今回の学生の行動について「わたしは大学とはこういう場所であるべきだと思ってます」との見解を示した。 投稿に対しては、「素晴らしい取り組み」などと称賛する声が上がる一方、「これで授業が成立するはずがない」などと批判する声も上がった。J-CASTニュースは、授業中の鍋を許可する理由や大学教育のあり方について、増田さんに詳しい話を聞いた。 「迷惑をかけなければ授業中に鍋をやってもいい」 事の発端は、増田さんが2023年12月5日にXに投稿した2枚の写真だ。1枚目には卓上ガスコンロに置かれた具材入りの鍋が写っており、2枚目には学生たちで鍋を囲んで

                大学の授業中、学生が鍋を食べる...驚きの光景にSNS賛否両論 許可した教授が明かす「自由」めぐる深い理由
              • 【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【前編】

                MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 世界的に排外主義やポピュリズムの機運が高まりを見せる2019年の今、移民というイシューは様々な形で浮上している。政治的には極めて緊迫した状況が続く一方、文化的には移民(や移民のルーツを持つ)作家の生み出すアート表現や、彼らとのクロスオーヴァーで創出される表現が幾つもの新しい扉を押し開いている。例えばアメリカのポップ・ミュージックに目を向ければ、ここ数年はヒスパニック系の急激な人口増加に伴い「ラテン・レボリューション」とも呼ばれるラテン・ミュージックのブームが巻き起こっているし、2010年代のポップとなったラップ/ヒップホップは当然ながらアフリカ系アメリカ人が中心となった音楽だ。映画の世界ではキュアロ

                  【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【前編】
                • 「困ったら迷わず相談」この春、大学に入学される方はサークル選びには本当に気をつけましょう

                  京大職員同好会 @kusyokuin 京大に合格した人は、とりあえず、京大公認団体の「原理研究会(CARP)」には気を付けましょう。統一教会系のカルト宗教団体です。「幸せ度アンケート調査してます」等と言って声をかけてきます。なぜ公認団体なのかは謎です。京大職員にも分かりません。 2023-03-10 13:04:55 京大職員同好会 @kusyokuin 他大学にも原理研はあるのでご注意を。職業柄、他大の職員さんとも話すことがあるんですが、「うちでは原理研が公認団体なんですよ」と言うとかなり驚かれます。京大も入学案内で注意喚起をしてはいるんですが、公認取り消しには至っていません。宗教弾圧だ!と騒がれたくないからだという話は聞きます 2023-03-10 13:12:46 リンク 京都大学 文化系サークル 文化系サークル(98団体) 音楽部交響楽団 軽音楽部 音楽研究会 京大合唱団 グリーク

                    「困ったら迷わず相談」この春、大学に入学される方はサークル選びには本当に気をつけましょう
                  • 第1回 俺がやらなきゃ誰がやる | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                    著者: 輪島裕介 2022年にデビュー60周年を迎えた北島三郎。日本の演歌界をリードしてきた不世出の歌手の名前と、「函館の女」「与作」「まつり」といった代表曲を知らぬ人はいないでしょう。しかし、そのキャリアや音楽的功績について、どれだけの人が正しく認識しているでしょうか――。著書『創られた「日本の心」神話』で、演歌というジャンルの“起源”に鋭く斬り込んだ音楽学者が、「北島三郎とは何者か」という壮大な問いに挑みます。 音楽学者、北島三郎に挑む これから北島三郎について論じる。 いうまでもなく北島三郎は、現在日本で活動する演歌歌手のなかでおそらく最も有名な、そして圧倒的に「大御所」感が漂う歌手といえる。レコードデビューは1962年なので、今年2022年に60周年を迎える。1960年代の「なみだ船」「兄弟仁義」「帰ろかな」「函館の女」、さらに70年代後半の「与作」など多くの有名曲を持ち、東映の任

                      第1回 俺がやらなきゃ誰がやる | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                    • ブギウギの時代―笠置シズ子と服部良一の挑戦

                      黒澤明監督、三船敏郎初主演の『酔いどれ天使』の酒場のシーンで、踊り歌い、強烈な印象を残す「ブギの女王」笠置シヅ子。戦後の大ヒット曲「東京ブギウギ」は、ビールのコマーシャルなどを通じて、今でもなじみ深い。作曲家・服部良一とのコンビが近代日本の芸能史に刻んだ業績を、大衆音楽史研究の第一人者・輪島裕介氏と振り返る。 輪島 裕介 WAJIMA Yūsuke 大阪大学大学院人文学研究科教授(音楽学)。1974年金沢市生まれ。専門は大衆音楽研究、近現代大衆文化史、アフロ・ブラジル音楽研究。主な著書に『創られた「日本の心」神話―演歌をめぐる戦後大衆音楽史』(光文社新書、2010年/第33回サントリー学芸賞)。最新刊は『昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』(NHK出版新書、2023年8月)。 「ジャングル・ブギー」の衝撃 「ウワォ ワオウワオ」「私は雌ヒョウだ」とほえるように歌い、踊る女。黒澤

                        ブギウギの時代―笠置シズ子と服部良一の挑戦
                      • 「サンバが広く知られたきっかけはディズニーだった」マツケンサンバから学ぶブラジル音楽(まいしろ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        12月31日に放送される「第72回 NHK紅白歌合戦」の企画枠で「マツケンサンバⅡ」が歌唱される。 松平健が歌う楽曲のシリーズ「マツケンシリーズ」として2004年にリリースされた本楽曲は、一度聴いたら忘れられない陽気なメロディとインパクトのある演出で注目を集めた。 「サンバという名前だが実はサンバではない」ともいわれる「マツケンサンバⅡ」だが、そもそもサンバとは何なのか。『踊る昭和歌謡 リズムから見る大衆音楽』の著者として知られるポピュラー音楽学者の輪島裕介さんに「サンバとは何か」を伺った。 <輪島裕介プロフィール> 大阪大学大学院文学研究科教授(音楽学)。専門は大衆音楽研究、近現代大衆文化史、アフロ・ブラジル音楽研究。近年は台湾ほかアジア圏における日本ポピュラー音楽の受容などの調査研究にも力を入れている。著書に『踊る昭和歌謡~リズムからみる大衆音楽』(NHK出版新書)、『創られた「日本の

                          「サンバが広く知られたきっかけはディズニーだった」マツケンサンバから学ぶブラジル音楽(まいしろ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN

                          【はじめに】 昭和天皇崩御のちょうど1年前、日本の書店の局所で、『ホロフォニクス・ライブ』と題されたまがまがしい装丁のカセットブックがとぶように売れていた。そのカセットの中味は外装から連想できそうもない日常に付帯する音が収録され、定価は当時のミュージックテープの倍近い4800円。てっとり早くいえば、生活音のテープが高値でバカ売れしたのだ(!)。昨今、動画投稿サイトにひしめく「ASMR」コンテンツの系類の先祖(※註1)でもあるこのリリースを仕掛けたのは、古史古伝や神道霊学関連の文献を出版していた《八幡書店》だった(※註2)。これが呼び水となり、ヘンリー川原を名乗る音楽家が同出版社を訪れたことでひとつのストーリーが動きはじめる。 『ホロフォニクス・ライブ』カセット ヘンリー川原は福岡出身のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサーで、エンジニアリングも得意とし、90年代前半の短いあいだ、ア

                            立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN
                          • Yellow Magic Orchestraの海外進出の功績と、現代のアメリカ西海岸・カナダのインディーシーンからの再評価|s.tsujimoto

                            Yellow Magic Orchestraの海外進出の功績と、現代のアメリカ西海岸・カナダのインディーシーンからの再評価 はじめに 以下は私、辻本秀太郎が2018年3月に卒業論文として提出した論文を、内容そのままにnote用に少し修正・編集したものになります。約3年前に書いた論文ですが、久しぶりに覗いてみたところ面白く読めたのでPCで眠らせておくのも勿体ないと思い公開してみることにしました。テーマはYMOや細野晴臣の海外からの評価についての検証で、メインは2章と3章になっています(お急ぎの方は、序論のあと1章を飛ばして2章からどうぞ)。YMOがニューウェーブや電子音楽、ヒップホップに与えた影響はこれまで少なからず語られてきたかと思いますが、この論文では主に彼らがMac DeMarcoをはじめとする現代のアメリカ西海岸やカナダのインディーロックのシーンに与えた影響について、ミューザックやv

                              Yellow Magic Orchestraの海外進出の功績と、現代のアメリカ西海岸・カナダのインディーシーンからの再評価|s.tsujimoto
                            • 第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカビリーまで | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                              録音と実演の分裂――「はやり唄」から「はやらせ唄」へ 今回は、昭和初期における外資系レコード産業の日本市場参入と、「声はすれども姿は見えず」を特徴とする「流行歌」の成立について概観したうえで、そこから逸脱する雑多な実演に由来する要素が、戦後、部分的に取り入れられてゆく過程についてみてゆく。そのうえで、1962年の北島三郎のデビューを、そうした巷の芸態の流入と、レコード会社専属制度の動揺という文脈のなかに位置づけてみたい。つまり、サブちゃんの個人史ではなく、文化史および産業史に注目して、北島三郎登場の背景とその意義を探る、ということになる。 北島三郎の代表曲のレコードジャケット(著者私物、撮影・新潮社) 大正時代、関東大震災前後には、異種混淆的な実演に基づく音と声の表現の文化が形成されていた。浪花節、安来節(やすきぶし)、女剣劇、書生節、映画説明と和洋合奏、小唄映画、といった、在来の芸態に近

                                第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカビリーまで | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                              • 第7回 分裂――機械屋vs.レコード屋 | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                1963年、日本クラウンへ移籍 前回から間が空いてしまった。前回は、デビューから1963年の紅白初出場までを駆け足で辿ってきた。勢いがつきすぎて、きわめて重要なトピックに言及していなかったことに後から気づいた。 1963年の紅白初出場時には、北島三郎はすでに日本コロムビアの専属歌手から、新たに設立されたばかりの新会社・日本クラウンに移籍していたのだ。その経緯は後に詳述するが、レコード事業部長として常務取締役だった社歴40年の伊藤正憲(1900-1992)が、元大蔵事務次官の著名な財界人で、株主の意向でコロムビアに送り込まれた会長・長沼弘毅(1906-1977)と対立し、「勇退」させられたことにはじまる。伊藤を慕う有力な社員ディレクターたちは、彼の辞職を不服とし、彼らが担当する専属作家・歌手を引き連れて新会社・日本クラウンを設立した。そのなかに、五月みどりや守屋浩と並んで北島も含まれていた、

                                  第7回 分裂――機械屋vs.レコード屋 | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                • 上尾信也教授(上野学園大学)の論文盗作疑惑に反論します|吉田寛

                                  まず前提(三点)から。 (1)以下は前田氏(上野学園大学学長)への手紙のかたちで書かれていますが、現時点ではご本人に直接お届けする意思も機会もありません。私はこの問題を世間一般に知らしめるというより、ご本人に意見を申し上げたい(そしてできれば説得に成功して翻意していただきたい)ために、こういうかたちで書いています。 (2)私がこの問題の所在を知ったのはここ数日と、きわめて遅く、問題(すでに昨年九月に起こっていた)の経緯をきちんと把握していませんので、ひとまずの意見表明です。今後、新たな事柄が分かってくるなかで、意見や立場を修正・変更することはありえます。また、私は(元)音楽学者ではあっても、ルネサンス音楽史や音楽理論史の専門家ではないので、理解や判断に基本的な間違いがあるかもしれません。その場合はご指摘ください。そして、より専門が近い人達にもぜひサポートをしていただきたいです。 (3)以下

                                    上尾信也教授(上野学園大学)の論文盗作疑惑に反論します|吉田寛
                                  • 「スーパーマリオ」の音楽に関する初の論考本 日本語版発売 - amass

                                    「スーパーマリオブラザーズ」の音楽に関する初の論考本、日本語版『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命 近藤浩治の音楽的冒険の技法と背景』がDU BOOKSから7月7日発売。 ♪タラッタ、タラッタ~ すべてはここからはじまった。クラシックなどの学術論文を書いてきた音楽研究家が、わかりやすく解説。ゲーム・サウンドトラックの歴史を変えた近藤浩治の作曲術とは? ■『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命 近藤浩治の音楽的冒険の技法と背景』 アンドリュー・シャルトマン (著), 樋口武志 (翻訳), KenKen (解説) 2,500円(本体価格/税別) ISBN 9784866472041 発売年月 2023年7月 版型 B6 ページ数 200ページ(予定) 製本 並製 <内容> ゲーム音楽が芸術に昇華した瞬間――。 ジョン・レノン「イマジン」とともに、 アメリカ議会図書館にも登録! ♪タラッタ

                                      「スーパーマリオ」の音楽に関する初の論考本 日本語版発売 - amass
                                    • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

                                      〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

                                        Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化
                                      • ヒプマイは20年代に世界を制するコンテンツになる!?西寺郷太が語るヒプノシスマイクという「スタイル」の魅力【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(17)|FINDERS

                                        CULTURE | 2020/01/29 ヒプマイは20年代に世界を制するコンテンツになる!?西寺郷太が語るヒプノシスマイクという「スタイル」の魅力【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(17) 過去の連載はこちら いま最も勢いのある二次元コンテンツのひとつ「ヒプノシスマイク」。 全18名の有名声優たちが、渋谷... 過去の連載はこちら いま最も勢いのある二次元コンテンツのひとつ「ヒプノシスマイク」。 全18名の有名声優たちが、渋谷や新宿、大阪や名古屋など各地域に別れた6つのディビジョン(チーム)に分かれてラップバトルを繰り広げるという内容で、CD・ライブでの展開を中心にコミカライズ、アニメ・ゲーム・舞台など今後展開予定のコンテンツも含めてメディアミックスも多彩。楽曲提供陣はZeebra、Creepy Nuts、サイプレス上野などなど、現役で活躍するヒップホップアーティストを多数起

                                          ヒプマイは20年代に世界を制するコンテンツになる!?西寺郷太が語るヒプノシスマイクという「スタイル」の魅力【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(17)|FINDERS
                                        • 【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】

                                          2 #移民とカルチャー【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】 日本に移民文化は本当に存在しないのか? <前編はこちらから> ハン 「そもそも日本に移民文化は存在するのか?」という問いを投げましたが、私はいち在日コリアンとして、自分たちの文化を作れなかったという悔しさみたいなものがあるんです。そういう意味では、素朴にアメリカの黒人文化が羨ましかったりするところはあります。もちろんまったくないわけじゃないし、あと焼肉はあるかもしれないけど、自分にとってそこじゃないというか。 大和田 ハンさんがさっき言っていたように、歌謡曲の世界にもそういうアイデンティティを持つ人がいるということは、多くの人がなんとなくわかっていると思うんです。それは今まで表立って出てきませんでしたが、逆に言うと、今から在日というアイデンティティを軸としたカテゴ

                                            【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】
                                          • マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画の真偽に迫る!【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(10)|FINDERS

                                            CULTURE | 2019/06/24 マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画の真偽に迫る!【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(10) 過去の連載はこちら マイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑に迫った告発ドキュメンタリー『Leaving Neverland... 過去の連載はこちら マイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑に迫った告発ドキュメンタリー『Leaving Neverland』は今年1月のサンダンス映画祭で初公開された後、3月にアメリカのケーブルテレビ局HBOで放送され、その内容を巡って世界中で物議を醸した。日本でも6月7日よりNetflixで日本語字幕付きで配信されている。そこで今回、日本屈指のマイケル・ジャクソン研究家である西寺郷太さんに、ドキュメンタリー映画の内容も含めて、一連のマイケル騒動についてズバリ聞いてみた。 聞き手:米田智彦 文・構成:久保田泰平 写真:

                                              マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画の真偽に迫る!【連載】西寺郷太のPop’n Soulを探して(10)|FINDERS
                                            • 第3回 在地音楽への道――「アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソン、そして日本には艶歌がある」 | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                              考える人 > 連載一覧 > 北島三郎論 艶歌を生きた男 > 第3回 在地音楽への道――「アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソン、そして日本には艶歌がある」 なぜ北島三郎なのか 前回私は、1960年代後半以降の新左翼的な思潮を背景に五木寛之が定式化した、「日本人の、弱さや、貧しさや、哀しさや、おろかさ」の表現としての艶歌という図式を逆転させて、「日本に限らず世界中の庶民の、強さと、豊かさと、陽気さと、賢さ」の表現として北島三郎の歌を捉える、と述べた。さらに、そこに暗示される「ありえたかもしれない艶歌」の姿を通じて、近代日本大衆音楽史の通念的な見方自体に挑戦したい、と宣言した。 今回は、その無謀な試みに着手するにあたって、私の立場と問題関心を示し、そこに我らが北島三郎を位置付けてみたい。北島三郎という個人の天才を崇拝する、ということではなく、「巷の歌」を歌う流し出身のレコード歌手が1960

                                                第3回 在地音楽への道――「アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソン、そして日本には艶歌がある」 | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                              • ポップ・ミュージックを語る10の視点 – アルテスパブリッシング

                                                ★4刷決定! 8月上旬から出荷開始します!★ いま音楽を語るときに私たちが語ること── 注目の論客たちがポップ・ミュージックの現在を 多角的に論じた刺激的な連続講座、待望の書籍化! 〈music is music〉レクチャー・シリーズは、 投資家/コンテンツ・プロデューサーのマスヤマコム(桝山寛)と 音楽プロデューサーの牧村憲一のプロデュース、 『文化系のためのヒップホップ入門』著者の大和田俊之のコーディネイトによって、 2016年から18年にかけて東京・渋谷で開催されました。 登壇したのは、すぐれた耳とシャープな視点を持って音楽に取り組んでいる プロデューサー(冨田ラボ)、ジャズ作・編曲家(挾間美帆)、 音楽学者(南田勝也、増田聡、細馬宏通、永冨真梨、輪島裕介、大和田俊之)、 ライター/ジャーナリスト/評論家(柳楽光隆、渡辺志保)の実力派10人。 最新型のジャズ、アメリカのヒップホップ、

                                                  ポップ・ミュージックを語る10の視点 – アルテスパブリッシング
                                                • 大学入学の春、初めて学んだのはケンカのコツだった。 - 今夜はいやほい

                                                  久しぶりに大学への通学に使っていた電車に乗っていた。もう大学生活が10年ほど前になってしまった。あっという間のことだった。 入学式は、桜が咲いていたような気もするし、散っていたような気もする。一年間、浪人していて、コミュニケーション能力を喪失していた僕は、大学の門の前の人だかりに怯えていた。皆、一様にエネルギーを持て余し、途方もなく元気そうに見えた。僕は慣れないスーツがコスプレのように感じられて居心地が悪かった。予備校時代、唯一の友人が同じ大学に進学していたので、連絡をした。 友人はほどなくして現れ、二人で写真を撮った。友人は、じゃ、がんばろうなと言ってどこかへ行ってしまった。大学生活が始まるのだ。過去にすがっている場合ではないと後姿は言っているようだった。 キャンパスを歩く。ペーパレスやSDGSなどという観念がない時代だったので、投げ捨てられるようにビラがまかれていた。手には7~80枚近

                                                    大学入学の春、初めて学んだのはケンカのコツだった。 - 今夜はいやほい
                                                  • 第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                                    第1回はこちら 承前:連載の意図 本連載で私が試みるのは、演歌(というよりここはあえて「艶歌」と表記したい)を、「北島三郎的なもの」として再想像、もっといえば再創造する、ということだ。 北島三郎が演歌歌手なのは当たり前だ、何をいまさら、と思われるかもしれない。そうではなく、北島三郎を論じることを通じて、私がかつて明らかにした演歌ジャンルの枠組を、かなり根底的に修正し、あるいは転覆させようという大それた野望を持っているのだ。 つまり、演歌ジャンル確立期のいわば原義である夜の巷の流し、つまり艶歌師とその歌を体現する存在として北島三郎をとらえ、それを、1970年代以降の演歌ジャンル(のみならずアイドルを含む日本の大衆歌謡のかなりの部分)において強い規範、または呪縛となってきた「五木寛之=藤圭子的な演歌(艶歌、怨歌)像」に対するオルタナティヴとして提示する、というのが本連載における私の目論見だ。

                                                      第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                                    • 西寺郷太 小説「'90s ナインティーズ」 #1|文藝春秋digital

                                                      第一章 Once Upon A Time In SHIMOKITAZAWA 1994年・冬 - 1995年・春 (1)聖地 下北沢ビッグベンビルの地下階段を一歩ずつ降りてゆくごとに、これまで体験したことのない異常な熱気と、自分を待ち受ける未来に対するほのかな「予感」が全身を包みこんだ。 1995年4月22日土曜日夕刻。 この2日後にはオアシスの〈サム・マイト・セイ〉がリリースされている。夏には彼らの人気を不動のものとした〈ロール・ウィズ・イット〉と、ブラーの〈カントリー・ハウス〉が同日発売。「ブリット・ポップ戦争」などとも言われた若きギターバンド達の狂騒の余波が、東京で最も鮮烈に届きスパークしていた場所。それこそが、前年に開店したばかりのライヴハウス「CLUB Que」だった。僕は、今まさに、初めて訪れる噂の「聖地」に足を踏み入れようとしていた。 10代から20代の音楽ファンでぎっしりと会

                                                        西寺郷太 小説「'90s ナインティーズ」 #1|文藝春秋digital
                                                      • 皆川達夫さん帰天 ラジオ「音楽の泉」解説、「オラショ」とグレゴリオ聖歌のつながりを研究 - クリプレ

                                                        立教大名誉教授の皆川達夫(みながわ・たつお)さんが19日、老衰で帰天した。92歳。葬儀は近親者で営む。喪主は長男の瑞夫(みつお)さん。カトリック碑文谷(ひもんや)教会員。 中世・ルネサンス音楽研究の第一人者で、中世音楽合唱団を主宰。65年から85年までNHKFM「バロック音楽のたのしみ」、88年から今年3月29日までNHKラジオ第1放送の「音楽の泉」に出演して解説を担当していた。2011年にはテレビ「題名のない音楽会」に出演して、箏(こと)の名曲「六段」(八橋検校作曲)がグレゴリオ聖歌の「クレド」(信仰宣言)を基にしているとの研究成果を披露している。 1927年、東京生まれ。51年、東京大学文学部西洋史学科卒業。53年、同大学院修了。55~58年、コロンビア大学とニューヨーク大学に留学。62~64年、ドイツとスイスに留学。68~93年まで立教大学教授のほか、東京大学や東京芸術大学、慶応義塾

                                                          皆川達夫さん帰天 ラジオ「音楽の泉」解説、「オラショ」とグレゴリオ聖歌のつながりを研究 - クリプレ
                                                        • 【月イチ宮台】黒川弘務問題と新型コロナ問題にみる日本の劣化|2020.05.12放送 - MIYADAI.com Blog

                                                          MIYADAI.com Blog (Archive) > 【月イチ宮台】黒川弘務問題と新型コロナ問題にみる日本の劣化|2020.05.12放送 « 文字起こし:文化放送サキドリ!|日本人と日本政府のダメさ & 誰が生き残るか? | 【大竹メインディッシュ】なぜ日本は確実に終わるのか?|2019.12.11[コロナ前] » 【月イチ宮台】黒川弘務問題と新型コロナ問題にみる日本の劣化 JAM The World | J-WAVE|2020.05.12(火)放送 青木理さん:ジャーナリスト 宮台真司 :社会学者/東京都立大学教授 (文字起こし:立石絢佳さん Twitter:@ayaka_tateeshi) ※若干の語句の変更と補いがあります ▶️『#検察庁法改正案に抗議します』は安倍のヘタレっぷりが招いた結果 (前半) 青木理(以下、青木): 今夜は火曜日の月一恒例企画になりました「月イチ

                                                          • 第4回 「音盤=音楽」からこぼれてしまうもの | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                                            「西洋とそれ以外」の再生産 前回は勢いまかせにかなり大きな話をしてしまったので、端折ったところも多く、われながら説明不足の感は否めない。先行研究と学説史の迷宮に入り込まない程度に文脈を補足したうえで、日本におけるレコード会社製流行歌の具体的な形成過程を参照しながら、「在地音楽としての艶歌」という本連載の主題の可能性と困難について考えてみたい。 北島三郎の代表曲のレコードジャケット(著者私物、撮影・新潮社) 前回の結論として私は次のように記した。 サブちゃんの決まり文句、「アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソン、そして日本には艶歌」を、「韓国にはトロット、タイにはモーラム、インドネシアにはダンドゥット、ナイジェリアにはアフロビート、モロッコにはグナワ、コロンビアにはクンビア、マルティニークにはズーク(以下略)、そして日本には艶歌」のように拡張し、その音楽と実演の魅力を、欧米に留まらず世界

                                                              第4回 「音盤=音楽」からこぼれてしまうもの | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                                            • 音の本を読もう - 株式会社ナカニシヤ出版

                                                              音と芸術をめぐる新鮮な考えかた、語りかた、聞きかたを見つけるために―― 音と芸術をめぐる本、40冊についての書評、気鋭の論者たちが80冊以上を紹介しながら、サウンド・スタディーズの現在を検討する座談会を収録。サウンド・スタディーズとサウンド・アート研究の動向、広がり、そして、その来し方、行く末を一望できる、音について考えたい人のための画期的なブックガイド この本は2010年以降に出版された音と芸術をめぐる著作の書評を集め、学術や批評の場でこのテーマが近年どのように語られてきたのかをまとめている。音というだけでは広すぎるので芸術という枠をつけて、編者の私を含めて22名の著者による40本の書評を集めた。〔…〕 この本の章立てはすべての原稿が揃ってから決め〔…〕多くのサウンド・スタディーズ系アンソロジーを参考にした。まず重視したのは、既存の領域のリンクである。音と芸術というテーマを一つの領域と見

                                                                音の本を読もう - 株式会社ナカニシヤ出版
                                                              • 曲の理解に必須のコンセプト!「平行調」をわかりやすく - Phonim Music

                                                                平行調は作曲するときや即興演奏するときに知っておくと便利な概念です。 ここでは平行調とは何かをできるだけわかりやすく説明したいと思います。 ‍ <この記事を書いたひと> 日比 美和子(ひび みわこ) ‍ 東京藝術大学大学院在学中に、日本学術振興会の支援を得てニューヨークのコロンビア大学大学院にて音楽理論を学ぶ。2013年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。博士(音楽学)。2015 年渡米。NY、LA、SFを経て現在アーバイン在住。私立学校で講師を務める傍ら、曲目解説や CDライナーノーツの執筆、米国の主要都市でクラシック音楽のレクチャーを行う。共著『ハーモニー探究の歴史―思想としての和声理論』音楽之友社より出版(2019年)。 ‍ ‍ 平行調とは‍ 平行調は英語ではRelative Keyといいます。 日本語では平行と訳されていますが、Parallel ではないのでご注意を。

                                                                  曲の理解に必須のコンセプト!「平行調」をわかりやすく - Phonim Music
                                                                • アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 | - 香月 孝史(編著)…他2名

                                                                  書評あり アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 社会一般 香月 孝史(編著) / 上岡 磨奈(編著) / 中村 香住(編著) 四六判  228ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7449-6 C0073 在庫あり 書店発売日 2022年07月25日 登録日 2022年06月22日 紹介「恋愛禁止」と異性愛規範、「卒業」制度に表れるエイジズムなど、アイドルというジャンルは演者に抑圧を強いる構造的な問題を抱え続けている。アイドルの可能性と問題性について、手放しの肯定でも粗雑な否定でもなく、「葛藤しながら考える」ための試論集。 解説今日、アイドルは広く普遍的な人気を獲得し、多様なスタイルや可能性をもつジャンルとしても注目されている。しかし、同時に多くの難点を抱え込んでいることも見過ごせない。 暗黙の「恋愛禁止」ルールとその背景

                                                                    アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 | - 香月 孝史(編著)…他2名
                                                                  • 日本文化に特有の「間」が脳機能に与える影響とは? – 音楽と脳の関係を科学的に探求する

                                                                    音楽と脳の関係とは? 脳は音楽をどのように聴いているのでしょうか? 近年、世界中の研究機関によってこの疑問が徐々に解き明かされつつあります。音楽は言語のように、その地域特有の文化を象徴しますが、それと同時に、地域や言語に関わらず誰でも享受することのできる「世界共通言語」でもあります。このように、言語の発達的起源を理解をするうえでも、音楽と脳の関係は重要なテーマとなっています。 たとえば、特別な音楽教育を受けてきたような音楽家は脳の聴覚機能が発達しており、それに伴って言語聴覚機能も向上すると報告されています。しかし、これまで明らかにされてきたことのほとんどが一般的な西洋音楽理論に基づいた音楽(クラシックやポップス)に関わることであり、日本伝統音楽の「邦楽」(雅楽等)がヒトの脳にどのような効果をもたらすのかに関してはほとんど注目されてきませんでした。 我々は、この日本伝統音楽の学習を特別に訓練

                                                                      日本文化に特有の「間」が脳機能に与える影響とは? – 音楽と脳の関係を科学的に探求する
                                                                    • 馬場武蔵<br>現代音楽の空白を埋める仕事人【前編】

                                                                      タグ imdkm柴田俊幸有馬慶本田裕暉東端哲也松山晋也松平敬松村正人柿沼敏江布施砂丘彦永井玉藻池田卓夫白沢達生細田成嗣鉢村優長屋晃一平岡拓也岡田暁生Pause Catti原典子かげはら史帆ヤマザキマリ八木宏之八木皓平加藤浩子加藤綾子吉原真里小阪亜矢子國枝志郎坂入健司郎大谷隆之小室敬幸小宮正安小島広之小林沙友里香原斗志 text by 小島広之 photo by Azumax 馬場武蔵は、大学在籍時からベルリンを拠点に、はじめはトロンボニストとして、今では指揮者として活躍している。欧州随一の現代音楽演奏集団であるアンサンブル・モデルンのアカデミー生として学び、様々なオーケストラ、音楽祭で指揮を務めている。ハンス・アイスラー・フォーラム現代音楽賞をはじめ受賞歴も豊富だ。そのレパートリーの中核をなすのは現代音楽であると言ってよいだろう。 私が馬場武蔵という指揮者を知ったきっかけは、2018年にト

                                                                        馬場武蔵<br>現代音楽の空白を埋める仕事人【前編】
                                                                      • Interview | TOMAHAWK | Duane Denison | AVE | CORNER PRINTING

                                                                        ヴォーカルにMike Patton(FAITH NO MORE)、ギターにDuane Denison(THE JESUS LIZARD)、ドラムにJohn Stanier(HELMET, BATTLES)、そしてベースにはMR. BUNGLEやFANTÔMASなどでMikeと活動を共にするTrevor Dunnと、オルタナティヴ・ロックの精鋭が集った文字通りのスーパー・バンドTOMAHAWKが、8年ぶりのニュー・アルバム『Tonic Immobility』をリリースした。前々作『Anonymous』ではネイティヴ・アメリカンの音楽を取り入れるなど、先鋭的な要素も十分に持つバンドだが、最新作では“Stanierが叩き、Pattonが歌うTHE JESUS LIZARD”と形容したくなるような超獣合体ぶりを感じさせる瞬間も多く、各自の所属バンドが往年に聴かせたサウンドを愛するリスナーにズキュン

                                                                          Interview | TOMAHAWK | Duane Denison | AVE | CORNER PRINTING
                                                                        • 音楽本の面白さを広めたい! 「音楽本大賞」の創設に力を貸してください! | MOTION GALLERY

                                                                          「音楽本大賞」について わたしたちは2023年から、「音楽本大賞」をスタートいたします。2022年に発売された、音楽をテーマとする書籍のなかから、大賞作ほかを選んで顕彰し、賞金も贈呈します。 主催は「音楽本大賞実行委員会」。実行委員会には発起人として鈴木茂、木村元、河西恵里、岸本洋和の編集者4人が個人として集まり、サイト運営スタッフとして山崎圭資が加わって運営します。 選考委員長は、『サウンド&レコーディング・マガジン』誌で長年、幅広い分野にわたる音楽本を数多くレビューしておられる音楽家の横川理彦さんにお引き受けいただきました。 第1回の選考委員は、大和田俊之さん、小室敬幸さん、松平(工藤)あかねさん、渡邊未帆さんに務めていただきます。 本を対象とする賞はたくさんありますが、出版社や業界団体が主導する既存の賞とは性格を異にするいくつかの賞——本屋大賞(2004年〜)、サッカー本大賞(201

                                                                            音楽本の面白さを広めたい! 「音楽本大賞」の創設に力を貸してください! | MOTION GALLERY
                                                                          • EMS VCS3 〜 【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Episode Zero - 序奏 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

                                                                            nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka そう、シンセとは何であろう? 生楽器のものまね? 既存楽器の代用? アコピ、エレピ、オルガンの音が良ければ、キーボードは売れるという。まさに三種の神器。でもシンセって、そんなお約束の様式美でいいのか? 電子楽器は、もっと既存の束縛から自由な、しがらみの無さが良かったんじゃないのか? 聴いたことがない音、分類不能な音がしてこそ、シンセの本懐ではなかったか? 使える音、使えない音なんて関係あらへん! シンセはシンセ独自のアイデンティティを追求すべきではなかったのか? 未来に挑むカンブリア紀の大爆発シンセたち。それら、へんてこなシンセたちこそ、本当に宇宙の挑戦を受けて立つ

                                                                              EMS VCS3 〜 【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Episode Zero - 序奏 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
                                                                            • デジタルゲーム研究 - 東京大学出版会

                                                                              電子回路をもつゲームであるデジタルゲームを知覚や認知、ゲームプレイ、メディア、音、eスポーツ、文化資源などの視点から多面的に論じつつ、さらには大塚英志と東浩紀による「ゲーム的リアリズム」論争をも詳細に跡付ける、日本のゲーム研究を牽引する著者によるゲームを考えるための必読文献。 序――ゲーム研究とはどういうものか 1 ゲーム研究の誕生 2 ゲーム研究前史 3 「それ自体のため」のゲーム研究 4 ルドロジー 5 ルドロジーとナラトロジーの調停? 6 イェスパー・ユールと「ハーフリアル」 7 アンソロジーから入門書、基礎文献へ 8 コンピュータメディアのもつ意義 9 デジタルとアナログ 10 デジタルゲーム――名称と歴史 I 知覚と認知――プレイヤーはゲームをどう感じるのか 第1章 スクロール 1 デジタルゲームの感性学に向けて 2 スクロール登場以前のビデオゲーム 3 スクロールの基本的パター

                                                                                デジタルゲーム研究 - 東京大学出版会
                                                                              • 『昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』輪島裕介さん×『落語に花咲く仏教』釈 徹宗さん対談―”大阪音曲巡礼”【後編】|本がひらく

                                                                                『昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』輪島裕介さん×『落語に花咲く仏教』釈 徹宗さん対談―”大阪音曲巡礼”【後編】 近世以来、庶民の娯楽や祈りのバックボーンを支えてきた大阪の音曲。「地」に根づいた音楽・笑い・語りの歴史と可能性について、『昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』を上梓した輪島裕介さんと、上方の芸能にも詳しい宗教学者の釈徹宗さんが縦横無尽に語りました。後編も、西洋と日本の音楽観の違いから始まり、日本のアイドルのあり方の特殊性や、後年の笠置シヅ子とロックスターのエピソード、大阪人のコミュニケーションまで話題は広がって……。 ■街に花咲く音楽輪島 釈先生が『落語に花咲く仏教』の中で、日本の音曲は三層構造になっていると書かれていました。非常にメロディアスに音楽的に歌う部分と、言葉で語る部分と、最後の最後にある種の社交があって事が収まると。これは、なるほどと思いま

                                                                                  『昭和ブギウギ 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』輪島裕介さん×『落語に花咲く仏教』釈 徹宗さん対談―”大阪音曲巡礼”【後編】|本がひらく
                                                                                • NHKおかあさんといっしょ✨人気うたのおねえさんランキング♪ - ラクラクブログ rakuraku.com

                                                                                  3位:茂森あゆみさん 3位は17代目うたのおねえさんを務めた茂森あゆみさん。 あゆみおねえさんは武蔵野音楽大学 声楽科在学中だった1993年から、6年にわたって番組に出演。 “けんたろうおにいさん”こと速水けんたろうさんと共に歌唱した『だんご3兄弟』が爆発的ヒットを記録しました。 現在は歌手として活動しており、プライベートでは2男1女のお母さんです。 巷では、「自分が子どものころにずっとみていた歌のお姉さん」 「声が可愛くて元気が伝わってくる感じが良かったから」 「だんご三兄弟が流行ってとても印象に残っている」 などの声が寄せられました。 2位:小野あつこ 2位には21代目うたのおねえさん・小野あつこさんがランクイン。 あつこおねえさんは、東京音楽大学大学院 音楽研究科 声楽専攻の卒業と同時にうたのおねえさんに就任。 2016年4月から6年間番組に出演しました。 コロナ禍では、子どもたちの

                                                                                    NHKおかあさんといっしょ✨人気うたのおねえさんランキング♪ - ラクラクブログ rakuraku.com