自民党の杉田水脈衆院議員がブログなどでアイヌ民族を侮辱的に表現した問題について、札幌法務局が「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田議員側に人権尊重への理解を求める「啓発」を行ったことが19日、分かった。法務局に人権救済の申し立てをしていた当事者らが明らかにした。...
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
SNSなどでは、アイヌ民族のあれやこれやに対し事実誤認や偏見に基づく暴言や誹謗中傷、ヘンテコな誤解が呟かれている。実際にはその先には当事者がいて、それらの暴言や誹謗中傷によって傷つく人がいる。気軽に呟くその言葉はそのままヘイトスピーチにつながっていることも多い。 本noteはそれらの事実誤認に応えるために開設した。心当たりのある方は悪意のある言説に乗せられ、犯罪者にならないためにもお読みください。 ※ここではアイヌに対して日本のマジョリティである日本民族、和人を「和民族」と統一して表記します。 アイヌ民族は北海道の先住民族ではない、のか?まずは、先住民族とは?、というところから始めよう。 「先住民族とは一地域に、歴史的に国家の統治が及ぶ前から、国家を構成する多数民族と異なる文化とアイデンティティを持つ民族として居住し、その後、その意に関わらずこの多数民族の支配を受けながらも、なお独自の文化
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、北海道登別市の団体がアイヌ民族に伝わる魔よけの文様を刺しゅうしたマスクが人気を集めています。 アイヌ施策を担当する菅官房長官が、今月7日の記者会見で着用して話題を呼びました。 菅官房長官は会見で「登別のアイヌの方から頂戴したもので、手作りだということだ。刺しゅうの文様には病気を体に入れないという魔よけの願いが込められていると伺っている。お守りを兼ねてアイヌ文化の発信にも資することから着用させていただいている」と述べました。 マスクはすべて手作りで、木綿とさらしを縫い合わせた1枚のマスクにアイヌ文様を刺しゅうするのに1時間はかかるということです。 刺しゅうの文様は、アイヌ語で「とげ」を表す「アイウ※シ」と、渦巻き状の「モレウ」を組み合わせたもので、とがった文様には病気を体に寄せつけない魔よけの願いが込められているということです。 また、チェーンステッチの
Published 2022/12/08 17:41 (JST) Updated 2022/12/08 17:53 (JST) アイヌ民族や学者らでつくる市民団体「アイヌ政策検討市民会議」(札幌市)は8日、北海道庁で記者会見し、ブログにアイヌ民族をやゆする投稿をした杉田水脈総務政務官の罷免を求める意見書を岸田文雄首相や松本剛明総務相らに送付したと明らかにした。 意見書では「マイノリティーを攻撃する杉田氏のヘイトスピーチ、それを容認、拡散し続ける政府の振る舞いを看過できない」と強調。「杉田氏の留任は岸田内閣がマイノリティーを差別する政権だと内外に示すことになる」と訴えた。その上で、杉田氏が当事者に直接謝罪する場を設けるよう求めた。
7年前、自民党の杉田水脈衆議院議員がみずからのブログなどでアイヌ民族を差別する投稿を行ったことについて、札幌法務局は人権侵害にあたると認定し、議員側にアイヌ文化を学び、発言に注意するよう啓発を行ったことが分かりました。 杉田衆議院議員は平成28年、みずからのブログやSNSに国連の会議に参加したときのことについて、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿しました。 この投稿について、会議に参加したアイヌの女性が「侮辱であり、人格を否定しておとしめる差別的な内容だ」として、ことし3月、札幌法務局に人権救済を求める申し立てを行いました。 女性によりますと、法務局が投稿について調査を進めた結果、「人権侵犯の事実があった」と認定し、今月、議員側にアイヌ文化を学び、発言に注意するよう啓発を行ったということです。 札幌法務局はN
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
――専門家や現地への取材を重ね、作品を描く中で、自然環境にまつわる印象的なことはありますか。 連載初期のころに面白いなと思ったのが、サケの皮で作った靴です。 「ゴールデンカムイ」では、ちょうど4月から放送中のアニメ第4期でチカパシという男の子が履いています。明治後期生まれの砂沢クラさんというアイヌの女性のご著書に、小学校の時に履いていたとありましたので、その頃までは使われていた地域があったということですね。 サケの皮の靴を履くアイヌの男の子チカパシ ©野田サトル/集英社 この靴、ヒレの部分が靴底にあって、雪道の滑り止めになるんですが、寒さで靴自体がカッチカチになるのでストーブで柔らかくしようと置いておくと犬に食べられるという、なんとも悲しくも可愛らしい話がありました。 僕は手元にサケ皮の靴の資料が欲しくて、二風谷の工芸家の方に作って頂こうと頼んだのですが、「もう現代のサケでは大人用の大きな
新著で、近江商人らに生活を奪われたアイヌ民族の苦難について焦点を当てた駒井さん(高島市安曇川町北船木) 滋賀県高島市の近江商人研究家駒井正一さん(69)=安曇川町北船木=が、新著「アイヌ民族の戦い-知られざるアイヌ民族の戦いの真相」を自費出版した。江戸時代、北海道に進出した近江商人らに、生活を奪われたアイヌの人々の苦難に焦点を当てている。 駒井さんは元中学校教諭。近江商人だった先祖の足跡を探ろうと、1981年から研究を始めた。近江商人とアイヌ民族の関わりについては、94年ごろから調べ始め、2005年には、幕末期に北海道で漁業経営をしていた近江商人が、アイヌ民族を雇用したことを裏付ける当時の約定証文を、道立図書館北方資料室(江別市)で発見した。 これらの文献を基に、近江商人が道内での漁業経営を通じて富を増やした一方で、アイヌの人々を低賃金で雇い、不平等な物々交換をしていた実態を「近江商人の漁
このたび専門外にも関わらず、『解放社会学研究』35, (2022) pp. 7-32に標記の論文を(査読を経て)掲載していただきました。こちらの論旨が伝わる程度にはなんとか論文の字数制限内に入れることができましたが、書き残したこともかなりあるので、いくつか補足説明をします。 まず、最初に問題にしたいのは、2014年に公刊された的場光昭による『アイヌ民族って本当にいるの?金子札幌市議「アイヌ、いない」発言の真実』(展転社、2014)に「五 これだけの科学的証拠、“アイヌが先住民族”のウソ」という章が設けられていることです。そもそも先住民族というのは人権問題における用語であり、政治的なイッシューです。歴史によって規定されるため「科学」が入り込む余地は本来ありません。近現代における蝦夷地・北海道でのアイヌ史を概観するだけで先住民族に該当することは明白です。つまり、問題設定から詭弁を用いているとい
Published 2022/11/30 22:08 (JST) Updated 2022/11/30 22:26 (JST) 杉田水脈総務政務官がブログに「アイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などとアイヌ民族をやゆするような投稿をしていたことについて、アイヌ民族の詩人で古布絵作家宇梶静江さんは投稿を読み「6年前の文章だとはいえ、過去のこととしてはいけない。民族や文化、生活の営みの違いを無視したものの見方だ」と強く批判。国会議員で総務政務官という立場を踏まえ「絶対に許されるべきではない」と憤った。 平取アイヌ協会の木村英彦会長は「文面だけで差別だと断罪はできない」としつつ「政治家としての資質を問う声もあるのではないか。自身の見解を示すなど何らかの総括はするべきだ」と注文を付けた。
日本テレビは12日、同局系の情報番組「スッキリ」でアイヌ民族を傷つける不適切な表現があったとして、同日のニュース番組内でおわびした。 【写真】12日放送の問題のあったコーナー。「ここで謎かけをひとつ」というテロップと言葉に続き… 問題の発言は、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の番組を紹介するコーナーであった。アイヌ女性のドキュメンタリー「Future is MINE ―アイヌ、私の声―」を紹介した後、お笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」と謎かけをした。番組の放送後、SNS上などで「本当に許されないこと」などと批判の声が多く上がった。 北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナ●(小文字のシ)准教授によると、民族名に「犬」という言葉をかけて、侮蔑することは昔から続いてきたという。「放送を見て、集中力が下がって仕事が手に
BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は21日、審議していた日本テレビ「スッキリ」に関して、放送倫理違反があったとする委員会決定を発表した。 【写真】アイヌ民族に対する発言を謝罪した脳みそ夫 3月12日に放送した「スッキリ」のコーナー「週末オススメHuluッス」で、アイヌ民族の女性を描いたドキュメンタリー作品を紹介した際、出演タレントが「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は。あ、犬」という謎かけのコメントをしたことについて、委員会は、差別的な表現であり放送倫理違反の疑いがあるとして、該放送局に報告書と同録DVDを求め協議し、差別的な表現であり放送倫理違反の疑いがあるとして、4月の委員会で審議入りを決め、議論を重ねてきた。 審議の結果、本件放送はアイヌ民族に対する明らかな差別表現を含んだもので、オンエアに至った背景には、収録動画の最終チェック体制が極めて甘く、ア
26日放送の日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』(月~金 前8:00)で、今年3月の放送でアイヌ民族について不適切な表現を使った件に触れ、番組内で謝罪し経緯を報告した。 【画像】直筆の文章で謝罪した脳みそ夫「これを機に勉強していきたい」 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は7月21日、今回の問題について「放送倫理違反があった」との意見を発表している。 同局執行役員の山田克也情報・制作局長は「3月放送の『スッキリ』で、アイヌ民族の皆さまを深く傷つける差別表現がありました。アイヌ民族の皆さま、関係者の皆さま、視聴者の皆さまに深くおわび申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。「先月出されたBPOの意見書では『放送倫理違反があった』と厳しく指摘されました。日本テレビでは皆さまのご意見を真摯に受け止め、二度と同じようなことが起こらないように番組制作に努めてまいります。この
自民党の杉田水脈・衆議院議員のアイヌ民族などに対する差別的な投稿をめぐり、人権救済を求める申し立てを行った女性が、立憲民主党の会合に出席し「人をおとしめる議員を許してはならない」と訴えました。 アイヌ民族や在日コリアンの女性に対する杉田水脈衆議院議員のブログなどでの投稿について、札幌法務局や大阪法務局は人権侵犯と認定しました。 このうち、札幌法務局に申し立てを行ったアイヌ民族の女性が15日、立憲民主党の会合に出席し「アイヌであることを理由に差別を受け、これまで状況を改善する運動に携わってきた。人をおとしめる議員や差別を許してはならない」と訴えました。 一方、杉田氏がその後、インターネット番組で、アイヌ政策に関する支援事業で公金使用に不正があると指摘したことについて、内閣官房の担当者は、平成22年に公金の不適切な執行があったことを認めたうえで、その後、再発防止策が講じられ、現在は不正はないと
杉田水脈総務政務官は2日に性的少数者やアイヌ民族を巡る過去の投稿の一部を撤回して謝罪したものの、差別表現とは認めなかった。杉田氏の言動を問題視してきた道内の関係者らには「謝罪になっていない」との批判が渦巻いた。 性的少数者の当事者団体「北海道LGBTネットワーク」の桑木昭嗣代表は「(月刊誌の記述から)4年もたち、総務相に言われてようやく謝るなんて。全く誠意を感じない」と憤る。団体は2018年、杉田氏の侮蔑発言に抗議するため設立したといい、「発言の真意が明かされていないことも問題だ。可能なら杉田氏には今すぐ議員を辞めてもらいたい」と語った。 札幌市の多原良子さんは、札幌アイヌ協会の女性2人と16年にスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会に参加した時の様子を中傷された。「政府の要職にある人がこんな人権感覚を持っているとは本当に恐ろしい。杉田氏の更迭を拒む政府・与党も、人権と差別について学び、意
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何のための制度なんだろう? ランキング参加中社会 札幌法務局が杉田水脈議員ブログをアイヌ民族差別・人権侵犯と認定 札幌アイヌ協会の多原良子が法務局に人権侵犯の救済を申し立て 杉田水脈ブログ原文「【日本国の恥晒し】流石に怖かった今回の国連」 杉田水脈議員ブログの文章と写真の同定可能性について 際限なく広がる「人権侵犯事案」:他方で「汚染水・汚染魚」などは野放しか? 札幌法務局が杉田水脈議員ブログをアイヌ民族差別・人権侵犯と認定 杉田水脈議員のアイヌ民族差別投稿 人権侵害と認定 札幌法務局 2023年9月20日 12時28分 NHK 7年前、自民党の杉田水脈衆議院議員がみずからのブログなどでアイヌ民族を差別する投稿を行ったことについて、札幌法務局は人権侵害にあたると認定し、議員側にアイヌ文化を学び、発言に注意するよう啓発を行ったことが分かりました。 杉田衆議院議員は平成28年、みずからのブログ
▽テレビ番組でアイヌ民族を侮辱するような発言があったとして波紋が広がっている。テレビを見ていないのでインターネットで情報を得る程度なのだけど、お笑い芸人がアイヌの女性を扱った映像に対しての発言が問題を引き起こしたらしい。 この作品とかけまして動物を見つけたととく、その心は、あ、犬 アイヌの人を犬に例えたわけだけど、先日もオリンピックの演出でタレントを豚に例えようとして問題になった。昔だったら笑いを取る常套手段としてあり得たのかもしれないが、最近は人を傷付けるような発言や行動はしないということが当たり前になってきている。黒人を真似る際に顔を黒塗りにすることも今ではアウトなので、ラッツ&スターも現代なら同じ格好では活動できない。 人を傷付けるような発言、行動をしてはいけないというのは、よくよく考えれば当たり前のことだ。けれど、誰も傷付けないことはなかなか難しく、褒めたつもりでも当人にはコンプレ
こんばんは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。 今回は『【DNA】縄文人と弥生人による古代史は、DNAによって解明されている?アイヌ民族先住説はウソ?』について解説させていただきたいと思います。 【目 次】 タップできます 日本人はどこから来たのか? アイヌ民族先住説はウソ? DNAで自分の祖先がわかる! まとめ 日本人はどこから来たのか? 人の種類の歴史は生物学的にいうと、猿人・原人・旧人・ホモサピエンス(新人)があります。現在は全人類がホモサピエンスという種類になっています。 昔は発掘した人骨で人の歴史を判断していましたが、それはかなりいい加減な判断になっていました。しかし1980年代にDNAの鑑定ができるようになってから、そのすべてがDNAの鑑定で解明できるようになりました。 約20万年前のネアンデルタール人がまだ生息していた時期に、ホモサピエンスはアフリカの地で現れます。ネア
サケを迎える伝統儀式「アシリチェップノミ」を行うラポロアイヌネイションのメンバーら=2020年9月20日、北海道浦幌町、朝日新聞社 北海道南東部、十勝川下流に位置する浦幌町。3月上旬、雪で覆われた浦幌十勝川の河口から上流を眺めながら、地元のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」の会長、差間正樹さん(72)が静かに訴えた。 「いつのまにか、サケは『捕る』ものから『つくる』ものになってしまった」 かつて十勝川沿いには、多くのアイヌのコタン(集落)があった。毎秋、生まれた川に戻ってくるサケは、神々の国から送られた「カムイチェプ(プは小文字)」(神の魚)と呼ばれ、生活に欠かすことのできない重要な存在。主要な食料であり、交易の品でもあった。 丸木舟でサケを捕り、儀式の場所に戻ってきたラポロアイヌネイションのメンバーら。現在、道内の河川でのサケ漁はアイヌ文化の伝承、保存目的に限り、知事の許可のもとで
内容紹介(出版社より) アイヌの刀はなぜ切れなくてもよいのか。交易の民である彼らはどうして貨幣を使わなかったのかー。文字による記録を残さなかったアイヌ文化を知るためには、遺された「モノ資料」からの復元が不可欠となる。平安時代の和鏡から軍服用の米国製金ボタンにいたる遺物を取り上げ、和人との交易と蝦夷地の内国化の視点から、アイヌ文化の歴史に迫る。 プロローグーアイヌ文化とは何か?/1 日本史とアイヌ史(北方史の中のアイヌ/アイヌ史の登場/見えてきた本州アイヌの実像)/2 アイヌ文化の形成(アイヌ文化の成立時期とその歴史的背景/初期アイヌ文化にみられる大陸的要素/アイヌ文化の特色)/3 アイヌ文化を特徴付づけるモノ(アイヌ文化にあって和人社会にないモノ/アイヌの人々が大好きなモノ/本来とは違う使い方をされたモノ)/4 アイヌ文化の変容(コシャマインの戦いとそれ以後/シャクシャインの戦いとそれ以後
晩ごはんは「アイヌの伝統食」だった 宇梶 家にアイヌの着物が掛けてあったり、アイヌ文様の漆器があったりと、身のまわりにアイヌ文化がありましたけれど、僕自身はアイヌとしては育っていませんから、同級生たちと違うところは変だなと思っていました。 川越 同級生たちと違う? 宇梶 たとえば、晩ごはんですね。友だちの家ではお母さんがハンバーグとかカレーライスとか子どもが好きな料理を作ってくれるでしょう。ところが、うちの食事はいつもオハウ(アイヌの伝統食、三平汁の起源とも言われる)でした。鮭や野菜などを煮込んだ温かい汁ものです。だから僕は、50歳近くになるまで鍋が嫌いだったんですね。鍋の味は好きなんですけど、あの頃を思い出すから食欲が出ない。「どうして僕だけカレーやハンバーグを食べられないんだ」という気持ちが蘇るというか……。 川越 食べ物の恨みは怖いですね(笑)。 川越宗一氏 ©文藝春秋 宇梶 僕は意
アイヌ民族の研究をめぐり、日本人類学会などが先住民族の権利尊重に基づく研究倫理指針の最終案を公表した。盗掘や遺族の同意を得ていない遺骨の利用を禁じることなどを明記。人権意識を欠く研究姿勢を見直す取り組みだが、最終案には過去の経緯についての「謝罪」などは盛り込まれず、アイヌ民族側からは修正を求める声も相次いでいる。 アイヌ民族と遺骨問題 先住民族が遺骨返還を求める権利を記した「先住民族の権利に関する国連宣言」が2007年に採択され、日本も批准。19年にアイヌ民族を初めて日本の先住民族と明記したアイヌ施策推進法が成立した。国の13~19年の調査では、12大学と18博物館などに計1800体以上の遺骨が保管されていた。現在、国のガイドラインに従い返還や慰霊施設への集約が進められている。
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2021年03月15日 🐻テレビ番組でアイヌ民族に対する差別発言で謝罪❕&コロナワクチンやっと小樽市内の病院に届く❕&北海道内の感染状況❕ 🐻✋日本テレビは12日、情報番組「スッキリ」で、アイヌ民族を傷つける不適切な表現があったとして、同日夕方のニュース番組でおわびした。 日本テレビによると、同日午前放送の「スッキリ」内で、アイヌ民族の女性をテーマにしたドキュメンタリー作品を紹介。 これを受けて、お笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけたととく。その心は、あ、犬」と謎かけを披露した。番組終了後、視聴者から「アイヌ民族を犬とかけるのは不適切だ」などと批判が寄せられたという。 日本テレビは「当該コーナーの担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分でした。その結果、正しい判断ができないまま、アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送して
〈アイヌ民族衣装の着用を蔑んだり、揶揄する投稿に大きな怒りを覚えると同時に、同胞の失望と悲しみを思うとき胸が張り裂ける思いです。こうした発言は、アイヌの尊厳を著しく傷つけられるものであり、強く批判の意を表します〉 北海道アイヌ協会の大川勝理事は12月20日、協会のホームページで繰り返しアイヌ民族への差別的発言を行ってきた自民党の杉田水脈衆議院議員(56)に対して、上記のような怒りと悲しみを表明した。 杉田氏は落選中の2016年、自身が参加した国連の女性差別撤廃委員会について記したブログ記事で、〈チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場〉〈存在だけで日本国の恥さらし〉などと、在日コリアンやアイヌ民族を侮辱するような記述を行っていた。この件をめぐっては今年9月、札幌法務局が“人権侵犯”と認定したことは記憶に新しい。 しかし杉田議員は、反省するどころか自身のX(旧ツイッター)で、
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