ライカMマウントとは、ライカが1955年に発売したライカM3に採用されたレンズマウントだ。カメラボディは時代と共に進化を遂げたが、レンズのマウントの方は50年以上も不変。デジタルカメラのライカM8も、同じマウントを採用している。 ライカM3以前、ライカはバルナック型と呼ばれるレンジファインダー機を発売していた。このカメラのマウントは、ねじ込み式のスクリューマウント。マウントの正式名称はライカスクリューマウントで、ライカの頭文字のLを取ってLマウントと呼ばれることも多い。 Mマウントを採用する際、ライカは旧タイプのライカスクリューマウントとの互換性を保つためマウントアダプターを開発。ライカスクリューマウントレンズをM3に使えるようにした。つまりライカMマウントを採用したボディには、Mマウントだけでなくライカスクリューマウントレンズも装着可能だ。 ライカのレンズは、独特の描写をすることで定評が