代表的なオーディオ雑誌である 季刊ステレオサウンドNo.172(2009年秋号) にて、初めてブラインドテスト記事が掲載されました。 【特集】ブラインド試聴テストで探る注目アンプ25モデルの実力───柳沢功力/和田博巳 試聴を終えて/試聴方法 プリアンプ7モデル/パワーアンプ8モデル/プリメインアンプ10モデル 画期的ではあるものの、残念ながら以下の点で不満の多いものでした。 2009年秋号ブラインドテストの問題点 エントリークラス機と超高額機が除外されている(しかもそのことが批評家に伝えられている) 100万円前後の中堅機種だけがセレクトされたテスト。読者からすれば全く意味不明な制限である。批評家を守るためか機器を提供したメーカーを守るためか。しかもこのことを予め被験者に伝えているという。理解しがたい。 たった2人しかテストに参加していない 「次号の特集でアンプのブラインドテストをやろう
◆ お知らせ:2008年9月27日(土) 『ぴあの好きの集い 第9回演奏会』◆ 上野旧奏楽堂。入場無料。 私は、アルベニス晩年の傑作ラ・ベーガを演奏します 真にいい音のオーディオ機器を選択したいとき、自分の耳しか頼りになりません。頼りにならないのが、人の意見と、意外にも自分の目と先入観です。 スピーカーは楽器に最も近い位置にあります。メーカーやモデルが違えば違った音に聞こえます。確かにデザインや値段による先入観によって 音も変わって聞こえる可能性はあります。しかし、それを上回る個性の差が、そういった情報に左右されることなく、耳に届きます。 では、アンプやCDプレーヤー、ケーブルはどうでしょう。値段相応の違いを有しているのでしょうか?価格やデザイン、材質などの情報(ブラシーボ効果)に騙されていないでしょうか? ブラインドテストをして機器を選んでいるでしょうか? 限られた予算の中で、最高の音を
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