大学入試センター試験が19日始まり、入試シーズンが本格的に始まった。大手予備校の分析では、2008年秋のリーマン・ショック以降の就職難が続く中、今年は理系学部の人気が一層高まり、「文低理高」にますます拍車がかかっているようだ。 大学センター試験特集 北海道立札幌南高校3年の女子生徒(18)は文系クラスだが、目指すのは札幌医科大学の看護学科だ。 数学と理科が苦手。漠然と文系クラスに進んだものの、「進路をまじめに考える段階になって、文学部などでは就職が厳しいかな」と思い直した。就職が安定していることに加え、運動部のマネジャーを務める中、人を助ける仕事に魅力を感じていることも志望校選びに影響した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンクセンター試験始まる 57万人が
日本大学は経営学修士(MBA)を取得できるビジネススクール(経営大学院)の学生募集を2013年度から停止する。主要大学の相次ぐ参入で学生の獲得競争が激化。日大も学生の確保に難航し、定員割れが続いていた。今後、国内でMBA取得を目指す学生数の伸びも期待できず、運営を続けるのは難しいと判断した。日大は1999年度に開設した大学院グローバル・ビジネス研究科の新規学生募集を停止する。国内のビジネススク
文部科学省は5日、2017年度までの大学改革の工程表「大学改革実行プラン」を正式発表した。国立大の学部再編方針を明記するとともに、雇用創出など地域の課題解決に取り組む大学を財政支援する「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想」の実現に13年度から着手することを盛り込んだ。大学を地域再生の中核にしたい考えだ。COC構想では地域が抱える課題の解決につながる優れた教育研究活動に対し、プログラム
他大学図書の利用が可能に 奈良教育大、奈良女子大、奈良先端科学技術大学院大の3大学の間で「奈良県内国立大学図書館の連携協力に関する協定書」が3月21日に締結された。これにより、各大学に通う学生は、4月18日より他大学の図書を直接借りるなどの利用ができるようになった。【5月10日 UNN】 協定締結の話があがったのは、昨年7月のこと。奈良県の国立大学である3大学の図書館サービスを充実させ、学生や教員などの利用者の学習、教育、研究に資することを目的に話し合いが行われた。 国立大は「国立大学図書館協会」という組織に加盟しており、全国の国立大学図書館で運営や職員の人事などで昔から緊密な情報交換などの連携協力を取っている。こうした連携のもと、奈良県内の国立大学図書館も日頃から連携すべきだと考え、締結に至ったという。 現段階では、すでに何人かが利用者登録をしているが、サービスが始まって1カ月も経ってい
「日本の大学生は勉強しない」と指摘されることから、文部科学省は、全国すべての大学を対象に、大学生が一日どのくらい勉強しているのか実態を調べることになりました。 社会が急速に変化するなか、大学生がさまざまな知識を身につける必要があるのに、日本の大学生は勉強しないという指摘があることから、文部科学省は、大学生の勉強時間などを調査することになりました。 調査は、全国すべての国公私立の大学の学長と学部長の合わせておよそ2800人を対象に行われ、学生が一日どのくらい勉強しているかや、学生に勉強してもらうため、どのような取り組みを行っているか聞きます。 また、大学が学生に勉強を促す際の課題や、国からどのような支援が必要なのか調査することにしています。 日本の大学では、卒業に必要な単位を取るためには、講義と予習復習の時間を含めて一日8時間ほどの勉強が必要とされています。 しかし、5年前に東大の研究機関が
東京大学の学内委員会は、学部の入学時期を春から秋に全面的に移行することを提言する最終報告書をこのほどまとめました。 ことし1月の中間報告のあと、入学と卒業の前後の空白期間の負担や活動が課題と指摘されたことから最終報告書では経済力のない学生に配慮して収入を得る活動を認め、奨学金を貸す仕組みも検討するよう要請しています。 東京大学の学内委員会はことし1月に秋入学の導入を提言する中間報告を発表し、濱田純一学長は5年後をめどに実施する考えを明らかにしています。 しかしその後、高校卒業から秋の入学まで、それに秋の卒業から就職までの1年近い空白期間の経済的な負担や活動の内容が課題と学内外から指摘されました。 このため、委員会は「どのような層の学生に影響が出るか見極め、経済的な理由で教育の機会の不均等が助長されないよう十分な検討が必要だ」という要素を最終報告書に盛り込みました。 そのうえで委員会は家計の
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