検索大手のグーグルはインターネットの検索連動型広告で商工団体と連携する。25日に大阪市内で記者会見し、日本最大級の中小企業紹介サイト「ザ・ビジネスモール」に登録する中小企業向けに通常5千円分の広告を無料で提供すると発表した。グーグルは中小企業にはまだ知名度が低く、中小の販路拡大に手を貸しつつ、グーグルとしても顧客の増加を目指す。 検索連動型広告は、利用者がパソコンなどで検索したキーワードに連動して表示するグーグルの広告サービスで、今回、全国331の商工会議所・商工会が運営する「ザ・ビジネスモール」のユーザー登録企業を対象に来年1月末まで「お試し券」を配布。券を利用すれば、利用者が検索したキーワードに連動して表示される広告の枠を無料で使え、利用者を自社ホームページに誘導できる仕組みだ。 ビジネスモールは大阪商工会議所が中心となって2000年から運用を開始し、商議所や商工会の会員なら無料で