将棋名人戦に配慮 高山市議選 〝舌戦対局〟は自粛 2015年04月21日09:10 高山市街地で22、23日に開かれる将棋の名人戦に配慮して、市議選(26日投開票)の立候補者が、対局会場の高山陣屋周辺での拡声器を使った選挙活動を自粛する。熱を帯びる舌戦は一部休止となるが、立候補者は33年ぶりの県内開催に、「高山を全国にPRできる機会」と協力姿勢を見せている。 高山陣屋は唯一現存する江戸期の郡代役所で国史跡。観光名所の一つで人通りが多く、選挙の街頭演説に適した“一等地”だが、今回は選挙活動の声が対局に影響を与えないか心配の声もあった。 名人戦を誘致した県から陣屋での開催を聞いた市議会は、対局に水を差さないよう自粛を検討。3月の議会運営委員会で、陣屋から半径300メートル以内での拡声器を使った選挙カーの運行や街頭演説の自粛を申し合わせた。元職、新人には立候補予定者説明会で趣旨を説明し、理解を得
外国人実習生、失踪急増 県内、ブローカーが高賃金勧誘か 2014年11月04日09:25 ◆14年73人、最多ペース 県内の事業所で働く外国人技能実習生の失踪が急増していることが、県警への取材で分かった。2013年の行方不明者は109人で、12年の32人の3・4倍に増え、県警が調査を始めた09年以降で最多だった。今年も9月末時点で73人と、昨年とほぼ同じペースで推移する。ブローカーから高賃金で誘われた仕事に移るほか、劣悪な労働環境を苦に逃げ出すケースもあるが、受け入れ団体は「急増の原因はよく分からない」と困惑している。 今年、失踪した73人の国籍は、中国が63人と大半を占め、ミャンマー5人、ベトナム4人、フィリピン1人。 岐阜市にある受け入れ団体の男性理事(44)は今年、派遣先の各務原市の縫製会社から失踪した中国人女性=当時(31)=を茨城県内で保護した。昼は食堂、夜は性風俗店で働いていた
ヤギ飼育、本年度限り 関ヶ原町で除草や特産品開発に活躍 2014年09月20日09:45 耕作放棄地で実施されたヤギの放牧による除草作業=不破郡関ケ原町関ケ原(資料写真) ◆事業費に年2000万円 町民の需要低迷 不破郡関ケ原町が除草対策、町おこしとして取り組んできたヤギ飼育事業について、同町は19日、本年度中にも事業を廃止することを明らかにした。同日の町議会定例会の一般質問で、西脇康世町長が意向を示した。 ヤギの飼育は、耕作放棄地の除草対策を目的に2008年度から始まり、09年度から地元のNPO法人に飼育を委託。10年度にはヤギ乳を活用した町直営のジェラート店をオープンさせ、12年度以降は、町の事業として実施している。2年ほど前からは特産品開発にも力を入れ、同町が大垣養老高校(養老郡養老町祖父江)に依頼、生徒が考案した「ヤギ乳パン」も完成していた。 現在は、旧関ケ原北小学校跡地で約75匹
「現金授受」真っ向対立 美濃加茂市長起訴、異例の事態に 2014年07月16日09:16 あらためて藤井浩人被告の無罪を訴える郷原信郎弁護士=15日午後、名古屋市内 現金授受はあったのか、なかったのか─。15日、事前収賄などの罪で美濃加茂市長の藤井浩人被告(29)が起訴された。「賄賂をもらったと認識していることは明らか」とする検察に、「起訴は不当極まりない」と真っ向から対立する弁護団。真相は公判で解明されることになった。「最年少市長」として期待と注目を集めた市のトップが刑事被告人となる異例の事態に、市民の動揺は続く。 ◆業者側「資料に挟んだ」/市長側「入ってなかった」 起訴状などによると、現金の授受があったのは2回。藤井市長は昨年4月2日に美濃加茂市のファミリーレストランで10万円、同25日には名古屋市の居酒屋で20万円を、贈賄などの罪で起訴された地下水供給設備会社「水源」社長の中林正善被
脇の甘さ指摘の声も 贈収賄事件、全面否認の美濃加茂市長 2014年06月29日09:37 市長室を出て任意の事情聴取に向かう藤井浩人容疑者=24日、美濃加茂市役所 若さゆえの勇み足だったのか─。最年少市長として注目された美濃加茂市長、藤井浩人容疑者(29)が収賄容疑で逮捕された事件。市長にはアイデアと行動力に期待が集まる一方で、「脇の甘さ」を指摘する声も。藤井市長の弁護士によると、市長は「事実誤認」と全面否認の構えだが、愛知、岐阜両県警は捜査に自信を示している。 ◆警察は捜査に自信 「政策として進めようとしたことが、こんな大ごとになるとは」。24日午前7時すぎ、任意の事情聴取に向かう市長は、市役所ロビーで、報道陣にこう答えるのがやっとだった。 1年前の6月2日の市長選で初当選し、現職として全国最年少市長となった藤井市長は「日本で一番誇れる美濃加茂市にしていく」と抱負を口にした。ソニー子会社
祈祷師、FX詐欺関与か 被害訴え岐阜など20人2億円超 2012年02月27日11:23 ◆紹介の業者は音信不通 祈祷(きとう)師から外国為替証拠金取引(FX)で高配当が得られると持ち掛けられ、信者が投資した業者が音信不通になったとして、愛知県警が詐欺などの疑いで捜査を始めたことが26日、分かった。業者は愛知、岐阜両県の信者から2億円以上を集めたとみて調べている。 県警などによると、祈祷師は名古屋市の50代の女で、2009年ごろから信者に「神がついているから必ずもうかる。元本保証で毎月配当がある」などとFX投資を持ち掛け、同市の業者を紹介していた。昨年に入って業者の配当が滞り、昨年5月ごろから業者とは連絡が取れなくなった。 祈祷師が信者から投資金を預かったり、業者の説明に同席したりすることがあり、信者らは祈祷師に弁済を訴えたが取り合わないため、愛知県警などに相談。これまでに愛知、岐阜両県で
高山のイベントから暴力団排除 露店申請義務付けへ 2011年12月23日08:56 高山市内で開催している高山祭などのイベントから暴力団を排除するための対策会議=高山署 毎年全国各地から観光客が訪れる「高山祭」をはじめ、高山市内で毎年開催しているイベントから暴力団を排除するための初めての対策会議が22日、高山署で開かれた。来年1月下旬から2月上旬までに、露店出店の申請などを義務付ける営業規則を定める方針。 対象となったのは露店営業が活発な高山祭や岐阜新聞・ぎふチャン花火シリーズ飛騨高山花火大会など計6事業。会議には県警組織犯罪対策課や高山署、各イベントの関係者ら約20人が出席。あいさつでは、赤堀彰茂署長が「関係団体が一致団結して規約を整理することが大切」などと話した。 同日提示された営業規則案には、出店希望者に対し、営業者や従業員の身分を記載した申込書の提出を義務付け。警察の身分照会を経て
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