北九州市は13日、八幡東区尾倉と小倉北区日明の両市民センター内に今月開設する「子ども食堂」について、尾倉は「尾倉っ子ホーム」の名称で28日に、日明は「日明げんきもりもりハウス」の名称で29日にそれぞれオープンさせることを明らかにした。 市の子ども食堂は九州で初めて自治体が開設。尾倉はNPO法人「県高齢者・障がい者支援機構」(八幡東区)などの共同事業体に委託し、毎週水曜に実施。日明は社会福祉法人「グリーンコープ」(福岡市)に委託し毎週木曜に開く。いずれも夕食代は無料。 また、二つの子ども食堂は食事だけでなく、学校の宿題や苦手科目の学習支援、後片づけや掃除などの生活習慣の習得支援も実施。学習支援は大学生ボランティアが担当する。仕事などで保護者の帰宅が遅くなる家庭の小中学生が対象で、参加費は原則無料。 13日の市議会一般質問で北橋健治市長は「子ども食堂が民間主体の継続的な取り組みとして広がるよう