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ブックマーク / synodos.jp (5)

  • 「一強多弱」の政治をどう見るか/前田耕 - SYNODOS

    メキシコでは7月1日の大統領選挙の結果、国民再生運動のロペスオブラドール氏が当選し、政権交代が起きることになった。制度的革命党の一党長期政権が2000年まで続いた同国でも、その後、2012年と今年と、18年間で3度目の政権交代が起きることになり、選挙による与野党の交代が定着してきたようである。他にも、強大な与党による長期政権が見られた韓国台湾・インドでも、近年は定期的な政権交代が起きるようになってきている。 一方、日では2009年と2012年に政権交代が起きたものの、その後は自民党の一党優位体制に戻ったようであり、再び政権交代が起きる兆候は見えない。 安倍晋三首相は2012年から総選挙で3連勝中であるが、ある党首が党を総選挙3連勝に導いたのは、過半数確保を勝利の基準とした場合、我が国憲政史上の新記録である。第一次政権(2006年9月~2007年9月)と合算すると、安倍政権の任期はすでに

    「一強多弱」の政治をどう見るか/前田耕 - SYNODOS
    shigo45
    shigo45 2018/08/01
    小選挙区制で二大政党制を実現すれば民主主義は成熟するというかつての詐言と本質的に変わらない論旨。二大政党制は同質の勢力間だけで政権を取り合うのが帰結。それで幸せになるのは誰か?
  • なぜ、残業はなくならないのか?/労働社会学・常見陽平 氏インタビュー - SYNODOS

    政府が成長戦略の一環として掲げる「働き方改革」。主に焦点が当てられている“長時間労働の是正”については、罰則付きの時間外労働の上限規制の導入がとりまとめられた。この問題に、私たちはどう向き合っていくべきなのか。4月1日に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)を上梓された、千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏に伺った。(取材・構成/大谷佳名) ――「日人は勤勉だ」とよく言われますが、長時間労働による過労死など働きすぎが問題になっていますね。 そもそも日人は勤勉かどうかを疑うべきです。日人が勤勉にみえるのは、職場の共同体化、あるいは後述する“雇用契約の曖昧さ”などの副産物だと私は見ています。社会の構造が変わらない限り、「長時間労働は仕方がないものだ」という風潮を変えるのは難しいと思うのです。勤勉さをいかに換金化するかの発想の方が大事だと思います。 ――そもそも、なぜこれほど長

    なぜ、残業はなくならないのか?/労働社会学・常見陽平 氏インタビュー - SYNODOS
    shigo45
    shigo45 2017/04/03
    喫緊の問題の多くは各企業が法令遵守するだけでも大きく改善する。長時間労働の「合理性」の多くは過去の成果である労働法規をないがしろにする態度に支えられており、この問題抜きに未来を語っても意味はない。
  • 脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日本特殊性論の左派的転用/北田暁大 - SYNODOS

    脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日特殊性論の左派的転用 北田暁大 社会学、メディア史 政治 #新自由主義#脱成長#移民論 以下では上野千鶴子氏の「移民悲観論」について相当に厳しい調子で批判を展開する。読者のなかには、「それほど強く批判する必要はない」「上野氏の業績を否定するのか」といった印象を持つ方が一定数いらっしゃると思う。たしかに、我ながらいささか感情的に書き殴っているという自覚は持っている。 私自身は、上野氏に学問的にも人間的にも大きな恩義を感じているし、日フェミニズムを切り開いた上野氏の業績に畏敬の念を抱いている。しかしここ数年、しばしば見かける上野氏の、おそらくは無自覚の「新自由主義」的な議論に危うさを感じ、学恩を受けた一人として、その議論の問題について対談やSNSなどさまざまな場で、同時代の社会学者として疑問を投げかけてきた。

    脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日本特殊性論の左派的転用/北田暁大 - SYNODOS
  • 紙切れや包装紙に詩を書いて――障害者の自己表現は自由でハッピーなのか?/障害者文化論・荒井裕樹先生インタビュー - SYNODOS

    紙切れや包装紙に詩を書いて――障害者の自己表現は自由でハッピーなのか? 障害者文化論・荒井裕樹先生インタビュー 情報 #障害者文化論#教養入門#高校生のための教養入門 2020年の東京パラリンピックを前にして、障害者アートに注目が集まっています。「世間の価値観にとらわれない自由な自己表現」が魅力だと言われる障害者アート。その歴史を紐解くと、社会の偏見を乗り越え、内面化しながら、表現せざるを得ない人々がいました。学部選択に悩む高校生に、最先端の学問をお届けする「高校生のための教養入門」。今回は、ハンセン病療養所で生まれた文学作品や、精神科病院のアート活動を研究している荒井裕樹先生にお話をうかがいました。(聞き手・構成/山菜々子) ――荒井先生のご専門はなんでしょうか。 「障害者文化論」と名乗っています。でも、こういった名前の講座が大学にあるわけではありません。「障害をもつ人が文学やアートを

    紙切れや包装紙に詩を書いて――障害者の自己表現は自由でハッピーなのか?/障害者文化論・荒井裕樹先生インタビュー - SYNODOS
  • 「消えた子ども」1000人超――大規模アンケートから見えてきた衝撃の事実/『ルポ 消えた子どもたち』より - SYNODOS

    「消えた子ども」――虐待や貧困などにより、自らの意思に反して社会から姿を消してしまった子ども。「不登校」として認知されていたり、保護者と連絡がとれていることで「無事」と判断されてきたこともあり、その実態はほとんど把握されてこなかった。NHKスペシャル「消えた子どもたち」取材班は児童福祉関係などの諸機関1377ヶ所を対象に、独自の大規模アンケート調査を行った。そこに浮かび上がってきたアウトラインとは? 『ルポ 消えた子どもたち』からアンケート結果をまとめた部分を転載する。 集計の結果、「消えた子どもたち」は、この10年の間に施設に保護されていただけでも、少なくとも1039人いたことが明らかになった。記録が残っていない施設や、未回答の施設があること、そもそも保護されていない子どもがいることを考えると、この結果は氷山の一角であり、相当数の子どもが社会との接点を失って姿を消し、危機に直面しているこ

    「消えた子ども」1000人超――大規模アンケートから見えてきた衝撃の事実/『ルポ 消えた子どもたち』より - SYNODOS
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