【レプリコンの懸念、どうなった?】新型コロナ定期接種、ワクチンは選べるのか?種類、自己負担額…すべて解説
「社員一人一人のキャリア資本の最大化こそ、人的資本経営で実現すべき」法政大・田中研之輔教授が提言 「個人」主体の時代に企業がとるべき新卒採用戦略 社員の捉え方が「資源」から「資本」へ、キャリア形成の主体が組織から個人へと変化するなか、企業はどのように採用戦略を取るべきだろうか。人的資本経営の研究者であり、民間企業のCHRO(Chief Human Resource Officer)も務めている法政大学教授の田中研之輔氏が語る、人的資本経営時代の採用戦略とは――。 ※本稿は、Japan Innovation Review主催の「第4回 採用改革フォーラム」における「基調講演:人的資本経営とこれからの採用戦略/田中研之輔氏」(2024年6月に配信)をもとに制作しています。 田中教授は「プロティアン・キャリア」理論に基づくキャリア開発を推進していることで知られる。プロティアン・キャリアとは、「キ
なぜドラッカーはイノベーションを「柔道」に例えたのか? 変化を利用するためのたった一つの秘訣とは ドラッカー学会共同代表が解説、今、改めてドラッカーに学ぶイノベーション(第2回) 『マネジメント』(ダイヤモンド社)をはじめ、2005年に亡くなるまでに、39冊に及ぶ本を著し、多くの日本の経営者に影響を与えた経営学の巨人ドラッカー。本連載ではドラッカー学会共同代表の井坂康志氏が、変化の早い時代にこそ大切にしたいドラッカーが説いた「不易」の思考を、将来の「イノベーション」につなげる視点で解説する。 連載第2回は、「変化」を利用し、イノベーションを起こすための心構えを考える。 変化を当然とする姿勢 こんなことをドラッカーは語っているのだが、どう思うだろうか。 「企業家精神の原理とは、変化を当然のこと、健全なこととすることである」(『イノベーションと企業家精神』(ダイヤモンド社、1985年、以下引用
あなたの仕事がうまく回らないのは、職場に巣食う「害虫」のせいである――。全体最適のマネジメント理論TOC(Theory of Constraints=制約理論)の第一人者、岸良裕司氏(ゴールドラット・ジャパンCEO)が、会社を停滞させる構造的な問題を害虫に見立て、その特徴と対処の仕方を、実例を基に伝授する。 最終回は、ジョブ型人事や人的資本経営ブームで勢いづく外来種「セイカシュギ虫」。評価への不満が職場に蔓延し従業員のモチベーションが低下。業績の足かせとなる害虫だ。 そもそも評価対象の「過去」を変えることはできない。むしろ、変えられる「未来」に目をむける「成長主義」こそが、人的資本経営の本丸だ。(JBpress) (岸良裕司:ゴールドラット・ジャパンCEO) 名称:セイカシュギ虫 職場へのダメージ:★★★★★(最恐で最悪) 主な生息地:「年功序列制度」の問題を退治する益虫として1990年代
ChatGPTをはじめ、世界にさまざまな衝撃を与えている生成AI。すでに業務やサービスへの実装が始まっており、今やその活用が経営のトップアジェンダになりつつある。生成AIの導入にあたり、事業や組織をどう変革していけば、生き残ることができるのか。本連載では、生成AIが巻き起こす市場の大変化とその対応策を経営者目線で解説した『AIドリブン経営 人を活かしてDXを加速する』(須藤憲司著/日経BP、日本経済新聞発行)から、内容の一部を抜粋・再編集。 第1回は、DXの進展がもたらす業務の変化とその影響を概観する。 <連載ラインアップ> ■第1回 DX推進によって、なぜリクルートのP/L構造は大きく変化したのか?(本稿) ■第2回 「現代のアインシュタインやダ・ヴィンチを手助けする」エヌビディアCEOの発言の真意とは? ■第3回 「じゃらんnet」はAI機能を搭載し、「顧客の悩み」をどう解消したのか?
最近、おじさんが意外な場所で働く姿を見かける。給料が上がらない、本当に年金もらえるの? AIに仕事を奪われる…! 将来の不安から副業をはじめる中高年男性が増えているのだ。 おじさんたちはどんな副業をしているのか、どれくらい稼いでいるのか、あるいは全く稼げていないのか。組織をはみ出し、副業をはじめる全力おじさんの姿をより深くリポートする。(若月澪子:フリーライター) スポットワークは人手不足の見本市 人手不足が、日本のあらゆる職場でヒビ割れを起こしている。このスキマを埋めようと外国籍の人が投入されているが、まだまだ足りない。 今、人手が足りない職場は、アプリで「助っ人」を集めている。スポットワークである。 スポットワークとは、「タイミー」や「シェアフル」などのアルバイトアプリに掲載された、一回限りの数時間だけのスキマバイトに入るという新しい働き方だ。求人数、登録者数ともに拡大を続けており、「
欧米では経営に哲学者を参画させる企業もある。写真はイメージ(写真:Ella_Ca/Shutterstock) なぜ日本では、イノベーション(技術革新)が生まれないのか。どの業界も新しさを求めているにもかかわらず、全盛期のレガシー(遺産)で延命を続ける企業は多い。哲学者の小川仁志氏は著書の『「当たり前」を疑う100の方法 イノベーションが生まれる哲学思考』(幻冬舎新書)において、そんなマンネリを抜け出し、ものの見方が変わるノウハウを哲学的な切り口で解説している。 (東野 望:フリーライター) 物事を永遠に未完成だと捉えてみる 本書の趣旨がわかりやすいのが、フランスの哲学者カトリーヌ・マラブーが提唱した「可塑性」の概念だ。私たちはつい物事を完成したものと認識し、もうそれ以上変化することはないと決めてかかってしまうが、可塑性の観点から小川氏はこう指摘する。 物事は常に、そして永遠に仮の状態なので
rdonar/Shutterstock.com 知識や能力が足りない人ほど「馬鹿の山」に登りたがる。 「ホワイト過ぎる職場に、成長の機会を奪われると感じて辞めてしまう」――若者の退職を招く新たな問題に、「厳しくしても優しくしてもダメなら、いったいどうすればいいんだ!」と頭を抱える担当者は多い。本連載は、今どきの若者とどう関わるのが正解か、20年近く企業の組織改革に携わってきた経営コンサルタントが、11の具体的シーンで解説した『若者に辞められると困るので、強く言えません――マネジャーの心の負担を減らす11のルール』(横山信弘著/東洋経済新報社)から内容の一部を抜粋、編集。 第5回目は、部下がちょっと実績を出して自信過剰になる「認知バイアス」の典型例を紹介。適切な戒め方を解説する。 <連載ラインアップ> ■第1回 ゆるくてもダメ、Z世代を劇的に変える「ちょうどいい」マネジメントとは? ■第2回
大企業の経営幹部たちが学び始め、ビジネスパーソンの間で注目が高まるリベラルアーツ(教養)。グローバル化やデジタル化が進み、変化のスピードと複雑性が増す世界で起こるさまざまな事柄に対処するために、歴史や哲学なども踏まえた本質的な判断がリーダーに必要とされている。 本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書があるマーケティング戦略コンサルタント、ビジネス書作家の永井孝尚氏が、西洋哲学からエンジニアリングまで幅広い分野の教養について、日々のビジネスと関連付けて解説する。 連載第3、4回は、実は多くの人が勘違いしているヘーゲルの「弁証法」について前後編の2回にわたってお届けする。
幼い頃から本の虫だった文芸評論家の三宅香帆氏は、IT企業に就職してまったく読書ができなくなった。週5フルタイムで働き、疲れ、通勤電車や就寝前に本を開いても、ついSNSやYouTubeをぼーっと眺めてしまう。なぜ、働いていると本が読めなくなるのか? 誰もが漠然と感じている疑問に真正面から向き合い解を探った。(JBpress) (*)本稿は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆、集英社新書)の一部を抜粋・再編集したものです。 ■なぜ働いていると本が読めなくなるのか (1)週5フルタイムで働き、疲れ、本を読みたくてもSNSやYouTubeをぼーっと眺めてしまう、そんな生活おかしくないか? (2)「本を読むこと」は人生に不可欠な「文化」、ChatGPTなどAIが仕事を奪う世の中で人間らしい働き方とは (3)男も女も全身全霊ではなく半身で働く…仕事以外の「ノイズ」も聴ける余裕が「働きなが
「どうせムリ」「私にはできない」……。ついついネガティブワードが口をついてしまう、そんな劣等感に悩む人に知ってほしいのが、心理学三大巨頭の一人・アドラーの言葉だ。劣等感は「悪」なのか。「劣等コンプレックス」とは何が違うのか。長年、アドラー心理学を研究・普及してきた岩井俊憲氏が、アドラーの言葉をわかりやすく「超訳」してお伝えする。 (*)本稿は『超訳 アドラーの言葉』(アルフレッド・アドラー著、岩井俊憲編訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・再編集したものです。 【関連】アドラー心理学:「自己中心的」な子どもに共通する親の子育て…アドラーが説く「甘やかされた子」「憎まれた子」に欠ける共同体感覚 人間は劣等だからこそ発達した 自然界にあまたいる生物のなかで、人間は「劣等」な生き物だ。体も大きくなければ、強い角も牙もない。圧倒的に速く走れるわけでもない。そして「劣等」であるがゆえに
「ホワイト過ぎる職場に、成長の機会を奪われると感じて辞めてしまう」――若者の退職を招く新たな問題に、「厳しくしても優しくしてもダメなら、いったいどうすればいいんだ!」と頭を抱える担当者は多い。本連載は、今どきの若者とどう関わるのが正解か、20年近く企業の組織改革に携わってきた経営コンサルタントが、11の具体的シーンで解説した『若者に辞められると困るので、強く言えません――マネジャーの心の負担を減らす11のルール』(横山信弘著/東洋経済新報社)から内容の一部を抜粋、編集。 第2回目は、部下を褒める時のルールや日々の感謝の重要性について解説する。 <連載ラインアップ> ■第1回 ゆるくてもダメ、Z世代を劇的に変える「ちょうどいい」マネジメントとは? ■第2回 部下を褒めるよりも100倍大事な「アクノリッジメント」とは何か?(本稿) ■第3回 「スピード」と「完成度」、どちらを部下に優先させるべ
競争率40倍という人気シェア型書店「PASSAGE」を運営する由井緑郎。広告会社やリクルートで培った事業構想力やテクノロジーへの知見を生かし、シェア型書店というビジネスモデルを広めようとしている 深刻な出版不況に突入した2000年代。ジャーナリストの故・佐野眞一は、2001年に刊行した『だれが「本」を殺すのか』(プレジデント社)で出版不況の構造的な問題について言及した。その後も、本を巡る状況は厳しくなる一方だ。それでもさまざまな形で本を届けようとする動きは生まれている。今回取材したのは、日本屈指の「本の街」でひときわ注目されている「シェア型書店」。どんなきっかけで誕生し、どのように運営されているのだろうか。(本文は敬称略) (浜田 敬子:ジャーナリスト) 【本連載を初回から読む】 ◎書店業界と決別した風雲児が15年ぶりに復帰、開店した「シェア型本屋」とは 誰もが「売り手」になれるシェア型書
AIの台頭でなくなるかもしれない仕事として挙げられるコピーライター。BMW、KDDI、富士フイルムなどを担当し、40年にわたりコピーライターとして活動してきた中村ブラウン氏が初めてChatGPTを使ってみた感想は「ふざけるなよ!」という憤りだった。 広告・宣伝、特にコピーライティングを考えるときに最も重要かつ時間と労力をかける「ターゲット分析」を、ChatGPTがものの数分で的確に行ったことへのショックもあった。だが、使いこなすにつれて「まだChatGPTができていない点」にも気づかされたという。ChatGPTがたどり着けない「人の心を動かす」コピーワークを生み出す手法とは何か。(JBpress編集部) ※この記事は、中村ブラウン氏の『ChatGPT 売れる文章術』(三笠書房)を一部抜粋・編集したものです。 人の心を動かすキャッチコピーとは (中村ブラウン:広告クリエイター) ChatGP
大企業の経営幹部たちが学び始め、ビジネスパーソンの間で注目が高まるリベラルアーツ(教養)。グローバル化やデジタル化が進み、変化のスピードと複雑性が増す世界で起こるさまざまな事柄に対処するために、歴史や哲学なども踏まえた本質的な判断がリーダーに必要とされている。 本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書があるマーケティング戦略コンサルタント、ビジネス書作家の永井孝尚氏が、西洋哲学からエンジニアリングまで幅広い分野の教養について、日々のビジネスと関連付けて解説する。 連載第1回は、西洋哲学の源流である「ソクラテス哲学」と、近年話題になっている「心理的安全性」の関係をひもとく。
【マンガでわかる知識創造】なぜ、多くの人が「自分は知識を創っていない」と思い込んでしまうのか? 先入観から抜け出すために必要な、たった一つの気づきとは? AIの普及により、多くの人間の仕事が取って代わられることが懸念され、近年は「ChatGPT」の登場で生成AIが脚光を浴びている。しかし、AIには「新しい知識(ナレッジ)を創り出すこと=知識創造」はできない。これができるのは人間だけだ。生身の身体を持ち、五感を使って経験から意識的に学べるからこそ、人間には知識創造が可能であり、生成AI隆盛の時代だからこそ、知識創造はビジネスパーソンの重要なスキルとなる。本連載では、『マンガでやさしくわかる知識創造』(西原〈廣瀬〉文乃著/藤沢涼生作画/日本能率協会マネジメントセンター)から内容の一部を抜粋・再編集。誰もがすぐに実践できる知識創造の考え方についてマンガを交えながら紹介する。 第2回は、知識とは何
人材を「資本」と捉え、その価値を最大限まで引き出し企業価値の向上につなげる「人的資本経営」がクローズアップされている。今、人事管理が「人的資本経営」として語られる背景とは。また、AIやデータの存在感がますます大きくなる中、人事部門はどう対応すべきなのか。人事管理、雇用システムの研究者である神戸大学准教授の江夏幾多郎氏に話を聞いた。 企業でのフィールドワークが人事管理研究の原点 ――江夏さんは人事管理や雇用システムについて研究されています。どのような経緯で人事管理を研究するようになったのですか。 江夏 幾多郎/神戸大学経済経営研究所 准教授 2005年3月神戸大学で経営学修士、2009年3月に一橋大学で商学博士を取得。名古屋大学大学院経済学研究科 講師、同准教授を経て、2019年9月より現職。共著に『コロナショックと就労―流行初期の心理と行動についての実証分析』(ミネルヴァ書房)、共編著に『
(朝比奈 一郎:青山社中筆頭代表・CEO) 人が、肉体的、精神的、そして社会的に満たされて暮らす「ウェルビーイング」(well-being)が重視されるようになっています。 しかし、どうもウェルビーイングを目指すということになると、「働きすぎるのをやめて、バランスよい働き方にする」とか、「ブラックな職場を抜け出す」といった、心身の負担を軽くする方向の取り組みと思われがちです。最近、個人的に懸念しているのは、ウェルビーイングを支持する世論が、あまりに短絡的に、負担軽減という方向に流れ過ぎてはいないか、ということです。 プレッシャー・ゼロがいいことなのか 本当に、負担軽減=ウェルビーイングなのでしょうか。誰にでもすぐわかるのは、たとえば肉体的なウェルビーイングを考える場合、ランニングやスイミングなどで健康を維持するということです。適度な運動で心地よい汗をかくことがウェルビーイング的ですが、その
Lya Nevada/Shutterstock.com 人の心を捉え続ける仕事をするには、うちに隠された「真のニーズ」を捉えることが必要である。 ビジネスパーソンであれ、企業組織であれ、ビジネスでは「一回切り」「たまたま」「まぐれ」の成功は通用しない。顧客が欲するサービス・商品を「継続的に」「必然的に」「狙い通りに」提供し続けて、初めて「仕事」といえる。つまり、仕事とは「人の心を捉え続けること」であり、それを実現するために必要なのは、顧客の「真のニーズ」を的確に捉えるためのマインドセットと仕組みづくりだ。本連載は、『いつでも、どこでも、何度でも卓越した成果をあげる 再現性の塊』(田尻望著/かんき出版)から、内容の一部を抜粋・再編集。キーエンス出身の経営コンサルタントが体系化した「ニーズの捉え方」の考え方とノウハウの一端を紹介する。 第4回は、「ニーズの裏のニーズ」とその他のニーズ(顕在ニー
2018年に経産省が公開した「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」は、当時の日本の産業界に衝撃を与え、多くの企業がDXへ舵を切るきっかけとなった。そのレポートの実質的な著者である和泉憲明氏は現在、日本の国際競争力強化に向け、デジタル変革のための政策展開基盤となる官民連携スキーム「ウラノス・エコシステム(Ouranos Ecosystem)」の社会実装を進めている。 ウラノス・エコシステムが立ち上がったことで、和泉氏は「日本が本気でグローバルで勝てる土壌が整った」と話す。日本はいかにデジタル時代を勝ち抜くのか。そのとき、行政や企業はどう振る舞うべきか。和泉氏に聞いた。 急速な社会変化に対応しうる新たな意思決定のための枠組み ――アーキテクチャ戦略を主導する立場として、アーキテクチャ政策が必要となる社会的背景はどこにあると考えていますか。 和泉 憲明/経済産
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く