たこ焼きを食べるシーンといえば、大きくわけて3つある。お店で食べる、家でつくる、冷凍を買ってくる、だ。その3つの中で、どのたこ焼きがおいしいか? と聞かれると、1位「お店」、2位「家」、3位「冷凍」と答える人が多いかもしれない。 「いやいやいや、そんなことはないで。ウチの家でつくるたこ焼きはサイコーや」と関西在住の人からツッコミが入りそうだが、その気持ちはよーく分かる。筆者も大阪で生まれ、大阪で育った人間である。天かすをあまり入れない店に出会うと、「むむ、この店は分かってないなあ」とうずうずしてしまうほど。おいしいたこ焼きは「店か、家か」の議論はわかれるところだが、3位の「冷凍」は不動である。 ……と思っていたが、とある商品がじわじわ売れていることをご存じだろうか。テーブルマークの冷凍食品「ごっつ旨い大粒たこ焼」(以下、大粒たこ焼)だ。
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