メキシコ・ゲレロ(Guerrero)州イグアラ(Iguala)で検問所に立つメキシコ軍兵士(2014年9月29日撮影)。(c)AFP/Pedro PARDO 【9月30日 AFP】メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州のイグアラ(Iguala)で前週末に複数箇所で襲撃や暴動が発生した後、教員学校の学生57人が行方不明となっており、学生たちの失踪に地元警察官らが関与していないか、検察当局が29日現在捜査を進めている。 ゲレロ州検察庁のイニャキ・ブランコ・カブレラ(Inaky Blanco Cabrera)検事正は、学生たちの集団失踪が報告された28日以来、軍と州警察が地上とヘリコプターによる上空からの両方で学生たちを探していると発表した。 イグアラでは前週26日から27日にかけて市内の複数箇所で襲撃事件や暴動が発生し、計6人が死亡、25人が負傷した。地元の教員学校に通っていた学生57人は、