アフリカというと、貧困やら暴動といったイメージがつきまとうが、元々は人類発祥の地とされているわけで、6万年前のアフリカでは、象徴を使うコミュニケーション・システムが存在していたみたいだし、先進的文明を持っていたとされている。 そんなアフリカ大陸の中で、今注目されている国がナイジェリアである。カナダの世論調査会社の調査では「幸福度世界2位」を獲得、世界有数の石油大国であり経済面においても、世界トップクラスになる勢いだ。そのナイジェリアで今一番熱いのが映画業界である。1年間の製作本数は2000本で、アメリカのハリウッドを超えて世界一となった。米「ハリウッド」、インド「ボリウッド」と並んで、ナイジェリアの映画「ノリウッド」は、アフリカ内で大ウケ。低予算ながらも確実にハッピーエンドで終わるノリウッド映画は、アフリカ内圧倒的に支持されているという。